DripCalc (点滴計算ソフト)

 点滴内容を計算するためのソフトです。種々の輸液製剤,薬剤を組み合わせ,その各成分の投与量を体重当たり,時間(分,時,日)当たりで計算することができます。

お知らせ

2009/7/24
 Ver. 0.3.2 を公開しました。ご要望がありましたので,久々のバージョンアップです。Ver. 0.3.1 で脂肪製剤を選ぶと致命的エラーが起こります。原因は,前バージョンと同じでデータベースの誤りでした。ついでに,蒸留水を追加しておきました。
2006/12/30
 Ver. 0.3.1 を公開しました。Ver. 0.3.0 にはバグがあり,ヘパリンやラボナールを選ぶと致命的エラーが起こります。原因は,データベースの誤りでした。ついでに,脂肪製剤のデータを追加しておきました。
2006/12/28
 Ver. 0.3.0 を公開しました。非蛋白カロリー,窒素量の計算もできるようになりました。製剤データもいくらか追加しました (製剤リストは,いずれ公開します)。設定画面で,g や Eq の他に mol (画面ではスペースの都合上,M と表示) も選べるようになりました。また,mol や Eq が意味を成さない成分では,異なる単位系を選ぶことができないようにしました。
 データベースのフォーマットも一部変更していますので,必ず以前のバージョンをアンインストールしてから,全てのファイルをインストールして下さい。色々細かい変更をしましたので,おかしい動作に気付かれた方は,御連絡をお願いいたします。

バグ情報

Ver. 0.3.1 では,脂肪製剤を選ぶと致命的エラーが起こるバグがありました (Ver. 0.3.2 で修正済み) 。

注意

 本ソフトの開発目的は,複雑な計算の手間の軽減ですが,最終的な計算結果を保証するものではありません。
 御使用の際には,
必ず計算結果の確認を自らの責任で行ない,薬剤投与量や投与速度などに誤りがないことを確認してください。本ソフトの計算結果を決して鵜呑みにしてはいけません。
 
本ソフトの使用によって生じた,いかなる医療過誤・事故,機器の損害,およびそれにともなう損害賠償・訴訟に対し,作者は一切の責任を持ちません。
 これらの事項に同意していただけない方は,本ソフトの使用を禁止します。


 本ソフトは,まだ開発途上段階です。
 したがいまして,今後も仕様や機能の追加・変更などが行なわれる予定ですし,バグ(プログラム上の誤り)も色々隠れていることと思います。製剤内容も極めて不十分です。
 使用されました方で,お気づきの点がございましたら,どうぞ作者まで御連絡下さい (画面最下部のリンクより作者のブログに移動し,プロフィールを参照してください) 。ただし,作者も時間は限られていますので,速やかに対応しかねる場合,対応不能な場合が多くありますことを,どうか御了承下さい。
 バージョンアップの際には,必ず以前のバージョンを削除してから,新しいバージョンをインストールして下さい (エラーや誤動作が起こる可能性があります) 。

 DripCalc Ver. 0.3.2 をダウンロード 2009/7/24 公開

 DripCalc Ver. 0.3.1  2006/12/29 公開
 DripCalc Ver. 0.3.0  2006/12/28 公開
 DripCalc Ver. 0.2.1  2006/12/24 公開
 DripCalc Ver. 0.2.0  2006/12/23 公開
 DripCalc Ver. 0.1.0  2006/12/16 公開

使用方法

 数値などを変更するたびに,計算結果にリアルタイムに反映されます。
 体重が未入力または 0kg の場合は,kg 当たりの計算はできませんので,単位時間あたりのみの表示になります。
 まずは,いろいろなパラメータを試しに変更してみて下さい。

画面の概要
 画面は,大きく 4種類に分かれています。
      

全ルート画面
 4つのルートを同時に扱うことができます。
 この画面では,体重,ルートの種類,各ルートの流量が設定できます。
1. 体重を入力
2. ルートの種類を入力
3. 流量を入力
4. 流量の単位を入力
5. 個別ルート画面へ移動

6. 一日当たりの水分量の計算結果を表示
7. 計算結果の表示

メニューから保存・読込を選択すると,4ルート全ての内容と体重の保存・読込ができます。



個別ルート画面
 この画面では,体重,ルートの種類,流量が設定できます。

1. 体重を入力
2. ルートの種類を入力
3. 流量を入力
4. 流量の単位を入力
5. 製剤の選択 (6 にマッチする内容が選べる)
6. 製剤を選ぶための条件を入力,空にすると最近使用した製剤を 5 で選ぶことができる
7. 5 で選択した製剤をテーブル (10) に追加 (最大 10個)
8. テーブル (10) で選択した製剤を削除
9. テーブル (10) で選択した製剤の順序の変更
10. 製剤名をタップすると選択できる
11. 製剤の混合量を mL 単位で入力
12. 全ルート画面へ移動
13. ルート番号の表示,矢印で編集対象のルートを変更できる

14. 一日当たりの水分量の計算結果を表示
15. 計算結果の表示 (設定画面で 2番目のチェックボックスが on になっているもの)

メニューから保存・読込を選択すると,現在のルートのみの内容の保存・読込ができます。


設定画面
 メニューの「設定」から,この画面に入ることができます。
 この画面では,各成分の表示や計算の設定を行なうことができます。

1. On の時,全ルート画面で計算結果を表示
2. On の時,個別ルート画面で計算結果を表示
3. On の時,個別ルート画面でその成分を含有する製剤が追加された時に自動的に 2 が on になり,計算結果が表示されるようになる (カテコラミンなどの計算時に設定画面を開かなくて良いので便利)
4, 5. 計算結果の表示単位を設定 (マイクロは,表示の都合上,µ ではなく u で代用しています)

6. 成分名を表示




保存・読込画面
 メニューの「保存」「読込」から,この画面に入ることができます。
 この画面では,全ルートおよび体重のデータ (全ルート画面から入った場合),または 1ルートのみのデータ (個別ルート画面から入った場合) の保存と読込ができます。10個ずつ保存できます。

1. 保存または読み込みを行ないたい位置をタップして選択

「OK」ボタンをタップすると,保存・読込が実行されます。保存の際は,保存する名前を入力するダイアログが開きます。








最後に

 このソフトを作ろうと思ったきっかけは,NICU (新生児集中治療室) での研修時代に,特に超低出生体重児における輸液の計算に非常に時間をとられた経験をしたからです。特に,研修初期には,輸液の組成のおおまかな感覚が分からないため,とりあえず組成を決めてみて,その後計算してみてとんでもない結果に驚き何度もやり直す,といったことがよくありました。
 このソフトにより,世の中の新生児科医や小児科医の睡眠時間が少しでも増えることを願って止みません (まだ,NICU 特有の製剤内容は不十分ですが) 。
 最後にもう一度強調させていただきますが,実際の製剤投与前には必ず自らの責任で計算結果をチェックすることをお忘れなく。

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