カブの亀山隊長(現ボーイ隊副長)ヨーロッパ一人旅。なんと!ボーイスカウトの聖地ブラウンシー島で英国シースカウトのキャンプに乱入。夢って願えば本当にかなうんですよ。
私、亀山周三は8月9日から17日までの9日間、たった一人でヨーロッパに行ってきました。予定が立っていたのは行きと帰りの飛行機の時間だけ、泊まるホテルもいつどこに行くかも何も決まってないという、何ともいい加減な旅行でしたが、それだけにパックの海外旅行ではできない色々な体験ができました。その中でも一番のできごとだったブラウンシー島での各国のスカウトたちとのキャンプをした時の事を紹介しましょう。
ロンドンのウォータールー駅から鉄道で2時間あまり、イギリスの南西部にプールという海辺の町があります。その湾内に平べったく浮かぶ島がブラウンシー島です。1907年、ベーデンパウエルは20人の子供たちを連れてこの島で実験的にキャンプをしました。その後、「スカウティングフォアボーイズ」が出版され、スカウト活動がはじまったのです。そういった意味でやはりブラウンシー島はスカウトにとっては「聖地」ですよね
キャンプができたのはほんと偶然です。島の中にあるスカウトハウスでおじいさんスカウトと話をしていました(当然、英語ですよ)。
おじいさん「きょうはこのあとどうするのか?」
わたし「船でプール市にもどって宿をさがします」
おじいさん「宿がないならキャンプはどうだい?」
と言うわけで案内されたのがイギリスのシースカウトとポーランドのスカウトの合同キャンプ。そこにひとりニッポンのスカウトが一泊だけ合流することになったのです。ブラウンシー島はナショナルトラストにより自然が守られています。だからまさかキャンプができるなんて知らなかったのですが、ここはボーイスカウトとガールガイド(日本ではガールスカウト)だけがキャンプすることができるそうです。
キャンプは実のんびりとしていました。2時にランチを食べ、ディンギーというヨット訓練をしたあとディナーまではクリケットやバレーボール、サッカーとみんな自由にしたいものどおしが集まって遊んでいます
夜のキャンプファイヤーではポーランドのスカウトが歌えばイギリスのスカウトがゲームをする、この繰り返しがテンポよく、言葉のわからないわたしも見よう見まねでからだを動かし、楽しい夜でした。終ごろにはポルトガルのガールガイド3人娘も交えて、キャンプファイヤーが終わったあとも歌声はとどまることを知らず、ギターを奪いあいながら4ヵ国スカウト対抗歌合戦は延々続きました。「芸は身をたすく」ですね。ギター弾けてよかった。
「できたらいいな」が本当にできちゃいました。
イギリスはボーイスカウト発祥の国です。もしかしたら地元のスカウトに会えるかもしれないと思い、制服を着ていきました。で、もしかしたら集会なんかに遭遇するかもしれない、そんな時、一緒に活動できたらいいな、なんて事も思っていました。思っていたら本当にそうなっちゃいました。夢や願いをかなえるチャンスはきっとやってきます。それをタイミングよくつかめばその願いはかないます。みなさんも夢はあきらめないでね!それにしても寝袋もっていっててよかった。でももしこれを見てブラウンシー島でキャンプしようと思ったらきちんと事前に所定の手続きをしてから行きましょう。(どこで手続きをするのかは知りません)
カブ隊隊長 亀山周三