〜Logitech チルトホイール、Microsoft チルトホイール、A4tech デュアルホイールの比較〜
| ホイール スクロール操作 ホイールクリック 各ドライバ |
−水平スクロール設定の比較 |
2004.11.13up
完成度99%
Logitech チルトホイール![]() チルトホイール(2004〜) 一周24段階
同社にしては引っ掛かり感が軽いホイール円周 約78mm 一段階当たり 約3.25mm |
Microsoft チルトホイール![]() チルトホイール(2003〜) 一周72段階
引っかかり感が全くないホイール円周 85 mm 一段階当たり 約 1.2mm ! |
A4tech デュアルホイール![]() デュアルホイール(1998?〜) 一周12段階
ホイール円周 65mm 一段階当たり 約4mm |
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![]() ごくごく普通のスクロール 24段階/一周。グリップ感も良好。 クルーズアップ・クルーズダウンボタン ボタンの性質上、あっちが立てばこっちが立たずとなるのはやむを得ないが、MX-700より、実用度が高まったと感じる人が多いと思われる(脳内推測)。 がたつく?−我慢すべし
とある価格com掲示板の人が言うには、ガタツキがあるとのことだ。今までのかっちりとしたホイールを想定して比較すれば、確かにそうだ。だが、総合的に、チルト機能が付いたのだから、我慢すべきだ。 |
![]() でかいホイール ホイール表面はゴムのような素材で、とっかかり(?)が一周36個。手が濡れない限り、ほどよいグリップ感だ。 |
![]() ホイールはごくごく普通 12段階は、むしろ少ない部類だ。可能なら、もう少し段階数が欲しい。 指先一ストロークあたり、3−4段階 指の奥からスクロールさせれば、そりゃー、8段階くらいいける。だが、普通に回転させているときは、指先の一ストロークあたり3−4段階程度だ。 |
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スクロール操作 |
スクロール操作![]() 指が拡がり気味になる 写真だと分かりにくいかもしれない。チルトホイールが、大きな機構なので左右のボタンの配置を両端に押しのける形になっているのだ。 だから、指のポジションは拡がり気味になる。他社の小さなマウスを使っている人なら、指を広げることを覚えなければならない。すぐに慣れるんだけどね。 最大の特徴:引っかかり感なし 大多数のマウスは、スクロールさせると、バネか何かの反動が指先に伝わってきますわな。ところが、コイツはバネを取り払っているらしく、引っかかり感を生む設計になっていない。大冒険だ。 72段階スクロール 尚かつ、一周72段階、約1.2mm 動かしただけで一段階スクロールする。計算上、他のホイールの約2倍か3倍シビアな動だ。このシビアすぎるスクロールのおかげで、戸惑いまくり。現在、指先を慣らしている真っ最中なのだ。 (2004.11.06追記) ダメポ 良い場面 ニュースサイトでの、宣伝にあるようにWeb閲覧や、Word閲覧に限ってはスクロールがスムーズだ。素晴らしい。 スムーズなスクロールを わずらわしい?引っかかり感なしで実現 さらに、加速スクロールで長〜いスクロールも楽々 この宣伝に、茶々を入れる隙はない。本当だ。 悪い場面 でもね。 一段階だけスクロールさせたい! 反動を確かめたい! っていうシチュエーションでは、この設計がまるで逆に作用する。扱いにくくってたまらないのだ。 具体的には、こんなシチュエーション。
また、また、後述するが、回りすぎるせいでホイールクリックの成功率が落ちてしまうのだ。 72段階を落とせないものか?
IP5.0を入れていないときは、一周18スクロールだ。IP5.0を入れると、途端に72段階スクロールとなる。実行ファイルである「Point32.exe」をタスクマネージャで切っても何故か「72段階スクロール」は生きているんだな。これが。 ソフトウェア側で72段階スクロールにしていることは確実なので、せめて切り替えができるようにしてもらえないだろうか。シチュエーション毎に切り替わるのなら、なお良い。 |
スクロール操作![]() ホイールは小さい ホイールが二つある関係で、どうしてもホイールは小さくなる。だから、弊害があるんだろうけど、俺は感じない。 指が拡がり気味 A4TECHも、どちらかというと指を拡げ気味にしなければならない。やはり、俺は気にしないが。 消音設計 A4TECHが謳っている、「ノイズレスホイール」。確かに、そっちのほうが良い。だが、「有っても無くてもかまわない」と感じた。 だったら他のボタンを… わざわざ「ノイズレスホイール」と謳うのならば、他のボタン音を少なめにしたほしいものだ。何度か書いているが、A4TECHに採用されているスイッチの音は、でかい部類に入る。ホイール一つが「ノイズレス」でも意味がない。まぁ、色々な制約により消音は実現しないんだろうけどね。 |
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ホイールクリックやや重いチルト傾斜の誤動作をさせないために、やや重い設定だ。チルト傾斜との格差を設けている。 安っぽいクリック感 やや重くて安っぽい音のタクトスイッチに変更された。押して、戻したとき(Release)したときに「カコーン」とタクトスイッチの金管音が跳ね返ってくる(大げさな表現ではない)。これでは、上品とは言えない。Logitechファンならずとも気になるところ。 誤動作防止のためだろうが、個人的には、軽いクリック感のほうがいい。 |
ホイールクリック(慣れていないからかもしれないが…)重くて死ぬる。 重いんだは、これが。今まで手に触れてきたあらゆるマウスより重い。 輪を掛けて強力なスクロール判定 ホイールクリックしようとしても、ちょっとでも「スクロールされた」と判定されるとアウトだ。上記にあるように尋常でないシビアさで、最初はホイールクリックを失敗しまくった。
慣れても、手早くホイールクリックできないかもよ このマウスのホイールクリックを極められることが出来ないかもしれん。それだけムズい(難しい)。ホイールクリックは、至って普通のマウスほうが断然楽なことには変わりない。 |
ホイールクリック![]() 至って普通、もしくはやや重い 極端に重くなければ、マウスのほうに体を慣らすので全然平気だ。A4TECHのホイールクリックは、普通よりかは重いかもしれない。だが、俺には至って普通だ。 こう言う人には勧めん
おっしゃる通りでございます(笑).。 さように感じる人には勧められん。 |
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ホイールを傾ける今回の目玉今回の設計は、ホイールをスムーズにチルトできることに最大限の配分をしているのだと勝手に思う。違和感なく傾けることができるので、成功していると言える。 総合的には、自然に傾けることができるチルトが付いたのだから、ホイールクリックの質感が、(Logitech基準では)落ちてはいるのものの、使い勝手の幅が広まった。 良好なチルト MSのチルトホイールと違って、傾けるのに必要な力は、左ボタンクリックに必要な力と同じ程度だ。ほぼ、左クリックと同じような感覚で使える。 ただ、もともと人間工学的には、指先を左右に振る動作は不自然なので力を入れにくい。人差し指からだと、(僕の場合)左側に倒す操作がやりにくいし、中指からだと右側に倒す力を入れにくい。それでも、不自然な感覚にはならないのだから大したものだ。 「チルトボタンが入ったぞ」という感覚 チルトさせたときに、「(組み込まれている)スイッチが入ったぞ」という感覚が、指先に跳ね返ってくることもありがたい。(MSチルトホイールにはない) フレキシブルな操作 時間的には、親指側面ボタンを押すような感覚で、即応できる。はっきり言って、ホイールクリックを押すまでの時間が重くなったせいで遅くなったので、ホイールクリックよりもチルト傾斜のほうが早い。 頻繁に左右に倒す操作も平気 あくせく左右にホイールを傾斜させる
こんな操作も、MX-1000 のチルトホイールでは気軽にできる。左右に素早く切り替えする操作で、専用ホイールを設けてあるA4tech
デュアルホイールに切り替えで若干及ばないくらいだ。 |
ホイールを傾ける当初、感覚を掴めずいかんせん、感覚が掴めない。ホイールを操作する指さえ決定できない。人差し指にしようか、中指にしようか。判断に戸惑う。どうやっても、フレキシブルに反応できない。 セカセカ倒すことを想定していない で、考えたんだわさ。 設計者は、あくせくホイールを倒したりすることを想定していない。設計者は、優雅にチルトスクローリングして欲しいのではないか?と。 意識的には新聞をめくる時間と同じくらいか? 感覚的に、次の動作よりは確実に遅れる。 自転車に乗っていて、ブレーキを引く操作
時間的負担、精神的負担は次の動作くらいか? アクセルペダルからブレーキペダルに踏み換える動作 いくらなんでも、次の動作ほどゆっくりとはならない。 AT車のシフトレバーをドライブからパーキングレンジに 一旦、ホイールの上に指を載せた場合は、比較的フレキシブルに対応。 指を一旦載せている場合は、左右にガチャガチャホイールを振って良い。あまりにぞんざいな扱いでは壊れるかもしれないが、丁重に扱わなければ壊れるわけではなさそうだ。だから、ぶんぶん振ってよい。 慣れ親しんだA4TECHには勝てず。 慣れているだけあって、右に左にスクロールを切り替える場合では、A4TECHのほうが楽だ。 Microsoftも側面ホイールを考えていた? このページには設計段階のモックが載せられている。このモックを見ると、側面に第二ホイールが付けられている写真がある。その延長線上の発想で、SONYのジョグダイヤルみたいなことを考えていたとしても、おかしくない。 また、今回のチルトホイールは結局のところボタンのON/OFFだけで水平スクロールを行っているが、傾ける角度によってスクロール速度を調節する機構も考えていたようなのだ。(出処忘れた。涙。) コストなどの色々な制約で、結局、今の形(チルトホイール)におさまったようだ。 |
第二ホイールを回す![]() 第一ホイールと同じ。 変らない。第一ホイールとまったく同じ感覚でクルクル回すことができる。「まったく同じ」というのは語弊があるかもしれない。何年も付き合っているので、慣れきっているからだ。過剰適応しているかもしれん。 フレキシブルな操作 まさに、即応できる体制なのがよい。縦横無尽に動かせる。(←ちと、言い過ぎか?!)とにかく、頼りになるのは、こんなシチュエーション ・左に右に、せせこましく動かす ・素早い水平スクロールをしたい こんなとき、第二ホイールは効果覿面だろう。もはや、スクロールバーまでマウスポインタを持っていってドラッグ…なんてことは、考えられない。 ゆったりと押しっぱなしの動作が好きならば、没 反面、ひたすら水平のスクロールさせる場合、あくせく水平ホイールを回し続けなければいけない。 良くないシチュエーションとしては
・あくせくホイールを回すよりも、ゆったり感が欲しい ・水平スクロールが続くのだが、ホイールを回し続けたくない このような嗜好や場合のときだ。 |
| 倒しっぱなし−間隔はソフトウェアで制御 ホイールを左右に倒したままにすると、連続して水平スクロールする。 水平スクロールの命令を送っている間隔は、ソフトウェアで制御をしている。ソフトウェアで制御しているので、MS Wireless IntelliMouse Explorer 2.0 との、この比較は意味がない。参考程度に。 ![]() ↑条件をそろえるため、IntelliPoint 5.0 のサンプル用画面を掘り返してきて、測ってみる。
最も早い設定でも、あまり早くなっていない。 Excelの表を端から端まで SetPointでは、Excel には個別設定が効いている。最も早い設定だと、一気に26列(A列→AA列)までスクロールする。 後発だけあって、MS Office系ではSetPointのほうがIntelliPoint 5.2 よりはるかに完成度が高い。 |
倒しっぱなしは 4.2〜5回クリック/秒 ホイールを倒しっぱなしにすると、連続して水平スクロールする。長い時間傾けっぱなしにすれば、どんどんスクロールしていく。 さて、簡単に腕時計で計ってみると測定結果に幅が出た。謎だ。 ![]() 注)IntelliPoint 5.2 ではサンプル用の画面がなくなりました。 ↑ このサンプルでは、150段階スクロールが34秒かかった。設定は一番遅い設定。 Excel だと250段階の水平スクロールが50秒。
耳を澄ませば…、チルトボタンは他のボタンとは全く別ものであることが判る。 チルトを、30秒間に150回までいきませんが、145回ほど「ツー・ツー・ツー・ツー・ツー」と音がなっていることが チルトボタンは他のボタンとは全く別モノ?
チルトボタンが他のボタンと同じかどうか探るために、Wireless IntelliMouse Explorer 2.0 に耳を近づける。 チルトボタンでは、他のボタンと違った音が発信される。 30秒間に150回まではいかないが、145回ほど「ツー・ツー・ツー・ツー・ツー」と電子音が鳴っていることが判る。 どうやら、断続的にチルトボタンが押されているという情報を受信機に送っているようだ。音は他のボタンを押したときに発する音とは別ものだ。 ハードウェア的に別モノだとすると、チルトボタンを他のボタンの割り当てにすることは、難しいのではないか? |
←左と同じことをA4TECHの第二ホイールでやってみる。
これはもちろん、特性の違いからくるものだ。 傾ける動作のチルトホイールは、特性上スクロール早さが一定。他方、専用ホイールは、ホイールの回し具合でスクロールの早さを調節できる。秒間5段階程度で回しても、傾けて待つよりは十分に早くて軽快だ。 |
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Logitechi SetPoint 設定画面 ソフトウェアで調節 SetPointでは、スクロールさせる命令を送る間隔を変更することでスクロール速度を調節する。 MSチルトホイールの弱点を克服 MS チルトホイールの命令送信間隔が固定で、スクロール列数を変更することで、スクロールの速度を調節している。これでは、速い設定にしたとき飛び飛びのスクロールとなってしまう。 SetPointでは、速い設定でも飛び飛びのスクロールにはならず、MS チルトホイールの弱点を克服している。 設定を変更していくと…
設定ファイルであるuser.xml を見ながら、「水平スクロール測度」の設定を変更していくと、 ・Elapse Time ・MaxElapse Time ・MinElaspe Time のうち、 ・Elapse Time のパラメータだけが変化していることが判る。 Elapse Timeって? 字面からだと、水平スクロールの命令を送っている間隔(ミリ秒)を変更しているのだと受け取れる。 設定を上げていけば、確かに速くスクロールするようにはなる。だが、最も早い設定でも、あまり早くなっていない。 理屈上は、設定値の幅が広いので、きちんと適応しているならばともっと早くスクロールし終わるはず。だが、そうはなっていない。 あまり早い間隔で水平スクロールさせる命令を送っても、アプリケーション側で無視しているのだろうか? |
| IntelliPoint 5.0 設定画面 一度にスクロールする列数を1−10に設定するだけ
押しっぱなし =一秒間に約5回 水平スクロールのメッセージ 「左右に倒す操作で、水平ホイール以外のことをやらせたい!」 ただ、潜在力は秘めていると思う。IntelliPoint のバージョンアップによって何か別の機能を割り振ることのできる日が来るのかもしれない。 2004年8月に、アプリ別割り当てを復活させたIntelliPoint 5.2が出たが、チルトへの割り当ては無い。って言うか、ハードウェア的に、割り当ては実現しない。 断続的にデータを送信 何故そんなことが断言できるかというと、マウスに耳を澄ましながらホイールを左右に倒しっぱなしにすると、平常時のピーピー音と違う、断続的に「ツーツーツーツー」鳴っている音が聞こえてくる。「ツーツーツーツー」鳴っている音の間隔と、水平スクロールが同期している。このことから、断続的にデータを送信しているだけだということの予想がつくからだ。この断続的なデータ送信では、他のボタンに割り当てるには不都合だ。 スクロール速度…実は列数設定 列数は(1−10行) 設定では、 遅く−−−−−−−−−−早く となっているが、意味するところは一回当たりに水平スクロールさせる列数のことだ。1−10列まで10段階の設定になる。 さて、ホイールを倒す操作は、 スクロールバーのツマミを、設定された列数だけクリック と全く同じに見える。 なので、『遅く−早く』というのは設定を変更してもあまり実感がわかない。むしろ、列数を多めに設定すると、Excelなどで弊害が目立つかもしれない。 |
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A4TECH iWheelWorks 設定画面 老舗な分だけA4TECHのほうが機能多し 列数:1−30
(意味薄いけど) 行数設定:1−30行 スクロール方向を逆 ページ単位スクロール 水平ホイールは、スクロール専用 A4TECHの水平ホイールも、ボタンに機能を割り当てることはできない。やろうとする兆候がない。 (バージョンアップで、あっさり多機能化される可能性は否定できないが) 水平ホイールに何をやらせるのか? 一般の人が考えているであろう機能はすべて満たしている。 スクロール方向が気に入らなければ、逆向きにすることもできるし、垂直と水平のホイールを入れ替えることもできる。 ズーム機能 今のところ、Officeに限って水平ホイールにズームイン/アウトを行わせることができる。 妖しい動向 何やら今度のA4TECHでは、iWheelWorks シリーズの名称ではなく、iZoomWorks と銘打ったドライバを制作中の模様。ズーム機能が強化されるのだろうか。 ある意味、既に完成形 A4TECHのデュアルホイールは、ある程度完成形なのかもしれない。斬新な変化はこれ以上ないのだろう(と勝手に思う。) 強いて要望を挙げれるならば、 ・水平ホイールも、クリックできるようにする ・高速スクロールを取り入れる こんなところだろうか。 |
A4TECH 水平ホイールとMicrosoft チルトホイールとの比較
2003.10.28up
2004.01.08改
タイトルを、水平スクロールの比較に 2004.11.13改
完成度99%