| 平和の鐘、永遠の女王/いわなぎ一葉/富士見ファンタジア文庫 |
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女王三部作、完結です。2000年のときを越えた愛だとか、こっぱずかしいうたい文句のファンタジー歴史ロマンストーリー。富士見ファンタジアらしくないというか、むしろコバルトやホワイトハートでありそうなキーワードです。 2巻では二人の想いの確認しあうところまでで、国同士の政治情勢やら立場やらがややこしいことになったままでした。3巻ではそのあたりの決着がついて大団円となります。 戦いこそを職業とする軍人という立場にありながら貨幣統合による経済的同盟の締結というビジョンでヒロインと平和に暮らせる世界と実現しようとわからずやのタカ派勢力を陰険な罠にかけ、危険を承知で一触即発の海軍の間に身一つで割ってはいり、偽りの婚約もいとわない。男性向けではなかなか見られないキャラ設定です。かなり駆け足気味でラスト直前はちょっと詰め込みすぎかなという気もしますが、ライトノベルとしては歴史ものとしても通用しそうです。さすがに詳しい人から見るといろいろ突っ込みどころは多そうですが。 出来のよしあしで言えば、良いほうに入れて問題ない正統派。まあ、富士見ファンタジア文庫の客層にはどうだろうという部分はありますが、この間口の広さはライトノベルならではかな。 おすすめ度 ★★★☆ |
2005年05月25日 19時02分03秒
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