1996.4.21 姫路労働会館にて
小島丙七
人間男、年齢不詳。長刀の達人で妖怪知識もある法力僧だったが、どういう訳か自己紹介は「ワシが私立御子神学園高等部校長、小島丙七であーる」チャンバラアタックによる三回攻撃は妖怪に対しても結構な恐怖。おまけに強打を使えば6D+10の切り。強打の長刀投げなら3D+8の刺しが半殺傷25メートル。人間だってやればできることを見事に証明した。ただ、防御が貧弱で撃たれ弱いのは否めない。足手まといに25CPの孫 「小島まや」がいる。
岩井祐二
正体は狛犬。岩城神社で神主見習いとして暮らしているそうな。が、それらしき技能は見あたらない。それどころかランニング、格闘、横笛の3つしか技能がない。まあ、火野○イちゃんも神仏に関しては素人臭かったし、別にいいけど、もっと技能とろうぜ。金縛りの妖術は威力レベル10で瞬間と結構強力。石弾の妖術も瞬間の5Dダメージとなかなかのもの。ただ、体力が10しかないので妖術と防護点がなければ白兵戦能力は人間と変わらない。
越中男太郎
ふんどしの付喪神。毎回、イロモノ度ナンバーワンをほこるO(仮名)の作った妖怪だけあって、名前、正体ともに相当キレてます。が、真にキレているのはふんどしに手足が生えたという外見でしょう。毛針の妖術も何が飛んでくるのやら。「悪臭」にいたってはコメントする気にもなれない。超幸運その2の妖力を持っていて11D−11の刺しで部位ねらいを仕掛けてくるという一発屋の戦闘型妖怪。そのせいか防御は貧弱で防護点なしの追加HPも40のみ。
キリー
戦乙女、つまりヴァルキリーである。基本特徴を削るのを弱点扱いにしたためCPが足りなくなり、人間変身はするものの住所不定無職、キャラシの左半分はCP合計がマイナスというキャラ。武器の達人で、受けからのコンビネーションを持っていたりする。強打もあるが技能レベルが低くあるだけという感じ。キャラシにはきれいなカラーイラストが描いてあったが、なぜか外見は怪奇。追加体力にものを言わせてラージシールドにハーフプレートなぞを着込んでおりめちゃくちゃ堅い。
島内吉樹
前回登場したクグツとは別物のフルプレート妖怪。人間の分身を持ちそいつが高校生として暮らしている。が、格闘とランニングしか技能のない奴が学生生活など可能なのだろうか?活力賦与の妖力と技能賦与の妖術を駆使して20レベルの格闘技能を他人に持たせることができるが、体力13では人間相手にはともかく妖怪相手では力不足と言わざるを得ない。鎧のくせに防護点も7点と低め。明らかに情報型ではないが戦闘型と言うには貧弱な妖怪である。
犀川流
蛟(みずち)という水神様の使いの蛇妖怪なのだが、何をとち狂ったのだかハードボイルドにはまり私立探偵をしている。職業柄、もっとも情報を集めやすく、液体の体に赤外線視力など潜入捜査に向いた妖力を持っている。しかも、ほとんどの妖力は妖怪時のみの限定がついていないので人間のままでもかなり有能である。しかも、妖怪化すれば雑魚ならどうにかできるぐらいの戦闘能力を有する。ただ、学術系技能なしは私立探偵のというには少々浅学のような気はするが。
美月やよい
日本アニメ系変身スーパーヒロイン妖怪。つまり、セラムン妖怪である。正体は、愛と勇気のブレザーヒロイン「ハイパーMio」人間時はアニメ歌手として生活している高校生である。芸名は「三尾みお」なぜか飛行機の免許を持っていて、超音速シンガーを名乗っている。イメージ的には奥井雅美か佐々木真理で作ったのだが、友人に三重野瞳といわれた。たしかにそんな感じだ。
ミサト先生
第一回の「宗教にご用心」に登場したときはまだ学生だったが、いまは私立御子神学園高等部の教師である。GM作成の設定資料には「性格は元ネタそのまま」とある。よく採用試験に通ったものだ。
注)私立御子神学園とは幼等部から大学院まで備えたキリスト系の総合学園。CLAMP学園もどきだと思ってください。
GM:それじゃあ始めたいと思います。えーっと、学生さんいました?
吉樹:はーい。
GM:君が登校していると、角の向こうから食パンをくわえた女の子が体当たりをしてくる。
吉樹:回避。
GM:不意打ちだからできません(笑)「転校初日から遅刻なんて、超やばいって感じだよね」(笑)
吉樹:うおー(笑)
GM:どんとぶつかります。はい、視覚判定してください。
吉樹:(コロコロ)成功。
GM:おお、成功か。パンツの柄までわかった。
吉樹:おお!
GM:「ごめんね、マジで急いでたんだ」と、少女は走り去っていきます。
吉樹:相手も走っているということは、私も遅刻だ。走りまくる。
GM:というわけで学校について一限、担任のミサト先生が入ってきます。
一同:おおー。
GM/ミサト:喜べ男子ー。今日は噂の転校生を紹介する。
GM/やよい:美月やよいです。よろしく。
GM:というわけで、こういうのが出てくる(美月やよいのキャラシを出す)なにかリアクションを見せますか?
流:なんだ、綾波レイじゃないぞ。
吉樹:いいえ、なにも。机に突っ伏して寝ていよう。所詮私は筋肉の塊。脳味噌の中まで筋肉。
GM/ミサト:じゃ、彼の隣に…、こら、起きなさい(チョークを投げる)
吉樹:おうち。
GM/やよい:あー、あんた今朝のパンツのぞき魔!
吉樹:知らん。
キリー:ああ、シンジ君と違う。アスカもいないし(笑)
GM:実は、噂が前々から流れてまして、この人は歌手なんですね。といっても、アニメ歌手なんですが。それで、こんど姫路城のシロトピア公園かどっかで行われる、とあるラジオ番組のイベントのゲストに呼ばれています。
GM/やよい:みなさん、見に来てくださいね(チケットを配る)
吉樹:誰かに売ろう。
GM:希望者みんなに配ってるから買うものなぞおらんが。
吉樹:クラスの連中から集めてダフ屋をしよう。券あるよ、券あるよ。
GM:ミサト先生にしかられるよ。「あんた、なにやってんのよ」
吉樹:見つからなければ大丈夫。
GM/ミサト:だ・か・ら、見つかってんのよ!(殴る)
吉樹:売り上げの一割でどうです?
GM/ミサト:…しょうがないわね。
祐二:おいおいおいおいおい(笑)
丙七:ところで、これって高校のクラス?
GM:そうです。高校二年生。と、言うわけで当日になるんですが、なぜか丙七さんのところにもチケットがあります。しかも、余分に。
丙七:うむ、これは好きもんの妖怪どもに配ってやらねばな。
GM:というわけで、うやむやのうちに他のみんなのところにもチケットが行き渡ります。
キリー:うーん、何で私のところにまで回って来るんだろ?
GM:あ、ネットワークに入ってないんだ。当日、偶然会場にいてください。
丙七:ごつい筋肉したおっさんが一人で行くのもなあ。そうだ、孫を連れていってやろう。
GM:で、全員来るの?
吉樹:会場近辺でダフ屋やってます。
男太郎:妖怪と言うことに気づいた?
GM:まだステージに出てきてません。「それでは歌っていただきましょう」と司会者が言ったとき、
丙七:何のアニメの?
GM:どうしよ、新世紀ネバンゲリオンとか(笑)
吉樹:それでは人気がありすぎてチケットの値段が法外になってしまう。ここは魔法少女なんとか。
GM:魔法少女プリティーマミー(笑)
男太郎:余談はええ。
GM:と、そのとき。PCのいる席のちょうど反対側で悲鳴が上がります。キャー!
祐二:楽しそうな悲鳴?恐そうな悲鳴?
GM:恐そうな悲鳴。コートを着てグラサンをかけてマスクをつけた怪しい軍団が大量に出てきます。
男太郎:妖怪?
GM:オーラ感知持っている人、視覚判定。
男太郎:(コロコロ)成功。
GM:妖怪ですね。そして、ボスらしき人物が現れます。「我々は悪の結社”イービルモール”だ」
祐二:なんや、ただのイベントか(笑)
男太郎:ああ、イベントか。けど、妖怪やってのがなんとなくいやな予感。まあ、世の中そんなもんと言うことで。
GM:「この会場は我々が乗っ取った」戦闘員の手からジャキーンと爪が生えます。
丙七:ほおー、凝っておるのう。
流:えらい特殊メイク使ってるな(笑)
GM:ライトが落ちます。バシーン、バシーン。
丙七:すごい演出じゃ。
GM:なにか行動を起こす人は?
キリー:人の目のつかないところに行きます。
GM:この辺で人目に付かないところは舞台裏しかないです。
キリー:じゃあ、そこに行きます。
男太郎:俺もどさくさにまぎれていこう。
GM:舞台裏に行くとなにか声が聞こえてきます。しかも、光ってます。
キリー:なんだ?
GM:「光よ、海よ、風よ、私に力を」という女の子の声がして輝き始めます。
祐二:なに?
GM:そして、はではでの宝石のついた妙な杖が出てきて、踊りながら「セントクリスタルパワー、ホリーアーップ!」(笑)
キリー:もういいって。
吉樹:もうなにもいわんよ。
GM:「愛と勇気のブレザーヒロイン、ハイパーみお、ターンアーップ!」とか言ったりして変身が完了します。その間約8秒。
吉樹:長げえよお。
祐二:某セーラームーン(←どこが某?)にしたって変身20秒以上かかってるやん。
GM:超跳躍で舞台に降り立って大見得をきろうとしますが。
流:ハードボイルドやからそんなことでは動じない。
吉樹:内心慌てとるん?
流:そうそう(笑)
GM:「悪の結社、イービルモール!許さないわよ」と指をびしっと決める。
丙七:ほう、すごい演出だ。
GM:プレイヤーキャラは何をしますか?ほっとくと彼女一人で片づけてしまうんですが。
流:内心びびっているがハードボイルドは顔に出してはいけないのでどっかと座っている。
吉樹:外で券を売っている。
丙七:おお、すごいのお。まや、これはなんちゅうアニメじゃ?
GM/まや:知らない、始めてみる。でもかっこいい(笑)
キリー:新手のアニメのタイアップやって。
GM:(なにもしないのね)悪の結社は「おのれ、ハイパーみお。覚えておれ!」と捨てぜりふを残して退却していきます。少女は「正義は勝つ」とか言って舞台裏に戻っていきますが。
男太郎:帰れ(笑)
GM:誰も追いかけないの?
キリー:とりあえず行きます。
流:まあ、一応行ってみましょうか。
GM:すると、彼女は妖怪変身を解いて元に戻るわけですね。
祐二:戻るほうは一瞬やとか?
GM:はい(笑)といわけで戻るとその正体は「美月やよい」こと「三尾みお」なんですな。
流:ほー。
GM/やよい:はっ! あなた達、いつの間に!?
吉樹:ばれちゃしょうがねえなって、もう、馬鹿ばっか(笑)
流:言いくるめしましょか。私は実は私立探偵でよそから依頼を受けてこの事件について調べてこいと言われて、君には言われへんけど。
男太郎:それは、相手の不信感をあおっているだけのような(笑)
流:とにかく、口から出任せ(コロコロ)マイナス1成功です。
GM:(コロコロ)こっちはマイナス3成功。
流:いえ、その、あの、そういうことだからよろしく(逃げようとする)
GM/やよい:待ってください。私は悪の結社と戦っています。力を貸してください。
流:どんな秘密結社と戦っているのか?
キリー:「勇敢なものに力を貸す」誓いがある。あかん、断られへん(笑)
祐二:誓いに従え。
GM/やよい:お願いです、いっしょに戦ってください。
男太郎:はい、バルキリーは落ちた。
キリー:勝手に落とすな。でも従うしかないな。
流:敵の規模は?こちらはいくらもらえるのか?
丙七:相手が「エスパー同盟、国家レベルの敵」とかやったら大変やしな(笑)
流:世界征服をたくらむ秘密結社って言ってもなあ、幹部三人で週に一回怪人が殺されていく奴とかいろいろ…。
GM:そのパターンです(笑)
吉樹:世界征服とか言いながら、まず幼児誘拐から始めたりして。
GM:(す、鋭い)まあ、その辺はおいおい明らかになって行くでしょう。
流:ハードボイルドを語る以上、こう言うのは断れへんなあ。まあ、素直にイエスというのもらしくないし名刺を渡して「困ったことがあったらいつでも事務所にきな」とでも言っておきましょう。
GM/やよい:ありがとうございます。
流:ふっ。
というわけで時間は流れて次の日。
吉樹:ミサト先生に売上金の一割を渡しに行こう。
GM/ミサト:キョロキョロ(辺りを見回す)サッ!(お金を懐にしまう)
丙七:その場にさりげなくおってかまわへんか?実は校長に見つかっていたと。
GM/ミサト:はっ!校長先生、いつの間に?
丙七:二人とも、ちょっと校長室に来なさい。
吉樹:これは違うんです。情報料です。正規の情報料です(笑)
GM:(そうだ)丙七さん、姫路ネットワークのことを知っていることにしていいですか?
丙七:あ、ネットのCPはらわなあかんのか。
GM:いえいえ、知ってるだけなら結構です。やよいさんは一通の手紙を携えてきたんですね、姫路に。実は、この手のアニメ系のヒロイン妖怪の隠れ里というものがありまして、彼女もそこからやってきたんです。
キリー:アニメ系ヒロイン妖怪の隠れ里? どんなんや?
吉樹:忘れ去られるやつ多いから。
GM:ちなみに特撮ヒーロー系の隠れ里もあります。
吉樹:あれもよう消えるんや。しかも、五人そろって(笑)
男太郎:乳母捨て山か?
キリー:リサイクル工場や(笑)
GM:その、隠れ里の長老クラスの妖怪から手紙が来ているんですね。
丙七:幹部クラスというと、スーパーマンとか、スパイダーマンとか世界的な奴か?
GM:いえいえ、日本的です。某アニメ雑誌のキャラコンで長年の間トップとり続けた某風の姫とか(笑)
キリー:なるほど。
GM:手紙にはこうあります。「姫路に悪の結社が根付いたらしいので彼女といっしょに戦ってやってください」
流:姫路城は知らんのか?
GM:そっちにも連絡は行ってますよ。
男太郎:何も聞いてへんで。
GM:だから、姫路城は「山山山山」やって(笑)で、彼女をネットワークで手伝ってやってほしいと。
吉樹:…いいですけどね。学生以外の連中ってどうやってこの情報が流れるんやろ?
GM:今から紹介するんですよ。というわけで姫路城に集合。
流:オートバイに乗っていってもいいですか?
丙七:貧乏なんやろ?原チャリぐらいしか買えへんのでは?
流:やっぱ、ハーレーとかほしいな。
GM:50のレプリカとか。
流:グッド。
GM:残りは歩きね。えー、車の方は交通渋滞に巻き込まれます。かなり迂回しなければいけません。
流:バイクやから、すり抜けすり抜け。あ、すってもた。まあいいか(笑)
男太郎:ハードボイルドのやることか。
GM:というわけで、みんな集合しました。少女曰く「姫路に魔の手が迫っているんです」
男太郎:いつものことや。
GM/やよい:恐るべき悪の結社、イービルモールが…。
男太郎:それって、どこにおるん?
GM/やよい:わかっていたら乗り込んでますが。
流:本拠地がわかってる秘密結社なんてフ○ーメ○ソンぐらいや。
男太郎:探しに行こうか。
キリー:どこにや?
GM:などとしゃべっていると、珍しく姫路城が動きます。「どこどこに怪人が現れたようだ」
流:おお!司令室から直接声が。
GM:場所は来るときに渋滞していて迂回した辺り。シナリオの都合上いきなり現場に到着します。
GM/やよい:ビシッ!(高いところから現れて指をさす)ハイパーみお、参上!
吉樹:賭を始めよう。怪人vsヒーロー! どっちが勝つ?
GM:おいおいおい。野次馬は車に乗っているぞ。脇見渋滞ってやつ。
流:しかたがない、人間のまま戦おう。
GM:雑魚の戦闘員が出てきます。「イーッ!」
丙七:む、長刀がない。ふん、雑魚なぞ長刀なしでも…。
GM:持ってていいですよ。で、正義の味方で戦うのは何人?
吉樹:私はやばくなった人のために後ろで待機します。
GM:残りは戦う訳ね。えー、一人につき一体の戦闘員が襲いかかってきます。
というわけで戦闘開始です。
祐二:金縛り(コロコロ)生命力−8抵抗。
GM:(コロコロ)失敗(できるわけねえ)
男太郎:毛針(コロコロ)命中のダメージが(ゴロゴロゴロ…)31の刺し。
GM:(11D−11の刺しか、めちゃくちゃやな)…はい、死亡。
祐二:できれば見たくなかった。ふんどしが毛針を撃つなんて。
流:殴ります(コロコロ)命中。
GM:ダメージは?
流:1D−3、(コロコロ)2点です。
GM:ちょうど止まりましたね。
キリー:バルキリーズジャベリン!(コロコロ)命中。
GM:(コロコロ)避けました。
丙七:三回攻撃(コロコロ)ヒット(コロコロ)ヒット(コロコロ)おっと、クリティカル、ダメージ二倍で30点。
GM:気絶。で、ハイパーみおの妖術「ムーンクリスタルアロー」(コロコロ)であたりのダメージが(コロコロ)で、もぐらは光に弱くてこんだけ、と。死んでますな。
さすがに雑魚では敵にならず人間のまま戦っていた流が若干ダメージを受けたものの戦闘員は問題なくけちらします。問題だったのは、妖術をファンブルしてやよいの追加HPをあらかた削り取ってしまった男太郎。まったく、なにやってんだか。
祐二:最後の一匹に石弾いきます(コロコロ)と命中。で、ダメージが(コロコロ)と、こんだけ。
GM:はい、死んだ。
流:倒れる瞬間に殴りつけて自分が倒したように見せかけておきましょう。
吉樹:外道だ。
キリー:外道だ。
GM:「ぐぬぬ、おのれちょこざいな。まあいい、もう目的は果たした。引き上げだ」とボスが言うと戦闘員の死体含めてずぶずぶと地面に沈んでいきます。
祐二:ああ、ボスに金縛りをかけておくんだった。
吉樹:何の目的?
男太郎:さてと、気絶してる人たちを背負って、「撮影終了。お疲れさまでしたー」
キリー:お疲れさまでしたー(笑)
GM:えっと、それじゃここでマイナス5の修正で視覚判定をしてちょ。
吉樹:できるか、そんなん(←この人、IQ9)
GM:全員失敗?それじゃ、なにもわからなかった。
男太郎:さー、撤収撤収。
丙七:越中どの、あんたはまったく…。
男太郎:ま、気にしない。男はでっかく。
GM:なんか、恨みがましい目で、じーっと見られてるで。
男太郎:いやあ。
流:あのー、傷ついた分、誰が治してくれるんでしょう?
GM:とりあえず女性は御子神あたりが治してくれるでしょう。
流:あ、応急処置します(コロコロ)成功(コロコロ)2点回復。後2点。
GM:それは魔法少女(ミンキーモモもどき)が小治癒をかけてあげましょう。
男太郎:さあ、すべては解決した。
流:家に帰って風呂にでも入るか。
GM/やよい:でも、なにか気になるんです。すでに目的は達したと言ってましたよね。
吉樹:気にしない、気にしない。こういう人は最期になったら全部話してくれますから。
流:大丈夫。なにかが起こったらわかるから。
吉樹:そだね。
キリー:起こってからやったら遅いという考えはないのか、てめえらは。
吉樹:ない(きっぱり)
流:だって、ハードボイルドはなにかが起こってから「しまった!」って言うのがお約束やもん(笑)
GM:というわけで、みなさん家路につかれるわけなんですが、家に帰ってニュースを見ると思われる人?
流:はい。
男太郎:ついてたら、見る。
GM:今日の騒ぎがニュースになっています。「工事現場で妙なパフォーマンスをする男が現れたそうです。」
流:ほうほう。
GM:で、そのどさくさにまぎれて幼稚園バスが一台行方不明に…。
流:なにぃー?
吉樹:お約束をするとは、やつらめ。思いもしなかった。
流:しまったぁ!どうしよう?
キリー:もちろん助ける。
流:みんなに連絡を付けよう。
男太郎:とりあえず、なにかあったら姫路城。
丙七:と、言うわけで愛馬「竜皇」にでも乗ってやな…。
流:馬!?
GM:というわけで、みなさんは姫路城に再び集合しました。
GM/やよい:大変です!幼稚園バスが…。
男太郎:しってるわい。
流:どうしよう。車使ってると言うことは道路上にいるってことやな。しかも、バスって結構ごっついから。
祐二:でも、物質透過で沈めれば…。
流:沈めれる?
男太郎:さあ、バスはどこにいるんでしょう?1番、地下。
丙七:2番、地下。
祐二:3番、秘密基地。
男太郎:探しようがないので却下。4番、ほっといたら勝手に出てくる。採用(笑)
キリー:待てーい。
吉樹:お約束やんか。
キリー:てめえら10CP払って常識とれ。魔法少女あたりが方向感知持ってない?
GM:無理でしょ。
流:捜査の基本は足やけどな。
男太郎:足で探すか?
流:しんどいなあ。
GM:はじめからしんどがってどうすんねん。
男太郎:ハードボイルドが何を言ってんだか。
流:現場百ぺんか、捜査の基本やな。
というわけで現場に向かいます。ところが、現場っていうのはバスが通ったと思われる道路なのであって、どこで行方不明になったのかという捜査には土地勘が必要なのです。
祐二:通りそうな道にトンネルか何かあるかどうか。
GM:地域知識で判定。知力マイナス4。
吉樹:(コロコロ)この目はファンブルと言っておるな。
祐二:(コロコロ)ぎりぎり成功。
GM:渋滞したときの迂回ルート含めてもそんなものはないね。
流:と、言うことは、乗ってる運転手が変わってよそに向かったとか。
GM:それはあり得るね。あと、信号待ちの間にバスジャックされたとか(笑)
祐二:でも、警察が見つけると思うけどな。非常線とか張って。
GM:この世界の警察って無能だよ。通報があったのも事件が起こって半日後だし。
丙七:それはだめだ。今頃聞き込みしてるわ。
流:常識で考えて、バスを放置しといて平気な場所を地図で探そう。隠せれる場所。
GM:姫路市内にはとっても山奥な場所が結構あるんですけど。
流:あるねえ。でも、変な場所を通ったら目撃者から通報が来るはず。テレビで流れたくらいやもん。
丙七:途中で乗り換えるとか、バスの色を塗り替えて幼稚園バスに見えなくするとか。
GM:それ、時間がかかるがな。
丙七:いや、戦闘員総出で…。
祐二:働くおじさんみたいやな(笑)
吉樹:パターンとすれば、採石場、ないな。山奥、でもない。工場跡か。
GM:それは、地域知識にさらに修正がかかるが。
流:それは、無理だ。
GM:で、現場にいるのは?全員?現場では警察が聞き込みをしているんですが。
祐二:警察に聞き込みをする。
GM:「なにか知っているのかね?」
流:私は私立探偵だが、知らんか。
GM:「あんた誰?」
流:いや、こういうものなんですが(名詞を出す)誘拐された親御さんから依頼されまして。
GM:(言いくるめに抵抗)あんまりいい顔はしませんね。
男太郎:婦警さんを性的魅了だ。
GM:きみ、痴漢の現行犯で逮捕されたい?それとも公務執行妨害がいいか?
キリー:銭形のとっつあん、いないの?
GM:(コロコロ)いないね。まあ、しつこく聞いてれば教えてくれるけどね「この辺りでいつもと違う道に入ったらしい、そこからの足どりは不明だ」と、いうわけで、視覚判定。
祐二:何とか成功。
GM:それじゃ、バスがぎりぎり入れそうな道を発見します。警察はまだ気づいてません。
丙七:警察も無能よの。ではゆくぞ。
GM:しばらくいくと道が分岐しているね。
流:園児が気を利かせて目印を落としててくれへんかな。
祐二:近所の人に聞き込みをしましょか。
丙七:県警のヘリとかからは見えへんの?
GM:そんなもの動員されてません。
流:捜査は足が基本。分かれた先からしばらく行ったところで聞き込み。
GM:それっぽい技能ってないなあ。追跡ぐらいかな。
流:持ってないです。
GM:じゃ、交渉。
流:ないです。
GM:情報分析とかは?
流:ないです。忍びとか、すりならありますが。
GM:きみ、よくそれで私立探偵名乗ってるね。
流:ハードボイルドですから、体力勝負の。
GM:男は黙って正面突破?
流:そうそう(笑)
GM:しゃあない、追跡かなんかで振ってもらいましょう。
丙七:(コロコロ)成功度1(←この人は追跡技能を持っている)
GM:ある程度までは追跡できますが、そのうちわかんなくなりますね。
流:ここまでわかったということで姫路城まで戻りましょうか。
吉樹:そだね。
祐二:そうですね。対策練り直しましょ。
GM:とりあえず、姫路城に戻って対策を練る、と。
男太郎:なんか浮かぶわけ?
流:とりあえず、ある程度の場所はわかりました。
吉樹:あの辺にある怪しいものを地図で見てみよう。
GM:それだと、また地域知識か。地図見てだったら情報分析でもいいかな。
流:情報分析なんかない。
GM:君、ほんとに私立探偵?
流:だから、体力派なんやって。ハードボイルドの主人公ってそんなまめなことせえへんやん。
男太郎:見てないところでやっとんや。せめて情報屋取っとけや。
GM:ところで、誰か成功したの?…してないのね。
男太郎:姫路城やったらここら辺のこと詳しいのちゃうん?
GM:姫路城にやらせんの?(コロコロ)6。
丙七:おお、クリティカル!
GM:ではないが、相当わかったな。ここいら辺りが怪しい。
流:どこが?城がどうやって地図の場所を指すんですか?
祐二:ここ?
GM:違う、もっと右、そこの交差点の先の、そうそう、そこ。
男太郎:NPCの判定は?
GM:ん?彼女、地域知識も情報分析もないよ。
流:地図の場所って、どんなところですか?
GM:工場が建つ予定だったんだけどバブル崩壊で会社が倒産してそのまま空き地になってる。
流:いかにもなところやな。
男太郎:とりあえず、向かおうぜ。
GM:現地に行くと、もぬけの殻になった幼稚園バスが乗り捨ててあります。
流:おお?!なんじゃこれわぁ!
吉樹:めちゃくちゃ怪しい。なぜ気づかん、警察よ。
流:とりあえず、バスを探索。子供らの落とし物とかないか。
GM:しわくちゃになった黄色い帽子とか、行方不明になった園児の名札とかが見つかる。
流:だれか、来歴感知とか持ってません…ね。
丙七:うちの知り合いに感知系の妖術を持ってるのが…。
GM:有効距離5メーターか?(笑)
流:そこは工場跡なん?
GM:うんにゃ、草ぼうぼうの荒れ地。
流:それじゃ、足跡とか探しましょうか。
丙七:追跡じゃ(コロコロ)成功度2。
GM:しばらくたどっていくと、穴のあいた跡があってそこで足跡がとぎれています。
男太郎:はい、無駄。
GM:探索するのはバスの中だけ?
流:他のところもやります(コロコロ)ぎりぎり成功。
GM:それだったら、簀巻きにされたまま気絶した運転手が…。
流:もしもーし!? ぱんぱん(頬をはたく)
GM:脱水症状。
吉樹:液体ならここに(流を指さす)
流:さあ、俺の体を(笑)
丙七:気孔治療(コロコロ)だめだ、失敗。
流:(コロコロ)応急処置がマイナス2成功です。
GM:それじゃ、大急ぎで病院にかつぎ込んでほしいんですが、救急車でも呼べば?携帯持ってる人いるんでしょ?
丙七:校長が呼びます。「救急車一丁。ついでに警察も」
GM:それじゃ、警察と救急車がやってきます。「あ、あれは行方不明の幼稚園バス! よくやってくれた、君たち」
流:あとで金一封もらえるかな?
GM:とりあえず、運転手は警察病院に運ばれます。
流:その人から園児を連れ去った連中について聞き出せませんか?
GM:渋滞しているときに、いきなりバスの中にマントを羽織った怪しい男が…。
流:で、ここに連れてこられてからは?
GM:当て身くらって気絶。
男太郎:結局、穴の中か。
流:やろな。
GM:みなさん、警察病院で警部クラスの人の立ち会いで面会しているんですが、「大変です! どこどこに変な物体が現れて町を破壊しています」「なんだと!?」
流:どこって?
GM:どこぞの商店街。駅前ではない。
流:行ってみる?
吉樹:行こう。
男太郎:そだね。着いた。
GM:そこでは、全長4メートルぐらいの人型をしたロボットのようなものが暴れています。
流:え?
GM:これこれ(絵を出す)
吉樹:なんか、めちゃくちゃ怪しいぞ。
男太郎:ただのロボットちゃうん?
祐二:大きいから、命中修正ありそう。
男太郎:なんか、いかにも目って言うのがあるな。
吉樹:とりあえず、壊す。
祐二:イニシアチブチェック。
GM:その前に視覚判定。修正なし。
流:(コロコロ)マイナス5成功。
GM:ロボットの胸部に窓があって幼稚園児ぐらいの子どもが…。
男太郎:何人?
GM:一人。成功度5なら、乗っているのが女の子で…。
流:楽しそう?嫌そう?
GM:表情はないです。
流:やっぱ綾波や。
男太郎:は!オーラ感知。
GM:さっきの視覚判定がその値ではむり。
流:ところで、野次馬っている?
GM:いっぱいいる。警察が「危ないですから近寄らないでください!」と…。
吉樹:妖怪化できん。
丙七:まてまて、警察がなにかしようとするはずだ。
祐二:使徒に対する国連のように。
GM:警察が銃器を使って攻撃しようとすると、割ってはいる人がいます。
キリー:だれ?
GM:中に入っている少女の姉らしき女の子。中学生ぐらい。
祐二:これは、なんとしても助けてやらなあかんな。
GM:「やめて! 撃たないで!」とかいって。
流:だいじょうぶ、最初は威嚇発砲やから。マニュアルどうりなら。
GM:(コロコロ)あかん、警官びびっとる(笑)
キリー:裏路地どっかを探して変身して飛んでくる。
GM:変身できる人目に付かない場所を探すのに判定がいるね。
キリー:隠れる場所があるかな?(コロコロ)ちゅっどーん! 思いっきり目立つ場所を見つけてしまった。
祐二:(コロコロ)1オーバーで失敗です。
GM:公衆電話がありました(笑)
祐二:あう!
男太郎:(コロコロ)2成功。
GM:じゃあ、君だから公衆便所でも見つけたのかな。
祐二:こいつのところについて行っていいですか?
GM:公衆便所だから一人ずつ順番ね(笑)
流:はずかしー。
GM:変身しないで見ている人は?
流:はーい。
丙七:変身の必要がない。
GM:しばらくすると、一人の少年が巨人の前に飛び出します。
流:止める。
GM:君は逆方向にいる。彼はなにかを叫んでるんですが、聴力判定。
流:(コロコロ)成功。
丙七:(コロコロ)成功。
GM/少年:ノゾミちゃん!
流:反応は?
GM:一瞬、巨人の動きが止まって声がします。「いらないの。仕事ばかりで家にいないパパとママも、しかってばかりのお姉ちゃんも、いらないの」と感情のこもっていない声でいいます。そして、ロボットは手を振り上げます。
流:ハードボイルドやからそれはかばってやらなあかんやろ。
GM:少し距離が遠いです。残念ながら間に合わず、どん。
流:なにっ!
GM:しかし、少年は額から血を流しながらも立ち上がり巨人に向かって両手を広げます。
流:野次馬をかき分けてかばいに行きます。
祐二:我々もそろそろ着いてよろしいですか?
GM:空を飛べる人はいいですが、それ以外の人は人混みをかき分けてください。
キリー:空を飛べます。
祐二:犬ですから足の下をかき分けていきます。
男太郎:人混みが避けていきます(笑)
GM:(ひとしきり笑ってから)いまはシリアスなシーンだからギャグはパスだ。
男太郎:誰がギャグやねん、失礼な。
GM:少年はロボットの前に仁王立ちになっています。視覚判定近くにいる人はプラス修正。
流:(コロコロ)マイナス7成功。
GM:ロボットの額のザクやズゴックのような光がどんどん強くなっていきます。
流:それはいい方か悪い方か?俺は悪い方だと思う。
男太郎:じゃ、撃ってみようか。
GM:一旦下げた腕が徐々に上がっていきます。「逃げて」と女の子の声もします。
流:とりあえず、少年をかついで逃げましょう。
GM/少年:逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…。
流:マジで少年を守ろうとします。
男太郎:さっきから俺の行動が採用されてない。
GM:だって、君はまだ野次馬の外にいるんだよ。
祐二:そろそろ着いていいですか?
GM:着いていいのは、空飛んでる人だけです。
キリー:移動力16で空飛んでます。
GM:なにか行動しますか?
キリー:強打(気絶)攻撃、これやったら生命力0になっても絶対死なへん。
GM:(おいおい、気絶攻撃ったってそれ、ジャベリンだろ?なにしたって死ぬぞ、当たれば)
キリー:いきまーす(コロコロ)ヒット。
GM:(コロコロ)避けないからとりあえず当たってる。ところで、どこを狙うの?胴体だったら非常にまずいと思うんだけど。
キリー:頭のあれっす(ゴロゴロ)!
GM:おいおい、6いくつあんねん。
キリー:35点の刺しです。でも、気絶攻撃だから死にはしません。
GM:(違う、なにかが間違っている)槍が命中する前に輝きが絶頂に達した光は砕け散ります。そして、槍が命中すると、ロボットはひざをついて動きを止めます。刺さった槍がばちばちと火花を起こしていますが。
流:少年を助けに行きます。
GM:胴体にはハッチのようなものがついています。それを開けると中には気を失った少女がいるのですが…。
流:が?
GM:ビー、ビーと警告音が鳴り響きカチカチカチと時計の針のような音がします。
流:わー!少年を連れて慌てて逃げ出します。「みんな逃げるんだ、爆発するぞ!」
GM:周りの野次馬が蜘蛛の子を散らすように逃げていきます。流さん、敏捷度−5で判定してください。逃げられるかどうか。
流:(コロコロ)1失敗。少女をかばうように地面に伏せます。ダメージは?
GM:うーんと…、めんどくさい。気持ちだけけがしててください(笑)
流:じゃあ、気持ちだけ額から血を流しながら「大丈夫か?」と少女に…。
GM:だから、気絶しているが。近くの病院にかつぎ込んでください。
流:少年の方は誰か保護してます?
GM:お姉ちゃんが保護してます。知り合いですから。
流:お姉ちゃん引っ張ってこよう。とりあえず身元の確認を…。
丙七:とりあえず、警察に保護を…。
GM:警察、逃げちゃったけど。仕方がないから急いで近くの医者にかけ込んだ訳ですね?
流:はい。
祐二:とりあえず人間に戻ってそこに向かいます。
男太郎:同じく。
GM:少女に外傷らしきものは見あたりません。が、冬月医師が診断したところ、「どうやら、頭部の神経系統に強いショックを受けているようだ。とりあえず、このまま安静にしていれば大丈夫だがこれ以上強いショックが行っていたら後遺症が残ったかもしれんな」
キリー:大丈夫、気絶攻撃やから死にはしない。
吉樹:死にはしないが神経障害起こしてるぞ。
GM:その場にいるのが、幼なじみの碇シンジ君と、
吉樹:やっぱし。
GM:お姉ちゃんの洞木ヒカリ。
丙七:妹はノゾミか?やっぱり。
GM:そうです。もう一つ上がコダマです(笑)
男太郎:さ、悪は滅びた。
祐二:いや、ま、その前によ…。
吉樹:この小さい子って例のバスジャックされたバスに乗ってた子やろ?あと何人いると…。
男太郎:え?あれはもう全員始末されとって使われんかった。
丙七:何てこというんだ。
キリー:未使用1点使って治療系のマジックユーザー連れてきてもいいですか?
GM:はいはい、どうぞどうぞ。大治癒かけてあげましょう。魔法少女が。
流:いや、再生使えるやつが…。ところで、あのロボットってどこから来たんや?
GM:目撃してないからわからないよ。
吉樹:じゃ、俺見てくるわ。
流:情報収集(コロコロ)「あ、すいません。私こういうものなんですけど」(名刺を出す)
吉樹:その助手でーす。
流:あのロボット、どこから来たかわかりますか?いやね、どうやら例の誘拐事件と関わっているらしくて云々…。
GM:うさんくさげな目で見ながらその人は外を指さします。道ができてます。
流:なにぃ!
吉樹:そら、歩いたらできるだろうな。
男太郎:この道をたどっていけば…。追跡技能、いる?(笑)
GM:+10ぐらいで判定してもらいましょうか(笑)一抱えもあるような大きな足跡がどぉん、どぉん、どぉんと…。
流:なぜ今まで気づかなかったんだ(笑)
GM:足跡は例の空き地までつながっています。そして、さらに大きな穴の跡が…。
男太郎:また跡か。
GM:では、病院に残っている人。必死の看病のかいあって少女が意識を取り戻します。「こ、ここは?」とかいって。
男太郎:うん、ここはね、薮医者の部屋だよ。
GM:(ひどいこと言うな)「知らない天井」(笑)じゃなくて、「ノゾミ! 気がついた?」
男太郎:感動の再会はいいから、すべて聞かせてくれない?
祐二:冷めるな。
GM:少女の表情が一瞬こわばって、泣き出します。
一同:あーあ、泣ーかした、泣ーかした。
GM:この場に言いくるめできる人は?いないのか。じゃ、やよいの演技技能が一番良さそうだな。
丙七:こういうときは、そういう少女の役でげす。
GM:(コロコロ)おお、なかなかいい出目だ。少女は泣きじゃくりながらもぽつりぽつりと事情を話し始めます。
祐二:他のお友達がどうなったか、もね。
GM:バスから無理矢理連れ出されて、地面の中をごぼごぼと進んでいる間に気を失ったらしい。気がつくとあれに乗って地面の下から例の荒れ地に出たらしいです。そこから先は鮮明に覚えています。町を破壊したことも。
流:やな思い出ですねぇ。
男太郎:潜る方法はないん?
GM:少女の話はまだ終わってないぞ。あのロボットに乗っていると心が締め付けられるような感じになって体が言うことを聞かなくなる。
丙七:なかなか文学的な表現を使う幼稚園児だな。
GM:いや、要約するとそういうことらしい。で、シンジ君が出てきたとき、それがゆるんで、その戒めが完全にとけた瞬間に頭に激痛が。
男太郎:(キリーに向かって強調)頭に激痛が。
キリー:ごめんね、ごめんね。うるうるうる。
男太郎:関係ない人を巻き込むなんて最低やぞ。
流:公衆電話かなんかで病院に連絡を入れましょう。「例の空き地の大きな穴が…」
丙七:通れるのか?
流:それが、もう埋まってて。
GM:あのね、穴を掘りながら進んでいくと、掘った土が来た道を塞いでいくんです。
祐二:シャベルを持って行くしかないやろ。
流:今までの行動パターンから察するに、この穴見張っておけばなにかが起こるんじゃないか?
GM:その通り。時間も押してるので、そろそろ最終決戦と行きましょうか。穴がぼこぼこと盛り上がり、さっき出てきたロボットもどきが三体、もぐら怪人と、さっきとは違う切れたかっこうした戦闘員が出てきます。
流:ロボットの中の顔は?
GM:相変わらず人が見えます。何か、若干小柄になったように見えます。
男太郎:あれ?ボスが出てこうへん。
GM:(む、鋭い)もぐら怪人がいるが?
男太郎:今回はもぐら怪人か。とりあえず変身。
GM:やよいは地面に異常が出た時点で変身を始めています。
祐二:その間にもぐら怪人に「金縛り」
GM:ロボットが立ちふさがっています。修正がかかりますが。
祐二:(コロコロ)何とか成功。
GM:気合いじゃ!(コロコロ)おお、避けた。出目いいわ、今日。
男太郎:もぐら怪人までの距離は?
GM:10+2Dメートル(コロコロ)19メートル。射撃にはマイナス5ぐらいだな。
流:戦闘員に当てます(コロコロ)当たり(コロコロ)で11の叩き。
GM:耐えてますね。
男太郎:ロボットに攻撃。
流:おい。
祐二:戦闘員にしなさい。
GM:さっきの説明を聞いてなかったのかね。
男太郎:人が乗ってるんやろ。
GM:人が乗ってて、ロボットにダメージが行くとパイロットの神経系統を破壊する恐れがある。
男太郎:さっきは助かってたやん。
流:あれは運がよかったんや。
男太郎:人間には効かへんし。
祐二:だから、そーゆー問題じゃなくて…。ロボットに攻撃が入ると人間にダメージが行くんや。
GM:神経パルスがシンクロしてるから衝撃を受けると神経汚染が…。
流:あああ…。
丙七:やはり神経汚染。
男太郎:…戦闘員でいいや(ゴロゴロゴロ…)
GM:はい、死んだ。
吉樹:戦闘員に攻撃(コロコロ)切りの6点。
GM:ちびっと。戦闘員と戯れているとロボットの目がビンと光って襲いかかってきます。「ふはは、先ほどはエモーションコントロールシステムを打ち破らせたようだが、今度はそうはいかんぞ」と、もぐら怪人。
キリー:問答無用。
GM/もぐら怪人:精神の強い人間でないと破ることなどできぬわ! ゆけ、バイオクリーチャー量産型。
流:量産型か。水でもかければショートするんじゃ?
キリー:それやったら、電撃とか。
GM:あのね、ただでさえ神経系統にダメージが行くのに電撃なんか流したらどうなるか。
丙七:うむ、どうすればいいのだ?
祐二:金縛りで動き止めれるけど。
GM:それじゃ、おいしいところ持って行かせてもらおうか。
GM/やよい:みんな!勇気を出して!(ロボットに叫ぶ)
流:なんてお約束な。
祐二:おいしいところをNPCに持って行かれるのか?
GM:だって、みんな持っていこうとしないんだもの。
キリー:もぐらを殺すことだけで頭がいっぱい(笑)
GM/やよい:勇気を振り絞れば、支配を断ち切ることができるわ!
流:とりあえず、これでロボットは行動停止やな。
GM:ロボットの目が異常に輝き始めたかと思うと光が砕け散り活動を停止します。
流:よおし!
GM/もぐら怪人:おのれ…あんなでくの坊なしでも負けはせぬわ!
というわけで最終決戦が始まります。大口たたくだけあってもぐら怪人は1ターンに4D+12の刺しの3回攻撃、6Dの破壊音波が瞬間で2回という攻撃能力をほこり、戦闘員も3D+7の切りと結構なダメージがいきます。熾烈なHPの削り合いが始まります。
PCも攻撃能力では負けてません。男太郎は超幸運その2を使って目を狙った「毛針」をクリティカルさせます。
男太郎:クリティカル表(コロコロ)は通常ダメージ。けど脳に直撃やから…。
GM:もぐらが直立すると、目ってどの辺にくると思う?
男太郎:それでも、脳味噌かすりそうやんか。
GM:(もぐらの脳味噌なんてたかがしれてるぞ)それじゃ、少し割り増ししたダメージをもらっておきましょうか。
キリー:ふふふ、それじゃとどめを刺さしてもらおうか。全力フェイント即アタック。
祐二:フェイントなんかいらんやん。相手の目をつぶしたのに。
GM:もぐらが元々目が見えるとでも?
祐二:…。
キリー:重要部位狙いだ。
GM:医学系の知識あります?
キリー:ないです。
GM:じゃあ、知力−3で判定。
キリー:(コロコロ)出ません。通常ダメージでいいや(コロコロ)とりあえずヒット。
GM:(コロコロ)避けれず。ダメージどうぞ。
キリー:(コロコロ)24点の刺し。
GM:気絶判定が必要になったな(コロコロ)気絶判定は成功。
キリー:チャンバラアタックでもう一回(コロコロ)当たり、(コロコロ)う、低い。16の刺し。
GM:(それでは6点しかこんな)もぐらの反撃じゃ。破壊音波2発を男太郎に。
男太郎:HP−6やから気絶判定(コロコロ)成功。
GM:もぐらの攻撃(コロコロ)キリーに27の刺し。
流:終わり?
GM:やよいが残ってます。集中していた妖術「ホーリークリスタルアロー」が飛びます。
祐二:やはりおいしいところを持って行かれる運命だったのか。
GM:(コロコロ)ヒット(コロコロ)ダメージが20。もぐらは光系に弱くて平通りだから…。
祐二:そんなん今更言われても遅いのさ。
GM:死亡判定2回(コロコロ)成功(コロコロ)!失敗。
キリー:やっぱりおいしいとこ持っていったで。
GM:もぐらは断末魔の悲鳴を上げて倒れます。それを見た戦闘員は地面に潜っていきます。後に残るのはロボットが三体。
丙七:コクピットをこじ開けて早く助けるとしよう。
GM:すると、またチクタクチクタクと音がします。
丙七:走って逃げよう。子どもを抱えて。
GM:一応敏捷力で判定してください。ファンブルすると逃げ遅れます。
流:(コロコロ)失敗。ダメージ食らいます。
祐二:気持ちだけ(笑)
流:うおお…ゴロゴロゴロゴロ。「坊主、大丈夫か?」
吉樹:残りの子どもはどうしたんだろう?
GM:いえ、あれで全部っすよ。幼稚園バスって行ってもいろいろ種類があって。
祐二:バンぐらいの幼稚園バス?
GM:そうそう。というわけで、子どもを無事保護しました。
流:警察からの金一封は?
GM:後日「警視総監賞」という賞状が一枚…。
吉樹:いらん。
丙七:校長室に飾っておこう。
流:探偵やったら、箔になるな。
祐二:というわけで、エンドですか?
GM:いえ、最後にナレーションが入ります。「かくして、一つの悪事は潰えた。しかし、悪の結社はまだ存在している。この世に悪のある限り、戦え!妖怪戦隊よ」
一同:おいおい(笑)