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以前、電子書籍の話をしましたが、あれからそろそろ一年。本格的な電子ブックのさきがけとなれるかもしれない、記憶型液晶を採用した電子ブック端末、松下のシグマブックが今年の2/20に、同じくソニーからリブリエが4/25に発売になりました。この2製品、互換性のかけらもないまったく別の規格をそれぞれ採用しています。が、どちらも紙の感覚で本を読むというコンセプトを歌ってます。規格戦争やられても普及が遅れるだけなので、期待している身としては迷惑この上ない話なんですが、それはそれでしょうがないとして、改めて両者のスペック比較をしてみました。 |
| シグマブック | リブリエ | |
| 本体重量 | 520g | 190g |
| 本体寸法(閉じた場合) | 154.5mm×205mm×25.4mm | 126mm×190mm×13mm |
| 画面サイズ | 7.2インチ×2 | 6インチ |
| 解像度 | XGA(1024×768ドット) | SVGA(800×600ドット) |
| 表示色 | 16階調グレースケール | 4階調グレースケール |
| 一回の電池交換でのページビュー | 約7200 | 約10000 |
| 電池 | 単3×2 | 単4×4 |
| 書籍フォーマット | 独自規格、txt、bmp | 独自規格のみ |
| コンテンツ数 | 約5000 | 約1000 |
| その他の機能等 | PC上でビジネス文書を韮ook専用フォーマットに変換可能。 | 拡大表示機能、辞書検索機能、音声対応(スピーカー、ヘッドホン端子) |
| 価格 | 37900 | 約4万円 |
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コンパクトさ、という点では圧倒的にリブリエ。新書サイズを一回り大きくした感じで、大き目のポケットにならぎりぎり入りそうなサイズ。対してシグマブックはどう考えてもポケットに入れるのは無理なサイズで、重さもリブリエの二倍以上。新書のリブリエに対して、小型ハードカバーのシグマブックって感じでしょうか。ソニーお得意のデザイン性の差もあって、見た目ではリブリエにアドバンテージがあります。 でも、大きくて重いだけあって、スペック自体は圧倒的にシグマブックの方が上。見開きを駆使した漫画を読むときのことを考えると、液晶画面が2枚あるというのは大きい。しかも、その2枚ある液晶の片方が、リブリエの1枚しかついてない液晶よりも大きいし、解像度自体もシグマブックの方が高い。どの程度影響してくるかが見えにくいけど、表示色もシグマブック16階調に対してリブリエ4階調。文字だけならまだ良いけど、マンガや絵を見ようと思うとリブリエはちょっとつらいことになりそう。 聞く話によると、シグマブックの液晶は全体的に青い、リブリエの液晶も書き換え前の内容がうっすら残るなどの難点をそれぞれ抱えてるようですが、このあたりは次世代に期待するしかないようです。 機能的には辞書検索に音声対応なんてのが付いてるリブリエ……と思うかもしれないけど、検索入力用のキーボードのスペース分無駄というか、長時間表示を売りにしてる記憶型液晶でページビューを検索文字入力に消費するのはどうかなぁ。拡大表示の切り替えも、使いこなせば便利な機能ではあるけどページビューがそれだけ増えるのは必至。 で、一番重要と思われる提供されている書籍コンテンツの数ですが、これはもう誰がどう贔屓目に見てもシグマブックの圧勝です。5000でも1000でも少なすぎる、という部分はあるかもしれませんが実績のあるオンラインブック販売サイトと提携しているというのはシグマブックの強み。コンテンツ販売が自社パブリッシングのみのリブリエは、今後予想されるコンテンツ拡大合戦も不利な戦いを強いられそうです。 結論すると、スタイリッシュさではリブリエだけど、実用性、基本性能ではほとんど勝負にすらなってないレベルでシグマブックの圧勝、というのが正直なところかなぁ。もちろん、どっちも負け組、という可能性は少なからずあるんですが(笑) |