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解決を進める議懇総会
加盟議員が一六三人に
「ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会」総会が二月二十五日午後三時より、衆議院第二議員会館第4会議室において開催され、超党派の国会議員約二十人と統一交渉団を構成する全療協、全原協、全国弁連の関係者および支援の人々約百五十人が出席し、経過報告と質疑と議員側に対する要請が行われました。
最初、江田会長が、「もう終わるものと考えていたが、黒川温泉問題が起き、まだまだという感じを深くした。今年も一緒に頑張っていきたい」と挨拶し、「議懇」加盟議員が昨年の総選挙後、十五人増えて百六十三人になったことと、顧問の交代があったことや、各党から一人ずつ出ている副会長の紹介などに続き、出席議員による自己紹介が行われました。
各部門からの報告
非入所者の「給与金」問題で昨年一月、ハンセン病問題対策協議会が決裂、その後、厚労省も何らかの対策は必要というところまできており、今その件で健康局長交渉が行われている。(小林洋二弁護士)
宿泊拒否事件に関し、恵楓園自治会や入所者個人にあて、誹謗中傷の電話や手紙、ファクシミリなどが多数届き、二次被害を生じさせており、ハンセン病に対する誤った認識が、この社会には、まだ澱みのように残っていることがわかった。(八尋光秀弁護士)
韓国のハンセン病療養所・小鹿島更正園へ日本の統治時代に強制収容された人々に対し、沖縄県を含む日本の療養所に入所した人たちと同様、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律(二00一年六月二十二日制定)」に基づき、補償を行うべきであり、裁判になる前に議員立法をめざしたい。(野間啓弁護士)
不自由者棟における夜間看護の強化と、そのための看護職員の増員問題は、もう一事務官や官僚のサイドでは駄目な段階にきており、総定員法の矛盾などとあわせ、国会審議の場にぜひ、持ち出してほしい。(神事務局長)
報告の最後は、会長になったばかりの谺雄二さんから全原協の新しいスタッフの紹介と次のような決意表明が行われました。
体が不自由なうえ、さらに任務が重くなった。熊本地裁判決が確定し、三周年を迎えようとしているのに、黒川温泉事件が起きた。これまでに味わったことのないような差別である。ホテルは「廃業」とはいえ、何時とはいっていない。同情を集め、加害者が被害者を儀装しているが、許されることではない。今、二次被害が生じており、「顔にアイロンを掛けて出てこい」というのは私のことをいっている。「栗生の詩を書く人」というのだから間違いない。国との間で交わされた「基本合意書」も「確認事項」も、まだ多くが実現を見ていない。だから私は、いまを出発の時と考え、大きなご支援を訴えたい。
閉会の挨拶はふたたび江田会長が行い、終了は午後四時でした。
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