「セーラーサターン・ミュージカル版」 Ryu-Ns製1/7スケールレジンキャストキット 原型:竜人 \12,300

今もって高い人気を誇る、武内直子氏のコミック「美少女戦士セーラームーン」 所謂美少女ものの嚆矢であり、幾多のメディアに進出をしていますが、中でもミュージカルとしてまで演じられているのは特筆に価しましょう。もちろんミュージカルでは、役者さんがコスチュームをまとって演技を行うのですが、原作やアニメ版と若干異なるデザインのこの衣装を、原作内のキャラクターに着せる・・・同人的活動でなければ、なかなか実現し得ないシチュエーションを、フィギュアという立体物で具現化したのがこのキット。原型を作った竜人氏が2000年に発表したものの、ミュージカルと原作の版権所在が問題となり、キット化は流れるものと思われていましたが、原作者である武内直子氏の尽力もあって、2001年に晴れてキット化、一般流通に乗ることで手軽に入手出来ることとなりました。

#価格的には手軽じゃないかも知れませんが・・・なお、1/7となっていますが、実質1/6ぐらいあります。少なくとも1/6の木之本さくらよりはるかに大きなサイズです。


上半身。凛とした表情、髪のボリュームと流れ、服の布地の重なり合い、いずれも一級品の造型と言えようかと思います。あまりにキットの素性が良いと、その良さを引き出す塗装を求められるのが嬉しいような、プレッシャーなような気がしますが。実際、下瞼と下睫毛は気合の入りすぎで失敗ぎみです・・・



サイド&バックショット。単体で見ると脚が太め(というか、オーバースケール)にも見えますが、全体のバランスで見ると問題ありません。背面側も、襟、リボン、サイレンスグレイブ、髪の重なりが美しく決まります。優れたパーツ精度あってこそ可能なことであり、竜人氏の技術力が現れています。




斜め位置からややアオりで。綺麗な立ちポーズですが、立ちの安定性は悪いのでベースは必須となります。元々ベースは付属していますが、安定性向上を目指すのであればデコパージュなど、自重のあるベースの方がお勧め。雲上の組み方が悪かったかとも思うのですが、重心位置がズレやすいということでもあると思うので、この点はマイナスポイントとなりますね。


上写真の角度から、顔をアップに。見る角度によって表情が変化するので、完成後眺めて楽しむにもよろしいかと。キット数の少ないサターンですが、これが決定版となりそうな予感です。なお今回、製作手順を別にアップしますのでカラーレシピはそちらで。




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