GURPS妖魔夜行リプレイ 第2回 〜影を喰らうもの〜


 96.1.15 姫路労働会館にて

登場キャラクター紹介


プレイヤーキャラクター(今回はみんな350CP)


 中瀬庸一

  鬼。妖怪時には体力25で金棒のダメージが5D+6である。まさしく、鬼。といっても、子供に対して義務感を持つ善玉妖怪である。ただ、酒乱で直情で朴訥でバーサークするだけである。癖レベルの話しだが自信過剰でロリコンだったりもする。あと、すり技能が13ある。うむ、属性は中立だな。善の盗賊は作れない。

 御子神総史

  インキュバス。とってもアダルトな妖怪で、毎日やらないと生きていけない。特殊妖術”疲労点奪取”もSEX時のみという限定がついている。戦闘能力はゼロに等しく、人間の格闘家にも勝てそうもない。ただ、人間時は人外の美男子(女性からの反応修正+10)で性的魅力の技能レベルが30に相当する。その他、技能が山のようにある。がすべて0.5CP。コンツェルンの会長で財産レベルが富豪。地位レベルが6。なんか、すごい。

 銭形

  祖先は銭形平次、”ICPOの銭形”といえばこの人。法の番人3レベルで、悪人と見れば妖術”手錠投げ”で絡め取る。マーシャルアーツっていて、銃なんか持ってたりするので、戦闘能力はゼロではない。ルパン三世のアニメキャラが妖怪として再現されている。ただ、法の番人のくせに自分の存在そのものが著作権問題に抵触するような気がする(笑)

 マチノ・イヌオ

  野良犬妖怪。姫路城周辺を縄張りにしているらしい。人間変身はもたず、動物変身でチワワとセントバーナードに化けたりする。妖怪化すると体力が25で、庸一並の攻撃能力を持つ。妖術”吠える”は威力レベル5の破壊音波で金縛りなんかが連動してたりする。言語障害を持っているのでルール的にはしゃべれないが無言の会話だけは例外という事にした。どうでもいいが、チワワやセントバーナードの野良犬なんて見た事も聞いた事もないぞ。

 山野太郎

  いわゆる妖狐である。攻撃能力はほとんどない。一応、妖術”毛針”なんてのもあるのだが、威力レベル2では人間相手にしか通用しないだろう。しかし、こいつもマーシャルアーツっているので人間相手なら何とかなるだろう。どっちかと言えば化けるの妖術や超嗅覚、動物会話などを駆使して情報を集めたりするほうが得意。なぜか犬と煙が弱点。

 雷同光冥

  正義の味方妖怪。元は人間だったのだが悪者に殺されてしまった。そのとき、ヒーローの意識が語りかけてきて宇宙刑事もどきの力を得た。妖怪時にはコンバットスーツに身を包み、体力21の日本刀(自称レーザーブレード)で悪に立ち向かう。必殺技妖術”アストラルスラッシュ”は威力レベル10!ただし、一日2回しか使えない。人間時は剣術師範として子どもたちに剣道を教えて生活している。

NPC


 白鷺城

  相変わらずネットのリーダーをしている。が、依頼人を連れてくる以外の行動を取った事がない。

 猫又

  今回初登場のNPC妖怪。とにかく感知系の妖力、妖術をやまほど持っている。ネットワークには加入していないが好奇心旺盛なので結構ちょっかいかけてくる。

 伊吹摩耶

  今回の依頼人。元ネタがわかった人は偉い。

 江見大史

  封印の曲玉の宿主にされてしまった人。モデルは他ならぬGM自身。


GM:始める前に住んでいる場所だけ確認します。みんな姫路市内でいいですか?

御子神:俺ん家、たぶん甲子園球場のん倍の広さがあると思うんやけど。姫路市内にあんの?

GM:ないと思いますけど。実際はあるという事にしときましょう。あと、姫路のネットワークに人間が助けを求めたいときは、助けて欲しい事柄をかいた紙で折り紙風船を折って姫路城のお堀に投げ入れます。そういう言い伝えがあります。とゆうわけで、誰かがお堀に折り紙風船を投げ入れているのを目撃するわけですね。

中瀬:目撃できそうなのは犬と無職。

イヌオ:犬。見ました。

GM:それじゃ、犬はこういう人が(伊吹摩耶のキャラシをだす)投げ入れるのを見ます。当然、姫路城が彼女を招き入れて皆さんに集合がかかります。まっとうな手段で姫路城まで向かう人は?

雷同:走る。ウオォォとか叫びながら。

中瀬:ぶらぶら歩いてきます。

太郎:バス。

銭形:チャリだな。

御子神:フェリー(←???)

イヌオ:すでに集合してる。

GM:それじゃ、4人ですね。(コロコロ)1。雷同さん。

雷同:走ってます。

GM:走っていると警察が現場検証をしているところに出くわします。

雷同:なに、警察?なにやら事件の臭いがする。そっちのほうにいっちゃいます。

GM:実は子どもが一人行方不明になっていて、捜索をしています。

雷同:そういう話しを聞くわけ?それは大変ですね。私も協力しましょう。

GM:協力される言われましても…。今、聞き込みをしている所なんですよ。なにか情報があれば…。

雷同:じゃ、その子どもの特徴を教えて下さい。

GM:(なにやら紙を取り出す)こいつを子どもにしたような感じ。

雷同:わかりました。眼鏡をかけてますね。

GM:それじゃ、知力−3ぐらいで視覚判定をして下さい。

雷同:7か。出るかな。(コロコロ)6、でた!

GM:それじゃ、捜索範囲から少しはなれたところで眼鏡を見つけます。ただ、その眼鏡がおかしいんです。

雷同:どういうふうに?

GM:フレームの一部分だけが黒くて、残りの部分がほとんど透明に近い白色をしています。

雷同:オーラ感知でなにかわかりませんか?

GM:オーラ感知では無理です。近くに持ってこられて、やっと見えるくらいに透明に近いです。

雷同:これは、妙な眼鏡だな。おっと、いけない。姫路城にお呼びがかかっていたんだ。眼鏡を持って向かいます。

GM:皆さん、揃いました。この人、名前を伊吹摩耶といいます。声優は…。

雷同:声優はいいって。

中瀬:声優、誰?

GM:忘れた。(正解は長沢美樹さん)個人的に弥生みつきさんがいいという話しはおいといて…。

御子神:あ、守備範囲に入っている。しかも”魅力的”だ。

銭形:関係ない。

中瀬:でも、”やせっぽち”じゃなあ。

雷同:人間は護るものだから、別に美しさとかは関係ない。

中瀬:別に幼児体型、とかいうわけでもないし。

GM:彼女は長袖の服を着て、左手だけ手袋をはめています。で、その手袋をとると、手が真っ白なんです。

雷同:それを見て、眼鏡を見て、…。

GM:それは、思っておいて下さい。彼女は襲われたときの話しをしてくれます。一昨日の夕方、彼女はケンスケという名の犬を散歩をしていました。そのとき、影が襲ってきたんです。

雷同:影っすか?

中瀬:影丸?

GM:真っ黒な影の化け物が、彼女の影を食べたんです。

御子神:手首だけ?

GM:そう。他にはいぬの影をまるごと。すると、その犬が跡形もなく消えてしまった。そして、喰われた部分を日にかざしても影が写らない。恐くなって先輩に相談するとここの存在を教えてくれた。というわけで。

雷同:あんまり広めてほしくないんだけど。

GM:それで、助けて欲しい。できれば犬も。

御子神:「わかりました、お嬢さん」腕をがしっと握って瞳を見つめる。歯が光る。キラーン。

雷同:眼鏡の影が写るかどうか見ていいですか。

GM:フレームのちびっと黒い部分しか写りません。

雷同:それをみんなに見せます。「こういう物を拾ったんだが」

中瀬:犯人は君だったのか。…冗談です。

雷同:ここに人間がいて良かったな。じつは、かくかくしかじかで子供の行方不明現場で…。

中瀬:子供?みんな、助けるんだ。(←子供に対する義務感を持っている)

GM:それから、オーラ感知持っているかた、おられますか?

雷同:はい。

GM:それじゃ、知力+3ぐらいで視覚判定して下さい。

雷同:13以下か。(コロコロ)ぎりぎり成功。

GM:すると、彼女の足元に彼女につき従うようにこのぐらいの(30cmほど)オーラが見えます。

雷同:オーラを手でさわってみようとします。

GM:手はすり抜けてしまいます。

イヌオ:それって、霊体にも有効の増強を取ってる爪でさわったらいけるかな。

雷同:この中で、オーラ感知を持っているのは一人だけか?じゃ、そのことを話します。

中瀬:敵では?

御子神:話から察するに、犬では。

雷同:もしかすると、彼女のためにつきまとっている犬かも知れない。

GM:彼女にそのことを話すの?

雷同:そう。

GM:彼女は『もしかして、ケンスケ!?どこ、どこなの?』と手を差し出すがその手にじゃれつこうとしているオーラはむなしく素通りしていってしまうのでした。

雷同:まちがいない。そのケンスケという犬だ。

イヌオ:会話とか出来るかな?

GM:オーラと?君、言語障害持ってたっしょ。

イヌオ:あれは、犬でもダメなんですか?

GM:あれは犬に化けてるんだったら、犬に対して言語障害があるものとみなします。

イヌオ:なるほど。

太郎:わかりました。動物会話しましょう。

GM:なんて言うの?

太郎:もしもし、ケンスケさんですか?

GM:犬はそれに反応する仕草を見せるけど声にはでません。たぶん、だせないんだと思います。

雷同:完全にオーラのみの状態か。

太郎:どうやらそのようですね。

GM:『助ける方法はありませんか?』と彼女は聞いてくる。

雷同:今の状況ではなんとも言えません。とりあえず、何かわかれば連絡しますので。この人、もう帰していいよね?

GM:彼女も家路につき、みんなもいったん解散です。ところで、家にかえってサンテレビ局(注:兵庫のローカルテレビです)をつける人?(笑)

中瀬:映る人いるんか、この中に?

GM:いや、サンテレビのニュースを見る人。かなりローカルな話だから。

雷同:その日、サンテレビで時代劇やってるよ、例の暴れん坊将軍妖怪がでてるやつ。

銭形:たぶん、警察にいてます。

GM:あ、そっか。警察ならわかるわ。その日の夕方にまた行方不明者が一人でました。失踪者の名前は冬月浩三さんといって、かなり歳いったおじいさんです。ゲートボールの帰り道でいなくなったそうです。

銭形:ルパンの仕業だな。

雷同:「ゴルゴムの仕業だ!」と叫んで外に飛び出します。

GM:(こいつら…)他にみてる人はいますか?

御子神:金持ちだからテレビなんか見ない。

GM:特に、サンテレビはな。

中瀬:まだ、外をうろついてると思う。

太郎:癖でよく寝るってあるから、寝てると思う。

GM:というわけで、夜が明けました。ほとんどの人は冬月浩三さんの事は知りません。で、皆さんは相談するために集まるんですね。

雷同:夜通し走り回っていたと言う事で、「ふう、私の捜索のかいもなく見つからなかった」とかいいながら入ってきます。

太郎:寝不足じゃないですか?

雷同:いや、大丈夫だ。そこいらの妖怪とは鍛えかたが違う。

御子神:まむしドリンクでもあげましょうか?

雷同:まむしは嫌いじゃないんだ。いただこう。ぐびぐび。うおおおぉ!(笑)

中瀬:きくんやろか、妖怪に。

銭形:格ゲーの旦那と仲よさそうやな。(笑)

雷同:仲いいと思う。ただ、こいつは熱血したがるだけやから。

銭形:あっちは修行しか頭にない。

雷同:こっちは正義しか頭にない。

銭形:たぶん、修行相手になってもらってるんやろ。

御子神:女しか頭にない。(笑)

雷同:まずこいつから滅殺!(笑)昨日のニュースの話を切り出しましょう。「昨日、冬月浩三という男が行方不明になったというニュースを知っているか?」

中瀬:その男は子供か?

雷同:すばらしいぞ、おじいさんだ。一緒に探してくれるな。

GM:そのときでてきた顔写真。別に、普通のおじいさんでネ○フの副指令官とは何の関係もない。(笑)

太郎:○ヴァか。(笑)

イヌオ:そのまんまや。

雷同:どうも、最近、行方不明事件が多いな。これは一刻も早く解決しなくては。

中瀬:そのおじいさんに関連性はないんじゃ?

雷同:いや、関連があると見た。これはすべてゴ○ゴムの…、いやこっからは言わないでおこう。(笑)

銭形:ルパンの仕業だぁー!(笑)

雷同:ルパンとは悪か?

銭形:悪だ。

雷同:ゆるさーん!

中瀬:ルパンとは子供か?(笑)

GM:おやじだ、おやじ。

中瀬:おやじか。16、17くらいなら幼児体型だから守備範囲だが…。

GM:ところで、これからどうしますか?

雷同:とりあえず聞き込み。いや、これは警察と鉢合わせする可能性があるな。

銭形:はい、警察です。

雷同:そっか、君にまかせればいいんだ。銭形君、頼むよ。

御子神:女性のみに聞き込み。

雷同:君は別の事をしている時間のほうが長くないか?

御子神:やりながら聞く。(笑)

GM:一人からいったいなに聞くつもりや。

御子神:一人に2時間ぐらいかけて…。

雷同:あんたの場合はこっちの聞きたい事じゃなくて電話番号とかスリーサイズとか聞いてるんじゃないか?

御子神:俺のアドレス帳はバイブル並の厚さがあるぜ。

雷同:あとで燃やそう。というわけで、みんなそれぞれ手分けして情報を集めよう。

 ここで、銭形は警察と一緒になって聞き込み、雷同は剣術道場の教え子達に、なぜか中瀬も道場にいき、太郎は動物相手に、御子神は女の子相手に(笑)聞き込みを始めます。

GM:太郎さん、知力で判定して下さい。

太郎:(コロコロ)マイナス4成功。

GM:うーん、動物会話に限定かけてます?(NPCがつかえるかも)

太郎:いえ、昆虫類でもOKです。

GM:それじゃ、一匹のミケ猫がでてきて、「その影の化け物なら、ちらっと見た」そうです。

太郎:どこで見ましたか?

GM:雷同の拾ってきた眼鏡の落ちていた場所。

雷同:なるほど。

GM:そこで影が子供を襲っていて、襲われた子供が影を喰われると子供は消えてしまった。

太郎:うん、すばらしい情報だ。どうもありがとう。

GM:なんかその猫は意味深に笑っていたりする。

太郎:じゃあ、お城に戻ろうかな。

GM:他の人たちはどうしてますか?

雷同:練習生たちからさりげなく聞き込み。

GM:それじゃ、10以下を振ったら誠君(行方不明の子供のこと)の知り合いがいたことにしましょう。 

雷同:(コロコロ)14がでたぞ。

GM:じゃあ、誠君の知り合いはいません。これといった情報は手に入りませんでした。

御子神:交渉技能で聞き込みは出来ませんか?

GM:できますけど、君の場合は交渉の仕方が効率悪いから…。それじゃ、最後に警察の人。

銭形:はい。

GM:襲われた人には共通点がある事がわかります。まず、襲われたのはいずれも夕方の5時頃であるという事。それと、襲われた場所も数百メートルしか離れていません。

銭形:張り込みでもするか。

雷同:その前に教えてくれ。

銭形:じゃ、電話します。

GM:どこに?

銭形:姫路城。

GM:はい、こちら姫路城観光センターですが。(笑)

銭形:あ、姫路城いますか?(笑)

雷同:誰か連絡つきそうなやつ。

GM:たとえば、金持ちで携帯持ってるやつとか。

雷同:道場にかけても大丈夫。

GM:どっちにかけます?

銭形:両方にかけます。

雷同:それじゃ、夕方頃その事件の起こっている一帯に行きます。

中瀬:わても行きます。

雷同:おまえがいると影がおびえてでてこないんじゃないか?

中瀬:でかいだけに喰いごたえがあるだろう。

雷同:なるほど。

GM:じゃあ、その辺りをうろうろするわけですね?

雷同:オーラ感知しながら。

GM:その辺りにいる人、他にいます?

銭形:はい。

御子神:私も行きます。

太郎:城に戻った。

イヌオ:さまよってる。

GM:たまたまそこにいたいときは3Dで8以下出して下さい。

イヌオ:(コロコロ)14。

GM:全然いませんね。きっとローソンの裏で餌でも漁っているんでしょう。

イヌオ:一日一回これやんねえと。(笑)

GM:それじゃ、一番近いのは誰かな。(コロコロ)中瀬さん。

雷同:それじゃ、私もいますね。

GM:(あ、よかった。次の被害者は中学生だ)女の子の悲鳴が聞こえてきます。「キャー!」

中瀬:はっ! がきかもしれん。

雷同:事件だ! 行くぞ!

GM:声のしたほうに走っていくと、人影が二つあります。で、そのうちの一つが消えるわけですが、視覚判定して下さい。

雷同:(コロコロ)14、全然ダメ。

中瀬:(コロコロ)成功。

GM:それは、消えたのではなくて崩れたような感じだと思いました。

雷同:消えた?

GM:で、もう片方の人影が舌うちするような仕草をして消えます。もう一回視覚判定して下さい。修正マイナス2です。

雷同:(コロコロ)でた。

GM:どうやらその人影はジャンプしてどこかへ行ったようです。

雷同:それじゃこっちも超跳躍でジャンプ。

GM:追いつけません。(こっちは超跳躍6LVなのさ)

雷同:なに!俺より速いか。あ、変身してないから超跳躍できないや。それじゃ、消えた人影がどんなふうだったかわかりますか?

GM:男の人間のようです。

雷同:追いたいところだが、これは無理だな。一度姫路城に戻ろうか。

GM:戻るの?(せっかくオーラが見えるのに)

雷同:戻る。いや、ちょっと待って。その前に消えた人のオーラを見る。

GM:人型のオーラが残ってます。

雷同:しばらく見ていて、その人は動き出します?

GM:えーと、動き出します。

雷同:じゃあ、その人のあとをつけようかな。中瀬君には城への連絡係を頼もう。

中瀬:わかりました。

GM:その人影は洞木という表札のかかった家まで行き、ふらふらと中に入って行きます。

雷同:入るわけにはいかんな。場所と名前をしっかり覚えて姫路城に戻ります。

中瀬:先に姫路城に戻って事情を説明しておきましょう。

御子神:遅い、遅い、遅い。

GM:まだ張り込みをしている人がいると思うんですけど。

銭形:はい。

雷同:帰る途中で彼を見つけると言うのは?

GM:10以下でどうぞ。

雷同:(コロコロ)でた!9。

GM:じゃあ、カップラーメンをすすっている銭形を見つけました。

雷同:とっつぁん、おいしそうですね…、あ、じゃなくて、事件が起こった。

銭形:なにぃ! ルパンだな。

雷同:いや、ルパンじゃなくて、黒い、人型をした影だ。(←誰もそんな事言ってないよ)

御子神:それがルパンだ。(笑)

銭形:それはルパンのトリックだ!

雷同:例の事件なんだ。人の影が喰われるという。

銭形:それはルパンの仕業だ。

雷同:いや、ゴルゴムの…。とにかくだ、そいつは人の形をしてものすごい速さで跳んで行った。私でさえ追いつけないほどだ。被害者は洞木という名前で住所は調べてある。というわけで姫路城に戻ろうじゃないか。乗せて行ってくれたまえ。

銭形:よし。ファンファンファンファン。

雷同:やめてくれ!(笑)

GM:というわけで、姫路城につきました。全員戻ってますか?

イヌオ:戻ってます。

御子神:○○○○○(検閲により削除)してる女を優しく振り払って戻りました。(笑)

太郎:帰ってきてます。

GM:それじゃ、皆さんで対策会議といきましょうか。

太郎:猫が知ってました。見かけたらしいです。

雷同:ほう、それはもしかしたら、黒い人型のやつではないか?

太郎:らしいです。(←そんなこと言ってないぞ)

雷同:なるほど、それがやはり、犯人か。

GM:妖怪の姿とかは摩耶ちゃんに聞けばわかるけど、本当に影で、平面的だったそうです。

雷同:で、私がみたのは?

GM:遠くからみて、わかったという事は起きあがってました。

雷同:うーん、姫路城にそういう影の妖怪がいるかどうか聞いてみよう。

GM:いるかも知れない。詳しい事を調べられれば、わかるかも知れない。

御子神:民俗学やな。

雷同:あるの?

御子神:ない。でもコンピューターで調べる事はできる。

雷同:ならば図書館に行って調べてもらえるかな。

御子神:わかりました。

GM:コンピューターでどういう風に調べるんですか?

雷同:民俗学でこういう妖怪が姫路に…。

GM:コンピューターってそんな便利な使い方できません。

御子神:そういう事がかいてある本を探せるやろ。

雷同:姫路妖怪民俗学という本がないか探します。

GM:その手の本は何冊かあります。前回のシナリオにも出てきたんですけど。

雷同:というわけで、調べてもらおう。

御子神:調べるのって、結構時間がかかるんだよな。

雷同:だから、みんなで手分けして探そう。

GM:それじゃあ、うーん、情報分析だな。技能無し値が知力−6だな。成功した人いる?

御子神:はーい。

GM:それじゃ、ひとつだけ影の妖怪というのがあります。詳しい記述はありませんが。昔、書写山に性空聖人という偉い人が住んでいて、たくさんの妖怪を退治したり封印したりしていたのですが、その封印された妖怪の中に影の妖怪が混ざっていたということが書いてあります。

御子神:じゃ、封印が解けたんだ。

雷同:多分ね。どうやって封印したとか書いてませんか?

GM:残念ながら、そこまで書いてないです。えっと、例の妖怪が出現する場所も書写に近いです。

太郎:私の家が待機場所にされそうだ。

中瀬:でも、なんで襲うのが夕方5時頃なんだろう。

雷同:おそらく、影の妖怪だから暗いときでないとダメなんだろう。

御子神:影が一番長いときじゃないか?(←これが正解)

雷同:なるほど。それありうるな。

GM:他に何か調べる事はございますか。

雷同:ない。

GM:図書館って朝10時頃にならないと開かないので、次の日の昼になってます。

雷同:問題はやつは昼間、どこに潜伏しているか、だな。

太郎:私、家の周り探索します。超嗅覚とか、鋭敏感覚と持ってますから。

GM:さいころ振って下さい。

太郎:(コロコロ)11です。

GM:知力−3ですか。それじゃなんにもわかんないな。

太郎:じゃあ、家で寝て待ちます。連絡あるだろうから。

GM:あ、そうか。(何か判定をするがしっぱいしたらしい)なにもなかった。

雷同:じゃあ、とっつぁんと一緒にこの事件の目撃者という事で洞木という人の事を調べます。

GM:そんな事しなくても翌日になったら捜索願いが出されてます。被害者のパーソナルデータ、洞木光中学二年生。

中瀬:なに!

雷同:まずい。

GM:クラスの委員長をつとめるほどの真面目な女の子。こんな子。(と言いつつ資料を出す)

中瀬:(それをみて)もろ守備範囲。合格点。この女の子はなんとかせんと。

イヌオ:超嗅覚で現場を調べる。(コロコロ)

GM:その目だと…、二種類の人間の臭いが残っていた。

中瀬:ということは、人間変身がある、ということか。

GM:(ミスディレクションに見事に引っかかってるな)さて、いきずまってるかな。他に何かすることある?

銭形:予感を使ってGMに一回だけ質問できる。

雷同:まだ必要ないだろう。情報がない。とりあえず辺りを捜索して、夕方に出会う事を祈るしかないか。

GM:それじゃ、太郎さんのところにいつぞやに見かけた猫がやってきます。

太郎:やあ、これはこれは。鰹が欲しいのかな?

GM:猫に話しかけようとすると、猫がしゃべります。

太郎:猫語?

GM:(ここは異常さを押し出したほうがいいか)いえ、人間の言葉です。

雷同:みかん絵日記?

太郎:驚きましょう。

GM:猫は「影を取り押さえたいのなら、影を喰われた者に頼め」といって、さって行きます。

太郎:そこで私はピーンときて、最初の依頼人の所へ行っていいですか?

GM:いいですよ。

御子神:まてよ、彼女を危険な目にあわせるのか?

太郎:じゃ、いき道に公衆電話で道場に…。

雷同:あ、今自宅のぼろアパートで素振りしてる。

太郎:そのぼろアパートに電話をかけます。

GM:そのアパートには共同のピンク電話があります。

中瀬:(大家さんのつもりで)にいちゃん、電話。(笑)

雷同:すいません、どーも。もしもし、かわりました。

太郎:あ、私です。

雷同:おお、なんかわかったか?

太郎:はい。今から最初の依頼人の所に行きます。みんなに連絡よろしく。じゃ。ガチャン。

GM:なんて主体性のない会話。これじゃ、何が何だかわかんないぞ。

雷同:ツー、ツー、ツー。三分ほど電話口につっ立ってます。「電話代は請求しておこう」みんなに電話をかけます。「なんか、最初の依頼人になにか頼み事をするらしい。みんな急いで駆けつけてくれ」

中瀬:光ちゃんのためだ。行くぞ!

GM:伊吹摩耶さん家は書写からそんなに遠くないので、太郎さんが一番につきます。

太郎:いえーい。ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン。

GM:中からは摩耶さんが出てきます。「あ、何かわかりましたか」

太郎:犬、貸して下さい。

GM:あのね、彼女に犬は見えないの。わかってる?

雷同:見えるのは私だけだ。

太郎:じゃあ、彼女の足の周りに向かって犬語で話す。「これから、私についてくる気はありませんか」

御子神:あのおじさん、変なんですけど。(笑)

雷同:ついていい?

GM:そろそろいいでしょう。

雷同:何やってんだ、おまえは。

太郎:犬に話してるんだ。

GM:犬は外の犬小屋にいるので彼女の足元にはいません。

太郎:じゃ、犬小屋のほうに行って、「私についてくる気はありませんか?」

GM:返事できないんですけど、犬は。

雷同:説明したら態度で示してくれるよ。きっと。

太郎:だから、影の化け物を倒すのに、影を喰われた者の力が必要なんですよ。わかります?

GM:だから返事できないんだってば。(笑)

太郎:わかったら、私の右手にきて下さい。

GM:雷同の見てる限りでは右手のほうに来るね。ついてくるらしい。

雷同:他の人の力も借りるべきだろうか。問題はどうやったらオーラと一対一で会えるかだな。

御子神:人払い、年頃の女性以外。

雷同:出来るのか?

GM:そういう使い方もあったか。洞木さん家から?それじゃ、彼女の家で人払いをかけるとなぜかみんなしてぞろぞろと散歩に出かけて行きます。

雷同:家の中に呼びかけます。「光さん、光さん。あなたを救いたいんだ。おもてに出てきてもらえないか」

GM:それじゃ、家の中から身長150cmぐらいのオーラが出てきます。

雷同:よく聞いてくれ。君を助けたいんだ。そのためには君の力が必要なんだ。協力してくれないか。

太郎:イエスなら右手に、ノーなら…。(笑)

雷同:うなずくくらいの動作ならわかるって。

GM:視覚判定にファンブルしなければわかった事にしよう。

雷同:(コロコロ)14。まずいな、さっきから14ばかり出ている。

GM:ファンブルじゃないのでわかりました。彼女はうなずきました。

太郎:じゃ、私の質問。「あなたには、犬が見えますか?」あの、ケンスケのオーラの事。

GM:見えないそうです。

雷同:さて、どうする?このまま夕方まで張り込むか?

銭形:おじいさんは?

雷同:おじいさんの場所がわかんないんだよ。

中瀬:おじいさんなんか嫌なんだよ。(笑)

GM:家ならわかりますよ。

御子神:人払い、老人以外をつくっときゃ良かった。

GM:おじいさんは一人暮らしです。(コロコロ)だめだ、会えなかった。

銭形:直感で、おじいさんがどこにいるか。ゲートボール場か、家か。

GM:(コロコロ)うーん、近くの公園というイメージが浮かぶね。

銭形:公園にいるような気がする。

雷同:とっつぁんの言う事を信じよう。みんなで行こう。

GM:いました。

雷同:浩三さんですね。

GM:うなずく。

雷同:これこれしかじかで一緒にきて下さい。

GM:思案したあげく、うなずいたようだ。

雷同:あとは誠君だけか。どうする?

GM:うーん、そろそろ時間かな、という事で。

雷同:じゃ、私が後ろでちゃんとオーラがついて来ているかどうか確認しながら向かいましょう。

GM:じゃ、その場にいる人は、視覚判定をしてもらおうかな。成功度が一番大きい人は?

雷同:マイナス3。さらにオーラ感知。

GM:するとこの辺りは危険だから出歩かないように言われてるんですけど、うろうろしている人がいます。

雷同:声をかけます。「今歩いていると危ないですよ」

GM:こういう人が出てきて(江見大史のキャラシを出す)オーラ感知持ってますよね。

雷同:します。

GM:この人は人間なんだけど、右手のほうにかかすかに妖怪のオーラがあるような、ないような。

雷同:おやあ?

イヌオ:臭ってみていいですか?超嗅覚。

GM:オーラと一緒で、右手のほうから妖怪っぽい臭いがします。ちなみに、呼び止められても何の反応も示しません。

イヌオ:こんな所で何をしているんですか?

GM:その人はかたことでしゃべります。「ナニモノダ」

雷同:何者と言われても、私は見てのとうりの通りすがりで…。

銭形:インターポールの銭形だ。(笑)

GM:ココデ、ナニヲシテイル。

銭形:それはこっちの台詞だ。ここは現在立入禁止になっているはずだぞ。

GM:ヨウガアル。ワレハ、ナサネバナラヌ。

雷同:何を?

GM:フウイン、セネバナラヌ。

雷同:何を?

GM:カゲヲ。

雷同:と、いうことは、あなたはあの影を封印するためにここにいる、と。

GM:ワレハ、フウインノミタマ。

太郎:あなたは、書写山の円教寺の…。

GM:「ワレハ、フウインノミタマ」と、繰り返すのみですな。

雷同:どうしよ、協力を要請しようか。

中瀬:人間の体にひょういしてるだけですよ。協力して戦おう。

雷同:実は、私たちはその影を追っている者なのですが…。

GM:ガゲハ、フウイン、セネバナラヌ。

雷同:私たちもそれを考えているんです。そのために力を貸してくれませんか。

GM:そいつはうなずきます。

雷同:「ありがとう」手を出します。

GM:右手出すわけ?彼の手のひらにはこんな風に(イラストを見せる)曲玉がはりついてます。

中瀬:草薙さんや。(←ブルーシードネタ)

GM:まあ、それは言いっこなしということで。(笑)彼はひとけのない公園い向かったよ。

雷同:ところで、影って出てきますかね?

GM:アンズルナ。クラウベキカゲハ、ココニアルノミ。

雷同:なるほど。じゃ、オーラ感知しながら辺りを警戒しておきましょう。

GM:(ひそかにコロコロ)それじゃ、また猫が出てきます。いつぞやに出てきた謎の猫が。

太郎:あなたですか。なんですか。

雷同:その猫からどんなオーラを感じる?

GM:妖怪っすね。

太郎:やっぱり、人語しゃべりますから。また、新しい情報でも見つかったのですか?

GM:猫は一言。「ご苦労なことだね」

雷同:なるほどね、そういう事か。ほーう、ふーん。

GM:「あたしゃ高見の見物でもさせてもらうよ」といってその辺の木にするすると登っていきます。

中瀬:その木、切り倒しちゃろか。

太郎:がんばらしてもらいますよ。

中瀬:人払いってかかってます?変身したいんですけど。

GM:かかってるもなにも立入禁止だからね。

雷同:オーラだけだけど、人間が二人いるぞ。

GM:光ちゃんに嫌われちゃうな。

雷同:この公園で、高いところってどこにありますか。

GM:木の上。

雷同:まかりました。じゃ、いつでも登れるように、いや、すでに登っておこう。

GM:それを見た猫が「私いるところに登ってくんじゃないよ!」とか叫ぶ。

雷同:じゃあ、公園の街灯に登ります。

御子神:GM、もう、日は暮れますか。

GM:もうちょっと余裕があります。

御子神:みんな、あとはまかしたぞ。じゃあな。僕はブランコにでも乗っていましょう。

中瀬:変身、解きます。いや、瞬間の増強を忘れてたもんで。

GM:人間変身は瞬間の増強がなくても一瞬ですよ。

中瀬:そうなんですか?じゃあ、人間のまま待機。

雷同:しまった、私がここにいたらオーラの人たちがなにしていいかわからんじゃないか。

中瀬:ベンチにでも座って待っていて下さい。

GM:ベンチに座ろうとしたら、すりぬけてしまうので、じべたに座ってます。

雷同:いつでも目にはいる位置にいます。

GM:今度は人間には聞こえない声がするね。妖怪にしか聞こえない声。

中瀬:なんかようかい?

御子神:…ダダダダダダッ!(マシンガンでつっこみ)

GM:影をよこせ。

雷同:声って、どこから聞こえます?オーラ感知もします。

GM:公園のど真ん中にある石の影が妖怪のオーラを放っている。その影がみるみるうちに人ような形をとり、動き始めます。

雷同:「現れたな、ゴルゴムの怪人!」上から、指さします。

GM:そして、みなさん。自分自身の影がむっくりと起きあがります。

雷同:戦闘員が現れたぞ。

こうして、戦闘が開始されました。妖怪「影喰らい」は「影覚醒」の妖術によって同時に3体までの影をPCたちに襲いかからせます。くくく、こいつらの攻撃は疲労点に防護点無視のダメージがいくぜ。

イヌオ:影に攻撃。(コロコロ)あたり。(コロコロ)ダメージ18。

GM:その影は崩れ落ちるように消えた。(HPがなくなると無条件にこうなるんだよな)

中瀬:自分の影を殴ります。(コロコロ)命中。

GM:(コロコロ)避けれません。

中瀬:じゃあ、ダメージが(コロコロ)えーっと…。

GM:はい、死んだ。(HP12の防護点なしが5D+3くらって生きているわけがない)

雷同:本体に攻撃!

GM:「コロシテハナラヌ」と曲玉は言うが。

雷同:わかってます。(コロコロ)16ダメージ。

GM:効いてませんね。(物理攻撃は防護点をひく前に半分になるから通らないのさ)次のターンにまた、2体ほど影が起きあがります。

 こうやって、影を潰しては新手が起きあがり、そいつをまた潰すという繰り返しがしばらく続きます。影軍団の攻撃はことごとくスカり(御子神を除く)、完全な降着状態に陥ります。みんな、オーラの人たちの存在をすっかり忘れているぞ。

太郎:じゃあ、本体を指さして、「ケンスケ君、あの影を押さえて下さい」ヘイ、パピィ、GoGoGo!(笑)

雷同:必殺技発動準備。目が光りつつ電光がバチバチ言ってます。

GM:(いかん、こいつの妖術は10Dの破壊光線だ。影変化してるからさらに倍のダメージがくる。そんなん食らえば即死しかねん。)それを見て木の上の猫が叫びます。「わかってるのかい!取り押さえて封印するんだよ!」

雷同:取り押さえるってどうやるの?

太郎:今、犬をとばした。

中瀬:おじいちゃんとかは?

雷同:どうしよう、手伝ってもらう?

御子神:そのために連れてきたんとちゃうんかい!

雷同:まだ犬しかやってくれてないじゃん。

太郎:犬語でしかしゃべってないよ。

雷同:しょうがない、必殺技はキャンセル。「浩三さん、光さん、取り押さえてもらえますか?」

GM:じゃあ、二人は影妖怪のほうに向かいます。(コロコロ)よかったねえ、二人とも恐怖判定に成功してるよ。

雷同:勇敢なおじいちゃんや。

御子神:戦争を体験してるからな。

中瀬:と、いうことは光ちゃんも?正体を…。

GM:見てますね。

太郎:こっちもばれてるわけか。

雷同:私は電灯の上にいたからわからない。(笑)

中瀬:ばればれ。

GM:君が一番ばればれや。次のラウンド、まず犬が影妖怪の右手にくらいつきます。影は「なにごとだ!」叫びます。やがて、一本また一本と手足を封じられ、身動きがとれなくなります。

太郎:御玉さん、お願いします。

GM:「ワカッテイル」曲玉君は影の潜んでいた石に手を当て集中を始めます。そして、手にあった曲玉が吸い込まれるように石に張り付きます。影は「やめろ!やめろ!」と叫んでいますが。

一同:やめろと言われてやめるものか!

雷同:悪人の台詞やな。(笑)

 影妖怪は影軍団の攻撃を曲玉君に集中させて、何とか脱出を試みます。PCもそうはさせじと次から次にわいて出る影を片っ端から叩き潰します。やがて…。

GM:徐々に取り押さえている人たちの実体が現れてきます。

中瀬:本体に蹴りいれていい?なんか光ちゃんが押さえてるかと思うと…。

雷同:動機が不純だぞ。(笑)

GM:近所の公立中学のブレザーを身につけた少女とジャージを着おじいさん、そして犬が姿を現し始めています。

中瀬:ブレザー。(嬉)

 なおも攻防は続きますが、いかんせん影軍団はもぐら叩きのもぐらのようにわいては潰され、出ては叩かれるだけでまるでモグラ叩き状態。そして…。

GM:影は「き、貴様…」とうめき声をあげ、影軍団も姿を消します。

雷同:やったか!?

GM:「おのれ! おのれ!」影は呪祖の言葉をまき散らしながら曲玉に吸い込まれていきます。

御子神:人間変身。

雷同:こっちも。

GM:あとには蒼い曲玉のはまった石が残ります。みんな、人間の姿に戻るんですね。すると、曲玉に乗り移られていた彼が、「はっ、こんな所で何をしていたんだろう」とありがちな台詞を呟きます。

銭形:いかんなあ、こんな所で寝てちゃ困るんだよ。

雷同:浩三さん、光ちゃん。家まで送って行きましょう。

中瀬:僕もいく。

雷同:ダメ。

太郎:わたしはここに残ります。

イヌオ:犬を送って行きます。

結局、雷同と中瀬が二人を送っていき、イヌオが犬を送ります。

GM:(コロコロ)イヌオは、眼鏡をなくした日向誠くんに遭遇します。彼も無事、元に戻ったようですね。

雷同:眼鏡、まだ持ってるよ。

GM:じゃ、公園に舞台を移して、木の上からあの猫が降りてきます。「ご苦労さんだったね」

太郎:ほんと、しんどかったですよ。

GM:まあ、まだまだ若造だから仕方がないか。

太郎:ところで、あなた誰なんですか?そろそろ正体をバラしてくれてもいいんじゃないですか?

GM:「そうかね」それじゃ、人間変身しましょうか。年の頃が20台半ばぐらいの15CP分の美人に変身します。

銭形:峰○士子。

中瀬:守備範囲外。

GM:「これが私の人間の姿。ちょっと面白そうだったもんで見物させてもらったけど、まあ、あなた達ならこんなものかしらね」などとのたまう。

中瀬:好奇心持ってるな。

GM:「また会う事もあるかもね。あんまり世話やかすんじゃないわよ」そう言い残して、すたすたすたと歩いていく。

太郎:すいませんねぇ。

GM:いっぽう、送っていった二人は、それぞれ家の前でぺこりとおじぎをすると光ちゃんは小走りに、浩三さんはゆっくりと家の中に消えて行くのでありました。

雷同:犬のほうは?

イヌオ:誠君がどうしたらいいか、人間の言葉しゃべれへんし。

GM:「なんだ、この汚い犬は」(笑)そして、少年はふと自分の手を見て「あ! 戻ってる!」と自宅へ向かって駆け出して行きます。

雷同:あ、そうだ。眼鏡を持ち主に返しに行かなければ。

GM:誠君の家ではすでに感動の再会が。

雷同:直接届けるより、ピンポンと鳴らしてそこに眼鏡をおいて去っていくとか。

中瀬:そうや。ヒーローたる者そういうもんや。

雷同:やるか?

GM:やれば。そのほうがかっこいいじゃん。

雷同:ピンポンダッシュは嫌だな。だれか、紙と鉛筆持ってない?

GM:いや、TPOで持ってた事にしよう。

雷同:わかりました。書き置きをして、眼鏡をおいて…。

GM:君が遠くから様子を見ていると、「はーい、どなた?あら、おかしいわね」とお母さんらしき人が出てくる。「あら、これは…。誠、玄関に…」と、家の中に息子の名前を呼びながら消えていく。

雷同:それを見て、「ふっ」とかいいながら去っていく。

GM:犬を送って行ったところで後日談。数日後、摩耶さんがお礼を言いに来ます。「ありがとうございました。あの、つまらない物ですけど…」と菓子折りなんかを持ってきてくれたりする。

雷同:「や、これはありがとう」受け取ります。

GM:皆さんもお元気で。

雷同:ありがとう、お元気で。

銭形:わしはそこにおらん。「ルパンはどこだぁ!」

太郎:さよなら。

中瀬:今度は妹か誰か連れてきてね。

御子神:「今夜、僕とアバンチュールな夜を…」手をがっしりと握りしめます。

銭形:ちょっと署まできてもらおう。(笑)

イヌオ:犯罪や!(笑)

GM:摩耶ちゃんは顔を真っ赤にして「え、あ、あの、ごめんなさい!」といって走り去っていく。

中瀬:あ、五才以上離れた妹を…。(笑)

GM:と、言うわけでシナリオは終了です。経験点は…。

御子神:もらってもしょうがないよ。

GM:いや、これキャンペーンだから次からこのキャラクターでやってもいいよ。…4点ぐらいかな。


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