| ダビデの心臓/スズキヒサシ/電撃文庫 |
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バトロワ系現代伝奇とでも言いましょうか、ほのぼの学園ラブコメかと思わせる入りで、突然いきなりスプラッタ化します。 ダビデの心臓を持つものは、7日以内に他人のダビデの心臓を食べないと悪魔化してしまう。そうしてダビデの心臓を持つもの同士が喰らい合い、最後に残ったものがソロモンの王として君臨する。なんか、王を決めるというキーワードだとなんとなく金色のガッシュあたりを思い浮かべるかもしれませんが、ガッシュの場合は負けると魔界に送り返されるだけの対し、ダビデの心臓は医学的に心臓でもあるので食われると死にます。しかもそのダビデの心臓を持つものというのが純粋に血縁で決まる。つまり、親兄弟も自動的にダビデの心臓をもつというわけで……。 えーまあ、非常に好みの分かれるところでしょうが、どうあがいても人がたくさん死にます。そういう話です、はい。しかも主人公の往生際の悪さといったら十二国記最初の陽子並みで家族惨殺されようが正当防衛でさくっと切っちゃおうがなかなか覚悟決めやがりません。堪忍袋のちっちゃい人が読むとぶちぎれること請け合いですが、逆にそういう葛藤にうじうじするタイプの主人公が好きならば、楽しめるかと。 ちなみに、続き物です。2巻は11月発売予定です。 おすすめ度 ★★★ |
2004年09月02日 14時11分35秒
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