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2003年12月31日 さよなら2003
29日の臨時議会では、全議員の賛成によって法定協の解散と、2市5町で進めてきたコンピュータシステム統合事業から斐川町が離脱することを承認しました。今日31日をもって2003年と共に法定協が終わります。ことしは、選挙の多い年でした私自身も2回目の審判を受け、再び議員の職を負託されました。これが私にとってやはり一番大きな出来事であったと思います。
世界的には、イラクでの戦争でしょう。今でも、やはり世界が武力で動かされ、力あるものの考えが優先される現実を感じました。
また、スペースシャトルの事故、H−Uロケットの打ち上げ失敗、コンコルドの廃止など、コストがかかる先端技術の停滞、人間の力がまだまだ限られていることを感じました。夢でも費用対効果が優先される時代だからでしょうか。多くの人々に共通の人類の夢がない時代だからでしょうか。あるいは冷戦がおわりアメリカのライバルがいなくなったからでしょうか。
今年、お世話になったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
2003年12月27日 最後の法定協
雪の朝になりました。仕事をしたり、移動したりするには大変迷惑な雪ですが、私は雪が好きです。山陰の冬はやはり雪が降ってくれないと寂しい気がします。
さて、ご存じの通り、2市5町で進められてきた、合併協議は斐川町の離脱により終了を余儀なくされました。昨日、最終の法定合併協議会が開催されています。今月29日出雲市議会では臨時議会を開催し、法定協の解散を決議する予定です。今月末をもって2市5町の法定協は解散します。大変残念なことだと思います。以前から申し上げているように、社会・経済のグローバル化、地方分権時代・地方間競争激化の時代を、迎えている今日、競争し戦う相手は、同じ圏域の市町村では決してないはずです。全国、全世界の都市を相手にしていかなければならない中で、今回の斐川町の判断は、将来に禍根を残すのでは無いかと思います。
出雲市議会では、2市4町での枠組みを含めて、合併は白紙だとの合意がなされました。今回の2市5町法定協解散への各議員の不快感の現れです。私は、あくまでも2市4町合併を目指し早急に準備を進めるべきだと思っています。実際その方向に向かうものと考えています。いずれにしても合併する各市町において、協力し合い強く、魅力ある新市を築いていかなければなりません。私はその、可能性は大いにあるものと感じています。
2003年12月4日 青木遺跡
今日は、東京にきています。筑波の独立行政法人土木研究所(前国交省土木研究所)で土木技術に関する最近の動向を勉強するためです。議会会期中に出雲を離れることは、あまりよいことではありませんが、休会日で、またまじめに勉強をしていますので、なにとぞご容赦のほどお願いいたします。土木技術のトレンドもやはり”環境”がキーワードとなっています。地球環境、生活環境、自然環境に悪影響を与えない工法が盛んに研究されています。(規模の大小を問わず建設業者が生き残るための条件のひとつが、これに対する的確な対応かな)と感じました。
さて、東京で読売新聞の夕刊に、青木遺跡のことが大きく取り上げられていたのをたまたま見つけました。青木遺跡はご存じだと思いますが、私の家から1キロ程度の場所にあり、国道431バイパスの施工に先立った調査で発見された奈良時代後期から平安時代初期の遺跡です。私は考古学は全くわかりませんが、記事によると神社でありながら役所機能を兼ね備えていた可能性があり、大変重要なものであるとのことです。今更ながら出雲地方の歴史の奥深さを感じました。こういう遺跡がでるとこれを使って観光誘致や町おこしをという考えになりがちです。もちろんこれを否定するものではありませんが、その前に悠久の歴史・先人のことを思い、勉強し、理解しようとすることが大切かなと思います。
2003年12月3日 石破防衛庁長官
ずいぶん久しぶりの書き換えとなってしまいました。衆議院選挙があり、少しお休みするつもりが、長いお休みになってしまいました。申し訳ございません。
さて、現在、12月議会が開催中です。今日は、一般質問二日目で、8人の議員が質問に立ちました。昨日が9人ですから、合わせて17人の議員が質問に立ったことになります。28人中17人という数字は、他の自治体を見てもかなり多い方だと思います。意欲を持って多くの議員が質問することは、市政活性化にとっても大変良いことだと思います。ただ、相変わらず傍聴に来ていらっしゃる人は少ないことは、残念です。来ていらっしゃる方も特定の人が多いようで、もっと多くの人に、少しの時間でも良いので来てみて頂きたいと思います。より市政が身近に感じられるはずです。
さて、先般石破防衛庁長官のお話を聞く機会がありました。冷戦時代から同時多発テロ、現在のイラク・北朝鮮の問題を国防上の観点から、わかりやすく解説をして頂きました。平和が長く続く日本では、感覚がマヒしがちですが、常に戦争の危機があり、如何に戦争をさけたくても一方的に仕掛けられる可能性を改めて感じました。
そしてイラクへの自衛隊派遣に関しては、イラクの現状、国際情勢、日本国の国益から、その必要性について話がありました。長官は、語尾に”なのだ”という言葉をつけられることが多く特徴的な話し方をされます。静かに、落ち着いて話されますが、言葉に力があり、信念が伝わってくるようで、大変説得力があります。4月1日に書きましたように、私はアメリカの軍事行動を支持していません。今も戦争はすべきではなかったと思っています。しかし、自衛隊の派遣に関しては、政府の判断をまち、これを支持したいと考えています。無責任な言い方のようですが、私には現在のイラク国内の状況、国際情勢の裏の部分はわかりません。高度な判断が必要です。イラクの人のため、国際平和のため、日本国の国益のためになると、政府が判断するならば、派遣もやむなしと考えています。
奥克彦・在英日本大使館参事官と井ノ上正盛・在イラク日本大使館3等書記官が殉職されたことは、私自身ショックを受けました。心から哀悼の意を表すると共に、このイラクでの狂気が、一日も早く終わることを祈らずにいられません。
2003年9月9日 法定協をオープンに
今日、平成15年度9月議会が始まりました。議案、一般質問事前通告内容などは出雲市議会のHPに載せていますのでこちらをご覧ください。一般質問項目を見ると、広域合併、エネルギーセンターについて質問する議員が多いようです。品位を保ちながらも活発な質問戦が行われることを望みます。
本日、本会議のあと、全員協議会が開催されました。その中で気になったことは、法定協議会の透明性についてです。現在法定協議会の小委員会、首長会で重要なことが決定されていますが、これらの会は公開されていません。全く、時代に合わない、理解できないことです。何をおそれているのでしょうか。こんなことでは住民主体の立派な合併などできるはずがないと考えています。一刻も早く合併に関して、すべてのデータ、会議をオープンにするべきです。
2003年9月2日 市役所の設定温度は28度です
あっという間に、8月が終わってしまいました。今年の夏はほんとに変な天気でした。気象庁も1日、この夏は南西諸島や九州南部を除き1993年以来の冷夏だったと発表したとのことです。野菜の高騰、米の作柄の不良など伝えられ、我々の生活に影響が出ていますが、改めて自然の営みの変化に対する人間の脆弱さを感じているところです。
さて、本日議会運営委員会が行われました。議会運営委員会は、その名の通り議会運営に関して、さまざまなことを審議し、決定する委員会です。本会議の、一ヶ月前、一週間前、初日には、必ず行われ当該本会議の、日程・議案などについて説明をうけ、会議の進め方について審議します。また、議会の申し合わせ事項などの審議も行います。本日は今月9日から行われる9月定例議会の一週間前の議会運営委員会が行われました。9月議会の提出案件については、一般質問の事前通告と共に、6日に議会ホームページにのせる予定ですのでご覧いただきたいと思います。
本日は、このほかに、執行部からの申し入れとして、次のような話がありました。「ISO14001取得に向けた取り組みの一環として、庁舎内の冷房の温度を28度に設定している。これに伴い職員は基本的にノーネクタイで仕事に当たっている。委員会、協議会の場にはノーネクタイで参加させてほしい。」とのことでした。話し合った結果、すんなり「大変良いことなので、執行部がノーネクタイで参加することは、了承する。議員については、個々の判断に任せる。」との結論になりました。このような認識が広まることは大変良いことです。これもISO効果の一つだと思います。関西国際空港では、旅客ターミナルビルの冷房温度設定を例年の26度から27度に上げたところ、利用客らから「暑くて耐えられない」と苦情が殺到し、3週間で元に戻したとのことですが、説明して理解してもらう努力が必要だったのではないでしょうか。市民の皆さんにはご理解とご協力をいただきますようお願い致します。
2003年8月2日 視察
7月は、その半分以上を県外で過ごしていました。視察、研修、旅行などで、東京、北海道、名古屋に行ってまいりました。今年は、どこに行っても天気が悪く、涼しい所ばかりでした。昨日からやっと夏らしくなってまいりましたがやはり夏は暑い方が良いと思います。
視察というと、市民の皆さんの中には、観光旅行に近いものと考えていらっしゃるひともあるように思います。ずっと以前はそのようなこともあったと聞いています。しかし現在の出雲市議会において、そのような視察はありません。出雲市議会の場合、常任委委員会、特別委委員会、会派ごとの視察がそれぞれ年一回行われています。視察は、それぞれテーマを決めて、事前に調査、調整をしながら、視察地・項目などを決めていきます。たとえば先月の総務常任委員会の視察は以下のようなものでした。富士通電子行政モデルルーム「netCommunity(ネット・コミュニティ)」において政府が進めるe-japan構想と3−5年後の電子行政の姿について視察。市川市「いちかわ情報プラザ」において、現在の電子行政先進自治体における実情と市民へのサービスについて視察。榛名町において「循環バス」について視察。群馬県太田市において、行政評価、iso14000,9000の自治体での取得の実際について視察。船の科学館において北朝鮮不審船とその装備品の見学などを実施しました。それぞれテーマを持って訪問し、実際の状況を自分の目で見て、担当者の話を聞き、質問をすることで、より理解が深まります。行かなければわからないことはたくさんありますし、またこれにより出雲の実情がより客観的に把握できることは間違いありません。視察により自らのスキルの向上をしなければなりませんし、この成果を、行政に反映していかなければなりません。そして透明性の確保もより一層はかっていかなければならないと感じています。
2003年7月9日 新市の議席数
いよいよ合併協議も具体的な事項の決定をして行かなければならない時期になりました。先般、新市名の公募結果が締め切られ「出雲市」、「出雲大社市」などの応募が多かったとの発表がありました。これについては合併協議会のホームページに詳しく公表されていますのでご覧下さい。私は4月19日「新市の名称」で書きましたとおり、総合的に判断して「出雲市」とするのがベストだと思っています。
さて、今新市の議員定数および選出方法をどのようにするべきか方向が決められようとしています。2月21日に書きましたが、合併時に限り、議会では任期、定数の特例を適用することができます。また旧市町単位で選挙区を設けて選挙を行うことができます。この方法を決定するのは合併協議会ですが、現市町議会議員からも意見を聞きたいとのことで、各議会ごとに意見のとりまとめが行われています。しかしながら、議員各々、意見が違いとりまとめは一本へのとりまとめは事実上難しいのではないかと思います。私の周囲では、選挙区を設けず、全市一本で、定数特例を用いて定数48にしてはどうかというのが比較的多い意見のようです。個人的には特例を用いずに定数36で実施すべきだと考えています。しかしながら、基本的には合併を直近に控えた現時点で、当事者である議員の意見をそれほど重要視すべきではないと考えています。行政・議会の仕組みに精通した有識者の方で、新市によりふさわしい、住民が納得できる方法を決めていただきたいと思います。そして、どんな方法に決定してもそこに合理性が見いだせるのであれば、議員はこれを主たる理由に合併に反対してはいけないと考えます。合併は議員にとって本当につらいことです。多くの議員が職を失います。今、現職議員の資質が試されていると感じています。
2003年7月7日 自衛隊と朱鷺
今期、最初の定例会、6月議会が今日終わりました。今春の選挙で、5人の議員が入れ替わったのですが、議会の雰囲気はずいぶん違っています。合併問題など重要案件を抱えているからかもしれませんが、全体として、硬くぎこちない感があります。
本日、全員協議会で2点注目していただきたいことがありました。
一つは、グリーンステップへの自衛隊誘致を市長が県への要望事項の中へ入れたいとの意向を示されたことです。グリーンステップは斐伊川放水路の掘削残土を近くの谷に埋めて作られる土地のことです。県のものですので県が主体的にその利用方法を検討し、地元と話し合い決定していくべきものですが、いたって県からは案が示されません。とても責任をもって主体的にやってもらえそうにありません。県はお金もありませんが中長期的なビジョンも無いのでしょう。
浜山にある自衛隊出雲駐屯地をグリーンステップへ移転させるべきとの話は、平成10年から樋野議員、米山議員により一般質問において提案されており、議会内での賛同者も多いように感じています。今日、「唐突だ、自分は聞いていない」といって怒った議員もいましたが、勉強不足です。以前から何度も話題に上っていましたし、市長の要望事項は市長が決めて要望するものです。もちろん議会との良好な関係を保つために、議会の意向を聞くことは必要だと思いますが。
さて、移転のメリットとしては、現在以上の規模の部隊が駐屯できるため、若者人口の大幅な増加、税収の伸びが期待できる。大型ヘリの離着陸が可能になり、大規模災害時の速やかな部隊投入、物資の搬入が可能になるなど、防災面の強化がはかられる。山陰海岸の警備が強化できる。現駐屯地跡地を、浜山公園などと一体となった開発ができる。道路などに近接した古志町にある自衛隊射撃場も移転させることで、安全に訓練が行われる。などがあげられます。
問題点、課題としては、戦争が勃発した場合、敵国の攻撃目標になるおそれがある。市民・地元の十分な理解が必要である。あまり夢がない。などでしょうか。11日に議会としての意見をとりまとめて、議長から市長へ伝えることになりましたが、統一した意見にはならないでしょう。市長は柔軟に対応するといっていますので15日に予定される要望に入れられるかどうかは微妙です。いずれにしても、まだ先のことです。少し時間をかけてみてはどうかと思います。他の議員の皆さんからは能がない経済効果が全くないと馬鹿にされますが、個人的にはあそこは森でしたので基本的には森に返した方がいいと思います。その中に森林公園を作ったらよいのではないでしょうか。
二つ目は朱鷺のことです。出雲市は中国漢中市と友好都市になっていますが、漢中市近郊に朱鷺を育成させる施設があります。出雲市長はこういった関係から、朱鷺を出雲で飼育していただきたいと中国、日本両政府に働きかけをしているとのことでした。ご存じの通り日本では国により佐渡のみで飼育されている鳥ですし、学名がニッポニア
ニッポンというくらい日本を代表する鳥でしたので、この実現のためには日本国政府のハードルもなかなか高いようです。実現は微妙なところですが、何か動きがあればまた報告します。
2003年7月4日 日本再生の方策
2日の夕方から、今日の午前にかけて東京に行って来ました。「日本再生の方策」と題した早稲田大学教授植草一秀氏の講演を聴いてきました。
大変わかりやすく、明快に、データを示しながら説得力を持って、日本経済の状況と氏の持論を展開されました。
「小泉政権が進めてきた、痛みの伴う改革は、改革をしても痛みのない人の、痛みのない人による、痛みのない人のための改革である。経済の強い部分に光を当てて、弱い部分を切り捨てるものだ。痛みを受けるのは主として地方の中小零細企業で、しかもその痛みは耐えられない激烈なものである。」
「『改革なくして回復無し』の政策運営は、結果として景気悪化、財政赤字の増大、不良債権の拡大を生んだ。」
「政策路線の明確な転換を行い、『景気回復優先』を宣言すべきである」
など、財政赤字縮小・不良債権処理を直接的かつ性急に進めようとする現在の経済政策が景気の回復を阻害し逆に税収不足や新たな不良債権を生み、事態をより深刻なものにしている。いまこそ景気回復を優先する経済政策を行い、景気の回復による財政再建、不良債権問題の解決をはかるべきとのことでした。
相変わらず高い支持率を保つ小泉政権ですが、実質が伴っていない感はぬぐえません。私は経済の事は詳しくありませんが植草氏のおっしゃる方策が、時間はかかるけれど、より確実に再生が図れるのではないかと感じました。
2003年7月1日 志木市の地方自治解放区構想
片山総務相が今日の記者会見で、埼玉県志木市が市町村長の廃止などを盛り込んだ特区構想を提案していることについて、「今の市町村制度は単一だ。もういっぺん見直し、多様で選択的な制度にしたらどうか。ただ、特区でやると混乱が起こる」とおっしゃったとのことです。
志木市では、地方自治解放区という特区構想を掲げ、市町村長を廃止し以下のようなシティマネージャー制度を設置するとしています。
(1)選出された議員の中で、行政事務の執行を担当する委員会を組織する。
(2)委員の中から代表者を選出して「市町村の統括代表者」として、行政事務を担当する。
この理由として志木市の穂坂邦夫市長は、
「現状では、議会に執行権がないため、質疑を通じての提案権は確保されておらず、一方で市民要望による行政サービス財源は、執行機関に委ねられていることから、議会と長の力関係によって、無秩序な財政の肥大化や議会の形骸化と混乱が生じています。また、一般的には、年間における議会の開催日数は、80日から90日程度となっており、諸経費はもとより、幹部職員の対応による業務の空洞化も避けられない状況が見受けられ、行政の効率化を阻害する要因でもあります。さらに、大切なことは、同じ公選でありながら、権能が異なるため、議会と執行機関が一体となったまちづくりが図れない状況も生じています。」
と述べておられます。
シティーマネージャーという考えはおもしろいなと思いましたが、この理由は現出雲市では考えられないものだと思います。出雲市に無秩序な財政の肥大化や議会の形骸化と混乱はありません。もし志木市がこのような状況であるなら、志木市議会は正常に機能していないのではないかとも思います。
また、教育委員会の廃止もこの中で示され、理由を以下のように述べられています。
「現行の教育委員会は、責任の所在が明確でなく、教育長は、教育委員会の決定に忠実に執行する事務局長に過ぎません教育委員会は合議制のため「教育委員会」という機関が責任者と考えられ、教育委員長も「議会の議長」と同じような権限となっています。山積する諸課題に迅速に対応するためには、教育長の責任と権限を明確にする必要があります。教育の中立性については、条例で明確に規定するとともに、審議会の設置についても、条例化を図ります。国は、議院内閣制の下で「文部科学大臣」という責任者を定めており、市町村が、教育責任を明確化しても、何ら支障がないと考えています。」
この問題は、西尾出雲市長と同様な認識を持っておられるのではないかと思います。ただ西尾市長は最近、教育委員会と委員長の権限強化ということを述べておられ、目指すところはここにあるのかもしれませんが、教育委員会の廃止と教育長の権限強化を主張されるこの構想と多少差異があるようです。
いずれにしても、大変ユニークな構想で、一度志木市にいってみたいと思っています。
2003年6月30日 防犯灯設置事業
本日、総務常任委員会が、開催されました。私は、先の臨時議会で総務委員長に選ばれており、本日が初の委員会となりました。今議会、総務委員会に審議の付託を受けている事業の中で、防犯灯の設置事業は注目すべきものだと思います。この事業は、小中学校通学路の防犯灯設置の充実強化を図り、夜間の安全と安心、明るいまちづくりを目指すものです。具体的には、市による防犯灯の増設と、新設はもちろん、既設の市設防犯灯電気代の市による負担です。これまで、市設であっても地元によって電気代は支払うことになっており、これが、設置の障害になるとともに、トラブルの原因になっていました。設置基準は、小学校・中学校の通学路で、おおむね100メートル以内に街路灯、家及び公衆電話等の照明設備が無く、防犯上必要な場所ということです。ただし、見通しがきかない場合は、その都度判断するとのことです。この事業により子供たちが安心して下校できるようになればと期待をしています。
2003年6月29日 東京と地方
松江で、自民党県連大会が行われました。すでに次の衆院選では、島根県の選挙区の定員は1減って2になることが決まっています。本日も、すでに決定してる、島根新1区細田衆議院議員、2区竹下衆議院議員、比例区亀井衆議院議員の確認が行われました。今、地方と大都会との対立が顕著になってきているように感じるということは以前も書きました。それぞれお互いの立場を大切にしていかなければなりませんが、近年地方のおかれている状況は大変厳しいものがあります。最近、東京からは景気の良い話ばかりが聞こえてきます。マルビル、六本木ヒルズなどまさに東京の一人勝ちの状況です。国会議員も官僚も東京で暮らしながら、国策を考えています。マスコミも東京で暮らし東京から情報を発信し、世論を形成しています。日本は東京に住む人によって、方向が決定されてると思います。遷都問題も棚上げ状態になり、政治・経済、文化の一極集中が進んでいます。自ずと、東京に人が集まり、地方から若者が流出します。地方は人口が減り、高齢化がすすみます。そして、国会議員の定数が減らされますます発言力が低下していく、まさに悪循環です。子供が都会に出て、残った老人を支えていくのは地方です。都会で悪化させた空気を浄化するのは地方です。不条理を感じずにはいられません。アメリカでは、州都を作るとき、わざと田舎に作りハイウエイを整備することにより、均衡ある発展を促す。これにより層の厚い、耐力ある国造りを行っているとの話を聞いたことがあります。費用対効果を最も重要な基準として、施策のふるい分けをするのであれば、偏った方向に進む可能性があります。中長期的、全国的視野に立った施策が必要です。地方分権に関する三位一体の方針が決められましたが、このままでは出雲は大都会ととても勝負ができないのではと危惧しています。
2003年6月26日 一般質問二日目
今日は、一般質問二日目、10時から本会議場でおこなわれました。昨日はたくさんの傍聴者の方がきておられましたが、今日は少なかったようです。昨日傍聴にこられた方とお話ししましたが、「議場で傍聴すると、その場の雰囲気などよくわかり、テレビとは印象が違う。より正確に議論の内容が理解できるような気がする。」とのことでした。市議会の傍聴は簡単です。特に事前に申し込みなどは必要ありません。気軽におこしください。
さて、本日も6人の議員が質問を行いましたが、少し印象に残ったことを書きたいと思います。
高野議員と多々納議員が、斐伊川まつり(花火大会)の質問をなさいました。昨年、この花火大会では花火の燃え残りが観客席に落下するという事故が起こり、また国道9号バイパスの橋梁工事が行われているため、安全のため、長年行われてきた大津から川跡へその会場が移りました。大津の皆さんの中には、やはり花火大会は大津でしてほしいという思いがあるようです。また川跡の皆さんには、交通面など花火大会に対するいろいろな不安があるようです。今年は、しょうがないのですが、再度じっくり、このあり方について検討をしたほうが良いのではないかと思います。いずれにしろ今年の花火大会が成功を収めるよう十分な準備が必要です。
珍部議員が修学旅行のことについて質問をなさいました。「出雲市の小学生を萩市に修学旅行にいかせ、萩市の小学生には出雲にきてもらう。そうすれば、経済効果があり、出雲が潤う。」といった内容でした。市長、教育長から「あくまでも子供の学習のことを主眼において、修学旅行先は決めるものです。また学校が主体的に決定するもので、市が強制するものではありません。」という趣旨の答弁がありました。一般的に、どうしたら経済効果があるかということを、判断の基準にすることは当然のことですが、文化、芸術、スポーツ活動に関して経済効果を最優先に考えることには反対です。ましてや、学校教育の分野に経済効果という判断材料を入れることは、全く筋違いだと思います。「2月11日、文化伝承館」でも書きましたが、近年このような「経済効果優先」の風潮が台頭してきており心配しております。市長・教育長には適切な答弁をしていただいたと思います。
2003年6月25日 一般質問をしました
一ヶ月以上書き換えませんでした。反省をしております。
さて、本日、明日の2日間にわたり一般質問が行われます。全部で12人の議員が質問に立ちますが、本日は6人が質問を行いました。私も、昨年9月議会以来9ヶ月ぶりに質問をいたしました。改選後初めての質問で、少し緊張していたのが、我ながらまだまだだなと思いました。質問の項目を下表に示します。
| 市と市民とインターフェイスのありかたについて | -1- | 市の広報媒体としてのケーブルビジョンのあり方について |
| -2- | 地域イントラネットの活用状況とインターネットの普及状況と今後の利用方法について | |
| -3- | 市民の声の収集と情報の共有化、市の対応体制は。 | |
| 市の環境政策について | -1- | 地球環境の現況と将来の予測 |
| -2- | 生ごみ処理機助成の成果について | |
| -3- | ペットボトルのリサイクルについて | |
| -4- | 市の基本的考え方と、市民への啓発について | |
| 消防について | -1- | 団員の確保について |
| -2- | 消防水利について |
議事録が完成し次第このホームページでも紹介しようと思います。
いくつかポイントがありますが、答弁の中で特に以下の点については、印象に残りました。
・ケーブルビジョンはメディアとして自主自立の会社で出雲市直属の広報媒体ではない。
・市の環境政策はあくまで環境負荷の軽減を基本におく、またペットボトルのリサイクル方法もこれを基本に再度検討する。
私の方からいろいろな提案も行いましたが、市長からそれぞれについて前向きに検討するとの、答弁をいただきました。
2003年5月18日 特別委員会
本日は、出雲市議会の特別委員会について書きたいと思います。特別委員会とは、個別の問題の検討のため特別に設置される委員会です。出雲市議会では出雲市議会委員会条例に特別委員会は、必要がある場合において議会の議決で置くと謳われており、今回4っの特別委員会が設置されました。そして、全議員の合意により、各議員それぞれ2つの特別委員会に所属し、各特別委員会とも14人の議員で構成することになりました。以下に私なりの解釈を記したいと思います。
・広域合併特別委員会
名前の通り、広域合併を検討する特別委員会です。今回は、具体的な重要事項の検討が行われると予想され、全議員での協議が必要になることが多いと思います。どのような役割にするのか、早急に全議員のコンセンサスが必要と思われます。委員長の寺田議員は三上議長と共に2市5町の合併法定協議会に参加することになりました。
・都市基盤整備特別委員会
都市計画をどのようにしていくのか、主として都市部の土地の利用形態の観点から、ゾーニング、社会基盤整備等を検討する特別委員会だと理解をしています。今回、国道や県道も全般的にこの検討対象に加えるという話もありますが、これについては必要があれば検討する程度にとどめるべきだと思います。今後整理が必要だと思います。
・斐伊川神戸川治水対策特別委員会
名前の通り斐伊川神戸川治水事業の検討を行う特別委員会です。放水路や神戸川拡幅部・上流部・河口部、出雲市南部地域の開発がその検討対象だと理解しています。
・産業振興特別委員会
出雲市の現在の産業の活性化と新産業の創立を検討、実践する特別委員会です。
今回設置されたのは以上の4委員会です。改選前になかった産業振興協議会が新たに設置され、国県道対策特別委員会がなくなりました。国県道対策特別委員会は国道9号バイパスも山陰道も市内の整備が始まったので、当初の目的を達したとして廃止されました。今後は建設常任委員会でこの所管がなされるものと理解しています。
2003年5月17日 臨時議会
選挙が終わって初めての議会が先般12日、13日に行われました。年4回定期的に行われる定例会に対し、臨時に行うので臨時議会です。選挙が終わると速やかに臨時議会が行われます。ここでは議長、副議長の選挙や委員会、特別委員会、協議会などの編成などが行われます。三上議長、山代副議長が誕生しました。
以下に選挙後、今までの流れを簡単にまとめます。
まず会派の編成が行われ、会派構成は以下のようになりました。結果として、改選前に比べ日本共産党が1人減らし、会派に属さない人が1人増えたというかたちになりました。
平成クラブ(自民系)10人、政雲クラブ(自民系)6人、市民クラブ(民主系)5人、日本共産党2人、公明党2人、会派に属さない人3人
続いて各会派内で議長をはじめとする人事や、特別委員会、協議会についてどのようにするのか、話し合いが行われます。現在自民系の会派2回派と会派に属さない人1人の17人の議員で自民協議会(自民協)という組織が作られています。今回もここで自民系議員の調整が行われ、人事、特別委員会、協議会の案が作られました。
そして臨時議会です。
初日、最年長者の成相議員が仮議長として議長席に座り、議事を進行します。
まず議長選挙です。自民協は三上議員、市民クラブは多久和議員、日本共産党は成相議員、公明党は天野議員にそれぞれ投票し、18票を集めた三上議員が、当選しました。その後三上議長が議長席に座り、副議長選挙が行われ、やはり18票を集めた山代議員が副議長に当選しました。
この後、全会一致で牛尾議員を監査役に選任しました。そして、どのような特別委員会、協議会を作るのか決めます。特別委員会、協議会の動きについては後日書きたいと思いますので、今日はとばします。このあと、議長、副議長、各会派の代表があつまり、議員から提出された希望をもとに、委員会、特別委員会、協議会の構成を決めていきます。
二日目はそれぞれの委員会、特別委員会、協議会のメンバーが発表になり、それぞれ会議が開催されます。その中で委員長、副委員長などが決められていきます。決まった委員会構成は、市議会のホームページにのせてあります。
さて、私今回、総務委員長、広報委員会副委員長、堀川水系対策協議会会長を努めることになりました。それぞれ重要な使命を持った委員会なり協議会です。一生懸命努めていきたいと思います。今後、委員会の様子なども紹介させて頂きたいと思います。
2003年4月28日 当選致しました
私にとって2回目の選挙が終わりました。立派に当選させて頂くことができました。ご支援をいただいた皆様、選挙戦中ご声援をいただいた皆様に、心から感謝申し上げます。選挙期間中は、天候、体調が悪く、また戦況も厳しく、正直言ってたいへん苦しい一週間でしたが、支援者の皆様に支えられ、戦い抜くことができました。選挙でお誓い致しましたように、生命・心・夢を大切にしながら「先進都市 出雲」の構築を目指し、全力を尽くしてまいります。今後ともよろしくお願い致します。
今期の議会は、広域合併という課題の処理が最も重要な仕事になると予想されます。またほとんどの事業がこれを念頭に置いたものとなるはずです。ある意味、特殊な状況の議会となることが予想されます。しかしながら、合併に関わらず貫き通さなければならない基本理念を見失わないようにしていかなければなりません。今期、我々議員に課せられた責任は、一層重大だと認識しています。
2003年4月19日 新市の名称
昨日、全員協議会が行われ、現在4回開催されている出雲地区合併協議会についての報告がありました。この中で新市の名称についての話がありました。ご存じの方もあると思いますが、現在新市の名称を全国公募しています。募集期間は昨日4月18日から5月31日までです。応募要項等詳しくは出雲地区合併協議会のホームページをご覧ください。締め切り後、選考を行い7月には新市の名称を決定するとのことです。公募と聞いて多少違和感を覚ていましたが、7月に決定ということにも、かなり性急だという感想を持ちました。合併時最も問題となるのが新市の名称と庁舎の場所です。果たして締め切り後1ヶ月あまりで十分市民町民の意見集約ができるのか心配です。また公募することは悪いことではないのですが、実際選択肢は本当に限れ、公募の意味は薄いと思います。私は新市の名称は「出雲市」が最もふさわしいと思っています。古代出雲の「出雲」、出雲の国風土記の「出雲」、出雲地方の「出雲」、大変歴史と重みと知名度のある「出雲」です。付け加えたり、ひらがなにしてはいけません。漢字2文字の「出雲」です。この名前を捨てれば、将来に禍根を残すことは明らかです。もし、他地域がこの名前を使ったら取り返しがつきません。大変重要なことですので、合併協議会での動きを注目していきたいと思います。
2003年4月10日 入学式
選挙期間というのは、ここでレポートするような話題が乏しいもので、なかなか更新できませんでした。
昨日は、午前中に小学校、午後から中学校の入学式がありました。市議会議員はそれぞれすんでいる地区を校区とする小・中学校から、入学式の案内をいただきます。私も、高浜小学校と出雲三中の入学式に行ってきました。感心したことは、名前を呼ばれた新入生がみんな大きな声で「はい」と返事をしていたことです。3月19日のレポートで書きましたが、中学校の卒業生の中には返事をしないものが結構いたことを思い出し、ずいぶん違うものだなと思いました。生徒の言い分もいろいろあるのでしょうが、やっぱり返事をした方がみんな気持ちいいので、卒業式もこうあってもらいたいなと思います。
名前を呼ばれる、新入生、一人一人の顔を見ていましたが、みんないい顔をしていました。少し緊張していますが、目にやる気と希望が見て取れます。一方先生方の中にはあまり気概が感じられない方も見て取れ、少し不安も覚えました。みんな、良い学校生活を送ってもらいたい、立派に成長してもらいたいと思った一日でした。
2003年4月1日 無駄な戦争
いよいよ、新年度になりました。私個人的には、消防団を昨日をもって退団したことがもっとも大きく変わったことです。これからは、団員として出場することはありませんが、側面から消防団を応援したいと思います。消防団員生活5年間という短い期間でしたが、大変充実した時を過ごすことができました。団長、分団長を始め、団員の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。大変お世話になりありがとうございました。
いま、イラクでは戦争が行われています。今時の戦争は、必然性の乏しい戦争だと思います。出雲市議会では、先般3月10日、3月議会最終日に、イラクの戦争に反対する決議が行われました。しかしながら、このような事態になったことは残念でなりません。けんか両成敗という言葉がありますが、どんな理由があっても結果として世界を混乱させ、多くの人を悲しませている責任は、両者とも大変重いものがあります。お互いに責任をなすりつけあい、自らの正当性と相手の違法を主張しあう、醜態は目を覆うものです。特に、環境問題・水資源問題など人類全体で取り組むべき問題が切迫する中でのこの戦争は、とても許されるものではありません。一刻も早く、一人でも犠牲が少なく、今時戦争が終結することを願います。