「桜井あさひ」 文雅製1/8スケールレジンキャストキット 原型:いトやす(安眠ガレキのばぁ〜) ¥8800

高い人気を博したLeafのゲーム「こみっくパ〜ティ〜」 同人誌の世界を舞台としたギャルゲーという、ある意味夢でしかない世界設定がウケて、99年発売のWindows版からドリームキャストへ移植、更にTVアニメ化を経て、4年を経過してなお雑誌の表紙を飾る(コンプティーク誌03年6月号)ほどの人気ぶりを誇っています。実際に同人をやっている方に言わせると「同人ってこんな甘いもんじゃねぇ」そうですが、まぁゲームですから・・・

 で、桜井あさひ。実は隠れキャラなのでネタバレになってしまうわけですが、まぁ他所でも散々紹介されてますので今更隠すほどのものでもないかと。ゲーム中に登場するアイドル声優(!)で、実は取扱説明書のキャラクター表に「ファンの女の子」とだけデータの出ている娘(←順番が逆かも) 普段はあがり症でおとなしい性格ながら、与えられた科白をこなす能力に長けているとかでアイドルとして大成功を収めているという設定・・・いささか無茶ではありますが、まぁゲームですから・・・(またかい)


お顔アップ。所謂「いトやす顔」になっております。キットは「アイドルバージョン」での立体化。絵としての見栄えを優先された服、しかも座りポーズという難易度の高いものを見事立体にしています、が・・・分割の凄まじさに手を焼きました。上半身の肌露出部分(以下「肩」)と服の部分(更に胸元のフリルも別パーツ)、下半身の服の部分とスカートとスカートのフリルと腰から下、それに青いマント(?)部分が上下2つ(実際には左右分割されているので4パーツ)という割り方になっていますが、組み立てとパーツの抜けを考えるとこの分割しか出来ないわけで・・・腰から下は後からでも取り付けできますが、それ以外は順序立てて組み立てないと泣きを見ます。マントはとにかく左右を接合しておかないと継ぎ目が目立ってしまいますのでこれはまず組んでおくわけですが、これを組んでしまうと上側のマントが肩と干渉してしまって、服と肩の接合が非常にやりにくくなります。しかもフリルのパーツを挟まなければならないので、なお苦戦を強いられます。更に頭パーツを載せたあと、髪の一部が別パーツで肩より前に来るので、そちらにも気を使わないといけません。一度組み立てると上半身は二度と分解は不可能かと・・・下側のマントは下半身パーツを組んでなければすんなり入りますが。

 ところで文雅さんのこみパシリーズは、シリーズ内での原型師競作を標榜しているだけに、各原型担当の皆様の個性が出ていてなかなか面白いと思っていたんですが・・・03年7月現在、このあさひを含めて初期発売の長谷部綾、芳賀玲子、牧村南、御影すばるは既に生産停止だそうです。店頭在庫はまだ残ってますので入手不可ではありませんが、全員コンプリート前にこのような結果を迎えたのは残念でなりません。


側面から。上半身の接合不良のせいもあって左手が綺麗に接地していません・・・恐らく綺麗に組めば手のひらが地面につくと思うんですが。髪や服の位置関係がおわかりいただけようかと。



右斜め前。スカートの中が見えそうで見えないあたりはさすがアイドル、ということでしょうか。覗き込めばもちろん見えてしまいますけどね。
 カラーレシピ。まず全体をタミヤ白サフで処置した後、肌色はフラットホワイト+クリアレッド+クリアオレンジ、オレンジの量を加減してグラデーション。服は影部分にマルーンを吹いておいて、フラットホワイト+クリアレッドによるパステルピンク、更にホワイトパールでコート。スカートは影に同じくマルーンで、こちらはフラットホワイト+蛍光ピンクで少々派手にして素材差を出してみました。手袋は服と同じのパールなし。帽子とマント、胸元フリルはC326「サンダーバーズブルー」を影に吹いてからフラットホワイトにごく少量のクリアブルーを足したもので上吹き。スカートのフリルは色味を変えようとマルーンの上から帽子色を吹いてあるんですが少々濁り気味。帽子のリボンは326ブルーそのまま。ストッキングは肌色の上からC316インシグニアホワイト+スーパークリア(フラット)を吹いて素材の薄さを表現。髪は326ブルー+ブラックを影色にして、クリアブルー+326ブルーで上塗り。結果的に帽子のリボンとの色の差が出なくなったのでちょっと失敗かと反省。いっそ思いきり黒っぽくしても良かったかもですね。ここまで全てクレオスのMrカラー。残る瞳は上瞼と黒目をタミヤアクリルのロイヤルブルー、虹彩はタミヤエナメルのロイヤルブルー+クリアブルー+フラットホワイトでブレンディング。虹彩が乾いた後、ハイライトをエナメルのホワイトで入れてあります。仕上げに唇に口紅代わりのクレオス水性の蛍光ピンクを差してフィニッシュ。


後方から。今回唯一手を加えたのが帽子のリボン。金属板(0.2mmのアルミ板)に置き換えてます。ハサミで一発切り出しをしてあるのでエッジがピンピン。ヘタに触ると手が切れます。いっそマントも金属板に置き換えたら自由度が上がったかも・・・塗装が剥がれるからダメか。しかし折角服とスカートとの色合いを変えてあるんですが、マントのおかげで殆どわからないのが残念。それにしても、いくらステージ衣装とはいえ、実際着るのも面倒そうな服ですね。




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