ニューカレドニア

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カイトサーフィン(01年12月現在)
フライサーフが大流行!
 2001年12月現在、ニューカレドニアではカイトが大流行しています!

 2001年11月に世界大会が開催されたこともあり、ローカルの間ではカイト熱が高まり、連日スクールが開催されています。ざっと見たところウインド1に対しカイトが3〜4くらいで、完全に逆転しています。

 ちなみに、ニューカレドニアでは、カイトとは言わずにFly Surfと呼んでいます。私が日本で買った旅行案内にもそのように書かれていました。現地のツアーコンダクターもそう呼んでいましたが、ここは日本語のHPですので単にカイトと表記します。

 日本でもそうですが、ニューカレドニアでもカイトのレンタルはありません。カイトをしようと思うと自分で道具一式を持っていくか、現地で買うか、スクールに入るかになります。

 今回は、あまり荷物を持っていきたくなかったので、現地のスクールに入りカイトをするという方法をとりました。既に、日本でスクール終了済みなので、無駄なような感じもしますが、これしか方法が無かったのです(^^ゞ。

 ニューカレドニアは、マリンスポーツのアクティビティが充実しており、滞在するホテルによってはウインドなんぞは無料で貸してくれる所もありますが、カイトはまだそこまでいっていません。KiteBoarderJapanで紹介されていたブルーラグーンという現地の日本人コンダクターと連絡をとり、スクールの申し込みをしてもらいました。料金は一人12000CPF(+4%の税金)です。時間はだいたい10時〜16時くらいまでです。

 ニューカレドニアでのカイトのポイントはエスカパード島とホテルル・メリディアン前のビーチとが有名です。メリディアンは、南東のレギュラーウインドでクロスオフになり、おまけに岩もありで、うまい人しかしません。逆にエスカパード島は遠浅でオン〜クロスオンショアなため、スクールに適しています。当然ながら、私もエスカパード島に向かいました。
※地図を参照することをお勧めします。地図はここからリンクを張っています。

エスカパード島(Ile Escapade)
 エスカパード島(正式にはメートル島と言うらしい)は、何でも日常からの脱出というような意味があるらしく、とても綺麗なところです。遠浅で、何百メートル先までも歩いていっても水深は腰の上くらいです。

 島は30分もあれば一周できてしまうほど小さいですが、ホテル(プール付き)などのリゾート施設があるほか、島の周辺ではスノーケリング、ダイビングジェットスキーなどが行えます。

 エスカパード島へはタクシーボートと呼ばれるボートで10分〜20分でいけます。クラブメッド前の桟橋から出ています。

 シュノーケリングなどをやるために島に行く人などはこのタクシーボードを利用するようですが、私はスクール主催者の船で島まで行きました。
 エスカパード島には、サボテンなんかも生えています。こんなところにはカイトを落としたくありませんね(^^ゞ

カイトスクール
 スクールは、教える側は先生とその補助者という2名構成になりました。この日のスクール生が7名(男3名女4名)の大所帯となりました。

 それでは、私が体験したニューカレドニアでのスクールのやり方を箇条書きにして紹介します。

 当然ながら先生からは、日本語ではなくフランス語と英語の説明になります。それでもなんとなくわかってしまうのがスポーツの良いところです(全く勘違いしていることもありましたけど(^^ゞ)。



  • 日差しが強いのでウエットを着用している人も多い。ハーネス、ライフジャケット、ヘルメットは用意されている。ハーネスはダカインが多く、その人を後ろ向きに水中を引っ張れるようにバックルとバックルの間にロープが張ってある(カブリナのハーネスのイメージ)。
  • カイトのセッティングを行う。スクールで使用するのは2ライン。
  • 小さいカイトから揚げて、8の字操作やボディドラッグをやらせ、その人の習熟度を見る。この日は1.5→2.5→3.5→5.0と段階的に大きくしていった。それでだいたいのクラス分けを行い、レベルにあったレッスンを行う。だいたい二人一組になって行う。
  • ボードに乗る前に、ハーネスをフックに掛け、中腰で足を前に出したままカイトに引っ張られる練習をする。座ったままのボディドラッグのようなイメージ。これを行うとボードに乗ったときの操作に役立つ。
  • 昼食。一旦カイトとラインを外してビーチに向かう(何で外すんだ?昼からまたやるのに?)
  • ボードに乗る練習。水中に座るように腰をおろし、カイトを見ながらストラップに足を入れる。ボードのリーシュはハーネスに付けてあるロープに付ける。ちなみにハンドリーシュはセキュリティと呼んでいた。
  • プレーニング。しかし、15メートル以上は走るなと厳重注意される(T_T)。
  • カイトをしまう。ニューカレドニアではリーディングエッジのエアのみを抜き、後はグルグル巻いていた。そういえば、セッティングをするときもリーディングエッジしかエアを入れなかった。
以上のような感じです。

ランチ
 ちなみにこれが、この日のランチ。フランスパンのサンドイッチにミネラルウォーターで350〜400CFPくらい。当然ですが、外食するよりは相当安いです。ボートに乗る前に立ち寄った店(日本でいうところの駄菓子屋のイメージ)で買いました。

 フランスパンは日本人が思い描くあのサイズくらいありますので、これ一個で結構腹がふくれます(^.^)


 でも、エビアンは、やっぱり合わなかった(^^ゞ。

マノロ・バーレー
 エスカパード島は初心者用のゲレンデといえますので、この日はもう二つくらいスクールをやっていました。しかし、全く初心者オンリーのゲレンデではなく、かなりのエキスパートもいました。

 中でもトップにあげられるのはマノロ・バーレー。ウインドサーフィンの元世界チャンピオンです。ニューカレドニア自体、カイトボーダーのレベルは高く、その中でも飛びぬけてマノロはうまかったです。

 偶然私達がスクールをやっているところにマノロが出現し、色々なパフォーマンスを見せてくれました。そのエアの高いこと!世界レベルの技を真間近で見られて満足でした(^.^)。

ル・メリディアン ヌメア前(Le Meridien Noumea)
 エスカパード島がビギナー向きなゲレンデであることと対象に、メリディアン前はエキスパート向きなゲレンデです。レギュラーウインドがオフショアになるということと、岩があって危ないというのがその理由のようです。風上にガンガン上れない人はここでやるのは無謀です。潔くタクシーボートでエスカパード島へ行きましょう。

 メリディアンはアンスバタ湾の東南、カナール島の東に位置しています。ビーチとホテルは隣接していますので、宿泊客は気軽に白い柵を越えてビーチで水浴びとか行えます。そのビーチからカイトをやっている光景がよく見えます。目の前でのエア合戦は見ていてとても楽しいです。
メリディアン前からビーチを見る。左のちょっと海の濃いのがブローライン。手前から向こうに吹いている。

ニューカレドニアのカイト事情
 繰り返しになりますが、執筆日現在(01年12月)ニューカレドニアではウインド人口をカイト人口が上回っているように見えます。11月に世界大会が開かれたことと、エスカパード島のようなカイトの練習に適した場所があることが大きな要因だと思われます。

 日本でも徐々にカイト人口が増加していますが、普及の足を引っ張っている要因のひとつに練習する場所が無いということがありますので、この点は大変羨ましいです。エスカパード島のようなところで練習すればあっというまにうまくなるに違いありません。

 今回の旅行では日程の都合等もあり1日しかカイトができませんでした。しかし、ヌメア滞在がメリディアンであったため、毎日のようにカイトを眺めることができました。

 それから女性の数が多いというのも目立ちました。エキスパートクラスになるとその割合はガクンと減りますが、私の入ったスクールも男女比が3:4と女性が過半数を超えました。

 そして彼女たちが、また楽しそうにカイトの練習をやるんだな(^.^)。フランス女性はなんに対しても積極的なんでしょうか?日本でも同じような傾向になることを期待します(^.^)。 
カイトのセッティングをするフランソワーズ・アルヌール(^.^)

マノロ・ボード
 道具と言えばボード。カブリナなどもあるにはあるのですが、エアを決めるようなうまい連中は、先ず例外なくマノロデザインのボードを使用しています。ウエイクはあまり見かけませんでした。

 このボードちょっと変わっていて、長さは150センチ前後くらいで、3ストラップ、ツインチップとディレクショナルを足して2で割ったようなイメージです。

実際にマノロが使用していたボードです。
※執筆当時は珍しかったボードですが、今はそれほどではありませんね。

お店
 2001年12月現在、ニューカレドニアにはカイト・ウインド関係のお店が2つありました。 1つは、ご存知、マノロ・バーレーのお店(左)と、ディアボロというお店(右)。

 ディアボロは、アンスバタの中心部(ル・ラゴン近辺)からそれほど離れていないのですが、マノロのお店は、歩くのにはちょっと遠いかも。

 これからニューカレドニアでカイトをやってみたいと思っている方へ
 ニューカレドニアはカイトをするには最適な所だと言うことは良くわかりました。ローカルもとてもフレンドリーで感じがいい人が多かったです。しかし、ウインドと違いレンタルが無いという状況を考えると、自分で道具全てを持ってくる必要があります。

 基本的なルールは日本とそれほど変わらないのですが、一番困るのが言葉。フランス語がしゃべれればいうことないのですが、そんな日本人カイトボーダーはほとんどいません(^^ゞ。そうなると英語でコミュニケーションをとることになりますが、英検2級以上は必要です(-_-;)。ですから、全くの初心者がニューカレドニアでいきなりスクールに入ってカイトを行うというのはお勧めできません。

 微妙な表現や言い回し、コツといったものが伝わらないからです。やはり「基礎」に関する部分は日本でみっちり習得してから道具一式ををもって海を渡るというのがBESTだと思います。

 そうした上で、現地でいろいろ調整等をしてくれる日本人コンダクター等を通すのがトラブルを避け楽しいカイトを行える確実な方法といえるでしょう。コンダクターとの連絡は国際電話をお勧めします。現地との時差が2時間だけということを考えると連絡も取りやすいと思います。

 ニューカレドニアでのカイト日誌はこちらからどうぞ。

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目次
Introduction/ニューカレドニアってどこよ?/基本情報/フライト/カイトサーフィン/ウインドサーフィン/
ル・メリディアン・ヌメア/ヌメア市街/天国にいちばん近い島/イル・デ・パン島/ル・メリディアン・イル・デ・パン/
ピローグ/ピッシンナチュレ/お食事/体験ダイビング/エトセトラ/最後に