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(No4) る・る・ぶ 長安 Part2

 盛唐の長安は、お寺まいりにも好適スポットがいっぱい。
 この際、どど〜ん!とまとめてご紹介しましょう。


(2)お寺にまい「る」

 さあて、長安いちのメインストリート朱雀大街の東側、開化坊(F6)には、大薦福寺があります。高宗さんの冥福を祈るために建てられたお寺だそうですよ。
 靖善坊(I6)には、雨乞いの祈祷で有名な大興善寺が。

 (よく)善坊(A8)には、保寿寺崇仁坊(D8)には資聖寺、そして、ずっと南の晋(進)昌坊(K8)には、名高い大慈恩寺があります。天竺から経典を持ち帰り、翻訳に励む玄奘三蔵さんに会えるかも?

 長楽坊(A9)には大安国寺勝業坊(D9)には勝業寺安邑坊(G9)には元法寺宣平坊(H9)には法雲尼寺興寧坊(B10)には清禅寺があります。
 尼寺といえば、安業坊H5)には、かの則天武后が太宗の追善のため尼になっていた霊宝尼寺(感業寺)があります。

 その南の道政坊(E10)には韓幹(パンダじゃないよ)さんの描いた名妓の壁画で有名な宝応寺常楽坊(F10)には呉道玄さんの地獄変の壁画で有名な趙景公寺があり、美術ファンも唸らせます。
 さらに、その南の新昌坊(H10)には、空海さんが灌頂(かんじょう又はかんちょう。浣腸に非ず)を受けたところとして知られる青竜寺があります。

 さて、右街(皇城から見て右、ですから西側ですね)に目を転じると、崇業坊(I5)には元(玄?)都観(道教の「お寺」を「道観」といいます)、崇徳坊(H4)には崇聖寺修徳坊(A3)には興福寺頒政坊(C3)には竜興寺延康坊(G3)には高宗が太子の病気治癒のお礼のため、インドの祇園精舎にならって建立したといわれる名刹西明寺懐遠坊(G2)には大雲経寺(もとの光明寺)。

 義寧坊(C1)には化度寺波斯(ペルシャ)胡寺(後の大秦寺。「大秦景教流行中国碑」で有名)即ち(ネストリウス派)キリスト教(景教)の寺院と国際的。

 居徳坊(D1)には先天寺崇化坊(G1)には竜興観、そして西南隅の永陽坊(M1)には、いずれも隋代に創建された大荘厳寺大総持寺の両寺と、まさに目白押し。
 保寧坊
(L6)全部を占めるのが最大の道観である昊天観です。また、輔興坊B3)には、玄宗の妹にあたる西城公主昌宗公主が女冠(道教の尼)になったので、睿宗711年に建立した金仙・玉真両観があります。

 ソグド人やイラン人など西方民族が信奉するザラツストラ教の寺院(祆祠=けんし)は靖恭坊(G10)布政坊(D3)普寧坊(B1)醴泉坊(D2)にございます。

 


修真 
安定 修徳

宮城

光宅 翊善 長楽 十六宅(入苑)
普寧 休祥 輔興 永昌 来庭 大寧 興寧
義寧 金城 頒政

皇城

永興 安興 永嘉
居徳 醴泉 布政 崇仁 勝業 興慶
群賢 西市 延寿 太平 光禄 興道 務本 平康 東市 道政
懐徳 光徳 通義 殖業 開化 崇義 宣陽 常楽
崇化 懐遠 延康 興化 豊楽 安仁 長興 親仁 安邑 靖恭
豊邑 長寿 崇賢 崇徳 安業 光福 永楽 永寧 宣平 新昌
待賢 嘉会 延福 懐貞 崇業 靖善 靖安 永崇 昇平 昇道
永和 永平 永安 宣義 永達 蘭陵 安善 昭国 修行 立政
常安 通軌 敦義 豊安 道徳 開明 大業 晋昌 修政 敦化
和平 帰義 大通 昌明 光行 保寧 昌楽 通善 青竜 曲江
永陽 昭行 大安 安楽 延祚 安義 安徳 通済 曲池 芙蓉園
  10

凡例

訪ねる(有名人の家)  
参る(寺院)  
遊ぶ(観光地)  
有名人+観光地  
寺院+観光地