植物に必要なもの |
植物の生育にかかせないもの、 それは 微生物 です。 |
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根からの養分よりも 微生物の働き |
根がないのに生育できる究極の植物であるエアプランツ。根からの養分吸収がないのに生育できるのは不思議なことです。最近の研究でその秘密が あきらかにされました。じつはエアプランツは 表面に細かく密集している体毛の中に特殊な微生物を住まわせていたのです。この微生物が養分をつくってくれていたんです。植物と微生物の関係の深さがわかりますよねー。 |
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土の中での微生物の働きってなんだろう |
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たとえば私たち人間がニワトリを食べたいとします。生きたままのニワトリを丸ごと出されるよりも 焼き鳥・ケンタッキーなどのほうが当然たべやすいと思います。植物も実は同じなんです。植物の場合は硝酸化成菌などの多くの微生物のちからを借りて たとえば有機栽培で使用されることが多い 家畜ふんや 生の油粕・骨粉などの有機物を分解します。この発酵過程をへた時点ではじめて植物は 分解された養分を吸収利用することが出来ます。人間社会に例えると 微生物は さしずめコックさんといったところでしょうか。 |
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スプーン一杯の土の中に微生物はどれくらいいる? |
普通の土・1グラムの中でも1億以上の微生物がいます!びっくりですよね。したがってスプーン1杯ともなると まさに地球なみの人口ほどの微生物がいることになります。 土壌微生物には おおきく4つのグループ、放線菌・糸状菌・細菌・酵母菌などにわかれます。 カビなどを食べてくれるので病気の発生を防ぐ 放線菌。 有機物分解の主役であるカビ/糸状菌。 役に立つ微生物の代表ヌカ味噌などの細菌。 ビタミンを作り,植物を元気にする酵母菌。 しかし、学者によっては「いまだ分離・分類されたものは10パーセント以下」ともいわれています。 |
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根は 自ら微生物を養う |
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微生物と植物の根は「共生」ともいうべき関係であることがわかってきました。作物の根は 土から一方的に養分を吸収するばかりでなく、葉でつくられた養分の一部や根の組織の一部を土中に分泌するのだそうです。この栄養に富んだ養分をめがけて根の周辺には多くの微生物がやってくることに。根は 自ら微生物を養い、土を作っていくのですね。 岩が壊れて細かい粒になり時が経過するうちに、微生物の働きにより土が作られてゆきます。土こそまさに、命の源といってもよいかと思われます。地球環境にもおおいに貢献する微生物。でも じつは醤油や味噌・納豆・ヨーグルトなどに利用される身近な生物でもあります。 |
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動物の排泄物や遺体・植物の落ち葉や枯れた個体などはいろいろな過程を経て分解され最終的に土の中の有効成分となります。この有効成分が、再び水と一緒に植物の根から吸収され、植物の身体に合成されます。分解の主役はバクテリア・腐葉土中の微生物です。微生物って有機物を植物が利用しやすい形に調理してくれる名コックなんですね。 有機物を施用しなくても植物は枯れませんが、微生物がいないと植物は 生きていけないと思います。 と いうことは有機栽培には 微生物は不可欠ということになります。土壌有機物を増やすやり方が 真の有機栽培ではないのでしょうか。余談ですが、ある有機認証団体の代表の講演をきいたなかで、おもしろい話しがありました。「ガラスケースの中の腐らない米粒は有機栽培のものです。くさって どろどろになったこちらは化学肥料・農薬を使った米粒です。だから有機は安全です」とのこと。・・・考えれば不思議な話しです。微生物のちからで分解される≒どろどろになるほうが 自然の摂理だとおもうのですけれど・・いかがなものでしょうか。 つぎのページでは この土壌微生物を多く含んだ土はどこにあるのか・・を 考えてみたいと思います。 【恐竜 と 微生物】 ディプロドクス。約1億5500万年前から1億4500万年前ジュラ期後期にいきていたとされる草食の恐竜です。全長約27b。体格の割に頭および歯が貧弱です。前歯だけ、しかも 臼歯もない。どうやってこの体格を維持していたのでしょうか。この時代の植物は針葉樹・ソテツ・シダ・イチョウがあり、おそらくこれらの植物を食べていたといわれています。ところが、現代の象や牛とちがって前歯しかない。とにかく葉をかきとってそのまま、飲みこんだらしいのです。発掘された化石のなかに多数の胃のなかの石・胃石が発見されたことから、丸のみされた葉はこの胃石によって機械的に破砕され、その後、腸に送られます。この腸の中でバクテリア・微生物発酵によって化学的消化をしていたものと考えられています。大きな恐竜をも支えていた小さな微生物・・・恐竜絶滅の蔭には何らかの微生物相の劇的な変化があったのかもしれませんね。 |
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