会社・業界に関する質問

●「広告労協」についての御説明(当掲示板あるいは広告労協に疑念や誤解を持たれている方へ) [No.883]

投稿者:広告労協 2002/06/11 (火) 13:16
「広告労協」についての御説明(当掲示板あるいは広告労協に疑念や誤解を持たれている方へ)

各位
最近アクセス数がなぜか大変多くなっており、検索エンジンやこうした他の掲示板からこちらのサイトを知った方が増えているように思います。
また友人から教えてもらったというケースも多いようです。
また「2ちゃんねる就職板」でも本掲示板の情報が取り上げられているようです。

元々この掲示板は3/3に開催した「広告業界就職フォーラム2003」というイベントに参加した方、資料請求した方向けに情報提供するためにスタートしたものです。運営資金が無いために無料掲示板を使用し、現在誰にでもアクセスできる状態になっています。

事情を知らない方にとっては、身元のよくわからない怪しいサイト(団体)という印象だと思います。広告労協のPRが目的ではなく、広告業界受験者の方の負担をできるだけ軽くし、いろいろな会社を受験し易くするいう事で運営しており、あえて詳しく紹介する事も避けてきたのですが、現状ではいろいろな疑念や誤解を持っている方も多いようですので、若干の説明をしたいと思います。

広告労協は広告代理店の従業員団体(労働組合)の横断的な組織であり、そのような団体としては広告業界唯一のものです。*正式名称は「全国広告関連労働組合協議会」です。
大手広告代理店の従業員団体の大半が加盟し、約7000名のメンバーが加入しております。
一応事務所も銀座2丁目に小さい部屋ですが構えさせていただいています。

本掲示板及び採用についての個別相談についてはごく数名のスタッフで運営し、基本的に本業の就業時間後や休日に作業を行なっていますので、なかなか行き届かない事が多いのが実状です。なお全ての作業は当然ボランティアとして行なっています。

以上簡単ではありますが当方について紹介させていただきました。


●広告会社とクライアントの「マーケター」の違い [No.947]

投稿者:教えてください! 2002/06/16 (日) 12:53
いつもBBSを楽しく拝見させて頂いております。今日は質問があって書き込ませていただきました

広告代理店のマーケター(=ストプラ・APも含む)とクライアント(=メーカーを想定)のマーケター(製品事業部)との仕事の分業のあり方について教えてください。

というのも「市場調査から商品コンセプト作りまで広告マーケターの仕事領域である」
という話を聞き、クライアントは何をやってるんだろうと疑問が湧いたからです。
恐らくクライアント先にも市場調査部はあるしマーケ戦略立案部門があるはずですよね?
結構広告会社と仕事がダブってしまう部分が多々あるのではないでしょうか?

もちろん広告代理店とクライアントは”協業”でプロジェクトを進めていくとはいえ、何らかの”分業”がなされているはずですよね。その仕事の「分け方」を教えてください。

ぜひともよろしくお願いしたします。

たぶん。 [No.950]

投稿者:YR - 2002/06/16 (日) 15:12
こんにちは。

広告業界に行きたいと思っている一学生です(現在も活動中)が、私がある広告会社にインターンに行っていたときにおっしゃっていたことはこうでした。

メーカーのマーケターが商品開発をするとなると、その商品の「材料や価格や手間」など技術的な視点を大きく考慮に入れて商品作りを考えて行かねばならないそうです。そのため、どうしてもメーカーの技術的視点が頭に残ってしまいます。そのため、広告案としても属性(製品の品質)を一番に消費者に伝えることが頭に浮かんでしまうでしょう。(つまり、ジュースのクエン酸が特徴とか…。)

一方、広告会社のマーケターは良いのか悪いのか、技術的な品質による商品の売りを知らないこともあって、「消費者はこの商品をどう認識するのか?消費者が何を求めているのか?」という消費者的視点から商品を捉えるのだろうです。 (このジュースを飲みたいと思うのは、汗をかいた後。もしくは、失恋した後。みたいな…)

そこで、広告会社は、消費者的視点に立って商品が消費者に一番受けるポイントをネーミング、CM案にすることでメーカーの課題を解決するそうです。

つまり、メーカーのマーケターは「商品の材料探しからの開発をし、」、広告会社のマーケターは、メーカーとともに「その商品をどのように消費者に認識してもらうか(ブランディング)」を考えるという形で分業しているのでしょう。

インターンに行ってた広告会社は、商品開発の部分まで広告会社のマーケターが提案していくようになることが理想と言ってました。

分かりづらい文章でごめんなさい。

メーカーと広告会社のマーケティング [No.952]

投稿者:とおりすがりの業界人 - 2002/06/16 (日) 17:26
YRさんのいうことでほぼ満点ですね。
インターンの経験はとても役に立つにものですね。

メーカーは、よい製品を「作り出す」ためのマーケティングを行います。 もちろんひらめきのような発明から、消費者の購買トレンド、他社との 商品競合状況など、よい製品を作り出すための市場調査活動やアイデアを出し、莫大な設備投資などをして商品を作り出します。

しかし、消費者とのコミュニケーションの手法においては、 案外専門の社員はいないものです。
自信をもって世に送った商品ですからすべてがかわいく見え、 何でも主張したくなるものです。
しかし、消費者は自らその優位性を何時間も聞いてくれるほど甘くはなく、 短時間のコミュニケーションでその良さのうち「何を」伝えるか、限られた予算でどんなメディア上でコミュニケーションを実施するか、ここを受け持つのが広告会社のマーケターです。

広告会社は、製品ができてから世に出るまでの期間にオリエンテーションを受け、その製品をどのように消費者や流通に訴えていくかのマーケティングを
担うのが一般的です。ネーミングやパッケージ案まで提案を求められることもありますが、ここまで来たら広告マン冥利に尽きるという感じです。
背景論をいうと、メディアは広告代理店を経由しないと購入できない現状がありますので、社内にメディア購入や消費者コミュニケーションのためのマーケティングのプロを擁するよりは、メディアの扱いを含めて広告代理店に競わせるほうがコスト面でもアウトプットの面でも効果効率が出るという理由もあると思います。

もちろん、トイレタリーの分野などでは自社で強力なマーケティング部門をもって、広告会社の助けがいらないところもあります。こういうメーカーに行ってマーケティングをするのも十分充実したものになると思います。しかし、数としてはそんなに多いわけでなく、消費者とのコミュニケーションの分野ではやはり広告会社のレゾンデートル(存在理由)が確立しているといえるでしょう。


●広告マーケターのお仕事 [No.1082]

投稿者:教えてください! 2002/06/30 (日) 17:59

前回、広告マーケターとクライアントマーケターの違いを尋ねた者です。 今回もまた皆さんにお聞きしたいことがあります。

「広告マーケターの仕事相手は誰か?」というものです。クライアント先の相手としては、まずスタッフの宣伝部が考えられますが、もっと事業の現場にいる製品事業部のプロダクトマネジャーなどと仕事することはないのでしょうか?
要は、クライアント先のどの部門の人々と一緒に仕事をすることがあるのかです。

もちろん、クライアント先の産業にも左右されると思います。
例えば消費財メーカー相手のときと、自動車メーカー相手のときの違いなどお教え頂けるとありがたいです。

「プロマネ」が発注窓口となるケースが目立ち、商品開発の仕事も増えています。 [No.1117]

投稿者:広告労協 - 2002/07/04 (木) 18:19
「プロマネ」が発注窓口となるケースが目立ち、商品開発の仕事も増えています。

教えてください様

電博級の広告代理店という事でお答えします。
特に食品・トイレタリーといった分野では、メーカーがプロダクトマネージャー制度を採っているケースが目立ち、こうした場合には、取引先の窓口は宣伝部ではなく、事業部のプロダクトマネージャー(プロマネ)になります。
こうした流れの中で既に商品規格が出来上がった上での広告・販促レベルの業務だけでなく、商品開発の仕事も増えており、皆さんが普段購入している大手メーカーの商品でも広告代理店が商品開発に絡んでいるケースが実際には数多くあります。
*ADK2003年度新卒向け会社案内では、ADKが携わった飲料メーカーの商品開発例が紹介されています。

一方自動車や家電といったテクノロジーが絡む分野では、広告代理店の企画力では及びませんので、商品開発を行なうケースはほとんど無いのが実状です。
ある程度マーケティング部門が充実しており、商品開発まで手掛けている広告代理店としては、電通、博報堂、ADK、東急AG、大広、読売広告社、I&S/BBDO、マッキャンエリクソン、外資系各社(JWトンプソン、ビーコンコミュニケーションズ等)が挙げられます。


●I&S/BBDO [No.1048]

投稿者:太郎 2002/06/26 (水) 00:00
初めて書き込みます。いつも色々と貴重な情報を有難うございます。今回I&S/BBDOの一次面接の通過連絡を頂きました。一つお伺いしたい事があってカキコしました。I&SはBBDOとの合併以前はセゾン系や読売新聞、日本テレビと強いつながりがあったと知っていますが合併してからはどうなのでしょうか?合併してから力を入れていっている分野は何なのでしょう?もし情報をいただければ嬉しいです。宜しくお願いします。

経営方針は外資色が前面に出ていますが、実際の業務は従来からのクライアントが大半です。 [No.1058]

投稿者:広告労協 - 2002/06/27 (木) 15:44
経営方針は外資色が前面に出ていますが、実際の業務は従来からのクライアントが大半です。

太郎様
BBDOと合併した訳ではなく、セゾングループが保有していた株をオムニコム(BBDOが属する外資系広告代理店グループ)が譲り受けたものです。現在は株の過半数をオムニコムが所有していると言われ、読売グループとセゾングループを軸としていた当時とは経営基盤はかなり変化しています。

今日における経営方針もオムニコムという外資系が主導権を持って 決めています。しかし実際の仕事面では、元々の第一広告社、SPN(西武プロモーションネットワーク)、その2社が合併して誕生したI&Sという歴史の中で様々な有力クライアントの業務を脈々と受け持っており、それが今日においてもこの会社の大きな財産であり、売上の多くを占めています。

株の保有率が低下したため、セゾン色は多少薄まったかも知れませんが、セゾングループの業務は依然として請け負っていますし、日本テレビ・読売新聞とは資本上の結び付きがありますので、相応の密接度を保っています。

経営方針は外資色が前面に出たものとなっていますが、実際の業務では 従来からのクライアントが大半を占めているというのが現状かと思います。 これから入社される社員については、外資系的な尺度で人物評価を 行なっていると推測されます。




●創芸について [No.589]

投稿者:べえ 2002/05/24 (金) 02:36
はじめまして。初めて書きこみます。

28日に創芸の一次面接に行く事になりました。創芸は不動産広告において活躍している会社のようですが、不動産広告とは普通の広告とどういう点が違うのでしょうか?また、企業研究する上で参考になる創芸のデータ等ありましたら教えて欲しいです。

不動産販売広告に強い「創芸」の補足情報 [No.591]

投稿者:広告労協 - 2002/05/24 (金) 12:32
不動産販売広告に強い「創芸」の補足情報

創芸は、特にマンションの販売広告を業務の主力としている広告代理店です。なぜマンションなのかというとマンションは一度にまとまった戸数を販売するため、それなりのコストを掛けて告知する事が可能だからです。

マンションの販売に当たっては、新聞折込広告、パンフレット、新聞広告、住宅情報誌への広告、交通広告、DMなどを告知媒体とし、現地説明会などのイベント、その際に配布する景品類の制作なども手掛けます。それだけでなく場合によってはマンションの企画段階から手掛け、ネーミング開発や間取り・インテリアの提案等も行なったりします。

不動産販売の広告は、食品や化粧品といった消費財広告とは全く趣の違う世界なのですが、社会的にも有用な情報であり、1つの広告分野として確立しています。創芸は、不動産分野については確実に業界一のノウハウと情報量を有している広告代理店ですので、広告代理店志望者の中でも特に住宅に興味のある方にとっては、かなり面白い仕事ができる会社だと思います。

マンション販売広告を多く手掛けている会社としては、創芸の他には新聞社系列の広告代理店(日本経済社、朝日広告社など)が挙げられます。これは告知媒体として、新聞折込広告や新聞広告が主体となるからです。

また創芸は、一般消費財のクライアントについては、従来から社として拡大したい意向はあるようですが、業務の割合としてはまだまだ低いのが実状ですので、この会社の場合は入社後は何らかの形で住宅に絡んだ仕事になる可能性が高いと考えていた方が良いと思います。なお従来から創芸は、新卒・中途採用共に受験者に対して、社が手掛けている業務の実態は全くインフォメーションしておらず、社員に直接ヒアリングする以外には皆さんがいろいろな方法で情報収集しても一切情報は得られないと思います。これはむしろ社としてはできるだけ優秀な社員を集めるために先入観無しに受験して欲しい等の意向を反映したものとも思われますが、入社後の事なども考えますとやはりきちんと社の業務を把握し、納得した上で受験に望んでいただきたいと良いと思います。

なお創芸は、創業者が代表取締役を勤めている形のいわゆる「オーナー会社」である事や広告業界の中でも多少人の出入りが激しい会社である事は事前にご留意ください。

創業以来の経緯: 1962年11月の創設後、当初は金融分野を得意としてきたが、その後、住宅分野のクライアントをメインとしてから、数々の住宅ブームの波に乗り、急成長してきた。
最近では一般消費財の広告主の獲得にも力を注いでおり、成果を挙げている。
1980年4月にコンピュータシステムによる不動産データファイル「MASFORM80」を開発し、売上予測、適切なマーチャンダイジング等をゼネコン、デベロッパー各社に提供してきた。1998年にはそれらのデータベース化を行ない、各自が自由にパソコン上でデータ類を取り出せる環境にした。
なお制作部門は、全て創芸クリエイトというグループ会社に移管している。

主なクライアント:
(不動産分野)
三井不動産、三菱地所、野村不動産、トータルハウジング、積水ハウス、鹿島建設、東京建物、大成建設、総合地所、 栄泉不動産、清水建設、都市基盤整備公団、近鉄不動産、新日鉄都市開発、明和地所、リクルートコスモス、トヨタホーム、ウィークリーマンション東京、興亜不動産、スウェーデンハウス、伊藤忠商事・丸紅・日商岩井、三井物産・三菱商事・ニチメン・新日本製鐵・オリックスなどの不動産開発部門など

(金融)*創業時は金融を主力としていた歴史が有ります
中央三井信託銀行、UFJ銀行、UFJ信託銀行、野村證券、あさひ銀行、全国信用金庫協会

(一般消費財)
角川書店、山崎製パン、日本興亜損保、わかもと製薬、サンウエーブ工業、富士通など

社員数:531名(男421名、女110名)

営業263名、媒体30名、制作119名、プロモーション10名、
マーケ34名、総務・経理34、その他25名
*2001年9月段階での職種別人数(計513名)




●電通東日本一次面接 [No.492]

投稿者:千葉人 2002/05/20 (月) 18:02
私は28日に電通東日本の一次面接を受けることになりました。面接時間は一時間だそうです。

私は地元の千葉支社での展望をESでアピールしたため、そのことについては完璧に武装して面接に臨むつもりですが、千葉だけを押すことは危険なんでしょうか?また、何かアドバイスがあったら宜しくお願い致します。かなり行きたい会社なんです。

電通東日本 [No.546]

投稿者:とおりすがりの業界人 - 2002/05/22 (水) 19:07
千葉人さん

電通東日本は静岡支社と新潟支社が一般の総合代理店に近い業務ができます。
これは全国単位でのキャンペーンを打てる広告主が地元にあるからです。
(電通西日本でもそうですが、酒造メーカーや食品・菓子メーカーなどは地方にあることが多いのです。)

 一方、千葉支社や横浜支社では、地元で全国キャンペーンをやれる広告主は電通本体との関係もあり数少なく、比較的県内および近辺での仕事が多くなります。

 基本的には各支社長の判断になるとは思いますが、ニーズとしては、静岡・新潟への配置の可能性が高いと思われます。従って、千葉支社にどうしても行きたい!ということを主張するのは危険かもしれません。

「面識のない地域で働く事も覚悟しています」という受験者が採用されるでしょう。 [No.493]

投稿者:広告労協 - 2002/05/20 (月) 18:35
「面識のない地域で働く事も覚悟しています」という受験者が採用されるでしょう。

千葉人様

電通東日本の新卒者は、かなり広範な地域の中で異動する前提で採用されるものと考えています。
「千葉支社」で来春に新卒を1名増員するかどうかは現段階では人事部もわかりません。
したがって採用側としては、特定支社への配属にこだわる受験者は採用しにくいと思います。
「クリエイティブ以外の配属は不可。あくまでクリエイティブ1本」というスタンスで受験している人がことごとく選にもれるのも同じ理由です。採用されるのは「面識のない地域で働く事も覚悟しています」というスタンスの受験者だと思います。

例えば「他の地域の事がわからないので、地元の千葉での展望を例に挙げて考えてみました」というような言い方で上手く説明してください。




●読売広告社について [No.530]

投稿者:読広第一志望 2002/05/22 (水) 01:13
いつも素晴らしい情報ありがとうございます。私は読広を受けているのですが、この掲示板の情報で、”読広は企画力が高い”というのを拝見したのですが、具体的に言うと、どのような点なのでしょうか?例をいくつか教えて頂けるとありがたいのすが。

読売広告社の企画力の一部を紹介します。 [No.538]

投稿者:広告労協 - 2002/05/22 (水) 12:46
読売広告社の企画力の一部を紹介します。

例えばアニメの「ちびまる子ちゃん」ですが、10年程前にこのアニメがスタートし、主題歌が大ヒットしていた時にところでどこの広告代理店が行なっているのかという事になり「読売広告社」である事がわかると「やられたね。良いところに目を付けているね」と広告業界のいろいろなところで話が盛り上がっていました。

「箱根駅伝」もテレビ東京系列で中継していた時は、あまり話題になっていなかったのですが、日本テレビに中継権が移った段階で、目を付けた読売広告社が番組提供全枠を買い切りました。番組買い切りは広告代理店がスポンサーが付いても付かなくても所定の金額をテレビ局に支払い、その代わりにその代理店が独占的にその提供枠をセールスするという形です。時間数の長い金額ですので、相当な金額となり、広告代理店としては大変なリスクを背負う訳ですが、商売になると経営判断し、箱根駅伝の放送を買い切った訳です。結果的に高視聴率となり、箱根駅伝の番組提供を行ないたいために、読売広告社と取引きを始めるクライアントも続々と現われ、今日まで大成功を収めている訳です。

「アサヒ十六茶」もロングセラー商品ですが、導入当初から読売広告社がAEとして手掛け、成功を収めています。商品が発売された当時はごく普通のウーロン茶位しかなく、一風変わった商品として登場しました。現在ではいろいろな茶系飲料が発売されるようになりましたね。

最近のニュースでは、大阪のケイオプティコムという関西電力系のインターネット接続サービス会社の大型キャンペーン5社コンペで電通、大広、博報堂、ADK、I&S/BBDO、読売広告社の中で競い、読売広告社が見事に獲得。読広は大阪地区では決して大手ではないランキングですが、上位会社との競争の中で獲得しています。

とにかく他社からみれば「読広にはやられたなあ」という企画が多いのです。

「読売広告社」補足情報です。 [No.500]

投稿者:広告労協 2002/05/20 (月) 22:10
「読売広告社」補足情報です。

読売広告社について、もう少し情報が欲しい受験者がいらっしゃると思います。
読広のホームページは力作で情報量も多いのですが、それでもオフィシャルホームページは会社自身の一方的なメッセージですので、本当のところはどうなのかという部分も気になるかと思います。

そこでいくつか読広の特徴を挙げてみたいと思います。

1.媒体別の「売上バランスが良い」。

元々は新聞の求人広告から出発した会社ですが、1970年代の頃から今後テレビ媒体が伸びると読み、テレビ媒体への対応もきちんと行ないました。元々強かった新聞媒体に加え、テレビ媒体でも一定の売上を挙げる大手に入っています。現在では売上の中でテレビ、新聞、SPがバランス良く配分されています。

2.実は読売新聞社の資本は入っていない「独立系」です。

社名に「読売」という名前が入っていますので、当然読売新聞社の資本が入っているように思われますが、実際には「読広企画」という持株会社が全株を保有しています。特定グループに属していると損する場合もあるのですが、読広の場合には「読売と密接な取引があります」と言ったり、別の場合には「資本的には独立系です」と言ったり、その局面において都合の良いアピールを行ない周囲を納得させています。 なお読売新聞社の資本が入っているのは「読売エージェンシー」という会社です(読売新聞社100%出資)。

3.「大手クライアント各社と取引き」があります。

読売新聞への出稿ではやはり読広が実績があるという事で、サントリー、資生堂といった大手クライアントとの取引窓口も豊富に有し、電博がメインのクライアントに一定の参画を果たしている場合も目立ちます。これは競合プレゼンテーションで3社競合、4社競合といった場合に、電博以外に数社が競合コンペに呼ばれる訳ですが、その中に入れてもらえるケースが多いのです。
例)電通・東急AG・読広・中堅代理店X社(4社競合)
電博がメインのクライアントでもこうした競合プレゼンテーションを経て、時折業界でも注目される大きな仕事を受注できています。

4.「アニメ番組」で多くの実績があります。

「ちびまる子ちゃん」「ゲゲゲの鬼太郎」「筋肉マン」をはじめ、アニメ番組ではADKに次いで作品本数の多い会社です。アニメ番組を材料におもちゃメーカー、ゲームソフトメーカーや食品メーカーにアプローチしています。

5.総合広告代理店として「全ての機能を有している」。

電博ADKと比較して社員数は少ないのですが、総合広告代理店として全ての部門を持ち、それぞれがきちんと一定の機能を発揮しています。

6.「企画力」で仕事を受注している。

電博がメインのクライアントに食い込むためには、クライアントが喜ぶような独自性のある面白い企画を持っていかなければ話も聞いてもらえません。日頃からこのような立場にある読広の企画力は他社と比較しても高く、会社として受注を増やすための重要テーマになっています。




●電通PRについて [No.457]

投稿者:田中 2002/05/18 (土) 22:55
広告労協様

いつもこの掲示板を拝見させております。
広告業界を志望する私にとって大変勉強になる情報を有難うございます。先日、電通PRの説明会に参加し、幸いにも座りながら聞くことが出来ました。志望動機について質問なのですが普通の広告代理店に提出するものと、書き方や観点を変えた方がよいのでしょうか?
OB訪問などもして、何度もお話しさせて頂いたのですが以前ここの掲示板で、OBの方から大丈夫だといわれたのに落とされた方がいると聞き不安を拭い去れません。
何かアドバイスなどありましたらよろしくお願いします。

広告とPR [No.461]

投稿者:とおりすがりの業界人 - 2002/05/18 (土) 23:51

ちょっとばかり厳しい意見を。

広告とPRの違いは広告労協さんのご指摘どおりです。しかしこのあたりは先方の会社を受ける以上、少なくとも業種の違いぐらいは分かっている必要があるでしょう。

広告もPRも、クライアントの抱えている課題に対するソリューションを提供するという意味では同類ですが、手法と哲学が全く違います。広告会社とPR会社に対して、同じ志望動機でもいいかもしれないと考えることが大きな勘違いではないでしょうか。というより、どんな志望動機だったら同じになりえるのか、私にはわかりません。(聞いてみる勇気は評価しますが(苦笑))

クライアントのニーズは無限にあり、それぞれにカスタムメードで頭を振り絞るのが広告マンの仕事であり、PRマンの仕事です。使いまわしの言葉で済ませるような根性では、ソリューションとプレゼンテーションが必要な広告やPR業界には向いていないと思います。使いまわしのアイデアは深みがなく、私達プロは一発で見抜きます。

まだまだ頭脳が若いころですし、私達よりも時間があるはずです。十分時間をかけて、ベストの戦略を自ら考え出し、戦いに臨んでみるべきだと考えます。

PR会社と広告代理店の違いを挙げます。 [No.459]

投稿者:広告労協 - 2002/05/18 (土) 23:28

PR会社と広告代理店の違いを挙げます。

田中様 同じマスメディアを舞台にした仕事ではありますが、PR会社で働いている社員は広告代理店で働いている社員とは、少し職業意識が違います。よりマスコミに近いスタンスがPR会社です。

PRはある意味で「報道」であり、客観的な事実をいかに効果的に伝えるかという世界です。新聞では記事欄、テレビではニュース番組で掲載され、もしPR会社が狙ったように報道されればその効果は計り知れないものがあります。報道されるために、PR会社はニュースリリースを作成し、記者会見をセッティングしてゆきます。各マスコミに情報提供し、より大きな形で報道してもらうために様々な形でマスコミへの接触を図ります。世の中の動きをきちんと把握していなければ、効果的に報道される切り口は考えつきませんので、日頃から広く情報収集は欠かせません。また担当しているクライアントがマスコミにどのように報道されているかを分析するために通常記事のクリッピング作業を定期的に行なっています。

PR会社はマスコミに近い客観的な感覚を持ち、時には世論と反する方向で情報提供を行なおうとするクライアントに対しては、「世間を敵に回す気なのですか」と説得し、クライアントのひとりよがりな姿勢をたしなめたりします。 ですのでPR会社で働く人は、バランス感覚や正義感が必要だと思います。 なおPRでは媒体料金は発生しません。報道ですから無料です。

一方の広告は、広告主が有料で新聞やテレビに広告を掲載する行為です。有料ですので、広告主さえ納得すればどのようなメッセージでも自由に発信できます(もちろん公序良俗に反するものや虚偽の中身は不可)。

広告代理店は、クライアントの意向を実現するために、客観的というよりもより戦略的な発想を持って業務に臨みます。




●「朝日広告社」補足情報です。 [No.444]

投稿者:広告労協 - 2002/05/17 (金) 22:46
「朝日広告社」補足情報です。

業界10位「朝日広告社」の経営理念などについて、更に知りたいという事ですので、御答えさせていただきます。

朝日広告社は、元々は独立系の会社として発足しておりますが、朝日新聞との業務の結び付きが深まり、途中の段階から朝日新聞社の資本を受け入れています。 日本の広告費の中で新聞広告のウエイトが高かった1970年代には売上高業界4位の実績を挙げています。

その後日本の広告費の中でテレビ広告の比重が高まり、必然的に新聞広告を主体としていた朝日広告社の業界ランキングは下がったのですが、現在でも業界10位をキープしている老舗です。

今後朝日広告社はどの方向へ向かおうとしているのでしょうか。

業界4位だった当時に増やした社員の方達が人数的に多く働いていますが、その方達は年齢的に定年が近いような年齢になっていますので、その方達の定年後となる数年先には社員の平均年齢が、相当下がる事が見込まれています。すなわち今後若い人が元気に働ける会社になるという事です。広告の業務はやはり若い人のパワーを活かす事が大事だと思いますので、朝日広告社は今後発展の可能性があるのです。

定年者増による今後の社員構成の変化を見越してかはわかりませんが、このところ朝日広告社は積極的に中途採用も行ない、今回の新卒採用予定数も10名から15名に上方修正されています。

社名の通り、朝日新聞との取引きが多く、媒体別売上でも新聞の構成比が約半数を占めていますが、博報堂との媒体購入業務の業務提携によって、テレビ媒体の確保も強化され、より総合広告代理店としての機能アップを図れるように思います。

具体的な業務としては、朝日新聞と連動した企画を得意とし、朝日新聞を用いた広告紙面の企画は随時手掛けています。朝日新聞の広告を見ると、「広告特集」という見出しで、ひな祭り特集、夏休み特集、クリスマス特集といった広告企画があると思います。朝日新聞を舞台にしたこのような企画の多くが、朝日広告社が手掛けています。最近では朝日新聞夕刊「ファッション面」を誕生させています。朝日新聞の地区版の広告枠の多くを朝日広告社が窓口となって販売しています。

新聞広告を出稿してくれるクライアントを日夜開拓している「足で稼ぐタイプ」の広告代理店で、小さな情報を基にクライアントを訪問してゆく営業スタイルですので、積極的でフットワークの軽い人間を求めていると思います。

クライアントは実に他業種に渡っています。クリエイティブも担当し以前から目立つ広告を作成しているのがキューピーの仕事です。*ただし全てが朝日広告社制作ではなく、広告制作会社ライトパブリシティに直接発注されているものも多い。 東京モード学園も以前から朝日広告社が継続してCMを制作しています。

(過去のCM作品補足)

■キューピーテイスティドレッシング・一皿の料理編(2000年作品) 白い皿の上に置かれた紫キャベツ。画面から消えると今度は他の野菜と共にサラダになって登場。

■丸美屋のりたま・昔も今も編、ある日曜日編(2000年作品) 昔も今も編は、加藤あいが白黒テレビ、黒電話、ちゃぶ台などが40年前の食卓にタイムスリップして、ごはんを食べる。ある日曜日編は、加藤あいがひざを立てながら食事をして親に怒られる話。

■フューチャーステップジャパン 企業迷路編(2000年作品) 男性が走り回るが迷路に入って焦り、履歴書を握りつぶす。そこへURLが出て、クリックすると壁が取れ、たくさんの人間が現われる。

■キューピーテイスティドレッシング・イニシャル編(1999年作品) トマト、サラダ菜、黄ピーマン、マッシュルーム、グリーンアスパラガスなど、鮮やかで水々しい野菜達。その映像を背景にCとDの文字が現われ、次第にデザイン化され、最後はパッケージになって商品のボトルに貼り付けられる。

■東京モード学園・モードサピエンス編(1999年作品) たくさんの顔がものすごいスピードで登場し、次々と変わってゆく。人の顔はチンパンジーになり、「モードは進化する。モードサピエンス」というタイトルが現われる。

■JA和歌山県農協連・わかやまNEW梅ウォーター(1999年作品) 河童のカップルが何やら頭の上の皿に液体をかけ「美味しいよ。梅の香りがするよ」と話している。河童は頭の上の皿でも味がわかるらしい。

■キューピーテイスティドレッシング・素材編(1999年作品) 真っ赤なトマト、グリーンのブロッコリーなど、色鮮やかな水々しい野菜にドレッシングがかけられる。「どんな素材達も、いつもと違う美味しさに目覚める瞬間があります」というナレーションが入る。

主なクライアント: キューピー、高島屋、朝日新聞社グループ、オートバックス、コナカ、メガネの三城、セコムグループ、全国農業協同組合連合会、丸美屋食品工業、日立マクセル、ソフト99コーポレーション、モード学園、代々木ゼミナール、朝日生命、アリタリア航空など。

この他現状において朝日新聞への広告出稿について、サントリー、資生堂など多くの一流クライアントとの取引実績を有しています。またマンション販売告知をはじめとした不動産広告も多く扱っています。

売上高:604億円*2000年1-12月

テレビ13.6%、新聞52.2%、雑誌6.4%、ラジオ2.2%、SPその他25.7%

社員数:513名

営業263名、媒体74名、制作55名、SP19名、マーケ20名、管理54名




●メディアバイヤー [No.397]

投稿者:rico 2002/05/15 (水) 17:59
「外資系は信用的な問題から枠を取るのが困難なので、外資傘下の代理店が増えている今、メディアバイヤーの将来性は高い。」
ということを聞いたのですが、メディアバイヤー専門(のみ)という所は今現在どの程度あるのでしょうか?

いつも広告労協様には大変お世話になっており、また、以前「広告志望なら少なくとも自分で調べてから・・・」という投稿にももっともだと思っていましたので、このような質問は心苦しいのですが、よろしくお願いいたします。




メディアバイングを導入した欧米では良い話がありません。電通主導で「日本型」を続けます。 [No.398]

投稿者:広告労協 - 2002/05/15 (水) 19:18
メディアバイングを導入した欧米では良い話がありません。電通主導で「日本型」を続けます。

rico様
構想としてはあるものの、欧米資本のメディアバイング会社は、日本ではいまのところ成立していません。

実際には欧米スタイルのメディアバイングには、広告代理業の収益を圧迫するというデメリットがあり、競争上メディアバイングという仕組みを導入した欧米では収益力の低下に大変苦しんでいます。何でも欧米が進んでいて良いという訳ではなく、この欧米のビジネスモデルは明らかな失敗だった訳です。このように失敗した事が明確になっているビジネスモデルを日本に安易に持ち込まれては、日本の広告業界としても困ります。

日本の広告業の場合は電通を核とした産業構造がきちんと構築されており、メディアバイングについての媒体社の対応もクールですから、一朝一夕に状況が変わる事はないでしょう。

日本の場合は、電通はある意味で実質的に日本最大のメディアバイング会社であり、逆にこの数年の間に欧米の大手広告代理店にいくつも資本参加し、次々に電通グループ傘下に収める事に成功しています。世界の広告代理店グループの収益・売上ランキングを見ると、電通本体及び傘下の外資系広告代理店の収益・売上は、WPP、インターパブリック、オムニコムという御三家に匹敵する位に拡張しています。

日本の大手広告代理店が株式上場などの手段で資金力を豊富にする事で、体力の低下した欧米の広告代理店を傘下にしてゆく動きは電通を筆頭に次第に拡がってゆくように思います。広告代理店として、働いた仕事に対しきちんと報酬が得られ、社員も安心して働けるように私達も日夜考えています。




●スポーツマーケティング、文化・スポーツイベント事業について [No.316]

投稿者:ブリストル 2002/05/09 (木) 03:18
初めまして。
いつも貴重な情報を拝見させて頂きありがとうございます。
私はスポーツマーケティング等のイベント事業の分野のこらからの可能性に魅力を感じ、私自身、スポーツが好きでそのような分野で働きたいとおもっている者です。日本ではそのような関係の仕事は広告代理店が携わることが多くそのために主に広告代理店を志望しています。

質問なのですが、広告代理店の最近のイベント分野の現状、または強い会社、大きくなくてもそのような分野を得意に仕事をしている会社などがありましたら教えて頂けないでしょうか?自分で調べてはいるのですが、なかなか詳しい情報が掴めないので、宜しくお願いします。

スポーツ [No.330]

投稿者:とおりすがりの業界人 - 2002/05/10 (金) 00:18
実際広告労協さんのいうとおり、電通の牙城であることは否めませんので、電通に受かるかどうかという話になってしまいますし、中での競争率も高いかもしれません。

ここはミズノ、ナイキなどスポーツ用品の会社を目指すという手もないでしょうか(こちらも難しいとは思いますが)。スポンサーとしてのビッグイベントから、小中学生向けのイベントまで、(その部署に配属されれば)間違いなく数多くのスポーツイベントに携われると思います。

スポーツ分野では1強の存在が電通で、他社は部分的に強いスポーツを持っている構図かと思います。 [No.319]

投稿者:広告労協 - 2002/05/09 (木) 13:45
スポーツ分野では1強の存在が電通で、他社は部分的に強いスポーツを持っている構図かと思います。

スポーツについては圧倒的に強いのが電通ではないでしょうか。スポーツの世界は、政治力、コネクションがものを言う世界で、電通は、各種目の協会との強力なパイプを持ち、場合によっては出向という形で人材を送り込んでいます。その顕著な例がオリンピックで日本のクライアントへのセールスは過去電通が一手に扱ってきています。 (既に伝説の東京オリンピックの頃から継続)

こうした中で博報堂はスポーツでは明らかに出遅れているとも言えるのですが、サッカーJリーグだけは発足時に協会が博報堂と組んだため、博報堂が優先的に扱う事ができています。健闘しているのが読売広告社で、元々テレビ東京系列で中継していた「箱根駅伝」ですが、日本テレビ系列に移行した段階で参画し、すぐに高視聴率番組化し、日本を代表するイベントに成長しています。また読売グループという特色を活かして、最強コンテンツと言われる読売巨人軍と連動したイベントや番組企画を得意技としています。

なおサッカーワールドカップも電通中心ですが、今回の日韓は独占というまでではなく、ADKも協会に人材を派遣するなどの参画をし、またそれに先駆けてADKは基本的には電通が独占していた長野オリンピックで、数社のスポンサーをセールスする事にも成功 しています(ただしあくまでも協会の元締めは電通なので、ADKのスポンサーは1度電通を経由する形となる)。

またビデオプロモーションという会社も「マスターズゴルフ」「全米オープンテニス」といった海外のスポーツ番組のセールスをいくつかも取り扱うなど、主に海外スポーツの輸入を得意としています。外資系の広告代理店はスポーツイベントは総じて得意ではありません。

様々な企業の冠が付いたゴルフのトーナメントが放送されていますが、ゴルフトーナメントについては様々な広告代理店が手掛けています。

このように考えるとスポーツの場合、オールラウンドに強く、業界でも1強の存在が電通で、他社は部分的に強いスポーツを持っているという構図かと思います。

スポーツは大きな予算を必要とするイベントであり、今日の景気低迷下の中でなかなか各クライアントも新たなスポーツ大会への協賛は決断しにくい局面にあるかと思います。過去スポーツイベントへの協賛が盛んな時期もありましたので、一時的な現象かもわかりませんが、現在はスポーツを担当したいという意向が広告代理店の中で通りにくい状況にはあるかと思います。

各スポーツイベントは、告知・報道の事と各方面への根回しを行なうため、通常何らかの形で新聞社やテレビ局が主催者に名前を連ねます。したがって広告代理店以外でも、テレビ局、新聞社の事業局でスポーツイベントの業務は行なえます。

(マラソン)
東京国際女子マラソン−−−−電通
横浜女子マラソン−−−−−−大広
札幌国際ハーフマラソン−−−大広
箱根駅伝−−−−−−−−−読売広告社


(プロ野球)
サンヨーオールスターゲーム−−−博報堂


(サッカー)
Jリーグ−−−−−−−−−博報堂


(プロゴルフ)*主要なものは年間34試合
各社

(F1)
各社

(オリンピック)
夏季オリンピック、冬季オリンピック−−−電通

(サッカーワールドカップ)
電通中心

*様々な企業の冠が付いた男女プロゴルフのトーナメントが放送されていますが、ゴルフトーナメントについては比較的様々な広告代理店が手掛けています。
*なおイベントとして手間が大変なのは、「公道」を使用するマラソンで、警察の許可を得たりするために多大なる努力を要します。これは当日に動員される警察官の人件費は、特別予算として警察自身が負担しているためで、申請してもそれなりの理由がなければそう簡単には許可されないのです。先導するオートバイの警察官をテレビで紹介するのは、主催者側の配慮かと思います。




●東急エージェンシーについて [No.276]

投稿者:アリ 2002/05/03 (金) 01:45

いつも拝見させていただき大変参考になる情報、そして親切な対応に驚いております。
東急エージェンシーについて質問させていただきます。
東急電鉄グループの一員であるメリットとデメリットを具体的に教えていただけないでしょうか。

東急グループに属する事のメリットは鉄道、CATVといった媒体が優先的に使える事です。 [No.292]

投稿者:広告労協 - 2002/05/06 (月) 20:20
東急グループに属する事のメリットは鉄道、CATVといった媒体が優先的に使える事です。

アリ様

東急エージェンシーは東急グループのハウスエージェンシーとして東急電鉄、東急不動産といった東急グループの主要会社の出資で設立されました。設立に当たって発起人の方々は電通に相談に行き、設立当初は役員の派遣など電通から様々なバックアップを受けていました。東急エージェンシーは設立大きな5年で売上ベスト10に入る急成長を記録できたのですが、これは当然東急グループの広告を手掛けたからという部分が大きい訳です。今日では東急グループの広告ももちろん扱っていますが、比率としては一般クライアントの比重が高く、それだけ東急グループに依存しなくても済む体質になっています。これは経営的には好ましい事だと思います。

現在での大きなメリットは東急電鉄、東急ケーブルテレビ、東急文化村といった東急グループが保有する様々な媒体を同じ東急グループという立場で優先的・独占的に取り扱える事かと思います。デメリットは他の電鉄会社グループの広告は取り扱いにくいという程度で特に大きなものはないように思います。

10年程前までは設立時の電通の影響や当時業界でもやり手で知られた社長の影響で、かなり体育会系的な社風だったように思います。ところがその後マーケ出身の社長が就任するなど会社の方針も若干変化する部分があり、それに伴ない、社の雰囲気もかなり変化し、当時の体育会系的な部分は弱くなっているような気がします。

現在の東急エージェンシーは比較的弱いと言われたクリエイティブ部門も相当レベルアップし、総合広告代理店としてかなり高い実力を持っていると思います。




●西鉄エージェンシー、電通九州の情報について [No.264]

投稿者:ナカヨシ 2002/05/02 (木) 13:59
初めて書き込みします。
私は東京在住のものですが、地元である九州の広告会社に興味を持っており、現在電通九州、西鉄エージェンシー、西広の3社の受験を考えています。先の2社については選考が始まっており、来週面接を控えています。
1次でだいぶ人数が絞り込まれるようですし、かなりの狭き門ですが、なんとか結果を出したいと士気を挙げています。
しかし近くにOBの方や情報を持っている友人も少なく、面接の内容、進行方法がいまいちわかりません。何か情報がございましたら、教えていただけないでしょうか?
また、九州母体の広告会社、製作会社で他に何か大きな所(クリエイティブが可能な程度に)がございましたら情報がいただきたいです。
あつかましくも長々と書き込んでしまいましたが、よろしくおねがいいたします。

九州の広告代理店について [No.269]

投稿者:広告労協 - 2002/05/02 (木) 22:00
九州の広告代理店について

ナカヨシ様
九州は広告市場として伸びており、最大手の電通九州が東京・大阪勢と並んで売上高21位に入っています。更に西広が売上高50位台、西鉄エージェンシーが売上高70位台に入っています。こうした好調な九州の広告市場を背景に先日I&S/BBDOが九州・広島のオフィスを分社し、「BBDO・J−WEST」として独立させました。

私見ではありますが、九州のクリエイティブはインパクトでは高いレベルにあり、その背景には九州の大胆な気質が絡んでいるように思います。クリエイティブ志向の方にはそれを歓迎してくれる土地柄と言えましょう。




●大広について! [No.243]

投稿者:天然プーさん 2002/04/30 (火) 02:16
お忙しいところ、失礼いたします。

   私は今度、大広の一時面接を受ける予定の者(であり、3月の就職フォーラムでは予約が取れず実は当日アポなしで会場に潜入してしまい、フォーラムをすっかり満喫してしまった、感銘を受けた者)なのですが、3点ほどお聞きしたい事があり投稿させて頂きます。。

 ? 大広の作っているCM・広告について。
私が広告関係の本などで調べてみても(広告批評など)、やはり紹介されているのは主に電通・博報堂・ADKのものばかりで、大広がどのようなモノを作っているのかがいまいち分からないのですが、どのようなものがございますでしょうか? またどんな方法で調べられますでしょうか。

   ? 大広が得意とする分野・クライアント・業種などってどのようなものなのでしょうか?(また、大広の強み。)

   ? あと、昨年大広と読広と博報堂が広告枠の売買において提携を結んだ事について、大広や読広にとっては博報堂の広告枠を押える力にあやかれるのでメリットがある事は理解できるのですが、博報堂側の提携で得られるメリットというのが私にはあまり分からないので、教えて頂きたく思います。   

 皆さんただでさえお忙しいところ、お手間を増やしてしまいましてすみません。 しかし、学生にとっては謎に満ちた広告業界で働く事を夢見る私にとって、この掲示板は頼みの綱で、いつも興味深く拝見させて頂いております! 本当にこのような場を設けて頂けることにいつも感謝しておりますっ。 お忙しいところ恐縮ですが、ご返答いただければ幸いです。

大広についての補足情報 [No.245]

投稿者:広告労協 - 2002/04/30 (火) 13:10
大広についての補足情報

天然プーさん様

3/3広告業界就職フォーラムに御参加いただきありがとうございました。
確かにごく何名か当日予約なしに参加した方もいらっしゃったようですが、受付で参加者カードはご提出いただけたかと思います。この掲示板は、そのセミナーに参加した方と資料請求した方(定員後に受け付けた方)のために運営しています。

御要望のありました大広についての情報をとりいそぎ掲載いたします。大広を受験し、ESが通過した皆さんはぜひ1次面接もがんばってください。

1.大広が作成したテレビCMなどについて

3/3広告業界就職フォーラムの際に御配りした資料の中に、会社別の情報があり、その中の大広の部分で最近の大広の仕事についていくつか記載しています。最初にその資料を御覧ください。

キリンビール「氷結果汁」などが大広のAE商品である事がわかります。その資料に記載されていない作品を追加で紹介します。(最近の半年位の作品)なおこれらの作品についておそらく自分で調べる事は困難かと思います。

(大広が企画制作した最近のテレビCM)

・タカノフーズ「おかめ納豆旨味」
朝食を食べている竹中直人とその妻。商品の納豆を混ぜながら、髪を切ったのに気付かない竹中に機嫌を悪くする妻。やっと気付いたと思ったら新しい納豆の事だった。

・松下電器産業「企業広告・ガラスの砂編」
製品のリサイクルを扱ったCM。父親の働くリサイクル工場で商品を解体する発明もすごいと子供が絶賛する。

・松下電器産業「企業広告・ZOOM IN MD」
心にうるおいを与えてくれる音楽が聴けるこのMDプレーヤーもリサイクルしやすい素材で作っている。

・社会保険庁「国民年金の実力」
頼りになる抑え投手の佐々木投手が登場し、「僕は国民年金の実力を知っている」と、その確かさ、安心感、絶対の信頼感をアピール。

・東洋ゴム工業「トランパス・エムピープラス・元祖ミニバンタイヤ」
原始人の家族が石製のタイヤのようなお金を転がしながら買い物に出掛ける。購入したのはタイヤ。家に帰って車に装着したらちょうど良かった。

・引越社「フリーダイヤル銭湯編」(大広名古屋支社)
飯島直子が銭湯でゆったりとつかっている。ふと今の自分は本当の自分ではないかもしれないと考え、引越しとようと思い立つ。アリさんマークの引越し社を紹介。

2.大広の得意分野について

大広については本掲示板[No.71]で基礎的な情報を掲載していますので、こちらも御覧ください。
業界の中で注目を集めた仕事としては、最近の三井住友銀行のSMBCというロゴマークを作り、開業キャンペーンを担当していた件です。
大広は、最大クライアントがダイエーグループで、大手通販会社も担当しています。この辺りの事情は流通 [No.100](広告代理店のSP部門について)もご参照ください。

3.博報堂が媒体購入についての業務提携を行なうメリットについて

他の広告代理店と媒体購入について提携するメリットですが、博報堂は、各メディアへの取引額が増加しますので、メディアの媒体確保力がアップします。博報堂は自社を通じて媒体を購入してもらった場合、ビジネスとして若干のマージンが得られます。
*他の広告代理店とマージンを分け合う形となりますので、通常と比較してかなり少ないマージンです。
博報堂は資本提携しているスタンダード通信社の全媒体確保作業も担当しています。




●広告業界のデジタル分野の可能性 [No.171]

投稿者:コトこうじ 2002/04/23 (火) 13:10
毎回貴重な情報を提供して頂きとても参考になっています。

私は広告のデジタル分野を志望しているのですが、実際各企業がどのようなプロジェクトをすすめているのかHP上などではなかなか掴めません。企業側が目指している広告のデジタル分野における方向性は一体どのようなものなのでしょうか? また、デジタル分野に特に力を入れている企業はどこなのか教えて下さい。

広告代理店のデジタル部門について [No.206]

投稿者:広告労協 - 2002/04/26 (金) 19:48
広告代理店のデジタル部門について
デジタル部門については、広告業界以外にも数多くの企業が参入し、成長分野ではありますが、大変な競争環境にあります。広告業界でもこの分野を当然重視し、特に電通、博報堂、ADKが様々なインターネットのコンテンツ制作会社や携帯電話の配信サービスといったデジタル系の会社に投資したり、自ら会社を設立していますが、
まだそれらの全てが経営的に順調かというとそうでもないのが実状です。上位3社が先行しているのは事業を立ち上げるために当面は資金力が必要だからです。
組織的な対応という事では上位3社が先行していますが、個人レベルでインターネットコンテンツのスキルがあり、業務として実績を挙げている人は、会社の規模を問わずどの広告代理店にいます。(現段階ではまだ個人に依存する部分が大きい)
ホームページの受注制作業務は、広告業界の中である程度定着し、各広告代理店とも技術的にはかなりのレベルになってきていると思います。
*実際のホームページ制作は外部の専門会社に任せ、広告代理店はあくまでもプロデュース的な立場で業務を進めます。どの広告代理店でもこれからはデジタル分野が重要であると認識していますので、そのようなスキルのある人は重宝にされるかと思います。

また広告原稿の送稿など広告取引の世界で業務効率を高めるためには、デジタル化を推進していかなければならないのですが、こちらは電通と博報堂が業界のリーダーとして正式に協力し合い、業界標準となる仕様を進めています。




●化粧品の広告物 [No.143]

投稿者:ハピオ 2002/04/19 (金) 02:49
すいません。もう一つ情報があればお願いいたします。
化粧品というのは、ものすごく広告物につくりあげられるイメージが強いように思います。そして、かなりの高級さをアピールしているように感じます。
化粧品のポスターに強い会社をお教えください。
毎回、頼りすぎてしまってすいませんが。何卒よろしくお願い痛いします。

化粧品・トイレタリー分野等に強い広告代理店について [No.144]

投稿者:広告労協 - 2002/04/19 (金) 12:56
化粧品・トイレタリー分野等に強い広告代理店について

ハピオ様

化粧品およびそれに類したトイレタリー、ファッション分野等に強い広告代理店を 取り上げてみます。

取引実績からみれば、電通・電通グループ各社、ADK、I&S/BBDO、博報堂、外資系広告代理店各社がそれらの分野に強い広告代理店として挙げられます。仕事をこなしてゆく中で、会社としてそれなりのノウハウ(業務体制)は、蓄積されているように思います。各広告代理店ともこれらの分野では女性営業職が活躍しています。

<化粧品・トイレタリー分野等に強い広告代理店の傾向>

電通および電通グループ各社(電通ヤングアンドルビカム、ビーコンコミュニケーションズ)は、同分野での国内・外資の主要クライアントと幅広く取引きを持ち、積極的な姿勢が目立ちます。

ADKも資生堂、カネボウなどで実績があり、またファッション分野のワコール、リーバイスといったクライアントも得意としています。

I&S/BBDOは、トイレタリー分野を最も得意とし、資生堂、花王、ライオンといった国内大手でいろいろな業務を担当しています。

博報堂も電通グループほどではないのですが業界2位として、各社でそれなりの業務を受注しています。

外資系広告代理店は、やはり外資系クライアントには強味を発揮しています。

なお資生堂、花王は自社制作が目立ちますが、この2社にサントリーなどを加えた数社のみが極めて例外的にクライアント自身で制作機能を持ち、広告制作会社に直接発注する体制となっております。ただしこれらのクライアントでも商品によっては広告代理店に制作を任せています。

<各広告代理店の取引実績>

−−−国内大手化粧品・トイレタリー −−−−−−−−−

■資生堂
・基本は自社制作(ピエヌ、マシェリなど)
・電通、博報堂、ADK、I&S/BBDO、読売広告社など

■FT資生堂
・電通、博報堂、ADK、I&S/BBDOなど

■シーブリーズ(資生堂)
・電通(AE制)*以前はADK

■カネボウ
・電通、ADK、中央宣興、JMS

■花王
・基本は自社制作
・電通、博報堂、I&S/BBDO、大広、ADK

■ライオン
・電通、I&S/BBDO、東急AG、博報堂

−−−外資大手化粧品・トイレタリー −−−−−−

■マックスファクター
・ビーコンコミュニケーションズ

■日本ロレアル
・マッキャンエリクソン

■エスティローダー
・電通ヤングアンドルビカム

■日本リーバ
・JWトンプソン、博報堂、博報堂リンタスなど

■P&G
・グレイワールドワイド、ビーコンコミュニケーションズなど

−−−国内中堅化粧品・トイレタリー −−−−−

■コーセー
・博報堂、電通、東急AG、ビデオプロモーション

■ポーラ化粧品
・協和広告、ADK

■ノエビア
・電通、博報堂

■ウテナ
・電通、協同宣伝

■ファンケル
東急AG、I&S/BBDO、日本経済広告社、電通ヤングアンドルビカム、ADK

−−外資ブランド−−−−−−−−−−−

■シャネル
・電通ヤングアンドルビカム(AE制)*以前はADK

■グッチ
ADK(AE制)*以前はビーコンコミュニケーションズ

−−ファッション−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■ワコール
・電通、ADK
■リーバイス
・ADK(AE制)




●広告会社と印刷会社の違いについて [No.140]

投稿者:キャロン 2002/04/18 (木) 19:34
現在私は広告会社と印刷会社を主に、就職活動をしております。最近の印刷業界では提案型のスタイルを重視するようになっており、私が見る限り広告会社を同じような仕事をなさっているように感じます。(具体的にはキャンペーングッズやイベントを提案したりです)また印刷会社のクライアントに広告会社もあることも知りました。ある印刷会社の方のお話ですが、実際にアイデアを出したのは印刷会社でそれをクライアントである広告会社に提案し、それを広告会社はメーカーなどに持って行き、具現化されていくのだ、と言っていました。将来的にもこのような印刷会社が増えていく中で、アイデアをすぐに形にできると言うメリットが強みになってくるのではと思います。私は名前や業績にこだわらずに会社を選んでいますが、仕事の内容などからいって、広告業界ではなくてもいいような気もしてきて、大変悩んでおります。これらの視点から広告会社の強みをいくつかあげていただきたいです。また広告業界はどのように感じているのかも知りたいです。広告会社の説明会に行っても、印刷会社の説明会にいっても同じような話を聞くことが多くて、わからなくなってきました。

広告代理店と大手印刷会社の比較について [No.142] 投稿者:広告労協 - 2002/04/18 (木) 23:28
広告代理店と大手印刷会社の比較について

キャロン様
領域によっては広告代理店と大手印刷会社(凸版印刷、大日本印刷)は、競合する場面が増えています。具体的には現段階では、プレミアム類、店頭販促ツール、映像制作、イベントの部分になってくるかと思います。

一方でこれらの印刷会社は、広告代理店からの発注を受け、いわば下請け会社として業務を行なっている訳で、売上比率としては、こちらの方がまだ大きいように思います。

広告代理店からの業務発注量が多いために上位広告代理店では大手印刷会社の社員が常駐しているケースもあります。印刷会社の事業領域が拡大している事は事実ですが、広告代理店のように新商品の広告活動全般を任されるというような段階にはなっていないので、入社して何をやりたいかにもよりますが、もしプロデューサー的な立場で広告の業務を行ないたいのであれば広告代理店の方が行ないやすい環境といえるでしょう。

分野ごとにそれぞれの専門家(デザイン会社、フリーのコピーライター、印刷会社、タレント事務所など)に指示を出し、キャンペーン全体の作業を進めてゆきます。

一方で全体をプロデュースする立場ではなく、モノを作る現場の前線で働きたいという「プロダクション志向」であれば、印刷会社には確かにそのような環境があるといえるでしょう。やはり似たような事は行なうにしても工場設備を持つメーカーと工場を持たないサービス業(仲介業)というスタンスの違いはあるように思います。

なお印刷会社は、業界の中での受注競争が激しいため、大手であっても労働条件(賃金や労働時間)は全般的に広告代理店よりも見劣りがするかと思います。この辺りも比較してみてください。




●媒体に強い企業 [No.122]

投稿者:マイ 2002/04/16 (火) 01:26
媒体部門の職につきたいと考えております。
メディア、媒体部門に強い企業の情報がありましたらお教えください。
既存の媒体、新しい媒体を考えその利用手段を企画したいです。そのためには、媒体部門に強い会社に勤務することがよいと考えております。情報がありましたらよろしくお願いいたします。

”媒体に強い広告代理店”について [No.132] 投稿者:広告労協 - 2002/04/17 (水) 18:23
”媒体に強い広告代理店”について

御質問の”媒体に強い広告代理店”ですが、各媒体ごとにその分野を得意にしている広告代理店が存在していますので、概要を説明します。媒体社の資本系列の広告代理店は、当然その出資元の媒体には大変強いという事がいえます。

<新聞媒体に強い広告代理店>

各新聞社は、系列の広告代理店を有しており、それらの会社は新聞媒体の業務を中心に展開しています。各新聞の紙面を使った連合広告(いろいろな広告主を集めた、クリスマス特集や夏休み特集といった広告企画)などを頻繁に企画しています。

●朝日新聞社系列
→朝日広告社、大広など

●読売新聞社系列
→読売エージェンシー、読売広告社、読売PR、読売インフォメーションサービスなど

●日本経済新聞社系列
→日本経済社、日本経済広告社、日経広告(本社大阪)、日経PRなど

●毎日新聞社系列
→毎日広告社など

●産経新聞社系列
サンケイ広告社(本社大阪)、フジサンケイアドワークなど

<テレビ媒体に強い広告代理店>

テレビ媒体は、日本の民間放送局がスタートした時期に、電通が放送局の設立に尽力した事もあって、同社が業界の中でも圧倒的に強い存在です。特にTBSは電通が株主でもあり、特に大きな影響力を持っています。

他の代理店では、I&S/BBDOが日本テレビの資本が入っていますので、同局のキャンペーンなどを手掛けるなど、日本テレビと連動した企画が可能です。 *なお読売広告社は読売資本は入っていない独立系ですが、読売グループと密接に絡んでおり、特に読売巨人軍を起用した企画を得意としています。

フジテレビは各広告代理店と等距離を保つ方針ですので、特に強い広告代理店は見当たりません。

テレビ朝日は、いろいろな広告代理店の「買い切り番組」(特定の広告代理店がその番組のCM枠をあらかじめ全て購入し、広告主に独占的にセールスする事)が目立ちますが、ニュースステーションに代表されるように電通色の強い局です。

テレビ東京は、日本経済新聞の強い影響下にあり、日本経済社、日本経済広告社といった日経グループの広告代理店が買い切り番組を持っていたり、この局のCM枠の積極的なセールスを展開しています。

アニメ番組は、特にADK、読売広告社が各局で複数の番組を持ち、番組企画の段階から参画しています。

広告主が広告代理店に支払う提供料金は、日本テレビ、TBS、フジテレビのゴールデンタイムの時間帯で全国ネットで30秒提供を行なうと、月額3000万円位が相場です。

−−各広告代理店のゴールデンタイムでの買い切り番組−−*2002年1月現在

●電通
TBS土曜21:00-21:54「世界不思議発見」(電通買切番組)
TBS日曜18:30-19:00「ZONE」(電通買切番組)
TBS日曜21:00-21:54「日曜劇場」(電通買切番組)
TBS日曜22:00-21:54「世界ウルルン滞在記」(電通買切番組)
TBS月曜20:00-20:54「こちら第三社会部」(電通買切番組)*松下電器グループ1社提供
日本テレビ金曜23:00-23:30「FUN」(電通買切番組)*カネボウ1社提供
日本テレビ土曜23:00-23:55「ナイナイサイズ」(電通買切番組)
日本テレビ土曜22:00-22:30「おしゃれカンケイ」(電通買切番組)*資生堂1社提供
日本テレビ月曜19:30-20:00「名探偵コナン」(電通買切番組)
フジテレビ月曜22:00-22:54「SMAP・SMAP」(電通買切番組)
フジテレビ月曜23:00-22:30「あいのり」(電通買切番組)
テレビ朝日月−金曜22:00-23:10「ニュースステーション」(電通買切番組)
テレビ朝日金曜21:00-21:54「ミュージックステーション」(電通買切番組)
テレビ朝日金曜19:54-20:54「世界痛快伝説運命のダダダダーン」(電通買切番組)
テレビ朝日日曜23:00-23:0「素敵な宇宙船地球号」(電通買切番組)*トヨタ自動車1社提供

●博報堂
TBS土曜23:00-23:30「チューボーですよ」(博報堂買切番組)
TBS日曜23:00-23:30「情熱大陸」(博報堂買切番組)
テレビ東京日曜18:30-19:00「サイボーグ009」(博報堂買切番組)

●ADK
テレビ東京木曜19:30-20:54「TVチャンピオン」(ADK買切番組)
TBS火曜20:00-20:54「サバイバー」(ADK買切番組)*2002年4月スタート
アニメ番組「ドラえもん」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「クレヨンしんちゃん」
「遊戯王デュアルモンスターズ」などを買い切り番組として有している。

●読売広告社
アニメ番組「ちびまる子ちゃん」「爆転シュートベイブレード」「スクライド」などを 買い切り番組として有している。

●大広
テレビ朝日土曜18:30-19:00「モクモグコンボ」(大広買切番組)*カゴメ1社提供

●JR東日本企画
アニメ番組「ポケットモンスター」「ウルトラマンコスモス」を買い切り番組として有している。

●ビデオプロモーション
テレビ朝日土曜18:30-19:00「グレートマザー物語」

<雑誌に強い広告代理店>

博報堂は出版広告から創業し、ADKは出版社に在籍した経験のある創業者が雑誌広告を得意分野としていたため、両社とも雑誌広告に強い広告代理店です。中堅広告代理店の中では、双葉通信社が雑誌広告の取扱い高の多い広告代理店として知られています。 外資系広告代理店各社は、欧米では雑誌広告がよく使われている事もあって、雑誌広告の取扱いウエイトが高くなっています。

<媒体部門を志望する際の注意事項>→他社に業務委託するケースが出てきています。

最近の広告業界の動きとして、メディアバイング業務(広告枠の購入業務)の効率化を図り、場合によっては他社にこの部門の業務を全面委託するケースが出てきています。既に中堅広告代理店のスタンダード通信社は、博報堂と資本提携し、全媒体のメディアバイング業務を博報堂に委託しています。同様にJWトンプソンもADKにメディアバイング業務の大半を委託していたり、朝日広告社がテレビ媒体のメディアバイング業務を博報堂に委託を始めたりしています。このようなケースでは、媒体部門そのものがその広告代理店の組織にはないという事になり、入社してもその業務を担当する事が物理的に不可能となります。

今後電通、博報堂、ADKをはじめとした上位数社にメディアバイング業務を委託する動きが強まると思いますので、特に媒体部門を志望する際は御注意いただきたいと思います。




●SPについて [No.97] 投稿者:まこと 2002/04/11 (木) 03:10

私はSP(セールスプロモーション)の仕事に就きたいと考えています。
SPに強い代理店がありましたら教えて頂きたいと思います。(東急エージェンシーはSP強いと伺っております)

また電通の方にOB訪問した際、「SPならうちじゃなく電通テック行ったら?」と言われました。やはり営業・マーケ等主力部門以外の職種を希望する場合、会社によっては敬遠される事もあるのでしょうか?もしそうなら非常に志望動機作りが困難になってしまうのですが、そういう会社でも行きたい場合は別の職種を希望した方が得策でしょうか。

以上質問2つになってしまい大変恐縮ですが宜しくお願い致します。

広告代理店のSP部門について [No.100]

投稿者:広告労協 - 2002/04/11 (木) 17:26
広告代理店のSP部門について

<SP部門を志望する事について>
広告代理店におけるセールスプロモーション(SP)部門は、2001年1−12月の売上で総額2兆1694億円に達し、テレビ広告(2兆681億円)、新聞広告(1兆2027億円)と共に売上構成比の高い分野となっています。したがって各広告代理店としても売上拡大の為にSP分野を重視しています。

しかしSP分野の課題は「採算性」にあり、近年は経営的な側面での効率化が求められ、その結果SP部門の分社化の動きも出ています。

採用に当たっては広告代理店としての成長性が見込めるSP分野に興味がある方を基本的には歓迎していますが、実際の配属は、社によっては営業職となる可能性も高い事をあらかじめ承知の上で志望動機を組立て受験なさった方が良いかと思います。

なお入社後の営業職からSP職への異動は、業務の中身が似ている事もあり、希望すれば比較的簡単に実現できます。特に試験を行なうような手続はなく、通常の人事異動という形で行なわれます。

(参考)2001年度新入社員のSP部門配属状況
大広0名(17名中)、東急エージェンシー2名(20名中)
、 ADK1名(27名中)、朝日広告社0名(12名中)

<”SPに強い会社”について>

セールスプロモーション(SP)に強い広告代理店についてはいろいろな会社が挙げられますが、ここでは上位20社の中でセールスプロモーションに特徴のある会社をいくつか紹介します。

●東急エージェンシー(SP売上高1110億、全社に占める売上構成比56.4%)
東急エージェンシーは、同社の最大クライアントが流通系のイトーヨーカドーグループ(イトーヨーカドー、セブンイレブンジャパン等)である事もあって、セールスプロモーションのノウハウには長けています。
東急グループの東急百貨店、東急ストアもクライアントです。「販促開発」という社名の子会社も有しています(2001年売上63億円)。
また東急電鉄の交通媒体も取り扱っているため、鉄道の中吊広告・額面広告を1つの広告主で独占する「車両ジャック」という企画も同社が開発したものです。

●ADK(SP売上高1143億、売上構成比33.6%)
ADKも合併前の旧旭通信社がセールスプロモーションを得意分野としていたため、菓子・飲料、食品などの応募キャンペーンや販促イベントは大変充実しています。なお合併前の旧第一企画は、「マウントフジジャズフェスティバル」「フジロックフェスティバル」といった音楽イベントでは業界一の実績がありました。その経緯から販促とイベントの両面で強味を有しています。

●大広(SP売上高526億、売上構成比33.3%)
大広は、流通のダイエーグループ(ダイエー、ローソンなど)がメインクライアントのひとつであり、通販の日本文化センターも同社がAE的に担当していますので、こちらもセールスプロモーション分野での活躍が目立ちます。

●I&S/BBDO(SP売上高318億、売上構成比31.8%)
更にI&S/BBDOも第一広告社とセゾングループの販促会社「SPN(西武プロモーションネットワーク)」が1986年に合併して誕生した会社だったため、西武百貨店、西友、ファミリーマート、LOFT、無印良品といったセゾングループの流通現場を全面的に活用したセールスプロモーション施策でノウハウを築いています。
*現在はセゾングループの出資比率は下がり、セゾングループ自体もファミリーマートが商社に買収されるなど、同グループの構成も変わっています。

●中央宣興(SP売上高225億、売上構成比62.9%)
屋外看板(要は巨大な印刷物)を得意分野としている事から、印刷物、プレミアム商品などを実際に製作してくれる工場にも顔が効く社員がおり、そのような意味で業界でも現場仕事を熟知した会社として知られています。

●JR東日本企画(SP売上高800億、売上構成比87.2%)
JRのグループ会社である立場からJR駅構内、JR駅ビルといった駅媒体を活用した斬新なプロモーション施策を展開しています。
*ただしSP売上800億の多くは交通媒体の卸業務(他の広告代理店への仲介)ですのでご注意ください。

●オリコム(SP売上高340億、売上構成比69.9%)
売上の70%が、交通媒体、新聞折込広告(社名変更前はオリコミという名称だった)を中心としたSP分野ですので、SPが業務の柱になっている会社です。SPはプランニングするためのデータが全体的に不足しているのですが、オリコムは全国鉄道路線の乗降客調査などデータ面での整備も進んでいる会社です。

●創芸(SP売上高310億、売上構成比59.1%)
同社は新規マンションの販売促進業務を業務の中心とし、新聞折込広告、DM、パンフレット、ノベルティなどを得意分野としています。

<SP売上高ランキング>*2000年1−12月実績。新聞折込専業会社は除外。

1.電通−−−−−−−−−−3937億円(社の売上全体の26.7%)
2.博報堂−−−−−−−−−2148億円 (29.0%)
3.ADK−−−−−−−−−−1114億円(33.6%)
4.東急AG−−−−−−−−−1110億円(56.4%)
5.JR東日本企画−−−−−−−800億円(87.2%)*交通媒体仲介含む
6.大広−−−−−−−−−−−526億円(33.3%)
7.読売広告社−−−−−−−−433億円(37.0%)
8.オリコム−−−−−−−−−340億円(69.9%)
9.I&S/BBDO−−−−−−−318億円(31.8%)
10.創芸−−−−−−−−−−−310億円(59.1%)
11.マッキャンエリクソン−−−−233億円(29.4%)
12.中央宣興−−−−−−−−225億円(62.9%)
14.JIC−−−−−−−−−−−205億円(66.6%)
15.NKB−−−−−−−−−−203億円(100.0%)
16.ビーコンコミュニケーションズ−−−202億円(68.3%)
17.アイプラネット−−−−−−180億円(64.7%)
18.日本経済広告社−−−−179億円(39.0%)
19.日本経済社−−−−−−178億円(32.6%)
20.電通ヤングアンドルビカム−−−−167億円(33.5%)
21.デルフィス−−−−−−−166億円(44.9%)
22.インタービジョン(FRONTAGE)−−−157億円(39.2%)
23.エーティ−エー−−−−−145億円(86.8%)
24.電通九州−−−−−−−−141億円(42.0%)
25.TBWAジャパン−−−−−137億円(59.0%)
26.JWトンプソンジャパン−−−137億円(36.2%)
27.JR東海エージェンシー−−−135億円(60.4%)*交通媒体仲介含む
28.JR西日本コミュニケーションズ−−−129億円(76.4%)*交通媒体仲介含む
29.メディアート−−−−−−−−126億円(94.6%)
30.博報堂プロス−−−−−−−126億円(66.7%)


<SP部門の分社化について>

一部の大手広告代理店では、SP業務について組織上、企画部門と実施部門に分ける動きがあります。その場合、
1)企画部門は、クライアントに企画プレゼンテーションを行ない、業務を受注する役割を担い(SPに特化した営業職と考えてください)、
2)実施部門は受注した業務をきちんと企画通りに実現してゆく役割を担います。

電通では、企画部門は電通本体にあり、実施部門は主に電通テックが担当しています。
従来は電通本体に実施部門も抱えていたのですが、実施部門は大変な労力を要するため、会社としての業務の効率化を狙い、電通テックをその受け皿とした運営体制に変えた訳です。
電通と電通テックの違いは、人件費の違いにあり、業界トップの高給与を誇る電通と比較すると、電通テックの給与水準はかなり下回る事は事実です。(それでも世間並みの給与ですので御安心ください。)
そのように会社としてのローコスト化を推進しないと誰でも参入できるSP分野は価格競争も激しいですから、電通といえども受注競争に生き残ってゆけないのです。なおキャンペーンに応募してもらえるようなプレミアムグッズ類の大半は、現在東南アジアで製作されています。クライアントはより低価格で良い商品を求めますので、日本国内では採算に合うような商品が作れなくなっているのです。したがいまして、SPのプレミアム担当の方は、商品発注の際はよく東南アジアの工場に出掛け、商品の仕様の確認も行なっています。
*博報堂は最近プレミアム商品の別会社を設立しています。
*マッキャンエリクソンもSP部門を「モメンタム・エム・アイ・ケイ」(SP会社「ミクプラニング」との合弁会社)という別会社に移管していますが、これは海外ではマッキャンエリクソンが所属するインターパブリックグループが「モメンタム」というSP専門会社を展開しているためです。

SPの実施部門の分社化は、ある程度のSP売上高を持った他の上位広告代理店でも検討されていますので、もしSP部門を希望するのであれば、そのような背景も知っておいた方が良いかと思います。

<SP業務の流れ>

SP業務の実作業はSP専門会社が行ないます。「T・O・W」はこのようなSP会社の一例です。
広告業界には無数にSP専門会社があり、それぞれが「ノベルティに強い」「イベントに強い」といった得意分野を持っていますが、その多くが小規模な会社です。SP会社は多くは元広告代理店の社員が独立して作った会社です。
また凸版印刷、大日本印刷、東北新社といった大手印刷会社やプロダクションもSP部門を持ち、大手広告代理店はこれらの会社への発注を増やす傾向にあります。
なお大手印刷会社(凸版印刷、大日本印刷)は、展示会、博覧会、店頭販促などの分野では場合によっては、通常の広告代理店と同じ形で、クライアントからの依頼の競合コンペに直接参加する実力を付けてきており、広告代理店の事業領域に参入してきています。
このようにSP分野は成長分野ではありますが、一方で激しい競争環境にあるという事も御理解ください。

クライアント(業務依頼)

広告代理店SP部門(企画作業・実施管理)

SP会社(具体的な実施作業)




●クリエイティブ採用について [No.91]

投稿者:嫁と姑 2002/04/10 (水) 02:14
コピーライターを目指して就職活動をしている者です。しかし興味がある広告代理店に限って残念ながら、「本年度はクリエイティブ職(またはコピーライター)の採用はありません」という告知をよく目にします。こういった場合でも受験して採用後にクリエイティブ職への配属の可能性はあるのでしょうか?
また、広告制作会社でいわれる「CMプロダクションマネージャー」とは具体的にどういった仕事をするのでしょうか。

ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

クリエイティブ部門への配属状況について [No.94]

投稿者:広告労協 - 2002/04/10 (水) 14:43
クリエイティブ部門への配属状況について

クリエイティブ部門(コピーライター、CMプランナー)への新卒採用はいくつかのパターンに分類できます。
一般的には、総合職として一括採用後にクリエイティブ部門への配属を決める方式の広告代理店が多いといえます。なお採用数自体が2−3名の会社という規模の広告代理店では、営業部門に配属される場合が大半です。
デザイナー職については、各社とも専門職と扱っていますので、用がある場合は当初から「デザイナー職」として募集します。

1.総合職として一括採用後に適性を判断してクリエイティブ職に配属するパターン
→電通、博報堂、ADK、東急AG、大広、読売広告社、I&S/BBDOなど

2.当初からクリエイティブ職として採用するパターン
→マッキャンエリクソン

3.クリエイティブ部門を別会社化しているパターン
→日本経済広告社、創芸、協和広告など
*「クリエイティブの採用は行なわない」という扱いが多い。仮に採用があっても「別会社への出向」または「別会社での採用」となります。

入社後にクリエイティブ部門に異動できるかどうかですが、少なくとも電通、ADK、I&S/BBDOの3社は、クリエイティブ職への異動を希望する別部門の社員を対象に 社内試験を実施し、合格した場合は異動できる仕組みがあります。ただし極めて狭き門で数十名受験して1−2名程度の合格です。(受験は30才までといった年齢制限有り)。営業職やマーケ職から実際に異動しています。

クリエイティブ部門の人数が100名以上の広告代理店は7社だけで、またこの部門は中途採用での補充が多いため、新卒採用でクリエイティブ部門に配属される人数はかなり少ないのが実態です。

(参考)2001年度新入社員のクリエイティブ配属状況
大広3名(17名中)、東急エージェンシー2名(20名中)、ADK1名(27名中)、朝日広告社1名(12名中)

<クリエイティブ部門の社員数>

外資系広告代理店はクリエイティブに力を入れており、全社員に占める比率も日系広告代理店と比較してかなり高くなっています。なおコピーライターとデザイナーはどの社でもみられますが、CMプランナー職を専門職としてきちんと有している広告代理店は、 それほど多くなく、テレビ広告の売上額の多い広告代理店(テレビ広告売上上位10社ぐらいと外資系広告代理店)に限られてきます。

CMプロダクションマネージャーは、実際にCMを制作(撮影・編集)ために企画案の立案作業、演出家の手配、ロケ地の確保、編集作業の進行管理などを行ないます。広告代理店から依頼されたCMを制作するために、現場の作業を取り仕切る立場です。 なお基本的にCMの演出家は、社外のフリーの方です(映画監督など)。

一方で広告代理店のクリエイティブ担当は、クライアントへの企画説明、企画案をCM制作会社と共に練る作業、実際の撮影や編集作業の進行状況のチェック、予算管理などを行ない、一言でいうならばCM全体のプロデューサーという立場になります。

■日系広告代理店のクリエイティブ部門の社員数

電通 −− −−900名(15.3%)
博報堂 −− −335名(9.8%)
ADK−− −−277名(13.6%)
東急AG
大広−−−−−179名(16.8%)
読売広告社−−−74名(10.0%)
I&S/BBDO−−73名(10.1%)
JR東日本企画
朝日広告社−−−55名(10.7%)
日本経済社
創芸−−−−−−119名(23.1%)
電通ヤングアンドルビカム−−42名(14.3%)
オリコム−−−−−15名(4.8%)
日本経済広告社−−4名(1.0%)
インタービジョン−−55名(17.6%)*新社名「FRONTAGE」
デルフィス−−−−56名(18.5%)
中央宣興−−−−10名(5.0%)
協同広告−−−−20名(6.3%)
JIC−−−−−−27名(7.9%)
NKB−−−−−−8名(3.2%)
スタンダード通信社−−28名(24.3%)
協和広告−−−−19名(13.1%)

■外資系広告代理店のクリエイティブ部門の社員数

マッキャンエリクソン−−109名(22.2%)
JWトンプソン−−−−−48名(22.4%)
ビーコンコミュニケーションズ−−74名(26.8%)
FCBワールドワイド−−16名(33.3%)
博報堂リンタス−−0名*クリエイティブ作業は博報堂に委託
コーブイトウ広告社−−40名(38.3%)*日本の会社だが外資系クライアント中心に展開