写撃手よ,感性のおもむくままに,撃て!
SUPER SHOOTER:Canon A-1



高性能ディジタルコンピュータ搭載(笑)
自動露出(AE)で考えられる全5モードの
すべてをサポートした「A-1」(Canon)の写真です.



広範な自動露出(AE)連動範囲

EVマイナス2からプラス18(ASA100, ISO 100/21°)に及ぶワイドレンジで5モードの自動露出(AE)機能が動作.絞り優先の撮影機能を持たないAE-1に始まるAシリーズカメラの最高機種として1978年4月に発売されました.オートフォーカス時代に入る前の一眼レフカメラとしては抜群の操作性を誇る1台だったと思います. 私にとっての一眼レフカメラ入門機でした. 16年間!使ってた愛機でもあります.


「A-1」(Canon)の自動露出(AE)モード

シャッタースピード優先AE

絞りはカメラにおまかせ

絞り優先AE

シャッタースピードはカメラにおまかせ

プログラムAE

両方をおまかせしちゃう場合

絞り込み実絞りAE

被写界深度を確認したい場合

ストロボAE

被写体に対しての適正露出が自動



購入の動機

社会人になって2年目の1983年に, ずっと欲しかった一眼レフを買うとき「できるかぎり操作が簡単なカメラを買おう!」と考えて選びました(笑). 「できるだけいろいろなことを自動でしてくれるカメラがいい」という安易な選択でした. 全5モードの自動露出機能をサポートしていながら驚くほど操作が簡単だったことは確かです. でも, 買ってみてまず,なぜ5通りのモードを備えているのか,5通りのモードはどう違うのかを考える羽目になって(笑), 絞りや焦点距離で被写界深度がどう変るかとかを学びました.撮影に失敗したときほど多くを学べたと思います. 「こんなに良いカメラを使ってるのにぃ...」って感じでした.F1.2の50mmの標準レンズを付けて東京の新宿で10万円でした...安かったと思います. が,思うような撮影ができず,すぐに85mmのレンズを買い足しました. フィルムは初めからリバーサル(スライド用)を使いました.



16年間故障知らず

1999年までの実に16年間!故障知らずで活躍し続けました. 実は, 「フィルムが巻上がらない!」というとんでもない初期不良がありました. 購入店は遠かったので,近くのサービスステーションに持ち込みました. 偶然だったのだと思いますが, 「A-1」を熟知した老練な技術者がたまたま来てて,「おかしいな」と言いながらピンセットを使ってその場で!直してくれちゃった記憶は鮮明です.それ以来,故障は皆無でした.

1999年春にEOS-1N(Canon)を手にして振り返っての難点を言えば, シャッタースピードが速くても1/1000秒と低速で, 明るすぎる日の撮影が難しいこと, 特にストロボを使うとシャッタースピードが1/60秒に固定されてしまって日中シンクロが難しい点だったと思います...オートフォーカスでない点も難点だったろうって?...露出計で明るさを計り,固定焦点レンズでじっくりとピントを合わせてられるなら,その方が良い写真が撮れるという話は本当だと思います.

2004年にディジタル一眼レフカメラを買いました. これと比べると,もうかなり見劣りします. が,「A-1」というカメラに出会えて良かったと思っています. シャッターを半押しするとファインダー内に表示される赤色の7セグメントLEDの撮影データを確認してたときの興奮は忘れがたい想い出です. NEC(日本電気株式会社)の研究所にいた当時,国際会議で発表するための初めての海外出張でニューヨークを訪れたときの作品?がこちらでご覧になれます.




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