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| イギリス・バーミンガム講習会レポート 英国合気会 キャス・デイビス 立花万起子訳 |
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2003年2月、遠藤征四郎師範には初めてイギリスにお越しいただき、バーミンガムにおいて英国合気会主催による3日間の講習会を指導していただきました。 講習会には様々な団体から200名もの参加者がありました。主催者としてもこのような大きな反響に嬉しい限りです。参加者の多くは遠藤先生の指導を受けるのが初めてという方々でした。先生の評判を聞きつけてこのように大勢の人が集まったことは先生の人気を物語っていると言えるでしょう。 海外からの参加者も数名迎えました。先生は二十年来の生徒である、ユハニ・ライシ氏(Juhani Laisi フィンランド)、フランク・オストフ氏(Frank Ostoff ドイツ)、モリコ・ハレン氏(Mouliko Halen ノルウェー)とクルト・バルトレット氏(Kurt Bartholet スイス)の四名を紹介してくださいました。 また先生の通訳として立花万起子さんが日本から来てくれました。マキが稽古中、稽古後も頑張って働いてくれたおかげで、稽古がより充実しただけでなく、私達は先生との親睦も深めることができました。マキに感謝! この記事を書くにあたり、私は特に先生の稽古に初めて参加した人達の意見を集めようと思いました。私が初めて遠藤先生に出会ってどれほど強い影響を受けたか、今でも鮮明に覚えています。このことから今回数名に講習会に対する感想を聞いてみました。返ってきた意見の主だった点をまとめて次に示しました。幾人かの言葉はそのまま引用しています。 先生の優雅で品のある動きに多くの人が感動しました。美しいばかりでなく、その合気道は本当に強い、という印象を残しました。 「なんという静かさ、穏やかさ、そして優雅さ」 参加者の多くが普通の稽古とは違っていると感じたと思いますが、この講習会では技という形では稽古が行われなかったのです。しばしば、私達は道場で八から十の技を稽古しながらも、どうやって技がかかるのか本当に理解しないまま帰ってしまいます。この講習会では、技がかかるために必要な要素についてじっくり指導を受けることができとても勉強になりました。ですから、講習会で何の技を稽古したかここで書き並べるのはあまり意味がないと思います。稽古の中心は動き、相手との当たり、そしてタイミングについてであり、単に「四方投げでどうやったら受けを畳に倒すことが出来るか」ということではありませんでした。これは多くの人に何かを気付かせたようです。 「ただ闇雲に色々な技をやる稽古ではなく、自然の理法というもっと高い次元の原理に集中して行うところが新鮮でした。先生の教え方をお手本とすべきだと思いました」 これらの意見は先生の稽古をよく表しています。先生が繰り返し強調されたのは力を抜き、無理なく受けのバランスを崩せるポイントを見つけるように動くということです。先生の稽古で楽しいのは、先生が絶えず私達のあいだを回って如何に無理なく出来るか見せてくださるところです。先生がなさると本当に簡単そうに見えるのです!参加者の多くが先生の技を受けることができて本当に喜んでいました。 Eメールで送られてきた反響の圧倒的多数は、先生に対する非常に好意的な印象について書かれたものでした。先生を褒め倒してしまう失礼を承知の上で、送られてきた意見をいくつか紹介します。 「これまでに参加した講習会の中では最高レベルの(いやまさしく最上位といっていい)素晴らしいもので、次の月曜日の朝も幸せな気分でいっぱいでした(今思い返してもとても幸せな気分です)。まるで新しい恋が始まったような感じで仕事に集中するのが難しいくらいです」 このように様々な人の意見を読んでいただくほうが、一人が書いた講習会の報告よりも多くを語っているといえるのではないでしょうか。先生が如何に多くの人に強い影響を与えたか読みとっていただけたら幸いです。最後の引用は私の、そして多くの人の感想でもあると思いますが、遠藤先生とこの講習会のことを一言にまとめています。
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