広告業界は、努力すれば、自分なりの道が拓けてくる業界です。
広告代理店に就職する新卒の方は、毎年700〜800名と言われています。最大手の電通は人気企業ランキングの上位に位置し、10000人近い応募を集めており、売上上位10社でも軒並み数千人単位の応募になっています。業界20位ぐらいでも、700〜800名の応募を超えます。
一方で、採用数は多いところで数十名、少ないところは数名という場合が大半なので、見かけ上の受験倍率は、各社で50〜100倍ぐらいになります。
このように、広告代理店はかなりの人気業種であることは事実で、総じて希望の会社に簡単に採用される訳ではないことをご理解いただきたいと思います。
その前提の上で、ぜひ広告業界で働きたいとう方は、できるだけいろいろな会社を受験されることをお勧めします。広告代理店の中には、様々な特色をもった会社があり、「働く」場としての魅力を持った会社がたくさんあるからです。
また、広告業界はステップアップが可能な業界です。
中途採用がとても盛んな業界で、その人が実力をつけ、より自分の希望する仕事に近い同業他社に転職することはごく一般的に行われています。
広告業界は、扱っているクライアントの業種も時代の変化とともに変わりますし、広告を載せるメディアの変化もありますので、それぞれの会社の栄枯盛衰には激しいものがあります。よい仕事のある広告代理店には、よい人材が集まり、それによって更に業績が伸びます。逆に言えば、魅力のない仕事の広告代理店には、よい人材が集まらず、それによって更に業績が低迷するのです。こうした仕事や人材の流動性が、働く場としての広告業界のひとつの特色であるような気がします。
もし受験者の皆さんが、真剣に広告の仕事をしてゆく決意をしたならば、たくさんの広告代理店の中からとにかくいずれかの会社に入り、広告業界にいろいろな変化があることを前提に、どの広告代理店でも通用するだけの実力を身につけていくことを考えたらいかがでしょうか。
広告業界は、努力すれば、自分なりの道が拓けてくる業界だと確信しています。
広告を志望する皆さんが、運よく業界に入られ、近い将来どこかの職場でお会いできることを楽しみにしています。がんばってください。