移動メニューにジャンプ


なん中華(31) 「故宮博物院 黄金の至宝展」&南京町親子紀行Part2


2 南京町おのぼりさん紀行

 博物館を出て、西北の方向にあたる南京町に向かった。
 しかし、うっかり南に下ってしまい、何か潮の香りがするなあ、と思ったら海が見えた。メリケンパークの案内看板が。やや、ポートタワーも見えるじゃないか。
 方向音痴がばれると父親のコケンにかかわるので、何くわぬ顔をしてもう一度大通りを戻って、南京町に向かった。
 関帝廟・南京町(へーかTシャツ)オフ(「パソつれ日記」No37参照)の時、昼食を取った北京城(レストラン)は混んでいた。
 長安門(右の写真)を撮って、南京町に入る。
 長男は「中国人にいきなり話しかけられたら、どうしよう?ニーハオとゆうたら、ええのん?」と、やや興奮&緊張気味である。

 既に1時をまわっていたので、相当腹が減っていた。とりあえず屋台で、豚饅頭を買うことにした。
 長男がまた、「横の小さい豚まんは、ショーロンポウなん?」と聞く。
 実は、息子は今、「美味しんぼ」にもこっていて、先日二人で中華料理屋に行った時、小籠包を注文したら、「ああ、これが、あの美味しんぼに出てた・・・」と感動していた。かなり熱かったらしく、1個しか食べなかったが。
長安門

 「いや、単にサイズがちっこいだけや」といなして、でかいのを買う。
 雨がきつくなってきたので、傘をさす。
 蒸篭(せいろ)から出た豚まんはやたら熱い。底の薄皮をはがすのも大変だ。端に寄ってるとはいえ、人でごったがえす道に傘をさして突っ立ち、豚まんを食べていると後ろから人がぼっかんぼっかん、ぶつかってくる。
 こりゃいかん、ということで近くの翠鳳という店に入る。

八仙のいる栄和飯店
 前回オフの時、宣和堂さんが「八仙発見!」と言っていた店(左の写真)・・・ではなくて、その隣である。
 お味はなかなかよかった。息子は炒飯を頼んだのだが、「卵の味が絶品やわ」と言っていた(何せ「美味しんぼ」にこっているので、こういう表現をする)。

 そういえば、私も嫁さんも「う〜ん。まったりとしていて、それでいて、いささかもくどくなく・・・」とかよく「美味しんぼ」ごっこをするから、その影響もあるのだろう。

広場のあずまや  中央広場へ出て、「おのぼりさん」よろしく写真を撮る。
 息子に「幸せ来るから、来来ちゃんと財財ちゃんの頭なぜてこい」と命じる(右の写真)。

「お父さん、どっちが男やろか?」「知らん。う〜ん、財財の方かな?」

皇帝と皇后の「顔はめ人形」があった。
「まあ君、行ってこい!」

幸せが来ますように

「それやったら、首つりしてるみたいや。もうちょい、上に行けんのか。それと、もっと楽しそうな顔せえ」

皇帝気分で 「う、う・・・背が足りへんから、これくらいしか無理・・・」
「そうか。ほな、笑え」
「お父さん、頼むから、はよ(早く)撮って」(左の写真)
大騒ぎである。
「お父さん、そのカメラどないやって撮るの?教えてくれたら、お父さんも撮ったげるで」
「あほ言え。お父さんみたいな、ええ大人がこんなもん、できるかいな。他の人に笑われるがな。せやろ、え?ちゃうか?うん?・・・そうか。まあ、お前がそこまで勧めるんやったら・・・」

 なかなか、親の心を読むようになってきたな、ええとこつくやんけと内心でほくそ笑む。

「お〜〜い、まあ君。恥ずかしいから、はよ撮ってくれ」
「どこ、押すんやったっけ?」「あほ、さっきゆうたやろ。右の黒いボタンや」
「後ろが入らへんから、もうちょっと下がるわ」「何でもええから、はよ撮ってくれ」
「笑ってや」「もうええっちゅうねん」
ほんま、大騒ぎである。
(大騒ぎして、さんざ恥ずかしい目したのに、結局息子が撮った写真は、うまく写ってなかった)

雌獅子  南京町の北出入り口のところに獅子がいる。
 金造りではないが、故宮と同じく雄獅子(写真右)は毬を抑え、雌獅子(写真左)は子獅子とじゃれている。

「お父さん、これ食べてるん?」
「ちゃう、子供と遊んでんねん」
「せやけど、爪立ってるで。もう、あかんで、これ」
「大丈夫やねんて、心配せんでも」「ふ〜ん。ええことあるように、なぜとくわ」

雄獅子

 雌獅子の御利益(ごりやく)は、「子宝」である。
 小五の息子に「子供できてん。お父さん、おじいちゃんやで」と言われると困るなあ、と思った。

 あと、南京町オフの時、たかむら園長が提案したものの、他のメンバーの賛同が得られず見に行かなかった市民トイレ臥龍殿(写真)にも行った。
 これは、なかなか公衆トイレとは気付かないだろう。

 東栄商行という雑貨店で、中国茶用の安い急須と、湯呑み(2個)を買った。プアル茶用にしようと考えたのである。
 ついでに缶入りのライチー紅茶をお土産に帰途についた。

 さて、息子は、中華迷の後継者に育つのであろうか。
市民トイレ臥龍殿

 なかなかに楽しい親子紀行であった。読んだ皆さんが面白かったかどうかは別にして、親父は喜んでいる。
 息子も楽しそうであった・・・・・と思う。