「VF−1Aスーパーバルキリー」 長谷川製作所製1/72スケールプラスチックモデルキット \2000
ノーマルファイターの金型分割から、当然出るであろうことが予測されたバリエーションキット、スーパーバルキリー。本体は完全に航空機なので長谷川製作所のお家芸でしたが、さて、モロにアニメメカであるスーパーパーツをどう処理してくるかと誰しも思ったことでしょう。フタを開けてみると、本体と同じクオリティのモールドが施され、ボリュームも申し分ないスーパーパーツが現れて、まずは満足。不満点もないわけではないんですが・・・
やはりこのショットはお約束でしょうか。スーパーパーツの平行が出てなかったりするので恥ずかしいものもありますが。機体側のバックパックとスーパーパーツを繋ぐジョイントの位置決めを慎重に行うことである程度回避出来るんですが、ジョイントパーツとスーパーパーツの合いが、片側がきつく片側がゆるい状態だったのでイマイチ決まってません。塗装膜の厚みとかいろいろ影響してそうです。それと、スーパーパーツのバックパック部上面にアクセスパネルのモールドがあるんですが、合わせ面なのでやすりがけすると消えてしまいます。プラ板などで再生すれば良いのですが、同社から別売りのエッチングパーツにこのパネルが入っていることを考えると、元々消えるものとして設計してるんでしょうね、きっと。
後方から。やはりスーパーバルキリーには前傾姿勢がよく似合いますね。バックパックはすりあわせを行わないとかなりの段差が出ます。それに対して脚部プロペラントタンクは側面と上面がそれぞれ1パーツ、それに側面内壁が1パーツなのでこちらは手間いらず。その代わりと言ってはなんですが、脚部エンジンナセルへのフィッティングが大変。接着だと保持してる間に位置ズレを起こしそうなので、ここは内壁パーツとエンジンナセルを位置合わせしてテープなどで仮固定、真鍮線で位置を決めてしまうのが無難かと。背部パーツの関係があるのでどのみち脱着は出来ませんからね。この方法だとエンジンナセルとタンクを別々に塗装出来ます。
バックパックのアップ。髑髏マークは劇場版。機番013、パーソナルカラー青はマクシミリアン・ジーナス少尉機。キットにはここに貼る為の大型の統合軍章も用意されており、おまけとしてJ型の頭部も同梱されているので、機体のストライプさえ塗装すればTV版の輝機も再現可能です。ノーマルファイターを作ったときの感覚で、機体下部のたたまれた腕パーツ(脚部エンジンナセルの間に見えますね)の合わせ目を処理しなかったんですが、スーパーだと丸見え・・・お恥ずかしい限り。所属艦標記は先に作ったノーマルに合わせてARMD-1です。
コクピットのアップ。キャノピー汚いですね・・・本体の白を吹いたときに回り込んだんですが。外して磨いてから撮影すれば良かった。畳まれた尾翼ユニットだけどうやっても先に塗装する必要がある(しかも尾翼は要マスキング)分、ノーマルより製作は若干手間かも。
カラーレシピです。本体はノーマルと同じで、白がH305制空迷彩グレーを全体に吹いた後、H1の白。機体内部などメカ部はグレー残し。黒はH92セミグロズブラックに少量のグレーを垂らしたブラックグレー。パーソナルカラーの青はH80コバルトブルーを生で。ただし黒や青を塗っているのは尾翼と安定翼だけ。ストライプやアンチグレアのたぐいは全てデカールです。コクピット内部は主にH40ジャーマングレー。シートクッションは今回H302グリーンに。同じ部隊で射出座席が違うということもないと思うんですが、バルキリーって急ごしらえだしそういうことがあっても良いかな、と。目先を変えてみたかったというのが主な理由ですが。脚部排気管と銃身はH8シルバー+ジャーマングレー。で、目玉であるスーパーパックは、H301チャコールリザードグレー単色。手軽でしかも似合っている色だと自負しております。細かいバーニアノズルは新品というオレ設定のもとH8シルバー単色。バックパックの一番大きなノズルは、基部にH305グレー、ノズル本体はシルバーの上から軽くH50クリアブルーをかけてあります。耐熱合金だろうし、ちょっと変わった色合いなんじゃないかと思ってのこと。あとは脚のオレオにエナメルX-32チタンシルバーを差して、タイヤを水性H77タイヤブラックで締めます。
ノーマルバルキリーとの並び。夢にまで見た光景、というとちょっと大げさですが、でもこのクオリティのVF-1を並べることが出来る日が来るとはホント、思ってませんでしたね。
そして現用最強(まもなくF-22ラプターにとって変わられそうですが)戦闘機、F-15イーグルと。ちなみに遠近法ではなくバルキリーは小柄です。F-15とほぼ同じサイズのF-14がベースと言いますが、実の所設定上も基礎設計や構造を流用しただけで、まったく別の機体なんですよね。サイズ的には同じ双発艦載機F-18と比べてもまだ小柄で、単発のF-16とほぼ変わらないようです。