御前崎ビギナーのために

/TOP/
これだけは必要
技術編
 御前崎の敷居は高いのでしょうか?御前崎デビューをするためには何が必要なのでしょうか?

 何回か挑戦してみて、御前崎の敷居は決して高くないというのが私の結論です。考えてみれば、風が上がってきて水面がチョッピーになれば、それはWAVEの入り口だし、WAVEの延長線上に御前崎はあるわけだし。

 じゃあ、御前崎デビューするに当たって、どの程度の技術が必要なのだろうか?これも意外なほど技術がいらないというのが実感です。

 自論としてですが、御前崎デビューするに当たって必要な技術は、次の2点のみです。
  1. WSができること
  2. 自力で浜まで泳げること(200メートル程度は必要)
 「1」のWSは、必須項目で、これができなければ死にます(笑)。そりゃそうでしょう。あんな浮力のないボードでセイルアップなんてできないし、仮にボードの上に立てたとしても、巨大なうねりでゆれるボードの上にふんばってセイルアップなんて不可能です(中にはできる人もいるらしいがそれは一握りの人である程度の経験を積んだ人でしょう)。

 そんな状態でアウトで沈しようものなら、道具を放棄して浜まで泳いで帰るか、道具を抱えながら気の遠くなるような長い時間をかけて浜まで泳ぐしかないです(そのあとまた気の遠くなるような長い距離を道具を引きずっていくことになる)。

 「2」の水泳は、アウトで何かトラブルがあったときの最後の手段ですが、それほど難しくありません。たいていの人が泳げるはずですし、ライフジャケットを着ていなくてもウエットスーツを着ていればある程度浮きます。浮けば手足をばたばた動かせば前に進みます。前に進めさへすれば、カレントでかなり流されるとしても、菊川ならいつか浜に着くはずです。

 そうするとWSさえできれば、後はそれほど難しくないということになります。ただWSにしても、うねりが大きくてクリューが刺さったまま抜けなかったり、マストトップが水に沈んでしまったりでレディポジションを取ることが難しいです。すばやくて確実なWSが要求されます。しかし、これは命にかかわることなので、何とかクリアするしかありません(笑)。

 結局、フラット水面に比べ難しいといっても、それがWSであることには代わりがありません。そのうちきっとできるはずです。ただ、その時はカレントに流されてかなり下に下っているかもしれませんが(^^ゞ。

ボード編
道具はどういったものをそろえればいいのでしょうか?以下に私の失敗談を記します(笑)。

 まずはボード。私の御前崎デビューは夏のスラローム。270のボードで出ました。その時は5.8のレースセイルを張りました。JustUnderぐらいのコンディションでした。その時の感想としては、「うねりにボードのサイズがあっていない」というものでした。ボードが大きすぎるのです。そりゃ当たり前ですね、波のあるところで乗る板じゃないですから(^^ゞ。

 そこでWAVEシーズンにあわせて、WAVEボードを購入することにしました。これも当たり前ですね、WAVEするんだから(^^ゞ。初めてだからきっと道具を壊すだろうと思い、知り合いから250くらいのTWIN FINのWAVEボードを1万円で購入しました。このボードでWAVEデビューしたわけですが、全然浮かばない(笑)!初めてのWAVEが4.7Underくらいのコンディションで、しかも私は比較的体重が重いので、ボードが浮かばす、GettingOutする際に失速して沈んでしまいました。またGettingOutしてOutに出た時、TWIN FINはよく抜けてしまい、常に「スピンアウト」状態でプレーニングしているようでした。それでまったくボードが登らず、結局流されるはめに。WAVEビギナーには、TWIN FINは難しいです(^^ゞ。


 そこで導き出した結論は、
  • GettingOutしやすいように比較的浮力のあるクラス(250〜255)を選ぶ
  • 丈夫で乗りやすいボードを選ぶ(よく波に巻かれるため)

 です。

 1本で済まそうとすれば250〜255(実際は1本では済まないが(^^ゞ)、今後買い足しをしていくのであれば、微風→ライトWAVE(260前後)、強風〜中風WAVE(250弱)といった感じでしょうか。

 カタログで見ると大抵同一シリーズに3サイズくらいボードがありますので、1本で済まそうとすれば真ん中のサイズ、2本そろえようとすれば先ず一番大きなサイズを買ってWAVEに慣れ、その後一番小さなサイズを買うというイメージになると思います。

 何でもそうですが、その時のレベルにあった道具を使用しないとうまくなりません。確かにプロが使っているようなかっこいいカスタムボードにのりたいですが、そういったボードは2本目3本目としてとっておきましょう。私は自分のレベル以上のボードを買ってしまい、なかなかカミへ上れず苦労しています(^^ゞ。               

セイル編
 次にセイル。セイルは最低2枚は必要です。強風用と中風(?)用です。私が選んだのは4.1と4.7。選択基準として、吹き上がってきたときのために4.0〜4.2、それよりも弱い時用に4.5〜4.7を使用するというものです。4.2でOverになったら私のレベルでは出艇は不可能だし、4.7でUnderならスラロームでも走るという考えです。

 ただ、実際にセイルを張るときはいろいろ考えます。御前崎はインサイドが4.1Underでアウトサイドが4.1Overというコンディションが多く、4.2ではセイルパワーが足りずGettingOutが難しいく4.7ではパワーがありすぎてアウトサイドではゲロオーバーになってしまうことがしばしば(^^ゞ。結局、風が上がってきたら怖いので、ついつい4.1を張ることが増えてしまいます。もっとも、スラロームでOverにはなれているので、インサイドでJustOverに合わせて張るのが一番良いと思いますが(^.^)。

 そこで結論は、
  • セイルは4.2と4.7の最低2枚を用意すべし
です。お金があれば5.3くらいを買ってもいいかもしれません。

/TOP/

目次
Introduction/海に出る前に/これだけは必要/GettingOut/引きこんじゃダメ/長いモノには巻かれろ/
地獄のトライアングル/あった方が良い小物・小技/2ndシーズンに向けて/欲しい物/最後に