『大元帥としての昭和天皇』
(新日本出版社、1994年10月刊)/46判/334頁/2800円
目次
まえがき
氈@大元帥への道
@ 軍人としての昭和天皇の生い立ち
A 大元帥としての自覚―摂政時代の転換
B 大元帥としての天皇の役割
大陸への膨張と昭和天皇
1 代替わり=大元帥・昭和天皇の誕生
@ 大元帥の誕生と大礼観兵式
A 張作霖爆殺と田中義一内閣の崩壊
2 満州事変、二・二六事件と天皇
@ 満州事変と天皇
A 二・二六事件と天皇の怒り
3 日中全面戦争と大本営の設置
@ 日中戦争の全面化と天皇
A 最高統帥機関としての大本営の設置
B 昭和天皇と御前会議
C 天皇の「御下問」「御言葉」の効き目
4 南進・膨張戦略と天皇
@ 日中戦争の泥沼化と天皇
A 天皇の下問による「昭和十四年度帝国海軍作戦計画」の変更
B 仏印進駐・日タイ軍事協定問題と天皇
C 南部仏印進駐・関特演と天皇
。 アジア太平洋戦争における天皇の戦争指導
1 開戦決定と天皇とのかかわり
@ 開戦に躊躇する昭和天皇
A 九月六日の御前会議と天皇
B 統帥部の説得と天皇の開戦論への傾斜
C 天皇の意思を尊重しようとした東條英機
2 天皇による積極作戦の要求
@ 緒戦の戦況と戦争指導方針の転換
A フィリピン戦にたいする天皇の作戦督促
B 占領地行政・外交・作戦、多岐に及ぶ天皇の発言
C ミッドウェー海戦の敗報と天皇
D ドイツに幻惑された再度の戦略転換
3 ソロモン・ニューギニアをめぐる激戦と天皇
@ ガダルカナル島攻防戦と天皇の督戦
A 東部ニューギニアと中部ソロモン諸島をめぐる攻防戦と天皇
4 天皇による決戦の要求
@ アッツ島の玉砕と天皇の決戦要求
A ソロモンでの海上決戦の要求
B 攻勢防御論への転換=「絶対国防圏」の設定
「 敗戦・講和と天皇
1 戦況の悪化と天皇
@ 戦力格差の広がりと戦争指導方針の動揺
A 東條英機への天皇の信任
B サイパン決戦と天皇
2 戦況上奏の実態
@ 統帥部による天皇への戦況報告
A 台湾沖航空戦における幻の「大戦果」
B フィリピン沖海戦における大損害
3 本土決戦方針と聖断シナリオ
@ 決戦後講和論への執着
A 聖断シナリオの形成と発動
B 占領・講和と天皇
まとめ││昭和の戦争史に果たした天皇の役割
付表││天皇への作戦上奏・戦況上奏
昭和天皇・昭和史年表
参考文献一覧
あとがき