憐 Ren 遠いキモチと風色のソラ/水口敬文/角川スニーカー文庫
 完結編です。
 前回、遠い未来のコンピュータ様時空の意思がどういうわけか玲人を消しにやってきたわけですが、結局支配者は特権階級の人間だったようです。それも、お役所的減点方式で業績が評価されるというなんとも俗物的な世界で。人間はどこまで言っても人間でしかなかった、ということですかね。
 それに巻き込まれたほうはたまったものじゃないわけですが、完結編なので当然収まるべきところに収まります。ヒロインの憐も良い感じにツンデレ……いやそういうことじゃなくて、いろいろ悩んだりして、結論を出すことになります。
 2巻の時点では多少無理してシリーズをつなげたところがありましたが、終わってみれば納得。どこが良いと聞かれると具体的に答えるのは難しいですが、誰かと一緒にいることの幸せを感じ取れるお話です。

おすすめ度 ★★★☆

2006年01月16日 00時45分23秒
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