カイトってどうやるの?

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2004年3月28日 全体的に言い回しを修正
カイトの上げ下げ
カイトを上げる
 セッティングが終わったらいよいよカイトを上げます。一人で上げるセルフランチングというのもありますが、最初は誰かに手伝ってもらうことになります。上げるときは周りに障害物も人もいない広いところで行いましょう。

 実際に水上に出る前に、みっちりカイトコントロールを習得します。

 スポーツカイトや練習用カイトと違って本物のカイトはとてもパワフルですので、曳きずられないように最初の内はハーネスをつけて誰かに後ろつかんでもらうのがよいかも知れません。 

 カイトをあげる時は、エッジオブウインドウ(カイトの動かせる範囲の両端)のどちらかにカイトを置き、上げます。下のイラストでは、手前から奥へ(奥から手前へ)風が吹いてきている設定です。
エッジオブウインドウエッジオブウインドウ

 下図は、上のイラストを上空から見た図です。

 風に対し垂直方向ラインで上げます。このラインがニュートラルゾーン(後述)で、一番パワーがかからないところです。垂直方向ラインより風下などで上げると、カイトパワーで引きずられこともあります。

 カイトの操作は、スポーツカイトの操作とほとんど同じで、右を引けば右に動き左を引けば左に動き、何もしなければ真上(ニュートラルポジション)滞空します。

 この右を引き次に左を引きを繰り返して、カイトを空中で8の字に動かす練習をします。

※カイトをあげるとき、ハーネスラインをハーネスにかけてはいけません。カイトの上昇に体が引っ張られ、大怪我する場合があります。危なくなったらすぐにコントロールバーを離せるようにするために、決してハーネスラインはかけないで下さい。

サポートは2人
 カイトのパワーは想像以上です。

 ランチングの際、カイトパワーに引っ張られて陸上ボディドラッグをしてしまう人を何人も見ています。水上で行う限り、水というクッションがあるおかげで、引きずられようが叩きつけられようがケガをするようなことはほとんどありません。むしろケガの多くは陸上で起こっています。

 成人男性でもこういう状況ですから、経験が少ない非力な女性がランチングをする際は、カイトを上げるサポートのほかにもう1人ランチングをサポートする人が必要です。エッジにそってゆっくり上げれば大丈夫なのですが、そういったカイト操作が出来ないうちは、ニュートラルポジションまでカイトが上がる前にパワーゾーンに入ってしまって引きずられるようなことが起こります。

 私の身近でも、カイトパワーに翻弄され、耐えようとして踏ん張るうちにハーネスが掛かってしまい、バーを離してもどうにもならず水際ボディドラッグをしてしまった(カイトに引きずられたら女性の力ではまず外れないと思って間違いない)ということがおきました。大事にはいたりませんでしたが、一歩間違えば大ケガにつながったと思います。

 ですから、女性に講習を実施する際は、サポートを二人つけることをお勧めします。

カイトを下げる
 基本的にカイトを上げるのと逆の手順で下げます(^^ゞ。こんな感じね。

 カイトを降ろす前に誰かに声を掛けてから行います。カイトをニュートラルゾーンに沿って徐々に下ろしていき、キャッチして「うつぶせ」に置いてもらいます。

 カイトを上げるときと同様に、下ろすときも誰かしらパートナーがいると楽チンですが、運悪く誰も周りにいないときは、水上に降ろすなどしてから、カイトを回収することになります。

 この時、カイトが風をはらんだりすると再び上昇を始めたりしますので、コントロールバーを離し、リーシュが伸びきった時点で(カイトからコントロールバーまでのライン長が左右で異なる状態)コントロールバーのリーシュの付いている側のラインをコントロールバーにグルグルに巻きつけ、それ以上長さが変わらないようにします。

 そうすると、片側だけが短い状態になりますので、コントロールバーを直接持ってもカイトは上がりません。このコントロールバーグルグル巻き攻撃は結構有効な方法で、水上で急に風が上がって危なくなった時、この方法を使ってカイトが暴れないようにして、カイトの両端を手でつかんでセルフレスキューして帰還するということもできます。

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目次
カイトの上げ下げ/カイトの持ち方/ウォーターリランチ/ボードに乗る前に/ボードを履こう!/
ライフジャケット/アップウインド/ジャイブ/It's Air not Jump