| 住まいの図書室 |
住まいを建てるにはものすごいエネルギーが要ります。打合せなどしていると解らない専門用語が設計者の口から出てきてストレスがたまります。ここでは少しでもそういうストレスがたまらないようによく使われる専門用語を簡単に解説します。
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| Q1 | マイホームを建てる時、どんな費用がかかるのですか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A1 | どのような費用がかかるのかを列記すれば まず必ずいるのが土地を取得する費用と建物を建てる費用とそれにまつわる諸費用です。 で、皆様方が解らないのが最後の諸費用についてだと思われます。これについてさまざまですが列記すると 1.古い建物を取り壊して建てる場合など解体・除脚工事費用 2.地質調査費用 3.設計・工事監理費用 4.土地と建物の各種登記費用 5.水道などの加入金 6.祝祭典費(地鎮祭とか上棟式の費用) 7.不動産取得税 8.登録印紙税 9.固定資産税(毎年) 10.都市計画税(毎年) 11.各消費税(かかるものとかからないものがある) 12.各種保険料(火災保険、地震保険、生命保険など) 13.各種手数料(住宅ローンの手数料とか色々な手続きの手数料) 14.引越し費用 15.家具などの備品購入費用 等とほぼこれぐらい色々あるわけですが住宅ローンなどを申し込まれる場合はできる限りこの諸費用ぐらいは自前の資金でまかなう方がローンの返済が金利によっても違ってきますが最長35年のローンで借入元金の約2倍も返済することになるのですから・・・ |
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| Q2 | 諸費用はいくらぐらいかかるのですか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A2 |
いくらぐらいと言われましてもケースbyケースですので明確にお答えできませんが、一般的な建坪40坪程度の住宅程度を想定して現状の景気の状態での参考程度にA1に沿って列記しますと
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| Q3 | 建築設計事務所に具体的に相談すると、どの時点で費用が掛かるのですか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A3 | 本来なら設計事務所にお願いした時点でいくらか報酬が発生するのですが、大抵の設計事務所は土地に関する調査、具体的な建築の相談、打合せをして最初のプランニングぐらいまでは無料で行ってくれると思います。そうしないと具体的に設計業務費用、工事監理費用がいくらぐらいかかるのか正確に見積りも出来ないのです。それに全体の予算をおおよそ把握しなければなりませんし・・・弁護士さんなどは相談しただけでいくらか報酬を請求されるようですがたいていの設計事務所は最初のプランニングまでは無料の営業範囲内でやってくれると思います。もしも、不安でしたら、最初に費用のことを確認することをお勧めします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Q4 | 設計から建物の完成までどれ位の期間がかかるのですか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A4 | 建物を建ててそこに住んだり、利用したりするまでには多種多様な作業があり色々な業種の方が登場してきます。それはまるで産業の紅白歌合戦の様相です。一般的な例を紹介します。 まず、建物を建てるために一番最初に必要なのが土地です。もちろん土地をもっておられる方は関係がなくなりますが土地を取得するためにはまず不動産屋さんが登場し、取得するとなれば一般的には測量士、司法書士等土地の測量、登記の作業が発生します。代金の支払にローンを利用すれば銀行等、金融機関が登場し、と・・・・ここまででもそこそこの日数とエネルギーが必要となります。場合によってば何年もかかることも有ります。 本来なら通常はここからが建築士の登場となるわけですが土地取得に対しても専門的なアドバイス等をする事も少なくないです。 さていよいよ建物のプランニングですがその前に当然、建て主がどういう建物を建てたいか一度お話を聞き、又土地のある場所場所にはどういう建物が建てられるかなど都市計画法など法律で細かく決められていますのでそれを調査、確認する業務が有ります。その上でいよいよプランニングです。通常、建物の間取り、配置、姿のイメージなど建築士が考え、提案するわけですが、一度で決定する事は殆んどなく最初のお話から間取り、配置が決定するまで何年もかかる場合もありますし、あらかじめ期限を切って取り組む場合もあります。 次に基本設計という業務に入ります。これは建物の基本的な全体像をとらえる作業です。間取り、配置などの2次元の世界から高さが加わり3次元の世界へと移行していきます。また同時に建物各部分の仕上げも決めていきます。この間にも何回かの打合せが有ります。 次に実施設計に移っていきます。これは建物の細かな詳細を設計図として表現していきます。材料の仕様とか納まりとか設備的なこと、工事の方法などを指定していく作業で、設計図面が最も数多く占めるところです。これが終わって設計業務の完了です。この期間が一般的な木造2階建て、延べ40坪ぐらいの住宅で約1ヶ月〜2ヶ月ぐらいかかります。 設計が終わると設計図書をもとに工務店等に見積り依頼します。この場合何社か見積もり依頼をして競争入札のような形をとったり あらかじめ○○工務店に決めておいて見積りをお願いしたりします。このときも建築士が建て主の代理者として業務を進める事が多いです。見積りが上がれば予算と照らし合わせ調整して工務店を決定し、工事の契約を行います。契約が無事終了すれば地鎮祭(じちんさい)等をとり行い、やっと工事の着工となります。この間でもスムーズに事が運んでも約1ヶ月〜1ヶ月半はかかるのが通例です。 工事が着工すればよほどの事情、又は特別な工事の方法等がない限り、一般的な木造2階建て、延べ40坪ぐらいの住宅で約3ヶ月半〜半年もあれば完成しますが予算を度外視して建物の出来栄えを考えると工事の期間はなるべく余裕のある期間にするほうがよくなる傾向にあります。(その分工事費も割高になりますが・・・) 工事が完成すると検査機関の検査を受け合格し、工務店から引渡しを受け、登記をし、工事代金の残金の支払が終われば建物にようやく住めることとなります。この間建築士は見積りの段取、指示、チェック、工事契約の立会い、工事の工程管理、予算管理、品質管理等々、工事監理業務としての仕事となります。 質問からはやや外れた回答になりましたが事の始まりからの流れを把握してもらえれば、どれぐらいの期間が必要かご想像できないでしょうか?又、期間が諸事情により決められているのであれば前もっていつまでに完成してほしいというのを建築士に頼んでおけばそれに合わせて全てのスケジュールを組んでもらえるはずです。但し、物理的に可能な範囲で・・・・ いずれにせよ建物を1軒建てるとなると費用の面もそうですが、相当なエネルギーを必要とします。 |
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| Q5 | 設計はすでに終わっておりますが工事監理だけでも引き受けてもらえるのでしょうか? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A5 |
監理業務だけでもお引受できないことはないです。 全般的に多いのが工事監理は現場常駐監理ではなく重点監理を行います。大規模な建物等など現場常駐監理を行うことが有りますが一般的な住宅などは重点監理をするのが一般的と言えるでしょう。といいますのは現場常駐監理をするとなると多額の監理費用負担が発生しますので行わない方が多いです。 |
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| Q5 | 私の家では部屋の中がシンナーのような匂い目がチカチカします話題いになっているシックハウス症候群など心配ですどう対処すればいいのでしょうか?アドバイスをお願いします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A5 | シックハウス症候群については建築豆知識で紹介しておきました。VOCなどは一般的には時間の経過とともにその発生量は低下していくと考えられています。対処の仕方として確実なのは部屋の内装などをホルムアルデヒド、VOCなどの心配のない材料に貼り返るのが最良だと思いますがとはいってもなかなか大工事になりますし、お金もかかることですのでとにかく部屋の換気をまめにすることを応急的な措置としてお勧めします。昔の建物は建物のいたるところに隙間があり意図的に部屋の換気をしなくても自然に換気がなされていましたが最近の住宅は気密性がよくなり意図的に窓を開け部屋の換気をしないとなかなか換気が出来ないものです。ご注意を・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Q6 | ローコスト住宅とは一体どれ位いのコストがかかるの? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| A6 | 最近「ローコスト住宅」という言葉、広告を見かけますが具体的にどれくらいのコストなのでしょうか?ローコストを売りにしている物件、住宅メーカーなどの広告を見かけると坪単価(1坪は畳2枚分、約3.3u)30万円台というのを見かけることがあります。で、実際どういうものなのかというと人に話を聞いてみるとその品質はさておき建物の完成率がどうも我々が認識している完成率といささか違うように思われます。 建築工事は設計の内容に沿った工事契約を結び工事を完成させるわけですが実際に完成した住宅に引越し、住もうとすると色々と別の費用がいるわけです。引越し費用、税金、登記費用、その他色々と要りようです。もちろんこれらの費用については建築工事費とは直接関係のないものですから別途費用と認識してもらえるかと思います。ところが建築工事に微妙に関わりのある費用が工事契約に含まれていないことが有ります。工事契約に含むか含まない方がいいのかは判断が難しい面もありますがコスト比較されるときに注意が必要です。最初はローコストだからと飛びついて終わってみるとそんなにローコストでなかったという事もしばしばあるようです。 ここにほんの少し例をあげておきますのでご参考に・・・ ・・・外構工事・・・ 建物を取巻く塀、門、門扉、郵便受け、外灯等外部工事です。殆んどの場合は別途費用とするのが多いようです。 ・・・水道・下水道の負担金、協力金・・・ 下水などを公共下水道などに接続するときに管轄する行政、又は管理団体等に納める費用で団体によって費用が異なるので別途費用とするのが多いようです。 ・・・家具、備品類・・・ テーブルやイス、ベッド、机といった常識的に別途費用と判断できる一般家具から下駄箱、カーテン、ブラインドなど工事費用に入っていてもいいのではないかと思われるものまでさまざまです。 ・・・設備関係機器・・・ エアコン、照明器具等住まいとしては不可欠と思われる物も別途費用となっているところがあるようです。しかしこれらは電気量販店であとで買った方が費用が安くつくこともあり、工事後でも比較的都合がつきやすいものですが天井に埋め込むタイプの照明器具、エアコン等は建築工事のなかで取り付けないと後からは難しい面があるのでご注意を!! ・・・建築工事に付随するもの・・・ 網戸、雨戸、面格子、など建築に付随するもので建築工事費用に含んでいてもいいようなものやキッチンや洗面化粧台などの附属設備の仕様によっても色々とオプション品も有ります。 このように別途費用と称するものは多岐にわたり有りますのでこれらを含んだ金額と含まない金額とでは坪単価に換算しても10万円や20万円ぐらいは簡単に増減しますので住宅メーカーや工務店、設計事務所などに問い合わせるときにはある程度の建築契約工事内でやっておいてほしい事柄を明快にすることをお勧めします。 |
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