Salt Water Game ネットマガジン

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関門コウイカエギング(浜ちゃんモード)の巻


門司港で積荷の載せ替え。

2001年3月、北九州へ出張しました。

現場は関門海峡に隣接する門司港。
出張は1週間程度のものから長いもので半年に及ぶこともあり、
その間はずっとビジネスホテル住まい。

アルコール、バクチ系遊戯、風俗系一切やらず、唯一釣りにドップリという超健全(?)の僕にとっては、是非とも勤務明けの短い時間だけでも思い切りロッドを振ってバシューッとルアーを飛ばしたいんですけど、道具がコーディネートできないビジネスホテル住まいはかなりツライです。(T_T)

釣具屋で安いパックセット・・・?
すぐゴミになるし、そんなチンケな釣りはしたくないし・・・。

滞在から1週間、勤務を終えて門司港駅に向かう途中で釣り人の釣果を羨ましそうにチェックするのが日課となってしまいました。

関門海峡は3月から4月に掛けてコウイカが沢山釣れるらしく、岸壁には連日釣り人がところ狭しと並んでいます。

バケツの中を覗くと、誰のバケツにも型の良いコウイカが5ハイも6ハイも入っています。

釣り始めてせいぜい2〜3時間でこの釣果。釣り方も釣り座を構えて沖に向けてキャスト、そして単純にズル引きするだけ。

いわゆる線の釣りでこれだけの釣果をほぼ全員があげているのですから、海峡には相当沢山のコウイカが入っているのでしょう。

タックルは磯釣りで使う3mくらいのスピニングタックルにテンビン錘、そして小さめのエギがハリスを介して結んであります。

こんなに手軽に良型のコウイカが釣れちゃうなんて、本当に羨ましくて仕方がありません。昨年まで居た広島もそうでしたが、東京ではちょっと考えられない光景でした。

「やっぱり釣りはこっちのもんよなぁ〜、タックル一式こっちで買うかナァ・・・。」

と思っては見たものの、あと3日で出張も終わるし、いくらも楽しめないまま余計な荷物抱えて東京に帰るのも嫌だったのでその場は諦めるしかありませんでした。


門司港レトロの街のそばでコウイカの入れ食いモードが連日続く。
僕は指を咥えて見るだけ・・・。こりゃ拷問だよ。(T_T)


お、根岸湾だ。シーバス、シーバス!


お、ここはドロップオフか・・・水深は・・・。おっと、魚探じゃねーや。
ひずみも無くイイ感じで光が来てますね〜?これはOTDRという光測定器です。

東京に戻り、明くる日会社で報告書を作成していると、
上司に呼ばれ、

「おい、悪いけどまた北九州に行ってくれや。」
(はぁ、またッスか・・・。ニヤリ)りょーかい!
コーイカ、コーイカ、ルン、ルルン!タックル、タックル・・・ルン、ルルン!)

完全に釣りバカハマちゃんモード。

再びあのコウイカの湧く海峡へトンボ返りすることになりました。

もちろん仕事しに行くわけだから、荷物(釣具)はコンパクトに・・・。

ロッドはベイマチックBVC−603、リールはカルカッタコンクエストにファイヤーライン1.5号を70mくらい巻いたものを出張バッグに・・・

ん?ロッドが収まらない。いいや、宅急便で宿に送っちゃえ〜。

現地について見ると、仕事は前回の埠頭ではなく工場内での
作業でした。(げげげ〜釣り出来ないじゃん・・・。(-_-;))

とがっかりしていたものの、あと1日で作業が終わりというところで、
明後日から新たに埠頭の作業が始まるということで、引き続き
居残ることになりました。

しかも僕は夜勤で2週間延長滞在!(嬉!)
ん?日勤から夜勤に切れ替わるっちゅう事は・・・。

昼夜逆転の調整で明日は徹夜・・・朝までターップリ釣りできるぞー。 バッチリじゃーん!! v(^o^)vヨシヨシ

日勤最終日を終えて小倉駅前の定食屋で同僚と夕食をとって宿に戻ると、もう時刻は夜9時をまわるところでした。 

そそくさと宅急便で送っておいたままのトイレットペーパーの芯の
お化けのようなロッドケース(ロッドを通販で買うとこういうのに
梱包されてくるんだよね。)のパッキングを解き釣り仕度を終えると、貫徹装束の服装で足早に小倉駅へ。

ずっと見るだけだった関門海峡でのエギングがやっとできると思うと、自然と歩くのも早くなります。

門司港駅を出て門司港レトロを抜けて先ずは前回の作業現場のあった埠頭へ。

岸壁に並ぶ釣り人に邪魔にならないように一定の間隔を取り、オカッパリバサーよろしく先ずは闇雲にキャスト。

底を取って・・・。 ん?底が取れない・・・潮がメチャクチャ速いみたいです。錘を替えて再開。 

んんん、底は砂地か・・・・。お、ここからは瓦礫っぽいぞ。。。。
あ、根掛かった、お、外れた・・・。

ちなみにリグはヨーヅリ スーパー浮スッテ2.5号のオレンジやピンク、10号ナス型錘。 テンビンを使わずファイヤーラインを40cm位のところでYの字に二股にして、スッテのカンナがちょうど錘が当たるくらいに長さを調節。

ベイトキャスティングでロッドも短いので、この方がラインを巻き込めてキャストがし易いのでこのスタイルにしてみました。

地元の殿様方達はのんびり居座ってやってますが、あちこち歩きながら拾い釣りをする【ウォーク&ガン】のスタイルの方が「ここは?あそこは?あっちはどうだろう」って飽きないし、バスフィッシングのノリで楽しめるしね。

そろそろ終電が出発する時間です。ホテルにはタクシーを拾って駅4つ分の出費を覚悟しない限り帰れません。 だんだん冷え込んで来ましたが始発が出る時間までに数ハイは何としても釣ってやろうと覚悟を決めました。

コウイカ君や〜い。いるのはわかってるんだぞ〜い。

ラインを通じて海底の情報を読むことを楽しみながら、あっちでキャスト、こっちでキャストを繰り返していると、お、ついに来ました!

関門海峡産のコウイカ君!もあ〜っと濡れ雑巾が被さった感触。
まさしくこの感触!! わーい久しぶり〜!昨年の夏以来〜。
しかもあの時はバラしてばっかだったし・・・。リベンジリベンジ!!

一気に水面まで引き上げて、慎重に寄せてくると時よりブシュ〜と抵抗します。 ロッドが短いので堤防きわにしゃがみ込み、口を水面から出させて最後の噴射を交わすと一気に抜き上げ。
やったぁ〜。1パイゲット!

300gくらいのコウイカが小さなエギをしっかり抱いて上がってきました。二重にしたコンビニ袋にしまい込み、リュックにしまってエギング再開。 

前回の島根ではロッドが硬く身切れ連発で一パイも取れなかったけど、今回はその教訓を生かしてグラスコンポジットを使ったせいか、ふいの噴射でも身切れがなく安心して対応できました。

気を良くしてあちこち移動を繰り返しながらキャストを繰り返しましたが、潮が止まってしまったらしく暫くの間全く乗りませんでした。

瀬戸内海や九州は、そのイメージから関東に住む者から見ると暖かいものという印象が強いのですが、冬の北九は違います。
大陸から日本海を通って冷たい風が吹きすさぶ、まさしくここは
日本海の気候です。 ブルル〜さぶっ。

餌木と錘を一緒にロストしてしまい、かじかんだ手でリグを作り直した三投目、激速の堤防際で二ハイ目を追加。ウシッウシッ

というところで寒さに耐えかねて始発の出る時間になったので、
ここで関門エギング第1幕は終了することにしました。

空が白み始めた4時過ぎ門司港を後にして始発に乗ってホテルに戻りました。暖かい風呂に入ってこれで昼間はグッスリ眠れそう。

あ、このイカどうしようっか・・・。
いいや掃除のおばちゃんに食べてもらおっと。

今晩からまた門司港での現場作業が始まるのでした。  つづく


ヨーヅリの小さな餌木に抱きついた火星人・・・。
まだしがみついてる。

勤務終わったら帰りにまたやっちゃおっと・・・。(^^ゞ
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