事前準備


  1. 事前準備
  2. モスクワへ(8/8)
  3. モスクワ市内観光(8/9)
  4. ブルガリアへ(8/10)
  5. 皆既日食観測(8/11)
  6. ネセバとバルナ(8/12)
  7. 帰国まで(8/13)

  8. ブルガリアで入手した新聞

◇どこへ行く?
はじめからロシア・ブルガリアへと決まっていたわけではないのだ(^^; 「今年8月に皆既日食があるなあ、夏休み期間だから1週間なら大丈夫だな」 と思って、検討をはじめたのがゴールデンウィークの後。 はじめに皆既日食目当てだったのだ。

天文雑誌(スカイウオッチャーなど)やあちこちのホームページを見て考え込む。 天体観測の仲間や海外旅行時の仲間と連絡を取って(主に電子メール)情報収集。

海外旅行時の仲間の提案は「フランスへの格安旅行」でランス近辺狙い。 そうでないと30万円を越えてしまう。ただし、フランスは晴天率が低く50%程だろう。 パリはかなり昔になるが行ったことがあるので面白味が少ない。

過去に皆既日食を海外へ見に行った人の話では、阪急交通社のツアーがもっとも安くなるらしい。 それでも30万円を切るのは難しいだろう。 海外旅行時の仲間はあまりに高いと考え込んでしまった(^^;

小グループでトルコを目指している人がいると教えてもらったが、 その人とは一回会っただけ。いきなりそのグループに混ぜてもらうのは無理というもの(^^;

この時点までトルコ行きを考えていた。トルコであれば晴天率は90%以上と高い。 暑いとは言うが、日陰で40度を越える赤道直下の国で1年以上暮らしていたこともある。 夏のトルコも似たようなものだろう(!?)。親日国と聞くし、まだ行ったことがないから 一度は行ってみるのもよいだろう。

しかしスカイウオッチャー6月号を見てブルガリア行きをほぼ決心してしまった。 日本通運新宿旅行支店のブルガリアコースであれば、 ロシアでスペースコントロールセンターを見せてくれると言う。 ロシアは旧ソ連時代に降りたことはあるが、空港から出してもらったことがない (信じない人が大勢いるけど本当だってば ^^;)。 モスクワを実際に見てみたいし、スペースコントロールセンターともなればなおさら。 ブルガリアでの晴天率は80%以上と聞くし、悪くはない。 説明会も開かれるという。5/22の説明会参加を電話で申し込む。


◇説明会へ行ってみた
新宿旅行支店は高田馬場にあった。早めについて早稲田古本街を探索。 理工学書などの専門書は見つからず、どこにでもある古本屋と変わらないようだ。 もっと早稲田に近い所は別だったのかもしれないが、あまり時間をかけると遅刻する。

説明会に来ていたのは20名程だったと思う。 自分の名前と住所を記入するときに、他の人の住所が目に入ったが、 前橋とか静岡など、かなり遠方からの人もいる。自分はまだ近いほうなのか(^^;

資料が配布され、各コースの説明。観測地の晴天率、気温、治安などが説明された。 質疑応答時からみて、相当の経験者から素人に近い人まで幅広いらしい。 質疑応答も終わると、日食観測支援ソフト・エクスプリナビゲータのデモがあったので、 それを見せてもらって帰宅。


◇日食観測準備
持参する観測機材は愛用の8×40(8倍40mm)の双眼鏡と三脚。 軽い三脚も持っているが、これだとしっかり固定できないことがあり、 風が強いときには危ない。 普段は車で行くときにしか持ち出さない三脚を持参することにした。

部分日食のときには5インチ・フロッピーディスクの中身を使って見ていた。 天体観測でよく教えてもらうプロな人もこれで十分と言ってくれた。 肉眼でちょっと見るならこれで十分。双眼鏡の対物レンズのところに置いたらどうだ? なかなか晴れない週末が続き、やっと晴れた日に試してみたが・・・まぶしすぎた。 フロッピーディスクの中身を2枚重ねてしまうと今度は何も見えない。 聞いてまわると、 ND400フィルタを2枚重ねて双眼鏡の対物レンズ前に置いて日食を見たと言う人がいた。 自分はフロッピーディスクの中身とND400フィルタ(口径52mm)を対物レンズ前に置いてみた。 これで十分! フロッピーディスクの中身を使うと赤っぽくなるが、太陽の光球と、 黒点がはっきり見えた。ND400フィルタ2枚重ねも試したが、色がついていないだけで かわりばえしない。それなら、ND400フィルタを双眼鏡の両眼に配置した方がよい。

ヨドバシにて800円で日食グラスが販売されていたので、それも一応買っておいた。 安全性はこちらの方が高いが、フロッピーディスクの中身の方が見えやすい。 フロッピーディスクのジャケットの一部を切り広げて裸眼観測用にした。 別のフロッピーディスクからは中身を取り出し、 丸く切ってND400フィルタの大きさに揃えた。空缶を使うと近い大きさとなった。

左図は左上がND400フィルタ(口径52mm)、下が日食グラス、 右上が裸眼観測用に改造された5インチ・フロッピーディスク!

記録用にハンディカムも考えたがこれが芳しくない。 フロッピーディスクの中身やND400フィルタを使っても太陽が丸くならないのだ。 月で確認すると、かなり減光しないとだめらしい。 8月の部分月食時に試したら、 ND400フィルタをつけるか、シャッター速度を調整しないと月ですらしっかり写らない。 太陽をしっかり撮影しようと思ったら相当減光しないとだめだろう。 皆既日食時だけを狙ってもよいが、 ダイヤモンドリング前後で減光フィルタを取り外しするタイミングが難しいそうだ。 難しいと言われても練習できるものではない。 しかも、他の用でこのハンディカムは持参できないことになってしまった。

ハンディカムをあきらめた直後、 皆既日食を2回観測したことがある人から別のハンディカムを貸してもらえることになった(^^v ハンディカムだけは3回目の皆既日食を見ることになる(笑)。 年季は入っているが、性能は自分のものより良い。 ただ大きいので、常に持ち歩くのは難しいだろう。 減光フィルタの取り外しが難しいことは変わりないので、 撮影風景をメインにすることにした。撮影風景ならばまわしっぱなしでよい。


◇買い物などの準備
ロシアとブルガリア情報を検索。ブルガリア大使館のホームページと、 ブルガリア個人旅行のホームページが見つかったので、それを読む。 コンセント形状は日本と違うから、プラグアダプター・サスコムを入手した。

今回はロシアでもブルガリアでも全ホテルで同じ形状であった。 欧州のプラグの場合、ピン間の距離は13〜14mm(日本の場合は11mm)だった。

ロシアのビザ申請書の書き方はわかっている。 ただ、個人が自分で書いて提出すると一回で通ることは少なく、 何回かロシア大使館まで行くことになることが多いと聞いて考えた。 どこの国の在日大使館も、空いている曜日が意外に少ないのだ。 日本の休日にも、大使館側にとっての自国の休日にも休んでしまう。 それ以外にも特定の曜日にしか空いていない大使館も多い。 東京タワーのそばにあるロシア大使館まで平日に何度も(一度でも ^^?) 行くわけにはいかないし、旅行代理店に依頼することにした。

ロシア語は、忘れかけているのを旅行用会話集(ハンドブックサイズ)を 通勤中に見て思い出す。ブルガリア語は図書館で本を借りてきて確認。 同じキリル文字で読み方も近いから助かる。まったく同じスペルの単語すらある。

あと必要なのは細かいドル札。日本円はあまり通用しないらしい。 出発の前の週に東京三菱銀行で100ドルパックを買った。 中には1ドル札が5枚、5ドル札が1枚、10ドル札が5枚、20ドル札が2枚入っており、 自動販売機で買える! 100ドルもあれば十分だろう。 ホテルや料理など主なものは既にツアー代金に組み込まれ、支払い済みなのだから。 いざとなればクレジットカードもあるし。

長期戦略で一番重要なのは職場への根回しだったりする(笑)。 比較的自由に休みが取れる職場(らしい)ではあるが、1週間にもなるし、 行ったら帰ってこれない。 結果論になるが、業務の進行状況からみて、 1週間後ろにずれていたら危なかったかもしれない(^^;



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