| フランスの旅 |
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「 クアラルンプールにて 〜ジャングル・カフェ〜 」 1人では初出入国になります。往路復路ともに乗り継ぎはクアラルンプール空港を利用。空港内での取り扱い通貨はRMばかり、事前準備のない私には長い待ち時間を過ごすために換金する必要がありました。両替窓口でドルからRMに。おや?RMって何の略なのでしょう。 ジャングル・カフェは手に入れた現地通貨で軽食を、と入った店の名前です。ガラスケース越しに「ディスワンアンドオレンジジュースプリーズ」と言いますと、民族衣装を着た学生アルバイトと思われる店員が、対応してくれます。窓の外に目をやると夜の滑走路が見えます。 |
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「 クアラルンプールにて 〜大きなからだに小さな荷物〜 」 クアラルンプール空港での待ち時間が大変長いので、ベンチに座ってぼんやりと目の前の風景を眺めていました。小休止の安堵感と他国にいる緊張感が、次第に心臓をどきどきと打つのでした。 他国人が行き交う空港内で、突然、私の視界に入ってきた男性。まるでマンガのようなスタイルに感動し注視してしまいました。彼は何国人なのでしょうか。どこの国へ行くのでしょうか。 |
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「 マダム アンライエ 」 TGV(フランス国鉄)のホームで車両を確かめれば良かったのに。列車の端から端まで歩いてようやく指定車両にたどりつく。隣席の婦人が話しかけてきてくれ、かたことの英語と筆談で自己紹介、フランス語講座もはじまる。下車駅が同じで、私は荷物を手伝います。婦人は私を気づかい、タクシーまで案内してくれ、「Are you afraid?」と言う。婦人はこれから息子宅に向かうそうです。 帰国後、婦人に絵葉書を出しました。 |
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「 ロワール川を渡る時 」 トゥールの土日はバスが走っていません。その日は友人宅から駅まで歩くことにしました。いつもはバスから見る景色を歩いて眺めてみると、そのスケールの大きさに改めて驚きます。土踏まずからじわじわっと感動がこみあげます。 私の後方にはカメラを持った男の子がいて、あちらも私に気がついたようです。橋の中央で追いつかれ話しかけられました。あ、女性だった!中国人かな。小雨が降っていてアウトドアウェアのフードを被っていたので勘違いしました。私はまずこう言います。「ノー、アイムジャパニーズ」。彼女もロワール地方を巡っているそうです。 |
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「 パン売り 」 パリで1人きり、気軽にごはんを食べるには。レストランに入るには…フランス語が話せないし、コンビニはないし。そんな時は、道ばたに目をやります。 まるで公園の売店が公園を失ったみたいに、ガラスケースと店員だけが現れるのです。クレープ屋さんもあります。軽食をとるにはとても便利です。みんな歩きながら食べているので、街中が公園のようです。 |
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「 パートナー 」 帰国時、飛行機の中で日本語の新聞を読みます。普段は読まない経済新聞ですが。 マレーシアから隣に座ったおじさまは英字新聞を読んでいます。だんだん、熱中してきてスチュワーデスさんが話しかけてくるまで自分たちの世界に。私は日本の映画をみようと思い、機内テレビをいじります。隣人も真似します。え?日本語わからないのに何も同じ映画見なくても…。気づくと2人ともナッツを食べながら熱心に見ています。さて食事です。お腹がいっぱいだから1つデザート食べませんか?とこちらに笑顔を向けるお隣さん。私もお腹いっぱいなのですが、ありがとうと受け取ります。そして笑顔でバックにしまいます。機内は空席が目立つのに、2人席におとなしくおさまっている2人の間には妙な連帯感が生まれています。 |
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「 名画の前で 」 ジャパニーズ・フォトときくと、観光地でしきりにカメラのシャッターをきる日本人の滑稽な姿を思い起こします。人の集まるところにカメラあり。 日本の大手画材店のシンボルとして使われるほど有名なあの名画の前では、カメラは国境を超え、ベストポジションで写真を撮ろうという人々が、まるでバスケットゴールにはじかれたボールを奪取しようとするスポーツ選手のように、どどっとセンターに押し寄せます。 私は斜前からパチリ。 |
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「 時速150kmのブランコ 」 日本の有名なアニメーションの話。オープニングの映像ではアルプスの山を背景に、少女が爽快にブランコに乗っています。専門家がそのブランコの速度を画像分析した結果、実は時速150kmのスピードで動いていることがわかったそうです。 その衝撃事実を知ってからヨーデルが頭から離れず、公園でブランコを見かけた時には、迷わず走り出し、友人と2人並んで乗っていました。 アニメーションに疎い私。少なからず影響を受けているようです。 |
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「 マルセイユとトーキョーを行き来する男 」 潮風が顔をパリパリに。「観光客らしく写真を撮ろう!」と少しポーズをとってみる。どうやら目立ったらしく、リュックに学業成就のお守りをつけた男性が話しかけてきました。 時期外れの日本人観光客にアピールしきり。日本語達者でやけにマルセイユとトーキョーに詳しい。日本に住んでいたらしく、彼自身、合気道愛好家でフランス語講師の経験があるとのこと。今は息子をトーキョーの小学校に入れるため日々努力をしているようです。 しばらく一緒に歩いていましたが、友人の1人が無視し続けたので、彼はムッとしながら「あの人は頭がおかしいですよ…!」と握手をして去っていった。 危険人物かそうでないか、判断するのは難しいです。 |
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「 サングラス 」 今日はフェリーにのってイフ島ツアーです。強風のためイフ島には着岸できないけれど、折り返し地点にある島には行けるそうです。 マルセイユの港から離れイフ島に近づくほど波が高くなっていきます。フェリーはそれにあわせるようにスピードをあげていきます。まるでサーフィンです。私たち3人は屋根のあるベンチには座らず、デッキのほうで波を楽しんでいます。友人の1人は海に放り出される勢いです。 そんな私たちが面白いのか、ある家族が注目しています。でも、帰りの便では立場が逆転でした。 |
チベット・ラサと密教美術の旅 |
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「ツアーガイド」 2004年の夏までは「アジアへは自分から好んで旅行することはないだろうなぁ。」と思っていました。ところが友人からの誘いで、中国を越えてチベットへ行くことになったのです。 今回のツアーでは、密教美術の先生を筆頭にその生徒さんたちが参加していました。年齢もさまざま。道中を案内してくれたのは3人のガイドさん、日本人の添乗員さんと中国とチベットの現地案内人の方々でした。国は違えど目的は同じ。予定通りに行かなくても頭をきりかえて「みなさん行きますよ〜。」と元気良く先導してくれます。 |
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「テンガロン・ハッツ」 市場のなかほどにある土産物店の休憩スペースではツアーメンバーがそれぞれ手に入れてきたチベット物産品をみせあっています。この店は市場で買い物をする時の集合場所になっています。私は近くの本屋で購入した子供向けの絵本を披露し、「孫への土産にいいわねぇ。」というご婦人方を本屋までご案内。今日も陽射しが強いので、皆帽子を被っています。休憩所に戻ってくると、向かいのソファにはやわらかそうな布帽子を被った先生とテンガロンハットを被った生徒さん2人がすわっています。話題は帽子に。近くに居合わせたメンバーにすすめられ先生はテンガロンハットを被ってみます。「わー先生似合ってますよ。」どうやらご本人もかなり気に入った様子。さっそく市場で調達。先生はまるで自分の愛娘と買い物をしているような顔をしています。 |
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「焼きつけたのは」 信仰心で紙を一枚、旅の記念に写真を一枚、焼きつけている。そんな場面を目の前にした私は、写真におさめ、のちに絵にします。違和感をおかしみととらえてネタにしてしまう私自身になんだかきまり悪い思いをしています。 |
| 日常の旅 |
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「小さいりんご」2005.10 母が買ってきてくれた小さいりんご。食卓に並べてみた。 |
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「祝 作家デビュー30周年」2005.04 長谷川集平様、くみ子様、作家デビュー30周年おめでとうございます。創作の第2ラウンドに入られたということおききしました。今後ますますのご活躍をご期待申し上げます。くれぐれもお身体をご自愛ください。 幼い頃、お2人にはよく遊んで頂きました。今思い出しても魅惑的な、あの異空間。ずっと隣にいるものと思っていたお2人が長崎へ行ってしまった時、心にポカッ‥と穴があきました。私が今でも色鉛筆画を描き続けるのは、あの異空間にいたいからかもしれません。過去のものとしてでなく、現在のものとして。 |
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「ぶたの木」2006.7.28 ある人、から「キモチワルイぶたの絵って描けるかな?」ときかれました。「やってみます。」と私。私は至って自然な気持ちで色鉛筆画を描きますが、最近ますます見た目にキモチワルイ絵になっているようなのです。おそらく年を重ねる毎に思考が複雑化して絵に影響が出ているのでしょう。ですから、今回は狙わない方が期待に応えられるかもしれないと思いました。 あらためて『ぶた』について思いをめぐらしたところ、特に描きたい要素が見当たりません。想像をふくらますため図書館やインターネットで「ぶた」を見てみましたが、やはりピンときません。とりあえずは、このもんもんとした気分を出してしまおうと思い、描きました。一見よくわからなくてもいい、ぶたを感じられれば。 ある人、からは「木みたいだね。」と言われました。なるほど。食肉として処理されたぶたに触れる機会の方が、直接見て触れる機会より多いのですから、私の体のあちこちに長年エネルギーを与え続けている切られたぶたたちが1個体のイメージとして集まったとき、まるで木のような形を成して登場したのかもしれません。 昨夜、お題から「キモチワルイ」がなくなったことを察し、これはボツに。 |
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「ビールください。」2006.8.8 5月から週に1回、ある英国人女性に英語をみてもらっていました。今週いっぱいで日本での仕事を終え、帰国するそうです。賢いばかりでなく人柄もよく大好きだったので、突然の知らせに驚くと同時に悲しくなりましたが、新たな門出!祝福したいと思います。短期間の交流ではありましたが、それはもうハッピーな時間を過ごすことができました。どうもありがとう。今週末、3度目にして最後の食事会をすることに。欧米人はアルコールを分解する力が日本人よりも強いそうですね。過去2度の食事でもビールを水みたいに飲んでました。見てて気分が爽快になる飲みっぷり。次はあなたの国で一緒にビールを飲みましょう! |
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「個性」2006.12.3 今年は、国籍・性別・年齢などについて少し考えさせられる機会がありました。そしてまた今夜あれやこれやと思いをめぐらしていたら、しまいには頭の中が飽和状態になってしまうものだから、この世は結局「無」なのだ、これで納得しておく。そして、なんとなく色鉛筆とケント紙をひっぱりだし、マルを6つ、逆三角形に並ぶように描いてみたら、ぱっと浮かび上がってきたのがこの6人でした。 |
| 懐かしい学生時代の作品。まだまだ他にもあるのです。 |
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