猫 避妊・去勢 Bコースの手術法について
手術方法について
- 当院では、卵巣と子宮を全部切除します。卵管と子宮の縫合、腹壁の縫合、外皮の縫合とも、非吸収糸を用います。外皮の縫合はステンレスのワイヤーです。
- 生後三ヶ月〜四ヶ月くらいの仔猫の避妊では、傷口の大きさは1pくらいです。
- 妊娠している猫ちゃんの傷口の大きさは5p程度になる場合があり、猫ちゃんにも負担が大きいので、なるべく発情する前に手術をされることをお勧めします。
- 外皮縫合は、抜糸する方法で縫合します。抜糸は10日後となります。 野良猫の場合は、抜糸しない方法で外皮を縫合(ステンレスのワイヤー)できますが、なるべく抜糸できる方法で縫合し、10日後に抜糸に来ていただければ、術後の様子も確認できるので望ましいです。
- 野良猫は、手術が済んでいる証拠を残すために、耳をV字にカットします。外に出る飼い猫も耳カットを推奨します。理由は、耳カットをしていない避妊ずみの猫が知らない人に捕獲された場合、避妊済みを確認するために、再び大きくおなかを切開する場合があるからです。
- 器具の滅菌は、高温高圧滅菌(オートクレーブ)を用い、手術に使うメス刃は、一頭に付き新品を一つ使います。
予約について
- 予約は、前日までに、電話またはFAXで、予約状況をお確かめ下さい。(早めに連絡をいただいた方が、予約を取りやすいです。)
- FAXの場合は、折り返しこちらから電話でご連絡しますので、連絡先を明記してください。(休日、夜間にFAXを送信された場合は、お返事が翌診察日となります。)
- 予約をキャンセルする場合は、お電話かFAXで、当日午前10時までにお知らせください。
- 手術当日は、朝食を抜いて、しっかりしたキャリーバックに入れ、午前9:30に受付をして下さい。どうしても午前9:30に間に合わない方はご相談ください。
- お迎えは午後4:00または午後5:00までになります。(お預かり時間により、当院で指定いたします。携帯電話へ連絡希望の方はお申し出ください。)
- 送迎は行っておりません。
その他の注意事項
- 猫ちゃんを捕獲する前に予約状況をご確認ください。
- キャリーバックは、布製のものではなく、プラスチック製のしっかりと扉の閉まるタイプのものをお使いください。布製の物は、倒れたりファスナーが開いたりして危険です。
- キャリーバックの中には、毛布などの布類は入れないでください。麻酔時に猫ちゃんが隠れてしまい、作業が滞ります。新聞紙をたたんだ物にペットシーツを貼り付けたシートを作って下に敷くと、あたたかく、尿なども吸いますので、お試しください。
- 野良ちゃんの場合、できれば最低一晩は、お家に置いて様子を見てあげてください。
- 生後三ヶ月頃の猫ちゃんの場合、生後二ヶ月頃に一回目のワクチンを済ませておくと安心です。
耳カットについて
当院ではBコースで手術をする場合、外に出る猫ちゃんには、耳にV字の切り込みを入れることを標準としています。
耳カットというのは、お外で暮らす猫ちゃんを避妊・去勢した後、「手術済み」の目印に、耳に少しだけV字の切り込みを入れることをいいます。
[なぜ、耳カットか?]
- お外に出ている猫ちゃんの場合、色んな人の目に触れるため、別々の人に何度も捕まえられて、手術されそうになることがあるからです。
- ご近所に猫が嫌いな方がいる場合、耳をカットしている猫が、避妊・去勢済みであることを知っていただくことにより、保健所に通報されるといったような、様々な摩擦を回避できます。猫は室内で飼うことが義務づけられつつある昨今、外に出る猫ちゃんが暮らしやすいように配慮することは、大切なことであると考えています。
外に出る猫ちゃんで、耳カット不要の場合は、Aコースで予約をお取りいただくようにしておりますので、ご了承ください。
あびこ動物病院 電話・FAX 06−6694−0889
