効能
熱盛(実熱):高熱・顔面紅潮・目の充血・熱感・月や咽のかわき・ 口が苦い・いらいら・転々反側・不眠などで、甚しければ意識障害・狂躁状態を呈する。
舌質は紅・舌苔は黄・脈は数で有力。皮膚化膿症にも用いる。
血熱妄行:熱盛にともなう各種の出血あるいは発疹。
肝胆湿熱・脾胃湿熱・膀胱湿熱:口がねばる・口が 苦い・口臭・歯痛・悪心・嘔吐・胸脇部や腹部の膨満感・腹痛などがあり、黄疸あるいは膿血性の
下痢・裏急後重あるいは頻尿・排尿痛などが生じる。
発熱をともなうことが多い。舌質は紅・舌苔は黄膩・脈は滑数。
心火旺・肝胆火旺・胃熱:いらいら・のぼせ・顔面紅潮・目の
充血・口臭・口が苦い・口渇・口内炎・ 動悸・頭がさえて眠れない・気分が 落ちつかない・胸脇部が脹って苦しい・ 上腹部痛・悪心などの症候で、舌質は
紅・舌苔は黄・脈は数で有力。
臨床応用 急性感染症・(インフルエンザ・日本脳炎・流行性脳脊髄膜炎・
敗血症など)・皮膚化膿症などで、熱盛を呈するもの。各種の
炎症性出血や発疹。急性肝炎・急性胃腸炎・細菌性下痢・
尿路感染症・急性胆のう炎などで、湿熱を呈するもの。
自律神経失調症・更年期障害・神経症・不眠症・高血圧症・
口内炎・歯痛・神経性胃炎などで、心火旺・肝胆火旺・胃熱を
呈するもの。 |