cata(テスティング) このワインをテスティングした最初の印象は、「どこかで出会ったような・・・」という一種の懐かしさではないかと思う。それもそのはず、ベースとなっているのはカバの主役であるチャレロ。このブドウ独自のシトラス系のさわやかさが広がったあと、スパイシイで深みのある味わいと、カバを思わせるラクティックな余韻が、強い印象を与える。重厚でありながら華やか。エレガント。カタルニア独自のブドウと長年の白ワイン作りの経験を生かしながら、ここまでモダンなワインを生み出したトーレスの着眼点の良さに脱帽。新生トーレスを代表する白ワインとして、ぜひ紹介したい1本。
(渡辺 万里)