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「中国茶」入門(2) お茶のいれ方 青茶:凍頂烏龍
さて、それではさっそく、実際にお茶をいれてみましょう。
これから使う茶器は、工夫茶(功夫茶)といわれるセットです。功夫茶といっても、「アチョ〜!!」とかいいながら、お茶をいれるわけではありません。(ブルースリーのそっくりさんが「オチャ〜!!」と絶叫するお茶のCMもありましたね)
工夫とか功夫って、「手間ひまをかける」とかの意味だそうです。
3 「茶」のいれかた
ちょっと見にくい写真ですが、名称を説明します。
手前に二つ並んでるのが、茶杯。
その横の急須が茶壷(チャフウ)。
少し背の高い杯は、聞香杯(もんこうはい)。
右の白いピッチャーは、茶海(ちゃかい)とか公道杯とかいいます。
後ろの灰皿みたいなのは、茶盤といいます。 |
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では、これで青茶の凍頂烏龍茶をいれてみます。
TVで見ただけなので、けっこうええかげんないれ方ですが、お許し下さい。青茶は、熱湯を用います。
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こんな風に茶壷などを茶盤に乗せます。(茶海が乗ってないのは、単にスペースの問題)
茶壷に熱湯を注ぎます。そして、その湯を茶杯や茶海などに注ぎます。
これで、茶壷や杯などを温めるわけです。
さて、茶壷の蓋を取って、茶葉を入れます。とりあえず、底が隠れるくらい。 |
茶壷にだばだばと熱湯を注ぎます。なるべく上の方から、少し回すような感じで注ぐといいらしい。茶葉を茶壷の中で踊らせる感じです。
いっぱいいっぱい溢れんばかりに湯を注ぎます。少々溢れてもかまいません。表面に泡ができてませんか?そいつはいわゆるアクです。
蓋でちょいちょいと片側にかき寄せるようにして、ぱちゃん!と蓋をします。いっぱいのところに蓋をするので、少しばかり溢れるでしょう。それで、いいのです。そんなこと気にしてたら、あとのことやってられません。
杯に入れていたお湯を茶壷にぶっかけます。火傷に気をつけましょう。適当にかければいいのですが、注ぎ口とか、蓋のつまみについた空気穴くらいは避けた方がいいでしょうね。別に多少、中にはいってもいいんですけど。
さらに、熱湯を「おいしくな〜れ」というオマジナイを唱えながら、茶壷にかけます。この場合は、あんまり上からじゃない方がいいでしょう。(だって、湯がはねて火傷しますから)
だばだばだば・・・と二回りでも三回りでもいいので、茶壷の上から湯をかけましょう。茶壷を外からも温めるのです。
杯やら茶壷は、もうビタビタですが、気にすることはありません。茶盤の蓋のところには、上の写真でもおわかりのように穴があいてますから、どんどん下の水盤に流れていくのでへっちゃらです。茶壷も、いつの間にか乾いていきます。
茶壷に湯を入れてから、1、2分ほど蒸らした状態になったら、茶海に一滴残らず注ぎきりましょう。
直接杯に注いでもいいのですが、濃さを均一にするのが難しいので、茶海にいったん移すのです。(私の場合、杯が2個しか無くて、茶壷に茶が残ってしまうこともあるので、いつも茶海にいれてます)
あとは、茶海から茶杯に注いで「あ〜、おいしい」とかいいながら飲めばよろしい。
茶海の分を飲みきったら、また、茶壷に熱湯を注いで、同じように飲みましょう。ニ煎目からは、少し蒸らし時間を長くするとよいそうですが、その辺はお好みです。
まあ、三煎くらいは、いけます。あとは、五煎でも七煎でも本人が納得さえしてるなら・・・・・
4 「茶壷」(チャフウ)に関する若干のうんちく
長江の河口近く、江蘇省と浙江省にまたがって太湖があります。
太湖の北岸が、尾形大作の「無錫旅情」で有名な無錫(むしゃく)。東岸が蘇州。そのさらに東が上海。(♪上海、蘇州と汽車に乗り〜♪と歌にもありますが)
で、西岸に宜興(ぎこう)という街があります。ここは、茶壷(チャフウ)とよばれる陶製の急須で有名です。
紫砂陶などといわれる無釉で多孔質の宜興茶壷は、お茶の味や香りを損なわず、とりわけ青茶をいれるのに適しているといわれています。
だんだん使い込んでくると、なんともいえない艶や光沢がでてくるそうで、「中国では、茶壷を使い込んで好みに「育てる」ことを養壷(ヤンフウ)と呼び、宜興茶壷をもつことの大きな愉しみの一つ」(百貨店で買った時についてた説明書より)だそうです。
番組の中でも、中国では「友達と茶壷は古いほうがいい」という諺があるといってました。
聞香杯の使いみちとか、緑茶のいれ方、茶葉の選び方、などなどについては次回以降といたします。
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