改修後:完全自立達成 便器に近接した車いすからの移動を助ける特注手すり取付、両腕だけで移るので手すりに全体重が架かる。
(左)改修前:玄関から中廊下。照明が少なく、床材も濃茶で一段と暗く感じられ、色彩の配慮も課題とした。
(右)改修後:玄関ホールから中廊下3cm嵩上げ、床材の色も明色を選んだ。上り框はかぶせ式
(左)改修前:座敷側に段差が2段あって廊下より12cm高い。
(右)改修後:スロープ・廊下一体のものとして床組みから本格的に改修奥:寝室、手前:LDK、中央:廊下
改修前:トイレ入口ドアの幅が狭く、床段差も6cmあり車いすが中まで入れない。中は普通より幅も広い。
改修後:袖壁・ドア撤去、床段差解消、アコーデオンカーテン取付け、車いすが楽に通れるようになった。

車いすで動き回れる住まいに改善
(下肢筋力低下)
改修の経緯:脊髄系の難病で闘病生活3年。下肢の筋力が著しく低下し、退院前のリハビリ訓練中でした。退院間際にご相談を頂き、車いすで生活できる住宅への改修を目指しました。
問題点:玄関からまっすぐ廊下が伸びて、その左右に各部屋が並ぶという間取りで、中廊下が移動の軸になる構造でした。
しかし、廊下から左右の各室へ入るには、全て段差がありバリアとなっている。自力での移動は不可能な家屋状況にあった。
改修のねらい:自立した生活を強く望んでいました。自宅で車いすによる生活がスムースに出来るようにすることを目的としました。
@車いす移動のバリア解消 Aトイレの自立
工夫のポイント:中廊下の全面嵩上げと、造作スロープの活用、これにより車いすは家の中どこへでも自由に行けるようになりました。寝室入口とトイレの手前の廊下と一体型のスロープを造作。

■ご本人と家族の状況
性別と年齢 I さん男性・68歳(要介護2)
身体 状況 下肢筋力低下・歩行不能
家族 構成 本人・妻 2人家族
介助の実情 妻 (ヘルパー入浴介助)
移動の方法 車いす使用
■住宅構造 木造2階建て
■改造費用 47万円(自己負担29万円)
■制度利用 介保住改18万円
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