ピントを合わせた被写体の前後どのくらいの範囲が鮮明に写るかを
被写界深度(depth of field)と言います.

ここでは浴衣の少女を2通りに撮影して被写界深度を比較しています.



被写界深度が深い写真の例
...前後の広い範囲が鮮明に撮影されています.


焦点距離50mmのレンズで
絞りをF16まで絞った作品です.
標準レンズでも絞れば深みが得られます.

被写界深度が浅い写真の例
...少女だけが鮮明に撮影されています.


焦点距離85mmのレンズで
絞りをF2.8まで開いた作品です.
少し長めの玉という選択です.


距離はほぼ同じです.シャッターはAEです.


  1. 焦点距離(focal length)は短いほど,
  2. 絞り(aperture)は絞るほど
  3. 被写体から離れれば離れるほど

    被写界深度は深くなります.

  1. 焦点距離(focal length)は長いほど,
  2. 絞り(aperture)は開くほど
  3. 被写体に近づけば近づくほど

    被写界深度は浅くなります.

被写界深度は手前で浅く,背後で深くなります.


50mmを標準として, 35mmとか24mmとかの短い玉(広角レンズ)を使い,
11とか16とか数値が大になる方向に絞りを絞りみ
被写体から離れれば奥行きのある作品が撮れます.

50mmを標準として, 85mmとか115mmとかの長い玉(望遠レンズ)を使い,
2.8とか1.8とか数値が少なくなる方向に絞りを開き
被写体に近づいて背景が被写体の十分後ろにある構図を選べば背景をぼかせます.


レンズを選んだら,簡単には「絞り優先AE」で絞りを合わせ,
シャッタースピードはカメラにおまかせです.




レンズには「被写界深度目盛り」がついていたりもします.
この目盛りから鮮明に撮影される範囲を読み取ることもできます.





短い玉では深い被写界深度が得られます.





標準レンズではどちらの撮影も可能です.





長い玉では被写界深度は浅くなります.




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