
ピアス成功の秘訣
●ファーストピアス
- 市販品(先端が尖っていて、穴を開けつつピアスしてしまう器具)は皮膚その他の組織を挫滅しながら穴を開けるため、一見治癒は早くても、きれいな穴にはなりにくいものです。できれば挫滅創ではなく、切創で開けたいものだと考えます。
- ファーストピアスの材質は金属アレルギーが起こりにくく、表面を滑沢に研磨できるものが適しています。実例を一つ挙げるなら貴金属(金、プラチナ)ですが、それでもアレルギーに対して万全とは言い切れません。チタンも悪い素材ではありませんが、加工しにくいために表面が滑沢になりにくいのが欠点です。
- 銀を多く含む素材は、ファーストピアスとしては不適当です。
- 樹脂製ピアスは表面を鏡面仕上げにすることが不可能で、なおかつ傷がつきやすいため、金属製ピアスと比較すると不潔になりやすいです。
- 福耳の方は耳たぶが厚く、脂肪分も多いので、ピアスは成功しにくいとお考えください。
●ピアス成功の秘訣
- ピアスホールは、定着するまで40〜60日かかります。それまでは24時間つけたままにしておいてください。
- 最初の3週間はできるだけピアスとその周囲を触らずに。それ以降は入浴時にピアスとその周囲を温湯でよく温め、薬用石鹸をよく泡立ててピアスと耳たぶを包み込むように乗せて穴に石鹸をしみ込ませ、ピアスを回す・前後に動かすなどして、ピアスの周囲にたまった垢をとり、シャワーのお湯でよく洗い流してください。
- 消毒薬にかぶれたりするので、消毒はしないのが基本です。
- お風呂やシャンプーは開けた当日から構いませんが、サウナ風呂は、ピアスをはずすことができなければ利用できません。
- 定着するまでは、プールや海での水泳は感染の原因になります。
- 最初の3週間くらいはヘアダイ、パーマネントなども行わないようにしてください。
- もし不運にして膿んでしまった場合は、抗生剤入り軟膏をピアスホールに塗り込み、ピアスのポストにも塗って装着することで落ちつく場合もありますが、清潔第一であることに変わりはありません。なお抗生剤入り軟膏は薬局で入手できます。
●穴が定着してからは
- 穴が定着してからも、ぶら下がりものや、輪を広げつつ入れるようなタイプのピアスは、施術後1年間くらいは装着を見合わせてください。
- どんな材質のピアスであれ、生体との相性に問題が生じることがあります。
- 施術後1年以内に使用するピアスは、プラチナやゴールド系のポストを使用したものをご選択ください。
- サウナ風呂のような極端な高温や、しもやけになるような極寒の条件下では、ピアスは使用しないでください。
- ピアスは、医療機関で開けた場合でも、1ヶ月間の献血不適格者となります。なお、ご自分で、あるいは友人同士でピアスを開けた場合などは、1年間の献血不適格者となります。

↑
当院で制作している
ファースト・ピアスの一例です。
施術についてはメールでお問い合わせください。
(市販のピアッサーでの施術はできません)