Salt Water Game ネットマガジン

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3年越しのメーターオーバー!長い道のりでござった・・・ 

6月27日 シイラ112cm7キロ(駿河湾)。 勘七丸の拓洋丸で出撃しました。5月末から毎週の様に船宿に電話を掛け駿河湾に入ってくるシイラをチェックし、波勝沖でシイラを見たと言う情報が入るやタイミングを見計らって出撃しました。シーズン初期のシイラは型は大きいものの群れが小さくて見つけるのが比較的困難。しかも駿河湾はパヤオなど魚が留まるものも無いので群れを全く見つけられず一日を棒に振ってしまうことも珍しくありません。

集合場所には僕らと同じ考えを持ったグループが勘七丸本船に乗り込みタックルをセットしています。僕らもタックルをセットして軽く準備運動やキャスティングをしてウォーミングアップします。何気に本船に乗っているグループを見ると彼らの目が明らかに僕らをライバル視しているのが判ります。僕らとて彼らには負けられません。先に群れを見つけた方がメーターオーバーをゲットできる可能性が高いのですから・・・。

両船ともほぼ同時に沼津港を出港。イチかバチかのハンティングゲームなので何とか先に見つけてやろうと全員が目を皿にして、漂流物を探し鳥の動きに注視します。南下を始めて約30分、西に魚を追うように飛ぶ数羽の鳥を発見。転進して追跡を開始しました。 しばらくすると鳥がダイブを始め、全速力で接近してキャスト。胴にいたサブリーダーの平尾がソウダガツオをヒットさせました。鳥はソウダガツオについていたことが判明し捜索を再開。15分ほど南下して再び魚を追う数羽の鳥を発見。 しかし今度は追跡してまもなく散ってしまいました。

捜索を始めて約2時間、松崎の数キロ沖まで来たところで、岸寄りの波間にかすかな黒い線を発見。転進して近づくに連れそれは数百羽の鳥が休憩している光景と判りました。船長曰く「この時期のシイラは鳥にはつかない」と、その数百メートル手前にあった潮目に浮く流木をチェックさせますがシイラの姿は見られません。

どうしてもあの鳥をチェックさせて欲しいと船長にリクエスト。 船を進めると、接近に気が付いた鳥達が一斉に飛び上がりました。
全員が一斉に波紋に目掛けてルアーをキャスト。着水するやいなやトゥイッチを開始。すぐさま2ジャーク目にグンと魚信がロッドに伝わりショートロッドが引ったくられました。「ヒットォォ!いる、いるよー!」 20匹ものシイラが他のメンバーが曳くルアーを追いかけてきて4人が一斉にヒット。
あっという間に船上は戦場と化しました。

僕は90cmのメスのシイラをランディングしてすぐさま戦闘を再開、船に付いて回遊するシイラをチェックします。
左舷後ろからメーターオーバーを先頭に5匹の群れが通過。その数メーター先にランカークラブのトマー改補強仕様を軽く投げ、着水してすぐにワンジャークすると先頭のメーターオーバーが飛び出しました。バイトして首を振り出したところで思い切り合せてフッキングに成功。 しかし水温が低いせい か首を振るだけでファーストランがありません。 僕もショートロッドなので魚をいなしながら慎重に寄せに掛かりますが、泳力は十分にあるのでなかなか寄ってきません。そうこうしているうちに他の群れがやって来て、その群れについて行こうと強烈に走り出しました。 30mほど走られその先でジャンプを数回、なんとかバラさずに交わしましたが次は真下に潜りこんでしまいました。一旦潜り込んでしまうと水温が低いので動きが鈍くなりなかなか浮いてきません。 ショートポンピングでジリジリ浮かせては走られの繰り返しで10分少々の格闘の末、何とかメーターオーバーをゲットしました。

群れの発見を聞きつけて本船が飛んできましたが、既にフィーバーは一段落して擦れてしまいました。本船はこの後1時間ほど群れを休めてトライしたのですが、結局上がったのは一本だけだったそうです。この日見つけられた群れは結局これだけでした。



シイラゲームを始めて3年。自分達で時期を読み、群れを見つけ、選りすぐってメーターをゲットする理想的なゲームが初めて成立した 記念すべき一日でした。 しかも右下の写真は関東地域で販売されているLure&FLYニュースにも載りました。

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