ここではまず、球団の骨子を確立していこうと思う。要するに球団名や本拠地など球団の土台を作成し
ていくわけである。早速、取りかかってみよう。
1)本拠地・球団名・保護地域
今回は、神奈川県・海老名市にパ・リーグ新球団を設立することが決まっているので、本拠地は勿論、
「神奈川県・海老名市」である。
冠となる名称はもちろん「海老名」である。
保護地域は、横浜ベイスターズ・湘南シーレックスとの差別化を図るため、神奈川県の県央、県北、県
西及び南東京・町田市を中心とした地域とする。
そしてニックネームである。これはもう迷うことなく「ロブスターズ(ロブスターは海老の一種)」で
ある。理由はこの企画の最後、第五章で記載することにする。
従ってチーム名称は「海老名ロブスターズ(仮称)」とする。また、2軍については横浜、オリックス
両球団を見習って名称を変える。但し、冠の「海老名」は変えずにニックネームを、ロブスターの小型
ということで「シュリンプス」とする。
1軍→「海老名ロブスターズ」 2軍→「海老名シュリンプス」
2)フランチャイズ球場
昨年の金沢市に比べると人口規模も遥かに小さい海老名市(前者の約45万人に比べ約12万人の規模)。
しかし、交通の便の良さと駅直近にスタジアム建設を計画することでその逆風に立ち向かいたい。
海老名は鉄道3社のターミナル駅であり、JR相模線で南は茅ヶ崎方面、北は西東京の八王子、橋本方面
に。相模鉄道線では東の横浜方面に。小田急線では北は東京の新宿方面、西は小田原方面、南は藤沢、
江ノ島方面と神奈川県の県央から各方面に鉄道が伸びている。
また、道路も北側に国道246号線、やや離れるものの南側には東名高速のサービスエリアがあり、交通
の便はかなりのものだ。
規模の小さい町での球場であるため、せめて足の運びやすい場所に立地させたいのでJR相模線・海老
名駅のすぐ北側の広大な土地(横浜スタジアム+横浜公園以上の広さがある)に設立したい。
新球場に関しては昨年の案を引き継ぎ、以下のような仕様とする。
@形状
理想はシアトル・マリナーズの本拠地、セーフコ・フィールドに代表されるようにスライド式の屋根を
備えた球場である。基本形が屋外球場で、雨天時には屋根をかぶせる方式だ。本当はシンプルな屋外球
場が希望なのだが、日本は全国的に野球シーズン中に雨季(梅雨)を迎えるため、雨天時でも試合を行
える環境は不可欠である。
但し、地震の多い日本ではあのような建築は少々危険かもしれない(シアトルも地震は皆無ではないと
思うが…)。その場合は、福岡ドームのような形状を考えたい。基本形はドームで、晴天時には屋根を
開けることも可能、というタイプだ。どちらにしても密閉ドームは避け、晴天時には青空の下で野球を
プレー、若しくは観戦できる環境とする。
Aグラウンド・客席
項目が多いため、以下に箇条書きで詳細仕様を記述する。
A)グラウンドは内外野とも天然芝。
B)ファウルグラウンドやネット裏は極力狭くし、観客席との距離を近くする。
C)客席の最前列の高さも内外野共に低くし、よりグラウンドレベルに近い視線で観戦できるように
する。
D)内野の客席は、スカイマークスタジアムのように防球パネル付きのフィールドシートを設ける。
E)広さは両翼100b前後とし、他のパ・リーグの球場とほぼ同じとする。
F)観客席は最大で22000人収容とし、なるべく満員感を高くする。但し、観客増員に備えた増築が可
能なつくりとする(人口が少ないため、旧藤井寺球場や仙台フルキャストスタジアムを目安に設
定した。
G)真夏のナイトゲーム時など、花火のイベント期間は通常の売店に加え縁日形式の売店が出店でき
るようにする(お祭りムードを高める演出)。
B二軍本拠地球場、練習用球場
二軍の練習場は少し離れるが海老名市運動公園内の野球場を使用する。普段も湘南シーレックスが年
に最低1回は主催試合を行っている球場だ。またリハビリ中の選手や育成中の選手は、ホームグラウ
ンドに近い上郷グラウンドを使用する。一般のアスリートとの交流も目的のひとつだ。
3)スポンサー
ライブドア社があのようなことになってしまい、本命企業が不在だが神奈川県と海老名市の公的支援を
基盤に、複数企業のバックアップを考えてみることにする(広島も球団発足の際、この手法を使ってい
る)。候補をいくつか挙げてみよう。海老名に関係する企業、海老名に工場を構える企業が中心だ。
<スポンサー候補企業>
相模鉄道線(そうてつグループ)
小田原急行線(小田急グループ)
JR東日本
ダイエー
サティ
マルイファミリー
雪印乳業
日立製作所
ソニー
リコー
コカコーラ
レッドロブスター
4)球団事務所
球場の敷地に隣接するか、現在テナント募集中の海老名を象徴する高層建築である「プライムタワー
海老名」に構えるのも悪くない。その場合、ビジターチームの宿舎若しくは優勝決定時のビールかけ
の会場は隣接する「オークラフロンティアホテル海老名」になるだろうか。
これで球団名やフランチャイズなど、球団自体の骨子は決まった。次はこのチームがパ・リーグに参入
するための環境作り(環境条件)を考えてみよう。(→第二章へ続く)