グアム

//
ウインドサーフィン(02年5月現在)
ココスでしかできません!?
 グアムでウインドサーフィンといって真っ先に浮かんでくるのがココス島です。

 ココス島は、グアム島の南部に浮かぶ1周4キロほどの小さな島で、島内にはたくさんのマリンスポーツのアクティビティがそろっており、ウインドサーフィンも当然その中に入っています。レンタル品も充実しており、いわゆる観光ウインドサーフィンとは全然違うものを使用できます。雑誌で何回も紹介されていますので、自分の中では、グアムに行ったらココス島という図式が出来上がっていましたが、1つ問題が出てきました。

 言うまでもありませんが、今回の旅行は少人数ながらも団体旅行です。団体旅行には、自分のわがままを通してはならないという不文律が存在しています。それに、今回のメンバーの中でマリンスポーツをするのは二人しかいません。私は、メンバーをマインドコントロールすべく「グアムは海に囲まれているから、グアムに行ったらマリンスポーツをしなくてはならない。日光にいかずして結構というなと同じようなものだ」と提案しました。その結果、この提案はあっさり了承されましたが、場所が問題になりました。

 ココス島は、グアムの中心部タモン地区から車で小1時間ほど離れたところにあるうえに(先ほどの地図参照)入島料が75ドルかかります。それに加えて島内でのアクティビティ料+αランチ代などが必要なってきますので、タモン地区で遊ぶことに比べて時間的にも金銭的にも負担になってきます。参加メンバーからも反対が出ました。おまけに、知り合いの旅行会社の人にも「何もあんなところまでわざわざ行かなくても、P.I.C.とかでやればいいじゃないですか」と言われてしまいました。え?何?タモンでもウインドできるの?私としてもグアム中心部のホテルの近くで楽しめるのなら言うことありませんので、早速日本にあるP.I.C.の事務所に電話で聞いてみました。

 P.I.C.の日本事務所によると、P.I.C.グアムではウインドサーフィンが出来るが、初心者を対象としたプールでの講習がメインになるということでした。海でも出来ることは出来るようですが、プールでうまくなった人が海でやるということのようです。日本の事務所では、どのようなレンタル品を使用しているのか詳しいことは分からないようですが、プレーニングマスター向けの道具ではないということはなんとなく想像できました。

 続いてオンワード・ウォーター・パークの日本事務所に電話を掛けてみました。ここは「地球の歩き方」などのガイドブックに、パーク内でできるアクティビティの中にウインドが書いてあったので電話をしてみたのですが、現在(2002年5月)ウインドはやっていないとのことでした。

 この他にも、いくつかウォーターパーク系はあるのですが、日本に事務所があるのはこの二つくらいですし、どこも似たり寄ったりのような感じです。まともなウインドサーフィンをしようと思ったら、ココス島しかないかも知れません。
※ココス島で話を聞いて、この(↑)考えが間違っていなかったことがわかりました。

ココス島(ココス・アイランド・リゾート)とは?
 次に、今回のツアーのメインであるココス島の基礎知識を記載します。

 ココス島は、グアム島の南端メリッソ村の沖2.4キロに位置し、島の長さ約2000メートル、島の幅約170メートル、総面積約33万平方メートルの小さな島です。周辺の海は、遠浅で波が静かなため、安心して遊ぶことができます。温水シャワーや水洗トイレ、更衣室など、清潔で快適な設備を完備しているほか、センターハウス、レストラン、マリンハウス、ロッカールームなどがあります。

 島で出来るアクティビティは、ウインドサーフィンを始めとして、宇宙服のようなヘルメットをかぶって海に潜るシーウォーカー、水中スクーター、水上バイク、パラセイリング、ウェイクボード、バナナボートなどがあります。

 ココス島は、ホテルのツアーデスクなどで1日ツアーなどを申し込むことができますが、ツアー代75ドル(入島料、渡し舟代含む)のほか、それぞれのアクティビティ料が必要になります。ちなみにウインドサーフィンのレンタル料は75ドル。1日遊ぼうと思うと150ドル+α(食事代など)が必要になります(-_-;)。

 ただし、ワイプアウトトラベルサービスでは、ホテルへの送迎、島への船代、道具のレンタル、ランチを含めて99ドルというお得なパッケージもあります。もし、吹かなくても、同一料金内で、ウェイクボード、サンドバギー、ジェットスキーが出来るというフォロー付き(^.^)。必要なのは、クレジットカードとハーネスとブーツ(足を怪我する人が多いらしい)くらいです。出発する3週間くらいまでに申し込みをしておけば、日本のワイプアウトを通じてバウチャーが郵送されてきますので、それを忘れずに持っていきましょう。

 なお、ワイプアウトに申し込みをするときは、ココス島に行く予定日、宿泊するホテル名、クレジットカード番号(予約をする際の保証代わり)などを聞かれるので、すぐに答えられるようにしておくとよいです。
↑がバウチャー。ま、予約券みたいなものだ(^^)
 アクティビティを申し込むと、各アクティビティのバスが各ホテルを回わり、お客さんを乗せて施設まで運びます。ココス島もこの方式で、朝、ホテルのロビーでバウチャーに指定された時間に待っていると「○○サ〜ン」と呼んでくれます。名前を呼ばれたら、運転手さん(片言の日本語は話せる)にバウチャーを見せてココス島パスポートとWindsurfingのクーポン(Windsurfing Special)をもらいます。このパスポートには、往復の船のクーポンやランチクーポンなどがついています。そのときに帰りの船の時間(15時30分と16時30分)を聞かれますので、あらかじめ答を準備しておきましょう。

 すべてのホテルを周ったらいよいよココス島に向かいます。約60分のバス旅行です。往路のバスでは、ココス島の施設やアクティビティを紹介するビデオ(日本語)が流れますので、あらかじめ学習をすることが出来ます。基本的にクーポン売り場で自分がしたいアクティビティのクーポンを購入し、アクティビティ受付に提出し予約を取るという方式です。

 私の場合は、事前にワイプアウトを通して予約をし、Windsurfing Specialクーポンを運転手さんから受け取っていますのでそのような手続は必要ありません。ただ支払いがまだですので、窓口で支払いをしなければなりませんでした。結局一緒ですね(^^ゞ。

何だ!水島じゃん(^^)
 小1時間も走ると、遠方の海の中に、周りが薄い水色の海に囲まれた島が見えてきます。どうやらあれがココス島のようです。ココス島を見た第一印象を正直に言うと、

「なんだ、水島じゃん(^^)」

です。
規模も施設も水島とは比べ物にはならないのですが、海の水の色なんて水島そっくりです。水島のでっかい版です。

 島が見えてから10分〜20分走ると船着場に到着します。バスを降りる前に運転手さんが、今乗ってきたバスの番号は何番、帰りの*時*分バスは何番と教えてくれますので、忘れないようにしましょう。この番号が、各種クーポンを購入するときや使用する際に必要になってきます。

 船着場から船で約10分かけてココス島に渡ります。水島は漁船でわたりますが、ココス島は上陸用舟艇みたいな船で渡ります。ノルマンディー上陸作戦みたいな感じですね。ここからは運転手さんに代わりココス島のおねいさんがコンダクトしてくれます。乗船の際には、ココス島パスポートに付いている乗船券を渡します。

 船に乗る前にカッパを渡されます。飛沫がかかるからか?と思ったら、そうではありませんでした。船に乗って少し経つと、「カッパヲキテクダサイ」といわれます。空を見ると、なにやら雲行きが怪しくなってきたかな?と思ったらまもなく雨が降り出しました。スコールです。カッパはスコール対策でした。

 カッパを着て船で進んで行くと、ココス島からジェットスキーが向かって船と併走します。どうやらスタッフが海までお出迎えのようです。また、船の反対側ではパラセイリングをしています。船に乗っているスタッフが「パラセイリングサイコー」と言っています。なるほど、こうやってデモンストレーションをしてアクティビティに誘うのですね。うまい商売です(^.^)。

 そうして、雨が激しく降る中をココス島に上陸しました。

放任主義
 島に上陸すると、アクティビティの申し込み方法とココス島の施設のざっくりとした紹介があります。この中で重要なのはロッカー代。ロッカー代はただではなく、利用するためには、やはりクーポンの購入が必要です。クーポン代は$3です。

 とりあえず、Windsurfing Specialとロッカー代を支払い、手続きをします。手続きといっても簡単で、クーポンをウインドの窓口に出すだけです。クーポンを出すと「着替えてこの場所に来てください」と言われました。ちなみに担当したのは辻井プロでした。


 着替えて艇庫に案内されます。艇庫といってもそんなたいしたものではありませんが(^^ゞ。そこで自分の好きなセットを選んで出艇するわけです。出艇に際しいつくか注意があります。主にエリアに関するもので、リーフの外に出ないとか、浅いところがあるので注意とかいったものです。そのほかは、道具を壊したら罰金があるということくらいでしょうか(^^ゞ。

 扱いは完全にExpertで、「自己責任でやってね」を背後感じます。その注意が終わったら後は放任主義です(^.^)。

海の家(^^ゞ
 ココス島パスポートにはランチクーポンが付いていたので、飯を食ってみました。受付でランチクーポンを渡すと食堂に通されます。そこには学校給食で使用したような、いろいろな食べ物を盛ることが出来る窪みが付いたトレイがありますので、それを持ってバイキングのように自分が食べたい物を取っていくのです。

 驚いたのがそのメニューです。なんとカレーライスがあるではありませんか!「グアムまで来てカレーか?」とも思いましたが、美味そうだったので選んじゃいました。実際食べてみると、日本人向けの味付けでおいしかったです。

 また、注意深くメニューを見てみるとそうめんもありました(^.^)。まるで海の家です(^^ゞ。

レンタル品のクオリティ
 ココス島でのアクティビティは、ウェイクボードとかパラセイリングが人気です。私が行ったのが5月中旬というせいもあるのでしょうがウインドはあまり人気がありませんでした(当日は私一人、前日もWindsurferは一人だった)。

 レンタル品は、時期にもよるかもしれませんが、ボードがBICのTECHNOが多く、その他として、JPのFREERIDEやF2のTHOMMENがありました。

 また、セイルはNIELPRYDEで、SPIRITやEXPRESSIONがありました。型はわりと新しいものがそろっていますが、レンタルする人がよく壊すせいか、ボードに関しては、私が行った時は無傷なものはありませんでした(^^ゞ

 コンディション
 出艇前に、出艇ポイントやセイリングエリアのレクチャーを受けます。他のアクティビティと重ならないようにするためです。

 セイリングエリアはリーフに囲まれているため、波もなく、平水面でジャイブの練習をするのに適していると思います。また、水の透明度が非常に高いため、セイリングをしながらでも珊瑚を見ることができます。前日にアガニャ湾の水を見ているだけに雲泥の差です。これでこそ南国リゾートです。この水だけでもここまで来た甲斐がありました。

 ただ、遠浅なため、潮が引くと浅い所に乗り上げたり、FINが珊瑚でこすったりします。まるで村櫛@浜名湖で乗っているような気分になります(^^ゞ。

 私のジャイブは失速するジャイブです(笑)。そのため、ボードが止まってしまった時、何気に海を見ると、海の底が良く見えます。こんな浅いところで回ったんだ!とびっくりすることもしばしばありました。浅いところの手前にはブイが打ってありますので、50M以内には近づかないようにしましょう。

 また、干潮のときなどは、知らないうちに浅くなっていますので、注意が必要です。

グアムでウインドをやったみたいと思っている方へ
 ガイドブックを見ると、タモン湾などでもウインドができるようなことが書いてありますが、元来タモン湾は風の入が悪いため、軽快にプレーニングすることができません。ちゃんとしたレンタルがそろっていてウインドができるところと言うと、ココス島しかないようです。ですから、グアムでウインド=ココス島というのは正解です。

 ココス島ツアーに参加して感じたことは、スタッフがとてもフレンドリーということ。とても明るくて「Welcome」でリピートしてもいいかな?という気にさせてくれます。それに、Windsurfingは担当者が辻井プロだったということもあり言葉の壁もなく、また、帰りの船も一緒だったので、カイトの話をしながら楽しく帰ることが出来ました。

 ただ、グアムの中心地から車で1時間とかなり距離が離れていますので、ウインドをするためだけにグアム(ココス)に行くというのは、手軽さの面から見るとちょっと考えてしまいます。しかし、グアムに来てウインドもやってみようというのであれば、1日使い、ドライブがてら行ってみるのはとても良い選択だと思います。

 注意点を挙げると、体験Windsurfingと違い、絶えずインストラクターが付いているわけではないので、私のように単独セイリングはあまりお勧めしません。

 また、ココス島に限らず珊瑚礁の海全般にいえますが、珊瑚で足を切ってしまう恐れがあるため、かなずマリンブーツを持って行くようにしましょう。私は、田植え足袋を持っていってかなり重宝しました。

 ココス島でのWIND DIARYはこちらをどうぞ(^^)

//

目次
Introduction/グアムってどこよ?/基本情報/フライト/ウインドサーフィン/カイトサーフィン/ビーチリゾート/
オークラ
/ガン・シューティング/ドッグ・レース/エトセトラ/最後に