| ブルー・ムーンにくちづけを 怪盗紳士は夜、微笑う/一条理希/富士見ミステリー文庫 |
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この作品、トリックとか推理とかではなくて、純粋にラブコメを期待してました。だってほら、怪盗紳士ですよ? くちづけを、とか言ってるんですよ? キャッチコピーをみたら「貧乏女子高生と謎の怪盗によるロマンチック・コメディ」とかあるんですよ? そして、期待にたがわずといいましょうか、りぼん連載ですかこれ、と聞いて見たくなるバリバリの少女マンガチックな表紙絵。 相変わらずと言うか、レーベルのコンセプト自体が最大のミステリーなのが富士見ミステリー文庫。どうもホラーやミステリというのは性に合わないのでミステリーとつくレーベルの作品ははあまり読まないのですが、富士見ミステリー文庫にはミステリは飾りでそれ以外で勝負していると言うか、ミステリ捨ててかかってるとしか思えない系統の話が多いのでちまちま買ってます。 で、肝心の中味はと言うと、タイトルの通り、怪盗が出てきます。華麗な盗みを披露するのかと思いきや、しょっぱなから騙りが登場すると言う変則スタート。怪盗本人が、自分にかかった賞金を偽者突き出して自分でゲットしよう、とかすげーお茶目な事を考えてたりと、なかなか愉快です。ヒロインが厄介事に口を突っ込んでピンチになってるのを怪盗が助けたり、実は怪盗がヒロインのすぐそばに居たりと、お約束?もしっかり抑えてあります。 誤解なきよう補足しておきますが、案外トリックや推理の部分もしっかり作ってありました。いや、比重で言えばおまけ程度なんですけどね(笑) おすすめ度 ★★★ |
2003年05月23日 18時11分33秒
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