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故宮の文物 中華の至宝(6) NHK「故宮」第五集

 「NHKスペシャル 故宮〜至宝が語る中華五千年〜」の第五集バージョン。

 図版の「2」100等は、『故宮』(NHK出版)の、「上」50等は、同じく『ふたつの故宮』(同)の巻数及び写真が掲載されたページ。


 
弥勒菩薩立像   「第五集 仏の道 はるか 〜五胡十六国・北魏〜

 
史上初めて遊牧民族が華北を統一した北魏の時代は、中国仏教が花開いた時期でもありました。
 

文物名 収蔵 サイズ
cm
備考 時代 図版
銅鍍金蓮花手観音立像
(どうときんれんげしゅかんのんりゅうぞう)
北京 高さ16.7
蓮の蕾を持った観音像。
台座の銘文より、太和23年(499)に郭武「忄+義」という女性の発願によるものとわかる
北魏 「2」146
銅菩薩像 北京 高さ9.0 細身、面長、端正という北魏時代の仏像の特徴を有する 北魏 「2」151
金薤留珍
(きんかいりゅうちん)
台北
「金薤留珍」とは、金の箱に入った珍しい宝の意。漆塗りの箱の中に1291点の印璽を収める 清代乾隆帝収集 「2」139
駙馬都尉印
(ふばといいん)
台北

亀をかたどった印璽。亀や熊の印は漢民族に与えられる



魏烏丸率善佰長印(ぎうがんそつぜんはくちょういん) 台北


駱駝をかたどった印璽。駱駝の印は遊牧民族に与えられる





晋帰義氐王印
(しんきぎていおういんりゅうきんはくざんろ)
台北


西晋の皇帝が、帰属してきたチベット系遊牧民族氐族の王に与えた印璽 西晋 「2」139
銅仏立像
(どうぶつりゅうぞう)
北京 高さ17.3 ガンダーラ仏の特徴をあらわし、顔の彫りが深く異国的表情を浮かべている。片手に水瓶を持つ 3世紀頃 「2」145
観音菩薩立像 北京
高さ34.5
銘文により永熙2年(533)に、趙曹生と張法姜という庶民の夫婦が、亡くなった息子の供養のため造ったことがわかる 北魏 「2」149
弥勒菩薩立像 北京 高さ46 パッケージ収録。興和3年に李晦(りかい)とその妻が、亡くなった息子李景珍のために造ったもの 東魏 「2」152
白玉石仏像 北京 高さ25
銘文から、孝昌3年に張買徳という人物が造らせたものとわかる 北魏 「2」147
思惟玉像(しゆいぎょくぞう) 北京 高さ47 元象2年に比丘尼恵照の発願によって造られたもの 東魏 「2」183

 その他の文物です。
北魏武人俑          
北魏騎兵俑         「2」155
保金嵌宝石野猪紋帯扣(ほきんかんほうせきやちょもんたいこう)     宝石を配した金色のバックル    
金質人面怪獣像          
敦煌莫高窟
交脚弥勒菩薩(275窟)
    交脚は西方より伝来した様式 十六国時代 「2」258
雲崗石窟
第20窟大仏
  高さ13.7m 曇曜(どんよう)五窟の一つ。初代道武帝を模したといわれている 北魏 「2」161、261
龍門石窟賓陽中洞主尊釈迦坐像     慈愛に満ち、穏やかな表情をしており、孝文帝を模したといわれている。服装も、胸で帯紐を結んだ漢民族風になっている 北魏 「2」169、264
鞏県石窟「皇帝礼仏図」(こうていらいぶつず)     従者に傘を持たせ、礼拝に向かう皇帝らの姿を刻んだ石刻のレリーフ 北魏 「2」171
石仏像     河北省曲陽県の修徳寺跡地から出土した2200体に及ぶ漢白玉製の石仏   「2」177

 


 第六集以降も、順次ご紹介します。