ノミの予防  

ノミは夏前から秋にかけて発生します。

ノミの生活環は卵→幼虫→サナギ→成虫→卵となります。犬猫の体で見かけるのは成虫です。
その成虫が犬猫の体の上に卵を産んで、犬猫が通ったところに卵をバラバラと落としてゆきます。
地面に落ちた卵はかえって幼虫となります。そのあと、サナギとなり、サナギからかえったら成虫となります。成虫はサナギからかえったあと犬猫が来るのをじっと待ちます。そして、犬猫が上を通るとピョンと飛びついて寄生するのです。
そして、また成虫は卵を産みます。これが、おおまかなノミの一生です。


以上のことから、卵・幼虫・サナギの時代は犬猫の体の上ではなく、地上で生活していることがわかります。つまり、犬ならば犬小屋の中とか、猫ならば家の中の猫が通るところならばどこでもいるということになります。
そして、もっと恐ろしいのが、卵は卵のまま冬を越すことが出来ると言うことです。つまり、去年の卵が今年の春になるとかえって幼虫になるということです。外に出していない猫でも毎年夏になるとノミがつくのはこの原理があるからです。


ノミが寄生すると体から吸血される以外に、さなだ虫の寄生の媒介もします。

ノミに吸血された時にアレルギー反応を起こしてアレルギー性皮膚炎をひき起こす犬猫もいます。


ノミはこのような生活サイクルですので、なかなか完全に駆除するのは難しいです。特に猫の場合はタンスの上とか冷蔵庫の上など高いところにも上がるのでそこにもいます。
バルサンやアースレッドなどは効果があります。しかし、猫を他の場所に移動させないといけないし、幼虫は死にますが卵やサナギは死なないので2週間に1回ぐらいしないと際立った効果は見られません。
掃除機で毎日掃除をして酢酸や塩素などで拭き掃除をするのは効果があります。しかし、じゅうたんや畳の隙間に入っているものには効果が低いです。
その他に、1ヶ月に1回飲ませる薬や、つける薬などいろいろな駆除手段があります。なにか手段を講じないとものすごいスピードで増えてゆきますので気をつけないといけません。