最近の話題に想う |
BSE・鳥インフルエンザ・コイヘルペスは なぜおこったのか
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人にはなにが必要か |
【少し貧しく、すこしひもじく、少し寒く】 この言葉、古くからある有機農業団体の言葉です。未来への金言かとおもいます。 【ラマダーン】 イスラムの知恵。イスラム教の断食のことです。日の出から日没まで一切の飲食が禁止されるのです。イスラム教が身近でない日本人にとっては考えも及びませんが、「断食による肉体・精神の浄化」 「貧しい人々のことをおもいやり、慈善や公益行動への参加を促す」 古代からのすぐれた知恵なのだそうです。食べないことの至福・・・糖尿病や肥満・かずかずの汚職や不正に悩む日本人には、『リサイクル』 よりも まず 『ラマダーン』 が 必要なのではないでしょうか。 このふたつの言葉にのっとって 現在おこっている農業・食糧・地球環境の問題を自分なりにわかりやすく解説してみようかと思います。 |
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マインドゲリラ |
フランスディズニーランドが経営難です。根底には米国への仏国民の最近の米国への批判があるからなのではないでしょうか。WTO農業交渉時には米国のグローバル企業の象徴というべきマクドナルドの焼き討ちなどもおこなわれる仏のお国柄ならでは・・の感ありです。 先進国だけではありません。たとえばインドでは 遺伝子組み替えに反対して遺伝子組み替え企業や遺伝子組換え作物の栽培畑が焼き討ちされたりしているんですよ。 各個人が問題の本質をとらえ ひとりひとりの心の内で自分の意志で判断し『ノー』ということで 少しでも世の中を変えていけたらいいですね。ジョン・レノンいうところの マインドゲームス/マインドゲリラ これでいきたいものです。 |
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ゆきすぎた【肉食】がすべてを変えた |
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BSEや環境破壊の元凶は ゆきすぎた【肉食】です。 最近はBSE問題の焦点がぼけたかんじなので、ここでもういちど問題を再確認しておきます。『BSEにかかった牛肉を食べた人の脳が空洞化し、アルツハイマー症状をひきおこすヤコブ病にかかった』からこれほどの大騒動になっているわけです。BSEは牛だけにおこるのみではなく、牛をたべるヒトにも似た症状をひきおこすのが問題なのです。 BSE発生のもともとの原因はゆきすぎた【肉食】に対応するための世界的な家畜の大量飼育が原因です。日本でも『食の欧米化』の傾向で、昭和40年代より家畜の大量飼育が始まりました。40年以前にお生まれの方ならよくおわかりになると思いますが、昔はお肉料理は めったに口にできぬご馳走でした。またその料理も すき焼き・水炊き くらいがせいぜいで、現在のような焼肉・ハンバーガーなどは まったくといってよいほど食べれませんでした。この焼肉・ハンバーガーに対処するために はじまったのが、家畜の多頭飼育です。 もともと牛は草原の草をたべる草食動物です。しかし、肉や牛乳の質や量を確保し生産性をあげるために、せまい空間でまとまって飼われ、えさも草から栄養価の高い穀類を与えられるようになりました。テレビの映像をみても草をたべている映像はほとんどみられないのが現状ですよね。濃厚飼料ならまだよかったのですが、あるときからカルシウム分補給として牛の骨の粉や肉骨粉も飼料としてつかいだされたのです。いわゆる『共食い』ですね。草食獣である牛を肉食獣にしてしまった。ここからすべては変わってしまいました。 予兆はありました。ミンクや羊に肉骨粉の形で共食いさせた結果、脳症が発生していたのです。しかし、効率化をはかる企業にとって、飼料として高タンパクの肉骨粉を捨てるのはおしかったのです。廃棄物処理もかねた妙案だったわけですから。 ゆきすぎた肉食は じつは ヨーロッパでもおなじらしいです。ドイツといえば 筆者はすぐにソーセージとビールを思い浮かべるのですが、ある一定年齢以上のドイツの方々は 「週末にソーセージがたべれたくらいだった」などと発言されていたのには びっくりしました。こうなってくると、日本の『食の欧米化』運動も 巧妙に仕組まれた企業による世界戦略だったのかもしれませんね。 BSE対策は あります。肉食をやめようとは言いません。各個人が 肉食の回数と量を減らすことです。 牛肉の生産を確保するためには広大な放牧地が必要になります。また、牛肉を1kg生産するためには、穀物15〜20kgが消費されます。かくして中央アメリカの耕作地の半分以上が牛肉の生産に使われるようになってきました。熱帯の森林が驚くべき速さで伐採されているのです。牧場ならいいではないか・・・と考えがちです。問題点は2つ。ひとつは光合成の量です。樹木は何段にも枝をもち、その枝の多数の葉がそれぞれ光合成をおこなって二酸化炭素を吸収し酸素を放出しています。森林と草原の光合成の差は数十倍になるといわれています。もう一つは保水力です。巨大なダムに匹敵する森林の保水力に比較して、草原の保水力は小さいために土砂崩れや洪水が起こりやすくなってしまいます。 マンホールチルドレンを ご存知ですか。ストリートチルドレンの モンゴル版です。冬の極寒のモンゴルで孤児たちは 寒さをしのげるマンホールのなかでしか生きれない。このマンホールチルドレンを生んだのは社会主義国体制の崩壊です。国家統制がとれているころは 牛羊の放牧頭数も草地の面積に見合ったものに設定されていたのです。しかし、社会主義体性が崩壊した結果みなが増頭した。草地の面積以上の牛羊を放牧したわけです。草地は荒れ食糧が不足し、弱った家畜に口蹄疫と寒さが襲いかかり、モンゴルの牧畜業が壊滅的な打撃を受け 孤児が増えた・・・。 草の海と称されるモンゴルの牧草地ですが、草だけで牛羊を飼うとすると、じつは家畜放牧にはとてつもなく広大な土地が必要になるのです。かんがえても見てください。たとえば 牛の全体重がかかる四本のひづめ、ここに重さが集中すると草地が硬く踏み固められて当然です。ある研究者によると、500bに牛1頭・・との研究もあるくらいなんですよ。草だって無尽蔵にはえるわけはないし、だいいち 何百キロもの牛の腹を満たす草というと大量な草がいりますよ。さらに同じ場所で飼い続けると ふん尿による硝酸中毒の危険性も 高まってきますし。 考えられているほど 地球上の放牧用の土地はひろくないということですね。 多頭飼育を可能にする【抗生物質】 細菌を封じ込める抗生物質。ヒトのほかにも家畜や養魚、ペットや農薬として広く利用されています。抗生物質なしの生活は考えられないほどに。たとえば養殖などではせまい空間で飼われる魚の魚網による擦り傷の化膿止めなどに使われてきました。養殖業の盛んな港町では「風邪をひいたら養殖魚をくわせとけ」なんて自虐的なギャグもありましたよ。家畜の場合も疾病の治療と成長促進を目的にした飼料添加物として使われてきました。 おどろくべきはその量です。1998年のヒトの医薬品として約520d・・すごい量ですよね。でも、家畜は もっとすごいんですよ。2001年とは 動物医薬品として約1060d!さらに飼料添加物として約230dが加わります。さらに農薬の形で約400d。まさに日本は抗生物質漬けの状態。有機栽培でも家畜ふん尿の使用はみとめられているわけですから、日本の農作物はいずれも抗生物質の影響下にあるとかんがえてもよいわけです。むしろ有機栽培ほど多く含まれるでしょう。だってあの体重、体重の重い家畜は1頭あたりの抗生物質量も多いでしょうから。 問題はこうした長年の抗生物質の乱用により、抗生物質に耐性をもった細菌/薬剤耐性菌が出現したことです。細菌の逆襲ですね。院内感染をひきおこすMRSA/メチシリン耐性ブドウ球菌は代表的なものです。バンコマイシンという抗生物質が特効薬だったのですが、さらにこのバンコマイシンも効かぬ細菌があらわれたんです。どこからだとおもいますか・・・タイ・中国産の鶏肉からなんですよ。日本だけでなく 地球規模で抗生物質を乱用している。ここで連想されるのは、そう、鳥インフルエンザ。このウイルス・・も この過程で生まれてきた疾病なのでしょう。。 病原菌・ウイルスはどこからくるのか。 ヒトを襲う未知のウイルス・微生物。原因は汎抗生物質の使いすぎを説明してきたわけですが、さらにこんな原因も考えられます。それは【環境破壊による宿主の減少】です。たとえば熱帯雨林の伐採による多種類の植物とそれに伴う動物数の減少です。太古より熱帯雨林の動植物とともに生活していたウイルスや微生物が宿種である動植物を失ってしまい、結果として新らしい宿主であるヒトをみつけた。たとえばハクビシンからでたSARS、サルからきたエイズ・・。なにやらSFの世界のようなお話しですけれど。 ここで、もうひとつの BSEや環境破壊の元凶の姿がみえてきます。 ゆきすぎた【森林破壊】です。 |
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ゆき過ぎた【森林破壊】・・日本はネキリムシか。 |
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『日本はアジアの木材を大量に伐採輸入した。それが日本の林業を疲弊させ、アジアの貴重な森は裸になった。それだけの犠牲を払ってアジアの国々がどれだけユタかになっただろうか。』 『人工林から持続的に木材を市場に出していかなければ天然林は守れない。人工林きちんと管理してゆくことは、森を持つものの責任です。』 速水 亨 さんの コメントです。 国際的な森林管理協議会から日本として初の認証をうけた人工林を持つ 林業家 速水 亨〔はやみ とおる〕さんです。 森の生態系はきちんと維持されているか、景観への配慮、従業員への教育は・・・。この認証を得るには専門家の厳しい審査をパスしなければなりません。日本初の認証林の誕生は まさに快挙です。杉やヒノキを適切に間伐して林に光りを入れ、下草も一部を除いて刈ります。50種もの広葉樹が茂る豊かな人工林をを実現されたのが認証のポイントでした。つづく・・。 あとは、ココログ/ハーブコア日記のほうをご覧いただくこにしていただけると、助かります。よろしくお願いいたします。そのときどきの話題をタイムリーにかかせていただいております。 |
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