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それ行け!中華探偵団(6) 「黒孔明と白孔明はどう違う?」

 今回のご依頼は、うちのサイトの掲示板に、相互リンクしていただいてる「ぐんまま」さんが「ところで、黒孔明と白孔明って、色以外に違いがあるんですか?」という書き込みをされたのをネタにさせていただきました。


 ま、いきなり黒孔明とか白孔明といっても、何のことやらわからない方もおおいでしょう。
 要するに、いわゆる「食玩」(ちょっと凝ってる「お菓子のおまけ」)の一つで昔の人形劇三国志をモデルにしたものがあって、そのシリーズ第壱集での孔明は、黒というか濃紺の服装、第弐集では白っぽいので、それぞれ俗に黒孔明、白孔明と呼びならわしている(←そんな確固たる伝統があるわけやないんですが)のです。

 その両者の違い、ですから「食玩」のコーナーで扱えばええってなもんですが、ただ久しぶりに「探偵団」のコーナーの更新がしたかったもんで。どうもすみません。

 それでは、まず白孔明、黒孔明、見つめあう二人のツーショットを。顔の表情が違って見えますが、正面から見たら同じです。

 冠も同じ。服装のしわの付き方なども同じ。

 もちろん色と言いますか、服の模様などは違いますが、いわゆる人形としての金型なんかは同じと考えてよさそうです。
見つめあう二人


 ですから「色以外に違いはないんですか?」というお尋ねには「ないみたいですね」と答えざるを得ないかな。

 



 実は、「この両者、服の模様は変えているというものの、襟の所の模様は使い回ししていて微妙に手を抜いてます」・・・・・と報告して自慢しようと思ってました。
白孔明の襟  左が白孔明の内襟。
 右が黒孔明の外襟。
 模様が似ているのでてっきり同じだと思い込んでました。

 ところが、よく見ると、確かに似てるんだけど微妙に違う。

 けっこう芸の細かい使い分けがなされているようです。
黒孔明の襟

 ちょっと見直してしまいました。

 


 さて、色以外に全く違いがないか、というとそうでもない。
 これまた、写真左側が白孔明の履(くつ)の先。
 写真右側が黒孔明の履の先。

 色(模様)が違うのは1枚目の全体像の写真でもおわかりでしょうが、右写真で明らかなように履の先の形が違うのです。
孔明の履の先

 と、いうことで「色以外の違いは?」というお尋ねに、あえてお答えするとしたら「履の先の形が違う!」と絶叫することといたしましょう。

 「そんなん、どっちゃでもええんじゃ、ボケ!」と言われそうな気がしますが。



 さて、最後にほんのちょっとした違いを。
孔明扇  左写真の左側が白孔明の羽扇、同右側が黒孔明の羽扇です。

 房の色も少しだけ違いますが、扇面の色が、右は単純に白っぽいのですが、左は全体に少しピンクがかっています。

 Web上で、その微妙な色合いの違いがわかるでしょうか?



 思うに、第弐集の孔明は白っぽい服を着ているので、第壱集と同じ白い扇では紛らわしくなってしまう。それで少し色を付けたのではないでしょうか。もし、そうだとすればこれも海洋堂のこだわりの一つと言えるでしょう。