モスクワ市内観光


  1. 事前準備
  2. モスクワへ(8/8)
  3. モスクワ市内観光(8/9)
  4. ブルガリアへ(8/10)
  5. 皆既日食観測(8/11)
  6. ネセバとバルナ(8/12)
  7. 帰国まで(8/13)

  8. ブルガリアで入手した新聞

◇雨だあ
1999.8.9。起きてみれば外は雨が降っている。傘を持って出発せねば。 ただ、傘を持っていない人も多い。それはそうだろう。 雨どころか皆既日食当日に曇っていたら困るのだ。 自分は3段の折り畳み傘を持ってきたのでそれを持参することにする。

ホテルの食堂で朝食。 リンゴジュースは濃厚で美味しい。これに比べれば日本のリンゴジュースは味気ない。 しかし、コーヒーは濃すぎてまずい。お湯で半分に割っても飲めたものではない。 ミルクを相当大量に入れないと飲めそうにない。

24時間営業しているはずのホテルの両替所へ。 「まだ空いていない」と言うが、人はいるではないか! 日本人以外にも何人かが両替に来たが、結局帰って行く。

エレベータに至る道の途中におじさんが1人。 鍵カードをチェックしている。鍵おばさんならぬ、鍵おじさん? 最近のロシアではホテルに不審人物が入ることもあるから、チェックがあった方がよかろう。

何か自分の体の臭いがおかしい。帰国後にわかったが、ホテルの石鹸の臭いだった! 持ち帰ったコスモス・ホテルの石鹸をかいでみると独特の臭いがするのだが、 その臭いだった。ロシアに来た当日にロシアの臭いを体にこすりつけてしまったのか(^_^; 単に石鹸をよく落としていなかったのだろうという話もあるが(笑)。


◇雨のモスクワ観光
今日もバス2台で移動する。雨が降っているので視界が利かないのが残念だ。 モスクワ大学は大きい! 建物は高く、立派だ。ただ、エレベータも立派なのだろうか(おい)。 コスモス・ホテルのエレベータをつい思い浮かべてしまう(^^; 今朝は1つのエレベータが止まったまま動かなかった。 エスカレータは止まったまま、階段となっていた。 コスモス・ホテルのエスカレータは結局動くのを見ることがなかった。

モスクワ大学をバックに皆で写真を撮りあう。かなり離れているのだが、 建物の上に付いている星型の石が裸眼でわかる。それほど大きい!

雀が丘(ヴァラビヨーヴィ丘、旧レーニン丘)へ移動。ここからモスクワ市内を一望できるのだが、 雨模様ではっきり見えなかったのが残念だ。 レーニン中央スタジアムなどは十分わかる。後ろを振り返るとモスクワ大学がまだ見える。 そちらの方が撮影の構図として面白いかもしれないが、車が結構通っているのだな。

左手遠方には煙突が2本見える。モスクワ川沿いにあった火力発電所だろう。 排ガスの問題はないのかな?

ガイドのタチワナさんは変わった傘を持っている。透明なビニール傘だが、 かなりすぼんで、つぼみのような形をしているのだ。 これは濡れにくくて良いかも?


◇センエン、センエン
しかし、土産物屋がいっぱいあるのは、これが今のロシアかあ。 もっとも、これで驚いてはいけないのであった。 時間がないので、ノヴォデーヴィッチ修道院は全景を見れる所でバスをとめて 写真を撮っただけ。しかし、バスがとまれる所の前に露天商が待っている! 狙われているのだ。雨足が強まる中、がんばるねえ。

時間がないのでクレムリン(КЛЕМЛЬ)は外から見ただけ。モスクワ川を挟んでバスにとまってもらい、 眺めて写真を撮ったのみ。ここは狭すぎたのか、売り子はいなかった。 救世主キリスト教会はバスの中から見ただけ。

赤の広場(КРАСНАЯ ПЛОЩАДЬ)にやってきた。ここは売り子がいっぱい。 日本語でセンエン、センエンと言っていろいろなものを売りつけてくる。 ロシア帽の他、ロシアを思わせる様々な土産物を手に持っている。 どれも全部センエン。日本の紙幣の最低単位と知ってのことだろう。 後ろからつつくのは小さい子供。油断しているとすられる?

売り子はしつこくて、バスまでついてくる者もいた。 しかし、雨が降っているのに切手を広げてはいかんよなあ。 切手帳1冊分で1000円なら、昔は欲しかったかもしれない。 しかし、既に持っていた切手もあったし、今はいらない。 少なくとも湿った切手はいらんぞ!

バスがとまれる所と赤の広場を結ぶ地下道の中にも店がいっぱい。 路上演奏もあったが、よい演奏だった。新宿・川崎・横浜などでも 路上演奏はあるが、あれには勝てないだろう。


◇ウォッカはうまい
土産物屋へ入る。まだ雨は降っている。帝政ロシア時代からの建物で、 ウォッカやキャビアの他、マトリョーシカや琥珀など様々なものを売っている。 全部ドル建て。ルーブルでも支払いできるようだが、この調子だと両替する必要がない?

頼まれていたアルコール類などがないか探したが、ありそうにない。 絵葉書は美しい。ロシアの絵葉書は、世界で最も美しい絵葉書の1つではないだろうか。 ただ、お土産に絵葉書で喜んでくれるかどうかが難しい。 この美しさがわかる人に渡さないと「お土産の定番=絵葉書」で処理されてしまう。 マトリョーシカのキーホルダーや小さい飾り物は欲しがる人も多そうだ。 実際、買っている人もいる。ただ、自分としてはあまりにお土産らしく思う。

歴代大統領が出てくるマトリョーシカもあった。話に聞いていたが、これがそうか。 観光地の露天商も売っていたが、ここで買うと、少なくとも1000円よりは安いぞ!

ウォッカの試飲もあったが、昼食前の空き腹に入れてしまうと酔いがはやいかもしれない。 それよりチャイ(紅茶)をもらった。

レストランにて昼食。生演奏もあってなかなか良い。

レストランで飲んだウオッカはうまかった。ぐい飲みのような小さいグラスで1ドル。 2つもらって、皆でまわし飲み。多くの人はきつすぎて一口しか飲めなかったので 1テーブル(大人10名ぐらい?)で2グラスでちょうどよかった。 しかし、1グラス以上残さず飲んだ自分は、間違いなく一番ウォッカを飲んでいた(おいおい)。 酒にはあまり強くないはずなのだが、ぐいぐい飲めてしまうのだな。 自分の独断と偏見では、酒の中ではウォッカと沖縄の泡盛が一番美味しい。

ウォッカは別名、火酒とも言う。なるほど体が温まる。 ちょっとお腹の調子がよろしくなかったが、ウォッカを飲んだら良くなってしまった(?)。 欧米では便秘気味な方が困るのだけどね(^^; あまり出すとすぐに詰まるから(苦笑)。

ウォッカの清算時、既に両替した人からお釣を100ルーブル札で受け取っておいた。 ルーブルが必要になることがあるかもしれない。


◇スペースコントロールセンターはすごいぞ
午後はスペースコントロールセンターの見学。バスはかなり郊外まで走った。 町の入口にはロケットのモニュメントがそびえていた。台座には 「KOPOЛEB(英語読みでKOROLEV)」と書かれている。 「カラリョフ」と読んでよいなら、ロシア人の人名にそのような名前がある。 町の名前か人名か?

古い巨大な博物館のような建物の中へと案内された。ロシアでは何もかもが大きい。 建物の外壁には英語で"MISSION CONTROL CENTER"、 ロシア語では「ЦЕНТР УПРАВЛЕНИЯ ПОЛЕТАМИ (飛行コントロールセンター)」と書かれていた。 建物内部でレーニン像を発見。今となってはめずらしい!? 何名かが喜んで写真を撮っていた。

てくてく歩いて講義室のような所へと案内され、ミールや秋山記者のことを話して頂いた。 自分はアエロフロート機のロシア語の案内も聞き取れないが、 もちろんミールの説明もロシア語のままでは聞き取れない。 わかる単語がぽつりぽつりとあるだけだ。訳してもらうしかない。ちょっと残念。

説明が終わると、巨大なモニタがある映画館の2Fのような所へと案内された。 巨大なモニタの上部にあるのは現在時刻など。ホテルであわせた時計と異なるので、 サマータイムはないのかと質問したら、 ミール内部ではサマータイムはないとのこと。 巨大なモニタ下部には「オメガ」に「ヒューレット・パッカード」の文字と企業マークがあった。 スポンサーなのだろうか?

自分達がいる下には制御盤が多数並び、人が座って作業している。 アメリカにあるスペースコントロールセンターと雰囲気はよく似ている。 巨大モニタには世界地図があり、ミールの軌道と現在位置が表示されている。 ロシアなどを囲む黒い線の中にミールが入ると交信可能となる。

何と撮影しても構わないと言う。ミールとの交信が可能となり、 その交信も聞かせてもらったが、まわっているビデオが幾つもある。 それでも構わないのだろう。

壁を見れば歴代の宇宙飛行士のプレートが多数あった。 ガガーリンからはじまり、 日本の秋山記者(1991.3.26)のそれもあった。 比較的低い位置にあったので何とか撮影できた。

現在使用中のセンターだけでなく、新しく作ったセンターも見せてもらった。 宇宙ステーションαのコントロールセンターなのだそうな。 構造はほとんど同じだが、こちらにはまだ人がいない。

これも終わるとデモビデオを見せてもらった。 ロケットの打ち上げシーンや、ミールの映像。ミール内部での実験風景、 それにまたもや秋山記者が登場していた。

このビデオを販売すると言う。今日は2本しかなく、1本20ドル。しかし、 欧州はPAL形式で、日本のNTSC形式の一般ビデオでは再生できない。 知っている人の中にPAL形式対応ビデオを持っている人がいるかどうか、博打だ。 買ってみたが・・・韓国製テープにダビングしただけ! 爪さえ折っていない。 ラベルも何もない。もう少し体裁を整えてもいいのではないかなあ(^_^;

帰国後、知人にNTSC形式へ変換してもらって確認することができた。 ダビングを重ねたような画質だが、確かにロシアで見た映像だ。 しかし、エステやファッションショーが入っていた2時間テープに 上書きしたものらしい。14分程の宇宙関係映像が終わると、前の映像が残っていた! 新しいビデオテープぐらい用意できないのか!?

一番最後はお土産販売。日本人はとにかくお土産に群がる。 バッチなどが多く、自分としてはどうも買う気にならなかったが、 結構売れたようだった。

このスペースコントロールセンター見学だけでも価値は高かったろう。 10年前だったら近寄ることもできなかったはずだ。 「これで(ブルガリアで)曇っても悔いはない」とまで言い切った人もいた。


◇クワス購入
あちこちへ行ったが、クワス(КВАС)がなかなか見つからない。 空港からホテルへ来る途中に大きなスーパーがあったが、結構距離がある。 タチワナさんに聞いたら、地下鉄の駅周辺の売店(キオスク)にあるそうだ。 地下鉄の駅はホテルから見て、道路の向かいにある。 夕食前に急いで行ってみた。モスクワでは自由時間があまりない。 地下道から店がいっぱい。地下鉄駅の周辺には店も多いが、 両替所もあった。24時間営業のはずなのに開いていなかったホテルの両替所より こっちへ来ればよかった。 飲み物を置いている店を2つ3つまわって、やっと見つかったクワスは 巨大なペットボトル(2リッター)に入っていた! ロシア語で金賞受賞と書いてある。保管温度は0〜18℃らしい。 店のおばちゃんの発音では「クヴァス」より「クワース」に近いようだ? 小さい店なので、レシートをもらってから商品を引き換えると言う欧州昔ながらの販売方法ではなく、 お金を払った後、商品とお釣とレシートを受け取るスタイルであった。 欧州の昔ながらの販売方法には私も慣れていないので助かった(^_^; あとは、むやみに指差さない、 購入意志がない時に勝手に商品に触れないなどの海外での買い物時のマナーを守れば大丈夫。 クワスは22ルーブル。100ルーブル札が役にたった。

お釣もしっかり間違わずにくれた。 レジスタがあるから大丈夫だよね。レシートも手書きではない、日本のスーパーと同レベルだ。

帰り、コスモス・ホテルを改めて外から見て大きいのに驚いた。 カジノの案内がホテルの外にもあったことにも驚いた(笑)。

クワスのボトルはしっかりロックされているから日本まで持ち帰ることはできるだろう。 重いので、いそいで部屋へ持ち帰り、夕食へ参加。夕食後はもう暗い。

部屋はベッドメーキングも備品交換もしっかり行われていた。 余った石鹸は記念に持ち帰らせてもらおう。 しかしかわったなあ、これなら枕チップ1ドルも必要だろうなあ。

朝は右手に軽い筋肉痛があったようだが、たいしたことはないようだ。 明日の出発は早い。


◇クワス顛末記
日本へ帰国後にクワスを飲んでみた。炭酸が入っており、コーラのようだ。 色もどことなく似ている。 自分は、キャラメルが強いコーラのように感じた。 コーラに似ているだけに、コーラに負けたのだろうか?

クワスは穀類や果実など(裸麦から作られることが多い)に麦芽を加えて作る発酵飲料だ。 発酵飲料なので、甘酸っぱさもある。その発酵の過程で炭酸が含まれるのだろう。 封を開けても、数日は気が抜けなかった。

職場の人の他、30人弱の日本人に配ったが、皆いろいろなことを言う。 「ヤシの実ジュースを煮詰めたものか?」 「畳の味(臭い?)がする」 「なつかしい(何の?)味がする」

・・・「美味しいからもっと飲ませろ」と言って、コップ1杯以上飲めたのは、 自分以外には3人しかいなかった。 しかし、自分を含めるとその4人には共通点がある。日本以外に、 アジアだけでもなく、欧米だけでもなく、世界のあちこちに行ったことがあり、 日本人から日本人に思われていないという点だ(爆)。

日本でクワスを出す店はないだろうと思っていたら、新宿にある チャイカ のメニューに発見。クワスが400円。クワス割ウォッカが500円だった。



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