浜乞食のススメ

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冬でも浜乞食
 「え!冬でもウインドサーフィンするんですか?」

 ウインドサーフィンを一年中やっていると言うと必ず言われます。

 「寒くないですか?」

 これがその次の言葉。たいていはこんな感じで会話が進んでいくこととなります。

 「寒くないですか?」この言葉は、真冬に水につかっている状態を指していることは明白ですから、そういう質問に対しては、

「(セミ)ドライというウエットスーツとインナーを着ていれば、思っている以上に暖かいです。」

と答えています。ドライは、おおむね、10月の終わりから5月ごろまで使用するため、冬にウインドサーフィンをする人で持っていない人はほとんどいません。それに、毎年冬入り前には雑誌でも最新のドライの特集を組み、やれ今年の新素材は何々とかやっています。

 しかし浜乞食にとってドライ以上に大切なのが車中泊での防寒対策。冬にテントを張るというツワモノも中にはいるかもしれませんがウインドサーフィンに来て凍死したんじゃ話しになりません(笑)。

 テントと車を比べると、車のほうが温かいに決まっています(いざとなればヒーターがある)。ここでは車中泊を前提に死なないための予備知識を仕入れていきましょう。 

カーテン
 カーテンがあるとないとでは車内温度にかなりの違いが出てくると言われていますので、カーテンをつけることをお勧めします。特に1BOXの場合は運転席と後部座席との仕切りのカーテンを。

 カーテンが付けられないまたは付けるお金がない方は、ホームセンターで発泡スチロールやキャンプの銀マットを買い、窓枠の形に切ってはめるという手もあります。これも効くらしいです。

寝袋
 車中での防寒対策といってもそれほど難しくはありません。要は着込めば良いだけの話ですから(^.^)。むしろ暑さ対策のほうがいろんな意味でのエネルギーを多く必要とします。
 
 ところで、車中泊するとき何を使って寝ています?私は寝袋で使用していますが、寝心地を優先させて、布団を敷いてその上で寝ています。寝袋は布団と違い、敷布団と掛け布団を兼ねるため、「寝相が悪くて布団を蹴飛ばして風邪を引いてしまう」なんてことがなく、暖まった空気も外に洩れないため、冬は想像以上にぬくいです。

 また夏には、寝袋を全開にして掛け布団としても使用でき、なおかつ布団よりも収納スペースを取らないため(そもそも私のように車に布団を敷いて寝るのは少数派であるが)、寝袋が一番ポピュラーではないでしょうか。


 その寝袋も大きく分けて2種類ありますのでまずその特徴から見ていきましょう。

1 封筒型
 いわゆる「寝袋」と呼ばれているのがこの封筒型です。

 縦長の長方形の封筒型は、布団に近い状態で手足を伸ばしてゆったり眠れるのが魅力です。ファスナーが全開できるので、温度調整も簡単にできます。ファスナーをフルオープンすれば、掛け布団としても使えます。幅が85センチくらいのレギュラーサイズの他にそれよりもちょっと大きなサイズもあります。畳んだ時多少かさばりますが、快適性を第一位に考えれば封筒型になります。

2 マミー型
 ミイラの形に似ていることから命名されたマミー(Mummy:英語でミイラはマミーという) 型は、人の体型にあわせて逆三角形になっているのが特徴です。

 コンパクトに畳めるので、携帯性・収納性を優先するならマミー型になります。値段は封筒型よりも若干高めです。冬は封筒型よりも空気がもれにくく暖かそうです。
(↑)これがマミー型

 それでは具体的にどういったものを買えばいいのでしょうか?

 寝袋は気温の関係から、春・夏・秋の3シーズン用(夏用というのもあるし春・夏・秋・冬の4シーズンもある)と冬用に大きく分けられます。しかし冬に車中泊するからといってなにも冬用を買う必要はありません。別に冬のアルプスで寝るわけではありませんし(マイナス25度までOKというものもある)値段も高いです。

 浜乞食ならここは当然安く上げるべきです。最近は丸洗いできるものとかダウンが入ったものとかいろいろなタイプが発売されてきていますが、そういったものは「キャンパー」に任せておいて、店で売ってる一番安い3(4)シーズンを買いましょう。でも、お金のある人は良いのを買った方が良いと思います。寝袋のオプションも少なくありませんから。

 ちなみに私が使っているのは、封筒型の3シーズン用のレギュラーサイズ。手足が伸ばせ、ファスナーを全開すれば布団にもなり、何よりも安かったから購入しました。アルペンで約3000円。これが結構使えるんです。車には常備してあります(^.^)

その他の工夫
 しかし、いくら車の中だといっても寝袋だけでは寒くて寝られません。プラスαが必要です。そのための「オプション」もいつくかありますので紹介します。
  • お勧めなのがインナー。名前の通り寝袋の中に入れるものです。インナーの素材にも種類があり、タオルケットインナーとかフリースインナーとかあります。タオルケットインナーは吸湿性が良いので夏用の寝袋としても利用できます。今回の舞台は冬ですから、フリースインナーで暖かくいきたいです。フリースインナーはコールマンのカタログ値段で5000円です。インナーなんて高いという方には、毛布を体に巻いてインナー代わりにして寝ると良いというレポートもあります。
  • 寝巻きの工夫も大切です。フリースインナーを使ったなら、「フリース着てフリース穿いて寝る」なんていうのはどうでしょう。そうすればフリースインナー二つ分の効果がある(?)かもね(^.^)。フリースはユニクロとかで上下各2000円くらいから売っています。また、フリースのままWindsurfingにいくと荷物が減ります(^^ゞ。私は、けっこう「これ」をします。生活費と思って買ってみてはいかが?
  • 二重の寝袋というのも効果ありです。レギュラーサイズでもメーカーによっては若干サイズが違いますし、同一メーカーでもレギュラーサイズ・ビッグサイズまたはジュニアサイズなど異なるサイズがありますので、大きい方の寝袋に小さい寝袋を入れて使うというやり方です。なお、コールマンには「キルトバッグクッション」というものがあり、普段はクッションだけどファスナーの調整でキルトになったり封筒状にして寝袋のアウターとしても使えなす。カタログで7000円です(私は当たった(^o^)丿)。
  • 家から布団を持ってくるというのが一番安上がりです。掛け毛布と敷き毛布2枚で結構暖かいですし、さらにその上から布団を掛けるともう完璧。真冬に一度やったことがあります。
  • かわいくナイトキャップなんてのはいかがでしょうか?頭を覆うと案外暖かいですよ(^.^)。
  • 冷え性の人は手袋&靴下をしたままで寝るというのも効果的。私は靴下を履いて寝ています(^^ゞ。
  • 意外と忘れがちなのが枕。快適睡眠のためにお忘れなく。
  • お酒の好きな人は、ホットウイスキーなんぞを飲んで中から暖める。WAVEの後ならば体も温まりまた睡眠薬の代わりにもなります。ただ寝るだけならホットミルクも良いです。牛乳に含まれているカルシウムが体の興奮を抑え、心地よい睡眠へと誘います。
  • 湯たんぽというのも面白いかもしれません。でもお湯をどうするのか?銭湯のお湯で朝まで持つのだろうか?レポートお待ちしています(^.^)。

 毛布はそれほどでもないですが、布団となるとかなりかさばりますので、収納スペースのない人には無理なことです。ですから寝袋+フリースインナー+フリース寝巻きで対応し、それでも寒いようならば二重の寝袋または毛布とステップアップ(?)していくと良いでしょう。

 ちなみに私は敷布団+寝袋+フリース寝巻き+毛布+キルトバッグクッションです。

 しかし無理は禁物です。寒かったら我慢せずにエンジンつけてヒーターをかけましょうその際には車を離れたところに止めるくらいのエチケットは必要です。くれぐれも一酸化炭素中毒にはご注意を。車中泊もエンジン掛けも自己責任でお願いします。

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目次
浜乞食とは?/快適に眠りたい/冬でも浜乞食/浜乞食(行き倒れ)のおポイント/最後に