撮影:土岐帆

"ANWR"(Arctic National Wildlife Refuge):北極圏国立野生生物保護区とは

(2001.5.15設置)

2001.05.17 米国ブッシュ政権、「国家エネルギー政策」を発表。原発推進の他、ANWRの一部での石油採掘の許可などを骨子とするもの。
2001.05.19 掲示板を作ってみました。
2001.05.22 リンクに少々手を入れました。
2001.05.31 リンクを増やしました。
2001.08.21 土岐帆さんからのメッセージを掲載しました。

このページを作った訳

リンク(ほとんどが英語サイトです)

掲示板(2001.05.19〜)

アークティックレフュージでの撮影を終えて現在アラスカ州フェアバンクス滞在中の写真家の土岐帆さんから下記のようなメッセージが届きました。
世界の財産アークティック・レフュージを救う最後のチャンス(2001.08.21)
アークティック・レフュージの開発を含むブッシュ大統領のエネルギー法案が今月のはじめに米国連邦議会の下院を通過しました。
多くの人々の努力でなんとか守られてきた極北の大自然は過去最大の危機を迎えています。
今後は9月のはじめ、上院議員のエネルギー資源委員会でこの法案が検討され、その後上院全体のフロアで法案が審議、裁決される手順になっています。
現在夏休みで地元に戻っている上院議員に手紙、e-mailを送ろう、という緊急の運動が世界中で行なわれています。是非日本からもできるだけ多くの声を届けてください。
僕らの子供たちは、カリブーやオオカミやシロクマたちが自由に歩き回る極北の大自然を見ることができるのか。
残念ながら僕らが何かできる最後のチャンスとなりました。



○e-mail, 手紙、電話で上院議員に直接メッセージを届けられます。
Northern Alasaka Environmental Centerが上院議員全100名の地元事務所の住所、メールアドレス、電話番号のリストをWeb−Siteに掲載しています。
(このサイトでは、メッセージを書くにあたってのポイントも挙げてあるのでご活用ください)


上院のエネルギー委員会のメンバーのリストはDreamcatcherさんがサイトに掲載してくれています。

リスト上の議員名の後の( )内の表記は、政党 と州名をあらわしています。
例: Hiillary R. Clinton (D-NY)
     Dは民主党(Democrat)、 NYは ニューヨーク州を指します。 Rは共和党(Republican)です。

○英語でのメッセージ?

僕はアークティック・レフュージの写真によるポストカードを作りました。(友人たちの厚意でできたカードです)全部で8種類あります。 宛名面には"Fate of the Refuge is fate of humanity...   Save the Arctic Refuge"の文字が入っています。 ポストカードを送りたい方はセットで送りますので、土岐帆(izurutoki@aol.com)までE-mailで送り先をご連絡ください。(無料です)

誰にメッセージを送ったらいいの?

誰でもいいと思います。
総じて民主党は開発に反対、共和党は開発推進の立場ですが、共和党の中にも開発に対してあまり積極的でない議員もいます。詳細は避けますが、内陸の州よりも、東、西海岸の共和党議員の方が革新的です。
とにかくできるだけ多くの議員に声をとどけることが重要です。
日本からのメッセージが届くことは、国内からのメッセージとは違った意味があるはずです。
議員でけでなく、アメリカのメディアに日本から寄稿するのもいいと思います。
 


○もう大勢は決まっているんじゃないの?  一市民の声に意味があるの?  

上院議員100名のうち、民主党がわずかに過半数を超えているので、アークティック・レフュージの開発はぎりぎりで阻止されるだろうとの見方も一時ありましたが、最近民主党の支持基盤である労働組合が、アークティック・レフュージの開発に際して相当数の雇用とコントラクトを約束した石油資本の発表を受けて、開発指示に回ったため民主党議員の中にも開発を容認する動きが出てきています。一方、共和党議員の一部はアークティック・レフュージの開発に否定的、あるいはこれだけの開発反対の世論を押し切るのはあまりにも無理があるとの意見を持っている議員もいます。議員たちも流動的で、ワシントンの事情に詳しいひとでも予測は難しいようです。
総じて、日本の政治よりは、より市民の声に耳を傾けなければいけない政治構造だと言えます。また、議員個人個人が独立した決断をする傾向も強いので、今結果を予測することはとても難しい状態です。
そもそも、アークティック・レフュージそのものが市民の運動で実現し、再三の開発の危機も市民のちからで乗り越えてきた保護区です。
 


アークティック・レフュージの石油開発についてもっと知りたい方は:
日本語のサイト
Dreamcatcher(残されたアラスカの原始の自然を守りたい)
MOONSTRUCK TIME 地球の自転軸を星野道夫に傾ける
Colors of the Wind - IZURU TOKI Online Portfolio
英語のサイト:
Save the Arctic Refuge
Northern Alaska Environmental Center
Alaska Wilderness League
The Arctic National Wildlife Refuge
Arctic Refuge
Caribou Commons
日本語のメディア:
雑誌「ソトコト」2001年 6月号
雑誌「日経サイエンス」2001年7月号
ナショナル・ジオグラフィック2001年8月号(日本語版、英語版)

アークティック・レフュージの問題は確かに複雑で、単純に「守れ」といっていいものか、と考えている人もいると思います。
が、一つ確かなことは、一度開発されてしまったら、この脆弱な自然は決して元にはもどらないということでしょう。
そして、石化エネルギー依存からの脱却と、お金至上主義の社会の変革を模索する人類全体の大きなターニング・ポイントになると思っています。
土岐 帆
Colors of the Wind-IZURU TOKI Online Portfolio
E-mail: izurutoki@aol.com