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子連れ登山2000年PART1(後編)


再び歩き始めて子供達の様子を見ると、小脇に何やら抱えながら歩いている。

良く見るとそれはそこら辺に転がっている石だったのだ!・・しかも1kぐらいの


私:「そんな石なんで持ってるんだ?」

息子:「この石、形がダイヤみたいだから持って帰るんだ!!」

私:「そんな重たいもの持ってたら疲れるから置いていきなさい!」

息子:「だって気に入ってるんだもん」

私:「じゃあ帰りに拾えばいいからそこに置いておきなさい!」

息子:「だって誰かが持ってちゃったら困るし・・・」

私:「そんなもの誰も持ってったりしないから置きなさい!」

息子:「いやだ!!」

私:「もう勝手にしろ」


そうこう言いながら30分ほど歩き、いよいよ登山道は急な上りになってきた・・・

更に30分ほど歩いて息子の様子を見るといつのまにかあの石を持ってない・・・

「とうとう疲れてきて諦めたんだな!」

その後息子の機嫌は急激に悪くなり半べそ状態に・・・


とりあえず休憩したものの疲れと、先ほどの石がどうしても気になるらしく機嫌は悪くなる一方・・・しかも小雨がぱらつき出し私は勇気ある判断?を迫られたのです。

頂上まで後30分

息子、娘の顔にはもう登りたくない!と言うような表情が・・・


私:「よし!帰るべ!!」


私は目前の頂上に後ろ髪を引かれつつ下山を開始した。

「不完全燃焼だ〜!!・・心の叫び」

息子は相変わらず石が気になるようで大声でわめきながら歩いている・・・


しばらく歩いていると例の石を見つけたらしく息子の機嫌は180度!


おまけにその石は私のザックに・・・

「重たいんだよ!!石が!!!」

何で俺だけ背負わにゃならんのか・・・


その上ピークで飲む筈だった氷で冷やしたビールもまだ背中に・・・・

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