浜乞食のススメ

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快適に眠りたい
非1BOXでも浜乞食
 「浜乞食とは?」で浜乞食の定義のようなものを偉そうに書いてありますが、ニュアンス的には浜乞食=車中泊という感じで良いと思います。

 それでは車中泊にはどのようなメリットがあるのでしょうか?大別すると次の3つくらいになると思います。
  1. 駐車する場所さへあればいつでもどこでも眠れる(テントなどを張る必要が無い)。
  2. 雨・風・雪などの悪天候でも眠れる。
  3. お金が(あまり)かからない。
といったところでしょうか。

 こんなにメリットがある車中泊なのに、やっている人はそれほど多くありません。車中泊をやろうという気持ちを萎えさせる障害があるからです。

 それは「車では安眠できない」というものです。そして、車で気持ちよく眠れない最大原因は、
  1. 足を伸ばして眠るスペースが確保できないこと
  2. シートに凸凹があって眠りにくいといういうこと
 だと思います。

 実際、1999年11月号の「Hi-Wind」の「ハイ・ウインド号」開発プロジェクトのアンケートを見ると、車中泊を頻繁にする人は20%、仮眠のみと言う人は50%です。車中泊をしない人は、「フルフラットにならないので窮屈」という意見が見られ、仮眠のみと言う人の意見でも「もっと快適に寝られたらもっと泊まるだろう」というのが大半であるそうです。やっぱりみんな気持ちよく眠りたいのだ。

 私は車中泊にハイエースを使用しています。ご存知のようにハイエースはWindsurferの御用達。あれだけスペースがあればボードだけじゃなく人も十分「横」にして積載可能です。なにも考える必要はありません。

 しかし、ワゴンやセダンだって、頭を使えば十分なスペースを確保できるはずです。それではその辺を少し考えてみましょう。道が開けて来るはずです。
※これ以後の画像はハイエースやセレナなどの1BOXのものを使用していますがセダンやワゴンにも流用可です。なんせ我が家にはセダンやワゴンが無いから(^^ゞ。

スペースの確保
 ある程度のフラットスペースを確保することは、それほど難しいことではありません。

 例えば、多くのワゴン車の場合、リアシートのすぐ後ろが荷室になっているため、リアシートを倒すことによって(フラット)スペースを確保できます。

 また、その他として、足元にクーラーボックスを配置することによって、足を伸ばせるスペースが増加します。

 このテクニックはリアシートを倒せないセダンにもかなり有効で、フロントシートを最大にリクライニングさせ、足元にクーラーボックスを置くだけで快眠度がかなり違ってきます。多少の傾斜はあるにしても、体をある程度水平にして尚且つまっすぐに足を伸ばして眠ることができます。セダンのフロントシートは「シート」ではなくて「ベッド」なのです。

真のフルフラット
 安眠のためにフルフラットを作り出すことは、必須条件です。上記「スペースの確保」と重複しますが、カタログを見ると、ワゴンでもセダンでもたいていの車はフルフラットをうたっています。

 しかし実際にやってみると、一応フラットにはなりますが、元来車のシートというものは座って運転することを前提に設計されているため(当たり前)、乗り心地やすわり心地を良くするためにシートにはお尻の形にくぼみがあります。

 右の画像は、2000年1月現在私が使用していた日産セレナのワゴンのセカンドシートです。もちろんお尻の形に合わせて窪んでいます。たいていの車はこんな感じになっていると思いますが、この窪みが安眠の妨げになります。

 そこで、浜乞食仲間に教えてもらったのがスノコ使用法です。

 ホームセンターで売っている押入れに入れるスノコを、シートの窪みに敷くだけです。木製のほうが体重で沈まなくていいかもしれませんが、コストパフォーマンスを考えて今回はプラスチックにしてみました。

 ここではとりあえずスノコを使用しましたが、別に毛布とか何でもいいのでとにかくシートの凸凹を埋めることが肝心です。

 クッションは体重で沈んでしまいがちなので毛布がベストかも知れません。 

 すのこを敷いた上に布団を敷く。たったこれだけで以前とはまったく違うと言うほど快適なベッドになります。この上に寝袋で寝ればかなりの安眠になります。

 冬はこの布団の上に、敷毛布+シュラフ、気温によってさらに掛毛布、掛布団といきます。敷布団+敷毛布+シュラフとくればほとんど「平ら」になりますので快適に眠れます。

 布団の代わりにキャンプ用のエアマットを敷くという方法もあります。

 エアマットは空気を入れるのが大変ですが、最近では少ない空気で使用でき尚且つ体重で沈まないタイプもあるようなので検討してみる価値はあると思います。

 エアマットなら空気さへ抜いていしまえばかなりコンパクトに収納できます。その収納スペースは敷布団の比ではありません。
※左の画像はダブルサイズですがもちろんシングルもあります。

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目次
浜乞食とは?/快適に眠りたい/冬でも浜乞食/浜乞食(行き倒れ)のおポイント/最後に