「セーラーサターン」 アミエ・グラン製1/5スケールレジンキャストキット 原型:森川浩志(SKAGERRAK) \16800

「セーラームーン」登場の戦士中、人気の割りに商品数に恵まれていない(と雲上が感じる)のがセーラーサターン/土萌ほたる。と言いつつ、彼女を実際に画面上で見たのはつい最近、CATVでの再放送でのことだったのですが。画面上での活躍の少なさと、もしかするとファンの思い入れの強さ(ヘタな造型物は出せない)も影響しているのかも、と思うのですが、その分市販の立体物にも「ハズレ」が非常に少ないように思います。以前作った竜人氏原型のものが抜きん出ている印象が強いですけど、こちら、森川浩志氏原型のアミエ・グラン製キットも完成度が非常に高いキットです。


顔アップ。大スケールを利しての造り込みと、各部のクリアパーツ化が効果的ですが・・・折角のクリアパーツであるピアスのパーツは切出し位置を誤っています。耳側の棒状部分は不要部分だったようです・・・襟に干渉するからおかしいとは思っていたんですが。胸元のタリスマンや額冠の石もクリアパーツ。クリアレジンは加工が難しい印象ですが、このキットのものは普通のレジンパーツと変わらない感じで加工できました。もっとも額冠の石は結局紛失したので、プラモのクリアランナーから新たに作ってますけど。

横&後ろ。足の位置は重心真下ぐらいにありそうなんですが、さすがにこの高さだと自立はしません。それでも1/5サイズ(全高30cm以上)でありながら10cm角ベースで十分に倒れなくなります。いつものアガチス材じゃなくてチーク材なので多少重いベースですけどね。サイドショットでよくわかると思うんですが、なんとブーツの紐が別パーツ。これならいっそタコ糸か何かに置き換えた方がよりリアルだったのではないかとも思うんですが、ともかくそのまま組んでみました。パーツ整形が大変ですけどね。あと、サイレンスグレイヴの柄がクリアパイプになってるのがわかるかと思いますが、これは撮影用。もう少し長めのパイプを切ったものをきちんと塗装してあるんですが、それを取り付けると刃が画面内に収まらないので代用品を取りつけてあります。この長さでもはみ出してますけどね。
 カラーレシピ。まずは全体をタミヤの白サフで下地作り。肌色はフラットホワイトにクリアレッドを少量混ぜた淡ピンクを塗った上から、その色にクリアオレンジを順次足して3階調グラデーション。頬には明るい肌色に蛍光ピンクを混ぜた色を少々吹いてあります。服と手袋の白はフラットホワイトの上からブルーパール、胸周り、と言うか上半身部分はプロテクターと解釈してフラットホワイトの上から316番のインシグニアホワイトを薄く吹き重ねて素材の差を表現。スカート、襟、チョーカー、ティアラ、手袋の青は影部分に326番サンダーバーズブルー、上から322番フタロシアニンブルー。ブーツは同じくサンダーバーズブルーの上からこちらは328番ブルーエンジェルスブルー。これも布とレザーの素材差の表現。リボンは影に100番マルーン、上から68番モンザレッド、さらにレッドパールを少々。髪はセミグロズブラックとクリアレッドの混合比を3段階ぐらいに変えたグラデーション。最も明るい部分はちょっと赤みがきつすぎたかもです。グレイヴは柄と石突きにスーパーシルバー+ジャーマングレー+クリアブルー、刃とその止め金具部分はクレオスの新製品、スーパーメタリックカラーのクロームシルバーを試用。メタルパーツかと思えるほど重量感のある金属色になります。ここまでラッカー。目は白目がサフ残し、以降エナメルで、輪郭と瞳孔がロイヤルブルー、虹彩はパープルとフラットホワイトをブレンディング。ハイライト部はフラットホワイト。あと、唇に水性の蛍光ピンクをひいてあります。

顔アップ2。目は睫毛までモールドされてるので、それにしたがって塗ればいいんですけど・・・瞳のハイライト部は雲上の好みで塗り分けてます。二重瞼まで含めて、モールド自体は綺麗ですね。ピアスやタリスマンはクリアレジンの無塗装。クリアを吹いても良かったんですが、何もしなくても結構良い雰囲気になってたもので。手抜きとも言いますけど。


グレイヴの刃。先述の通りクレオスの新製品である、Mrカラースーパーメタリックのクロームシルバーで塗ってみました。下地にグロスの黒が必要だとか、塗装面が弱いのでマスキングはもちろん、普通に触るのも避けるべき(クリアコートも出来ません。と言うか、コートするとこの輝きは得られません)と難点もありますけど、この重厚感はちょっと普通の塗装では得がたいですね。もちろん値段も普通のMrカラーより割高(一本\800)ですが、軒並み\1000オーバーのアルクラッドに比べればまだ手ごろですし。


親子マシ・・・いや、Ryu-NS1/7と2ショット。単品で見るとお互い似てるようにも思えますが、並べると結構違います(そりゃそうだ) こうしてみるとアミエの方がお姉さんっぽいのは大きさのせいだけではありますまい。親子マシンじゃなくて姉妹ですな。アニメキャラの年齢設定はあってないようなもんですけど、これで小学生(あれ、中一でしたっけ?)というのはどうなんでしょうね。




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